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マネー・ボール〔完全版〕 Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 414個の評価

1990年代末、オークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行。チームを強豪へと変えていく――
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商品の説明

著者について

1960年ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。プリンストン大学で美術史の学士号、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学の修士号を得たあと、ソロモン・ブラザースに入社。債券セールスマンとしての3年間の経験をもとに執筆した『ライアーズ・ポーカー』で作家デビューし、同書は世界的ベストセラーとなった。本書『マネー・ボール』で詳述されたビリー・ビーンのマネージメント手法は、激しい議論を巻き起こしつつもその後のアメリカ野球に大きな影響を与え続けている。ブラッド・ピット主演で映画化もされた。他の著書に『コーチ』『ブラインド・サイド』『世紀の空売り――世界経済の破綻に賭けた男たち』『ブーメラン――欧州から恐慌が返ってくる』など邦訳多数。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00CPW2Z9U
  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2013/4/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/4/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 623 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 472ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 414個の評価

著者について

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マイケル・ルイス
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出版から何年も経っているにも関わらず、新鮮な知識を得ることができました。
2023年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大谷翔平や山本由伸のドジャース契約金の大きさに、アメリカ凄いなと素直に驚き、増々高騰していく現状にちょっと怖さを感じたりしている今日この頃(2023年12月)ですが、本書で取り上げられたテーマは、ドジャースのような金持ち球団とは対極をなす貧乏球団オークランドアスレチックスが、なぜ金持ち球団に勝つことができているのかを掘り下げた、ノンフィクション作品です。
 ちなみに本書が発表され(イチローがメジャーリーグに入団して3年目、野茂英雄がメジャー通算100勝を達成した年)てからもうすでに20年以上がたっていることから、このアスレチックスが行った手法は様々なチームで実践されているようですが、当時の常識を破るその手法は衝撃的で、野球に詳しくない私が今読んでも、結構衝撃的です。
 驚いたのは「送りバントは全くの無駄」「盗塁は試みるな」「出塁率は超打率より3倍重要」「守備能力や足の速さは忘れていい。打率より出塁率、アウトにならない率が何より大事」「四球を多く選ぶ選手が優秀な選手」「エラーをしない才能などメジャーリーガーにとって重要ではない。エラーを記録されたくなければ、動作を少し緩慢にしてボールに追いつかなければいい。エラーをするのは的確な動作をした場合に限られる」といった点で、これら一見「そんなことはないだろう」と思うような内容ですが、これらはしっかりデータに裏付けられた事実なのです。
 貧乏球団アスレチックス成功の原点は「野球の諸要素をあらためて見直そうという姿勢」にあるという。
 アスレチックスのゼネラルマネージャーであるビリー・ビーンは体系的科学分析を通じて、安くて優秀な人材を発掘していきます。
 アスレチックスがドラフトやトレードで獲得した選手の大半は、他球団で過小評価されていた選手たち。
 そんな選手たちに真の実力を示す機会を与えた点は、事実だけに本当に感動的だ。
 ドラフト準備会議におけるベテランのスカウトたちが、古い野球観で意見を述べあう場面、これはブラッド・ピット主演で本作を原案として映画化された場面でもしっかり再現されていましたが、古い考え方を変えさすことは非常に難しい。
 スカウトは出塁率が高くても痩せぎすで小柄な選手を評価しない。
 しかし、データを冷静に分析すればスカウトの偏見に惑わされずにすむ。
 選手がどう見えるか、将来どうなりそうかという主観的評価より、現実にどんな成績を残しているかが重要だとビリーは考える。
 それを裏付けるスタッフがパソコンを駆使してデータを分析するポール(映画では、あまりにも見た目の印象が違うという理由でポール本人が名前を使うことを拒否し、ピーターという名前になっていました)だ。ポールがいなければ、ビリーもここまで成功しなかったのではないか、というくらい彼の存在は大きい。
 ある選手の移籍により獲得得点がどう変化し、年間何試合勝ち数が変化するのかが、ポールのコンピュータのおかけで客観的に計算できる。
 ポールは言う「われわれは、野球をスポーツイベントではなく技能の戦いだと見ています」
 最後にビリーが肝に銘じている簡単な原則の一つを紹介します。
「現状がうまくいっていても、改善は常にプラスになる。現状維持などしょせん不可能」
 本書は、野球だけに限らず、社会でも役立つ考え方を見直すきっかけになる、示唆に富んだ内容の本です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネスにおける勝ち方が記されているとても面白い著書でした。

野球業界における強者の弱点を捉え、それに対する戦略を忠実に黙々とやり続けることが本質なのだなと考えさせられました。

カリスマ性とは表層でしかなく、地に足をつけて地味なことをひたすらやり抜く力というものの重要性に気付かされる一冊です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今ではデータ野球が当たり前になっているので、特に驚きはないが、一般社会では例え一流と言われる企業でもここまでデジタルな経営は出来ていないだろう。

目標があるなら、それを数式で表現してみる。完璧な数式では有り得ないが、それを考えるプロセスは有益。

後は結果を出すまでの批判に耐える資本があるかどうか。基本的に人は変えられないから、方針に合う人を取ってくるスタイル。

ビリー・ビーンが自分と違うタイプを探している点は尊敬できる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あいまいな大リーク選手の評価をデータに基づき見直し、金がなくても勝てるチームを作ったアスレチックスのゼネラルマネージャとその当時の人たちを描いたノンフィクションである。この本は登場人物が存命かつリアルタイムで活躍している時期に発行されている。しかも実名で描かれている。従って、この本が発表されたとき大きな反響があったようである。主人公を非難する人が多数出てきたり、アスレチックスの選手獲得の秘密がばれてその後の選手獲得に影響が出てしまったりと大変なことになったようだ。アメリカらしい。たまたまクリント・イーストウッド主演の『人生の特等席』を観た後にこの本を読んだ。大リーグのスカウトがどういうものがよく分かった。この映画ではデータに基づく評価を批判的に描いていた。映画が発表されたのは『マネーボール』が発行されて9年後である。この本が出てから選手評価の指標が変わってきたのは間違いないと思うが、米国人の中にはまだまだ従来型スカウトあるいは指標への哀愁が残っているようであり興味深い。この本を読んで、打点であるとか、エラー/ヒットなどの評価が運に左右され曖昧であるかがよく分かった。約460頁ある大部であるが小説のように描かれているので読みやすく面白い。野球に対する見方が変わると思う。お薦めです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月31日に日本でレビュー済み
久し振りに再読(私のは2013年4月発行).昔、小田嶋隆さんが「アメリカ人は数値で細かく表現できるスポーツが好き」と岡康道さんとの対談で喋っていて、なるほど!と膝を打った記憶がありますが、その「数値」が大好きなアメリカ人達を描いたのが本書です(彼らと比較されるのは「見た目」や「印象」が第一の人達ですが、それはそれでアメリカ人っぽい).優れた選手(=年棒が高い)を揃えた金持ち球団に、貧乏球団がどう立ち向かえば良いのか?という出発点から、そもそも野球とは一体どういうスポーツなのか?という再定義に立ち返り、試合で勝てる選手を評価する「数値」をアマチュアの野球ファンが編み出し、それに沿って貧乏球団のビリー・ビーンが球界が見放したような選手(=年棒の低い)ばかりでチームを編成したら、これが金持ち球団を次々に破ってプレーオフ進出を果たす、という痛快なストーリーです(しかし優勝はできない).「わたし」を含む登場人物達がなんということもない日常会話をだらだらと交わす、もってまわった文体は少々キザな感じもしますが(たぶん英語圏の読者にはそういうのが知的に見えるのだと思う)、「暇を持て余して」データ解析に打ち込む野球オタクたち、自身の敗北人生をひっくり返そうともがき続けるビリー・ビーン、念願のプロになったけど活躍できない選手達、旧来の慣習に縛られたスカウト達を含め、みんなを愛すべき野球人達として暖かく見ているような感じもします.初めて一塁を任されてオロオロするスコット・ハッテバーグ、「いつの間にか(腕が)下がっていた」サブマリナー投法のチャド・ブラッドフォード、ドラフト一位指名を「イタズラ電話と思った」”偉大なるでぶ”ジュレミー・ブラウン、といった選手達のお気楽(に見える)人生模様の描写が私は好きです(ちょっとサラ・イネスさんのマンガみたい).また個人的にはマット・キーオ選手やセシル・フィルダー選手の名前があって嬉しかったです(いずれもかつて阪神タイガースで活躍).資本の論理に忠実で、冷徹かつ弱肉強食なビジネス世界でありながら、同時にとても人間臭い世界でもあるアメリカ野球界を描いていて、面白い本だと思います.
2013年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知っている人は知っている、マネーボールである。
Kindle化されていたので、遅まきながら読んでみた。

金欠球団 オークランド・アスレチックスが
本書の主人公、ビリー・ビーンがセイバーメトリクスを導入し
他の球団が見向きもしない「お買い得」な選手を発掘して金持ち球団に一泡吹かせる物語、と
何となく知ってていたが、そんな内容なのだろうと思ってずっと未読だった。

Kindle化されていたので読んでみたら、一直線に単純な成功物語ではなかった。
さすがマイケル・ルイスである。

主人公、ビリー・ビーンは線種としてだれもが認める、
「大リーグのオールスター」級の抜群の才能を持ちながら、
メンタル面の弱さがたたり、ついに大成することはなく、
トレードトレードの末にたどり着いたアスレチックスで球団職員としての一歩を踏み出す。
当時のGM、アンダーソンは野球経験の無い弁護士出身という珍しい経歴の持ち主で、
旧来の常識にとらわれない新風を吹き込もうとし、
セイバーメトリクス的な考え方も彼が目を付けた。

では、セイバーメトリクスはアンダーソンが考えたのかというとそうではなく、
ビル・ジェイムスという大学院を中退し食品工場で夜間警備員として働いていた
ちょっと風変わりな人物の自費出版から広がったものである。
ビル・ジェイムスが「野球抄1977」を出版してから、
ビリー・ビーンがドラフトの判断基準に本格的にセイバーメトリクスを導入する2003年まで、
実に四半世紀もの時間を要しているが、
ジェイムス以前にもセイバーメトリクス的なアプローチを試みた人もいた。
一つの画期的なアイデアが日の目を見るまで様々な偶然を必要とするものである。

そんなアスレチックスに見いだされて活躍の場を得た選手もいる。
たとえば、チャド・ブラッドフォードという投手。
大リーグに入るなんてあり得ないという選手だったが、
何とかホワイトソックスに入団できたものの、
それでも3Aでくすぶる日々が続く。

超アンダースローから繰り出す速球は130から135キロそこそこで、
メジャーでは通用しそうになかったが、
リリースポイントが遅く打者には150キロぐらいの速球と同じに見え、
球筋は読みにくく、「とんだ食わせ物」という評判が立っていた。

アスレチックス登場。ホワイトソックスも他の球団も
評価しない、そんなブラッドフォードをお宝発掘よろしく迎え入れ、
彼は中継ぎのエースとして大活躍をする。

主人公はビリー・ビーンであり、彼の半生の物語であるが、
様々な人間の偶然に満ちた人生が幾重にも重なった
パッチワークのような物語である。

原文が持つユーモアとシニカルさが生き生きと伝わってくる
訳文はテンポが良く読みやすい。
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