なかなか面白い内容でした。
オリンピックの後は開催前に比べて基本的に景気が悪くなるというのは、何かの本で読んで知っていたのですが、その要因や具体的な影響まで知らなかったので本書を購入しました。
ところがオリンピック恐慌というタイトルに関わらずあまりそのこと自体には触れられていません。現状分析として、金融政策や現在の政府の取り組み等の記載はありますが、オリンピック云々というテーマが軸にあるかというとそういうわけではなかったと思います。
ただオリンピックを契機としてこれからをどう生きていくべきかということについて、さまざまな観点から検討・分析・提案がなされており、今後の生き方の指標として一つの答えを示してくれています。
これだけ誰もが情報にアクセスできる時代において、誰も教えてくれなかったという言い訳は通用しないでしょう。情報弱者にならず、これからの時代を生き抜くための一歩として本書は手に取りやすいはずです。小難しい話はあまりないのでこれからどうすべきかの入門書としてオススメです。
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オリンピック恐慌 (幻冬舎新書) 新書 – 2018/1/30
岸 博幸
(著)
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購入オプションとあわせ買い
多くの人が実感できないまま好景気は続くが、それも東京五輪までだ。五輪特有の盛り上がりが終われば経済が厳しい局面に入るのは過去の各国の例でも明らか。五輪終了までに企業の生産性向上や膨張する年金・医療の社会保障費見直しに向け、政治家、官僚らは改革を断行する必要がある。個々人は来る危機に備え「稼ぐ力」を今こそ身につけたい。年金に頼らず75歳まで働くことも想定すべきだ――。経済政策に長く携わってきた著者が五輪特需や直近の株価ばかりに目が向く風潮に危機感を募らせて書き下ろす、現代を生き抜くための指南書。
- 本の長さ309ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2018/1/30
- 寸法17.3 x 10.9 x 1.5 cm
- ISBN-104344984846
- ISBN-13978-4344984844
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著者について
一九六二年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒。八六年、通商産業省(現・経済産業省)入省後、コロンビア大学経営大学院でMBA取得。二〇〇一年、竹中平蔵大臣(当時)補佐官に就任、〇四年以降は政務秘書官を務める。〇六年経産省を退官。現在、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、エイベックス・グループ・ホールディングス顧問などを兼任。永田町、霞が関、地方自治体での政策立案や総合格闘技団体RIZINの運営などにも携わる。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2018/1/30)
- 発売日 : 2018/1/30
- 言語 : 日本語
- 新書 : 309ページ
- ISBN-10 : 4344984846
- ISBN-13 : 978-4344984844
- 寸法 : 17.3 x 10.9 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 738,378位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
将来が不安になる。書いてることはその通りだと思うし勉強になる事も記載している。
2019年4月22日に日本でレビュー済み
あとがきから読むことをお勧めする。
オリンピックとはほぼ無関係で、日本の経済、社会制度の問題点と、個人の生き方指南。
目新しい観点はほとんどなく、どこかで目にしたような主張ばかりでつまらないな、と我慢しながら読んだ。
だが、最後にあとがきを読むと、著者は子供時代からかなりご苦労があり、それを乗り越えて、現在がある模様。そのことを知ったうえで本書を読んだ方が、面白く感じられそうだ。
元官僚まであと2年の間に、あれもこれもやらないと」という主張なのだが、そもそももっと早く出版される予定が遅れたとのこと。というタイミングで出された。
オリンピックとはほぼ無関係で、日本の経済、社会制度の問題点と、個人の生き方指南。
目新しい観点はほとんどなく、どこかで目にしたような主張ばかりでつまらないな、と我慢しながら読んだ。
だが、最後にあとがきを読むと、著者は子供時代からかなりご苦労があり、それを乗り越えて、現在がある模様。そのことを知ったうえで本書を読んだ方が、面白く感じられそうだ。
元官僚まであと2年の間に、あれもこれもやらないと」という主張なのだが、そもそももっと早く出版される予定が遅れたとのこと。というタイミングで出された。
2018年4月7日に日本でレビュー済み
景気がよいのに実感が湧かない理由を、長期的な成長率(潜在成長率)をベースに解説。
潜在成長率1%弱という厳しい数値に、それは賃金あがらないよなぁと思わず納得した。
改めて成長戦略の重要性を認識しました。
ここまでなら普通評価ですが、最終章のスマホと集中力の低下に関する記述は、
子を持つ親にはとても参考になるものばかり。
シリコンバレーの仕掛け人たちが、実はスマホの影響対策として物理的に接続を遮断しているという
記述は、結構ショックをうけた。
スマホの悪影響を薄々感じながらも、子供にうまく説明できない親にはとても参考になる章でした。
これだけで評価1ランクアップです。
潜在成長率1%弱という厳しい数値に、それは賃金あがらないよなぁと思わず納得した。
改めて成長戦略の重要性を認識しました。
ここまでなら普通評価ですが、最終章のスマホと集中力の低下に関する記述は、
子を持つ親にはとても参考になるものばかり。
シリコンバレーの仕掛け人たちが、実はスマホの影響対策として物理的に接続を遮断しているという
記述は、結構ショックをうけた。
スマホの悪影響を薄々感じながらも、子供にうまく説明できない親にはとても参考になる章でした。
これだけで評価1ランクアップです。
2018年8月13日に日本でレビュー済み
他の開催国でも歴史的に共通するオリンピック恐慌のメカニズムと現状の進捗状況、またそれを踏まえた対処法を期待して手に取ったのだが、内容的には現状の政治・財政の問題点(=特に社会保障改革の遅れ)の解説が半分を占め、対処法も他の書き手がよく書いてる当たり前なもの(=例:キャリアプランを立てる、iDeCo・NISA・つみたてNISAの紹介など)に終始しており、なぜか最後の章では突然、世の人びとのスマホの使い過ぎが批判されるなど、余り欲しい内容が書かれていなかった。
ただ、小ネタには結構面白い話も多く、日本では信号の数より美容院が多いとか、日本株の下げ傾向が基本となる今後、買いからではなく売りから入る投資法(信用取引やFX、株価証拠金取引)の勧めなどは印象に残った。
ただ、小ネタには結構面白い話も多く、日本では信号の数より美容院が多いとか、日本株の下げ傾向が基本となる今後、買いからではなく売りから入る投資法(信用取引やFX、株価証拠金取引)の勧めなどは印象に残った。
2018年7月28日に日本でレビュー済み
前書きで著者が謝っている通り、本書はオリンピックの後は恐慌が来るということを説明する内容ではない。現在の日本の財政状況、高齢化の進展を踏まえると、この2年間で手を打たないと、オリンピック後の日本経済や財政はどんどん悪い状態になるし、それに対する備えをどのようにするかを説明している。
個人的に参考になったのは、第3章の年金と社会保障のパートだ。これに関しては大丈夫という人と、破綻するという人が真っ二つに分かれるところだが、著者は破綻することはないが、現状を維持することは無理で、支給額の削減や給付年齢の引き上げなどに追い込まれるという意見で、自分もそれが妥当な結論と感じた。かといって著者ように70歳まで働きたいとは思っていないので困るが、どのように対処するかよく考えて行動する必要があると思った。
個人的に参考になったのは、第3章の年金と社会保障のパートだ。これに関しては大丈夫という人と、破綻するという人が真っ二つに分かれるところだが、著者は破綻することはないが、現状を維持することは無理で、支給額の削減や給付年齢の引き上げなどに追い込まれるという意見で、自分もそれが妥当な結論と感じた。かといって著者ように70歳まで働きたいとは思っていないので困るが、どのように対処するかよく考えて行動する必要があると思った。
2018年10月10日に日本でレビュー済み
この本のおかげで不安と恐怖に陥ったので一念発起して新しく勉強や自己投資を始めました。