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森林異変 日本の林業に未来はあるか (平凡社新書 583) Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 30個の評価

2011年の世界森林年に、岐路に立つ日本の森を点検する。国産材の需要の高まり、機械化の進展の一方、働く者の高齢化など問題も山積する。全国を取材した著者がその未来を予測。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00EPVI9W6
  • 出版社 ‏ : ‎ 平凡社 (2011/4/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/4/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 9550 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 202ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 30個の評価

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田中 淳夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この手の解説書は著者の立場によって主観的に書かれているものが多いが、本書は行政資料などよく調べてデータに基づいて分析されているので客観性、信頼性は高いと思う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「何故日本の林業は廃れてしまったのだろう?」という問いに、産業の歴史を紐解きながら解説してくれる本です。
林業関係者でなくても、林業の歴史や課題の全体像をザクっと理解できます。
課題の1つ1つが非常に根深いので、どうすれば未来ある林業に発展させることができるかをよくよく考えさせられる一冊です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
林業の構造理解のための初歩となれば、と思い購入した一冊。しかしながら本書は、そのボリューム以上の内容に触れており、これまで持っていた林業衰退のイメージを覆してくれた良い本だった。
林業衰退の理由は判で押したようにいずこも「安い外材に押された」となっているが、同書はそれを形成した政府施策や林業従事者の問題にも切り込んでいたように思われる。指向性のないばらまき補助金が衰退の主な理由であるが、現在はそれらを活用して大型機械等を導入し、かつ大型事業体を形成して取り組んでいる新ビジネスモデルにも言及しており、今後の日本林業へ期待を持てる内容となっている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在の日本の林業がどのような状況にあるのかよくわかります。良い事例も載っており、参考になります。
2018年12月25日に日本でレビュー済み
図書館本

著者の森林や林業に対する熱い気持ちは分かるのだが、
序章から「今や日本の国土は、有史以後もっとも森林面積は多い」
なんて書かれると、?マークが頭の中に一杯浮かんでくるわけです。
割り箸本の時もそうでしたが、1次情報や引用先が表示されていないので本当ですか?となるわけです。
ちなみに著者のHPでは「戦後の国民の努力は、有史以来再校の森林面積を生み出した」 再校は再考が必要かと思うのですが。

自らの足で歩き取材する手法は素晴らしいと思う。そこから見えてくる問題点も指摘されている。
是非とも、梶山恵司「日本林業はよみがえる」を超える田中林業復興プランを見せてもらいたい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月17日に日本でレビュー済み
「森林や林業の恩恵をより多く受けているのは街の人である。」と書く著者に共感する。「街が林業を作った/森が街に行くことが林業だった」とは至言である。

資本主義経済は生産と消費とを分離し、その間をつなぐ流通と、それぞれの分業の確立によって成長・発展してきたが、今日の状況では、その分離の行き過ぎが社会の全体性を損ない、分解・崩壊の危機を招いている。例えば鬼頭秀一の提唱する「社会的リンク論」(ちくま新書『
自然保護を問いなおす 』などを参照)などは、そうして分断された全体性を回復することによって、現在の我々の危機的状況を乗り越えようとするものと理解しているが、それにはまず著者の言うように、「街は森に対していかなる責任を負うのか」を意識することが必要だし、木材の生産・流通だけでなく建築や森林生態系・地域景観までを一体に考える、「大林業」の発想が求められるだろう。

それにしても、これまでにも何冊か、森林関係の本は読み、2000年代前半までの日本の森や林業の状況もある程度は理解しているつもりでいたのだが、その後のわずか数年で、国産木材の価格が外材以下になり、木材自給率も上昇するなど、ここまで劇的な変化が起きていたとは驚いた。

その変化は現時点では残念ながら、日本の森や山村を守る方向に向かってはいないようだが、しかしわずか数年でこれほどの変化が起きるのであれば、あるいはこの後の数年でまた、劇的に良い環境変化も起こし得るのではないか?という気もしてくる。要は、日本の森に対しては、これまで、それほどまでに何も行われてこなかったのだろう。

そうした気づきは、あるいは皮肉なことなのかもしれないが、著者の危機感とは反対の、些かの希望にもつながる。我々、消費者の意識が変化すれば、もしかしたらまだまだこれから、日本の森や山村は生き返ることが出来るのかもしれない。是非多くの人が本書を手に取り、日本の森林の現状と、それとは裏腹の潜在的な可能性とに気づくことを願いたい。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本は山と川海に囲まれた国その国がどのようにかわってきたか。森林が海をはぐむみ、人々の暮らしに密接に関係していることをこの本を読んで深く考えさせられました。
森林のサイクルは人間の一生と同じ、いやそれ以上なのに人々は自分の都合で動いている。
国の政策が場当たり的なのが問題と言うことがよくわかりました。
将来にわたつて子孫に残すべき事を現在生かされている我々が考え行動できるように国もしつか政策をたてるべきと思います。
一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月5日に日本でレビュー済み
日本の森林は、今どうなっているのか?
報道では、地方経済衰退や生物多様性問題や温暖化問題などに絡み、断片的な情報は入ってくるが全体像がつかみづらい。

日本の林業は、10年前までは外国材に8割以上のシェアを奪われていた、しかし新興国の木材需要の高まり、環境問題による輸出規制により外材の確保が難しくなり、国産材への転化を目指すようになる。
政府も「森林・林業再生プラン」(2009)で10年以内に国産材自給率を50%を目標とした。

国産材の自給率低下には、(1)補助金づけ(2)体制の改革意識の希薄さ(3)大型機械化の遅れ(4)流通の一貫性のなさ、などがあり外材の安価に圧倒されていた、市場原理が働く他業界がらみれば改善の余地のある業界といえる。
しかし、森林は生物、土壌、気候、地域社会、多様な相互関係で成り立っている、林業の一部だけに市場原理を取り入れるのは、明らかにバランスを崩す。今まで個別に行ってきたが、森づくりから需要拡大までの一環した、全体を俯瞰するような森林利用計画が必要となっている。

「森林・林業再生プラン」は森づくりと需要拡大の構想、頭と尻尾が抜けている。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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