本書のとても良いところはノウハウをテクニックまで落とし込んでることやと思います。
NSCはそれなりに金額がはりますがお笑いを目指す若者は通った方がいいと思います。
ここで得た知識経験は実生活でも役立つことが多いと思います。
「頭の回転の速さに求められるのは満点を出すことではなく安定して７割の結果を出す力」
「頭の回転の速さ」は知識や語彙力を増やすことで論理的思考の延長で身につけられます。
「論理的思考を1秒で完結させる」ためにはスピードとクオリティの高次元での両立が求められます。
テクニカルなところは不断の努力で身につけるしかないものやと思います。
「真似」
オリジナルになるために経験を積む行為が真似するということなんですよね。
どんなオリジナリティも多くの経験を積んだ先に結果として得ることができるものとのことです。
「真似することで成長速度が上がる。 」
「真似をしたものは自分のやりやすいように自然と変化し、結果としてオリジナルなものになる。」
これはとても的を射てると思います。
「守破離」ではないですがやはり基本は型を身につけるため血の滲む努力で基本を身につけるということなんだと思います。
「再現性」
要因・原因を論理的に考えることができると言語化ができるようになります。
再現性が身につくとどんな場面でも調子の波が少なく常に力を発揮することができるとのことです。
自分の考えていることを相手に正確に伝えるためには「具体的なイメージ」と「正確に伝える表現力」の２つが重要になります。
「タイミングを読む力」
頭の回転を速くすることには「タイミングを読む力」も含まれ、その方法として「頭をアイドリング状態にしておく」ことがあげられます。
「チャンスに反応する」「チャンスを見極める」ことができればどんな場面でも一瞬で自分の存在感を出すことができるとのことです。
「反応速度を上げる」
アドバイスを聞いている最中に次に自分がすべきことをすでに考えはじめるとインプットの際にも積極的に頭を使うことができます。
僕はよく半歩先を読むと言いますがやっぱり予測なんですよね。
相手の思うことを先回りして対応することができたら相手もストレスレスで動けます。
それを続けたら信用が重なるということやと思います。
「知識がない人が聞いてもわかるように話す」
自分の頭の中にあることが言葉を通じて相手の頭に入ることで初めて話が伝わります。
ここで架け橋になる言葉は自分の知識と相手の知識と共通でシンプルであることが求められます。
そういう意味で素人が聞いてもわかるように話ができるのはとても重要なことなんやなと思います。
「発想力こそ論理性が大事」
自分の頭の中を論理的に表現できるからこそ再現性が出せる。
本書では自分の思考のクセを理解するとあります。
クセがわかれば自分の思考パターンもわかるので再現性が出せます。
論理的に考えることは仕事の企画でも同様やなと思います。
本書にはたくさんの金言があります。
ぜひ自身の目で読んでいただいて学んでほしい1冊です。
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