身近な乗り物である自転車の魅力を、著者が教えてくる作品です。
居住する善福寺界隈の描写は流石です。
中心に書かれている東京も、観光地以外で素晴らしい所はたくさん存在します。
肩の力を抜いて気軽に読める一冊です。
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東京自転車日記 (新潮文庫 い 34-15) 文庫 – 2000/2/1
泉 麻人
(著)
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/2/1
- ISBN-104101076251
- ISBN-13978-4101076256
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/2/1)
- 発売日 : 2000/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 273ページ
- ISBN-10 : 4101076251
- ISBN-13 : 978-4101076256
- Amazon 売れ筋ランキング: - 962,469位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,109位日本文学(日記・書簡)
- - 11,012位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月3日に日本でレビュー済み
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東京在住でポタリング好きの私にとって楽しい一冊。
自転車、自転車していなくて、歩き散歩の自転車判の感じがよい。
自転車、自転車していなくて、歩き散歩の自転車判の感じがよい。
2018年7月17日に日本でレビュー済み
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著者が住んでいるのが中央線と井の頭線の中間の杉並区成田西。
善福寺川のうねりがすぐというとても住み心地のよさそうな場所ですね。
そこから各地へこぎだすのですが、在所がちがう人間には当地へいきにくい、あまり
参考にはならない道々でした。遠征の場合はチャリは現地調達してますしね。
東京の裏道的な読み物としても若干うすい内容でした。
どうも著者にはあたりはずれがある。本書は書き飛ばし気味でした。忙しかったのかな?
善福寺川のうねりがすぐというとても住み心地のよさそうな場所ですね。
そこから各地へこぎだすのですが、在所がちがう人間には当地へいきにくい、あまり
参考にはならない道々でした。遠征の場合はチャリは現地調達してますしね。
東京の裏道的な読み物としても若干うすい内容でした。
どうも著者にはあたりはずれがある。本書は書き飛ばし気味でした。忙しかったのかな?
2009年6月27日に日本でレビュー済み
1997年に出た単行本の文庫化。
文庫化に際して写真やキャプションの更新・改訂が行われている。
東京のあちこちを自転車で散歩したエッセイ。浅草とかの下町なら歩いても面白いが、郊外の住宅地では自転車のスピードがちょうどいい。そんなわけで書かれた「路上観察」の本だ。
井草でミノファーゲンという謎の工場を探したり、焼き芋屋の「基地」を見つけたり、武蔵野で牛を飼っている農家を見つけたら牛糞を掘り返して甲虫を探したり、板橋に大仏を見に行ったり、けっこう楽しそうだ。
一昔前の東京を知る人に読んで欲しい本だ。
文庫化に際して写真やキャプションの更新・改訂が行われている。
東京のあちこちを自転車で散歩したエッセイ。浅草とかの下町なら歩いても面白いが、郊外の住宅地では自転車のスピードがちょうどいい。そんなわけで書かれた「路上観察」の本だ。
井草でミノファーゲンという謎の工場を探したり、焼き芋屋の「基地」を見つけたり、武蔵野で牛を飼っている農家を見つけたら牛糞を掘り返して甲虫を探したり、板橋に大仏を見に行ったり、けっこう楽しそうだ。
一昔前の東京を知る人に読んで欲しい本だ。
2005年1月16日に日本でレビュー済み
自転車で東京の近郊を気の向くままに巡る散歩。
筆者の鋭い観察眼は、美しい自然の風景や観光地よりも、家が建て込んでゴミゴミした東京の街において、かえって光ってくるように思える。一見平凡な街なみから、数十年前の古い東京の名残を発見したり、看板や高圧線の鉄塔からどこか不思議な街の気配を読み取る。
一見退屈に思えるような近場の街を見直して、ふらりと散歩に出てみようかという気にさせられる一冊。
筆者の鋭い観察眼は、美しい自然の風景や観光地よりも、家が建て込んでゴミゴミした東京の街において、かえって光ってくるように思える。一見平凡な街なみから、数十年前の古い東京の名残を発見したり、看板や高圧線の鉄塔からどこか不思議な街の気配を読み取る。
一見退屈に思えるような近場の街を見直して、ふらりと散歩に出てみようかという気にさせられる一冊。