Docker に触れるのは初めてでしたが、簡易なサンプルに十分な説明がなされており、
効率よく使い方を学ぶことができました。
本書の前提としている環境とは少し異なりますが、自宅の古いPCをUbuntu サーバーにして、
作業用PCからSSHで接続する形で全てのサンプルを実行できました。
本書
1) AWS EC2インスタンスに Ubuntu Server 18.04 LTS 64bit をインストール
2) Ubuntu 上に Kubernetes 環境を構築
3) Kubernetes から Docker Hub アカウントのプライベートなリポジトリにアクセス
当方
1) 古いPC(Core2Quad)に Ubuntu Desktop 20.04 LTS 64bit をインストール
2) Ubuntu 上にインストールした KVM 上に Kubernetes 環境を構築
3) Kubernetes から Ubuntu 上に Docker コンテナとして作成したプライベートレジストリにアクセス
環境の違いだけでなくバージョンの違いもありましたが、本書にも度々言及されているように、
公式ドキュメントを参照することで対応できました。
少し手間取ったのは、Kubernetes からプライベートレジストリへのアクセスにTLSを利用したBasic認証を
使えるように設定したところです。
プライベートレジストリには Docker 公式イメージの registry を使用し、Docker Compose で作成しました。
また、Minikube は kvm2 ドライバーを使いましたが、先に KVM をインストールしておけばよく、
Minikube 用の設定は不要でした。KVM は一般的なインストール方法で大丈夫でした。
最後に一つだけ、気づいた点を報告しておきます。
StatefulSet の作成について。
本書の statefulset.yaml は imagePullSecrets が欠落しているため、イメージが Pull できず、
ImagePullBackOff エラーとなり Pod が作成されませんでした。
deployment.yaml と同じように imagePullSecrets を追記することで Pod が作成されました。
また、statefulset.yaml による StatefulSet の作成には PersistentVolume と PersistentVolumeClaim
が必要です。それらが存在しない場合、StatefulSet は起動せず、待機状態となります。
後から persistent.yaml を使って pv と pvc を作成すれば待機状態から起動しますが、
先に pv と pvc を作成しておいた方が無難だと思います。
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さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築 Kindle版
デファクト技術の「コンテナ」
「わかる」から「使える」へ
サーバー環境だけでなく幅広く使われている「コンテナ技術」は、もはやデファクト技術と言っても言い過ぎではないでしょう。インフラ技術者だけでなく、アプリケーション開発者にとっても重要な技術です。
本書は、自分でコンテナ環境を構築できるようになるための本です。題材に「Docker」を使いました。「技術解説書」というより「技術実践書」。IT技術を本当に理解するには理論の学習だけでは不十分で、実際にさわってみることが大事です。そうすることで初めて腹落ちし、「技術がわかる」状態から、「技術が使いこなせる」状態にレベルアップすることができます。
本書では、Dockerのインストール方法に始まり、基本的なWebサーバーを起動させるところから、永続化、ネットワーク、コンテナイメージへと順番に学ぶことができます。さらに、複数のコンテナを使うことを想定し、「Docker Compose」や「Kubernetes」についても学習できます。Kubernetesは学習ツールとして「Minikube」を用い、最終的に「Amazon EKS」でコンテナを実行するはじめの一歩までを説明します。
新しい技術の習得は、想像している以上に難しいものです。理解できていない状況でやみくもに技術に触れても、迷子になるばかり。本書では「迷子にさせない」工夫が満載されており、本書の通りに実施すれば、迷うことなく、コンテナ環境を構築できます。
インフラ技術者の最初の1冊として執筆していますが、アプリケーション開発者のインフラ学習書としても最適です。ぜひあなたも、本書を活用してコンテナ技術を習得してください。
「わかる」から「使える」へ
サーバー環境だけでなく幅広く使われている「コンテナ技術」は、もはやデファクト技術と言っても言い過ぎではないでしょう。インフラ技術者だけでなく、アプリケーション開発者にとっても重要な技術です。
本書は、自分でコンテナ環境を構築できるようになるための本です。題材に「Docker」を使いました。「技術解説書」というより「技術実践書」。IT技術を本当に理解するには理論の学習だけでは不十分で、実際にさわってみることが大事です。そうすることで初めて腹落ちし、「技術がわかる」状態から、「技術が使いこなせる」状態にレベルアップすることができます。
本書では、Dockerのインストール方法に始まり、基本的なWebサーバーを起動させるところから、永続化、ネットワーク、コンテナイメージへと順番に学ぶことができます。さらに、複数のコンテナを使うことを想定し、「Docker Compose」や「Kubernetes」についても学習できます。Kubernetesは学習ツールとして「Minikube」を用い、最終的に「Amazon EKS」でコンテナを実行するはじめの一歩までを説明します。
新しい技術の習得は、想像している以上に難しいものです。理解できていない状況でやみくもに技術に触れても、迷子になるばかり。本書では「迷子にさせない」工夫が満載されており、本書の通りに実施すれば、迷うことなく、コンテナ環境を構築できます。
インフラ技術者の最初の1冊として執筆していますが、アプリケーション開発者のインフラ学習書としても最適です。ぜひあなたも、本書を活用してコンテナ技術を習得してください。
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2020/6/11
- ファイルサイズ47531 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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登録情報
- ASIN : B089VZXX63
- 出版社 : 日経BP (2020/6/11)
- 発売日 : 2020/6/11
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 47531 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 562ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,005位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 129位工学 (Kindleストア)
- - 211位コンピュータ・IT (Kindleストア)
- - 340位コンピュータ・IT (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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テクニカル・ライター、プログラマ/システムエンジニア。専門は、Webシステム。
「情報セキュリティスペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」を保有。
Webシステム、データベースシステムを中心とした記事を多数発表。
[大澤文孝のなんでこんなにコミットしてるの]
http://osawafumitaka.blog.so-net.ne.jp/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容的には初心者がDockerを学ぶには丁度よいと思う。
しかし、Kindle版の目次が章レベルの9行だけとは・・・手抜き加減も度を越している。
しかたないので、本文中にある目次のスクショを取得して、別途参照できるようにしている。
コンテンツが優れているだけに勿体ない。
しかし、Kindle版の目次が章レベルの9行だけとは・・・手抜き加減も度を越している。
しかたないので、本文中にある目次のスクショを取得して、別途参照できるようにしている。
コンテンツが優れているだけに勿体ない。
2022年4月15日に日本でレビュー済み
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「2-2-1 Amazon EC2にLinux環境を用意する」
でamazonAWSのEC2コンソールで設定するようになってますが
たぶん、執筆時とは「EC2コンソール」が変更になっていると思います。
私のような初心者の方は、ここでつまずく人もいるかと思いますが、
p.54あたりの作業は
①左の[インスタンス]メニューの[インスタンス]をクリック
②右上の[インスタンスを起動]をクリック
③[名前とタグ]で[名前]を設定
④本章記載の設定を行う。
とすればよいかと思います。
でamazonAWSのEC2コンソールで設定するようになってますが
たぶん、執筆時とは「EC2コンソール」が変更になっていると思います。
私のような初心者の方は、ここでつまずく人もいるかと思いますが、
p.54あたりの作業は
①左の[インスタンス]メニューの[インスタンス]をクリック
②右上の[インスタンスを起動]をクリック
③[名前とタグ]で[名前]を設定
④本章記載の設定を行う。
とすればよいかと思います。
2022年5月16日に日本でレビュー済み
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良書‼️
動画やサイトなど、部分的というか他人の理解の説明を何度か見るも全体が見えず、概念の説明がつながらず…この本でようやく全体から詳細までがつながりました。
全体から体系的に説明され、迷子にならずに進められ、疑問も先回りして説明に組み込まれている為、初心者でもわからないところは調べながら進めやすいと思います。
筆者や関係者に感謝したい。
動画やサイトなど、部分的というか他人の理解の説明を何度か見るも全体が見えず、概念の説明がつながらず…この本でようやく全体から詳細までがつながりました。
全体から体系的に説明され、迷子にならずに進められ、疑問も先回りして説明に組み込まれている為、初心者でもわからないところは調べながら進めやすいと思います。
筆者や関係者に感謝したい。
2024年3月15日に日本でレビュー済み
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Dockerの入門書としてはマイナビ出版の『仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほん』と二分する書籍であちらはローカルPCにDockerDesktop入れて学習するのに対し、こちらはAWSのEC2を利用する形である。
実際の仕事はこちらの本の内容を使うことが多いが基礎を学ぶには少し難易度が高いと思う。ECSやECRの書籍は別にあるのでそこをサポートできないこの本は前述の本に比べて中途半端になっている。
イラスト等も含めてマイナビの本の方が初心者の理解はしやすいと思う。
願わくば最新のAWSを利用しもう少し踏み込んだ内容を加えた第二版を作成して欲しい。k8sのページはもう少し減らしてもいいと思う。こちらもやはり物足りない。
内容は決して悪くないのでアップデートに期待
実際の仕事はこちらの本の内容を使うことが多いが基礎を学ぶには少し難易度が高いと思う。ECSやECRの書籍は別にあるのでそこをサポートできないこの本は前述の本に比べて中途半端になっている。
イラスト等も含めてマイナビの本の方が初心者の理解はしやすいと思う。
願わくば最新のAWSを利用しもう少し踏み込んだ内容を加えた第二版を作成して欲しい。k8sのページはもう少し減らしてもいいと思う。こちらもやはり物足りない。
内容は決して悪くないのでアップデートに期待
2022年5月8日に日本でレビュー済み
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とても分かりやすい
この本で挫折することはないと思う
うまくいかない人はおそらくよくちゃんと読んでないと思う
この本で挫折することはないと思う
うまくいかない人はおそらくよくちゃんと読んでないと思う
2022年4月24日に日本でレビュー済み
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ちょうどいい本です。全体像を掴んでウェブの情報を理解する足がかりとしては良い。
2022年3月20日に日本でレビュー済み
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解説は判りやすく、docker 初学者にもストレスなく学習ができる内容となってます。
購入して良かった一冊です。
購入して良かった一冊です。