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エスキモー極北の文化誌 (岩波新書 黄版 364) 新書 – 1987/2/20

3.7 5つ星のうち3.7 7個の評価

第9回(1987年) サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1987/2/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1987/2/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 216ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4004203643
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4004203643
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 7個の評価

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Osahito Miyaoka
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カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年11月22日に日本でレビュー済み
シベリアからアラスカまで極北地域に広く分布するエスキモーの言語、文化、生活について概説している。とはいえ在住地が広いためにエスキモーも一枚岩ではない。何を解説するにも「〜地域では」という条件がつきまとう。エスキモーは等質な一集団であるという私達の思い込みを打ち砕く事が、エスキモー理解への第一歩であるというメッセージとして受け取った。

著者の専門は言語学なので、最も目を引くのも言語を扱った分野になる。日本語で「これ」「あれ」にあたる指示詞が30種もあることや、語幹から接尾辞を組み合わせて一文程の長さにもなる一語を作り出すことなど、類型論的に面白い要素が多々ある。これをまとまった表で見られるのも著者の地道なフィールドワークの結果だと思うと頭が下がった。
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レポート
2013年6月13日に日本でレビュー済み
エスキモーから直接採録した4編の説話が収録されている。

1、「ワタリガラスの創世」…エスキモー版国産み神話

2、「セドナ」…一つ目で歩く事が出来ない海の女神の伝説

3、「太陽と月」…兄妹間の禁断の愛を暗示している

4、「トゥネック」…空想上の先住民トゥネックとは?

南西アラスカに住むユッピック・エスキモーを中心に、エスキモーの言語や歴史、文化に関する文化誌。
コンパクトな本でありながらも、北極圏の奥深い文化に触れる事が出来る。
言語学者によって書かれたものなので、エスキモー言語に関してはかなり専門的な考察が続く故に、その方面の知識をあまり持ち合わせない私には少々とっつきにくかった。
言語学や民俗学を専攻している方やアラスカ、カナダの極北地域に出かける方には一読を勧めたい。