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心は孤独な狩人 単行本(ソフトカバー) – 2020/8/27
カーソン・マッカラーズ
(著),
村上 春樹
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
誰もが孤独の部屋の中から、報われない愛の行き先を探している。1930年代末、アメリカ南部の町のカフェに聾啞の男が現れた。大不況、経済格差、黒人差別……。店に集う人々の苦しみを男は静かに聞き入れ、多感な少女を優しく包みこむ。だがその心は決して満たされない――。フィッツジェラルドやサリンジャーと並ぶ愛読書として、村上春樹がとっておきにしていた古典的名作、新訳で復活!
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2020/8/27
- 寸法13.6 x 2.6 x 19.5 cm
- ISBN-104105071815
- ISBN-13978-4105071813
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2020/8/27)
- 発売日 : 2020/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 400ページ
- ISBN-10 : 4105071815
- ISBN-13 : 978-4105071813
- 寸法 : 13.6 x 2.6 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,142位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 43,240位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今から42年前に大学に入って参加した「英米文学研究会」なるサークルで、その年に読んだ作品です。当時は意味がよくわからなかったのですが、還暦を迎えて読み返したところ何となく作品の意味することが理解できたように感じました。良いタイミングで村上さんの翻訳が出版されたことがきっかけになって改めて読む機会を得ました。感謝します。
2020年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンテキストを理解しているとはとても思えない時代。10代後半に文庫本で読んだ「心は孤独な狩人」と「針のない時計」。今回、「心は孤独な狩人 "The Heart Is A Lonely Hunter"」(カーソン・マッカラーズ 新潮社)を村上春樹さんの新訳で読み終えました。年月を経たからと言って、その理解は覚束ず、その物語世界を無理やり現在の米国の状況に当てはめようとする自分がいることに少し嫌気がさします(笑)
舞台は、米国南部。メキシコ湾という描写によって、州はある程度限られてきますね。人々が足繁く通う町のカフェ。来る人を均等に見つめようとする店主のビフ。二人の聾者。貧しい家族。そして、貧しい家族。黒人医師。サボタージュを仕掛けるジェイク・ブラント。希望の象徴のように思える少女・ミック。
第二次世界大戦前の「富めるもの」が登場しない米国ローカルの物語。サイバー空間という別のクラウドを持ってしまった現在の米国と比べても「貧しきもの」たちの生活と現実は、実は今もこの小説の時代も何も変わっていないようにすら思えます。
搾取、人種差別、アルコール依存、銃社会、カール・マルクス、バプティスト、カソリック、ユダヤ教、ナチズムの台頭、そして世界はいつだって、邪悪と下劣さに満ちています。この小説を読んだ後、名もなき貧しきものたちは、常に「忍耐」こそが賢明な策だと考えていて、そのことは現在も変わらず、これからの未来もおそらく変わらないのだと思えたりもしました。システムは変わっても、忍耐は変わらない。反面、<ピルグリム>のような聾者・シンガーを見るにつけ、悪しきものに満ち満ちたこの世界の中、一瞬のよきもの、よきひとを信じようとする自分がいて、しかし、そのことすらも、この世の中ではもしかすると大いなる「まやかし」なのかもしれないという悪しき反復の環の中に入っていこうとする自分を見出したりもしました。
この小説に戻りましょう。特筆すべきは、第二部の終盤、コープランド医師とアジテイター・ジェイクの熱狂的な会話の応酬に始まり、一人の聾者・シンガーがもう一人の聾者・アントナプーロスを最後に訪ねる道行きを経て、この小説の終わりの終わりまで、その人物造形と文章の美しさ、優れた翻訳者による舞い踊るような表現のリズムを深く味わうことができたと思います。それは、この世界のほんの一部分のことなのかもしれませんが、この世のよきものなのだと感じられます。
「日曜日にその友だちと一緒にいるときにだけ、彼は心の平穏を得ることができた」という描写につられて、ある出来事を思い出しました。だいぶ前の話になりますが、私が仕事で米国に赴任して数日後、中西部のどこにでもあるショッピング・モールに必要なものを買い出しに行った時のことです。日曜日、昼の11:50頃。今で言うフード・コートのようのところで、ホットドッグとビールを注文したところ、サーブしてくれた女性に、「ごめんなさい。日曜日の正午前に、ビールを売ることはできません」と告げられることになりました。ほんの10分前だというのに。人々が教会に行っている間にアルコールを売ることはできないという規則のようなものがその当時は残っていたのだなと思い出すことになりました。その些細な出来事は、勿論、私自身が要求したことを受け入れてもらえない悔しさ(笑)もありましたが、その瞬間何故か身が引き締まるような、毅然とした思いを抱かせられたような気がしたのも事実でした。それもまた、心のよきものなのでしょう。そして、それが私が思う最善の「米国」なのだと思います。
舞台は、米国南部。メキシコ湾という描写によって、州はある程度限られてきますね。人々が足繁く通う町のカフェ。来る人を均等に見つめようとする店主のビフ。二人の聾者。貧しい家族。そして、貧しい家族。黒人医師。サボタージュを仕掛けるジェイク・ブラント。希望の象徴のように思える少女・ミック。
第二次世界大戦前の「富めるもの」が登場しない米国ローカルの物語。サイバー空間という別のクラウドを持ってしまった現在の米国と比べても「貧しきもの」たちの生活と現実は、実は今もこの小説の時代も何も変わっていないようにすら思えます。
搾取、人種差別、アルコール依存、銃社会、カール・マルクス、バプティスト、カソリック、ユダヤ教、ナチズムの台頭、そして世界はいつだって、邪悪と下劣さに満ちています。この小説を読んだ後、名もなき貧しきものたちは、常に「忍耐」こそが賢明な策だと考えていて、そのことは現在も変わらず、これからの未来もおそらく変わらないのだと思えたりもしました。システムは変わっても、忍耐は変わらない。反面、<ピルグリム>のような聾者・シンガーを見るにつけ、悪しきものに満ち満ちたこの世界の中、一瞬のよきもの、よきひとを信じようとする自分がいて、しかし、そのことすらも、この世の中ではもしかすると大いなる「まやかし」なのかもしれないという悪しき反復の環の中に入っていこうとする自分を見出したりもしました。
この小説に戻りましょう。特筆すべきは、第二部の終盤、コープランド医師とアジテイター・ジェイクの熱狂的な会話の応酬に始まり、一人の聾者・シンガーがもう一人の聾者・アントナプーロスを最後に訪ねる道行きを経て、この小説の終わりの終わりまで、その人物造形と文章の美しさ、優れた翻訳者による舞い踊るような表現のリズムを深く味わうことができたと思います。それは、この世界のほんの一部分のことなのかもしれませんが、この世のよきものなのだと感じられます。
「日曜日にその友だちと一緒にいるときにだけ、彼は心の平穏を得ることができた」という描写につられて、ある出来事を思い出しました。だいぶ前の話になりますが、私が仕事で米国に赴任して数日後、中西部のどこにでもあるショッピング・モールに必要なものを買い出しに行った時のことです。日曜日、昼の11:50頃。今で言うフード・コートのようのところで、ホットドッグとビールを注文したところ、サーブしてくれた女性に、「ごめんなさい。日曜日の正午前に、ビールを売ることはできません」と告げられることになりました。ほんの10分前だというのに。人々が教会に行っている間にアルコールを売ることはできないという規則のようなものがその当時は残っていたのだなと思い出すことになりました。その些細な出来事は、勿論、私自身が要求したことを受け入れてもらえない悔しさ(笑)もありましたが、その瞬間何故か身が引き締まるような、毅然とした思いを抱かせられたような気がしたのも事実でした。それもまた、心のよきものなのでしょう。そして、それが私が思う最善の「米国」なのだと思います。
2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公が誰か、読む人が決めても良いかなぁ、と思いました。
良く書けているなぁー、と感心できる小説です。
良く書けているなぁー、と感心できる小説です。
2021年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代、卒論にマッカラーズをテーマに書いた方に紹介してもらい読みました。村上春樹氏が最後まで温めていた作品というくらいの作品です。紹介してもらった方は、イギリスに住んで見えるのでAmazonで2冊購入して送りました。まだ途中までしか読めていませんが、楽しみながら読み進めたいです。
2020年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校生の頃読んで感動して本好きの従兄弟に貸したまま何年か過ぎて、また読み返したくなって本屋に行ったら絶版になっていた。仕方ないから古本屋で探して再読してまた感動して、当時付き合ってた女の子に貸したら、その数週間後に三行半突きつけられて、彼女と本を同時に失った。社会人になってまた読み返したくなり古本屋探し回ったのだけれど、今度は見付からず何十年か過ぎてしまった。マッカラーズは読書好きになった切っ掛けで大好きな作家です。だからこの作品を多くの若い人に読んで貰いたい。だけどこの手元の一冊は、誰にも貸し出さないと心に決めました。長年の経験から云って人に本を貸す時は、さし上げる覚悟で臨まなきゃ成らないと思っているから。とにかく村上さん、有難うございます。あなたのデビュー作も群像掲載時に読みました。今でも時々読み返してます。
2023年6月29日に日本でレビュー済み
第二次大戦開戦直前の米国南部を舞台に、人種や年齢、性別など様々な人物たちがお互いに絡み合う様子が描かれている。南部を舞台にしていて特有の暗い雰囲気を持つ点ではフォークナーを思い起こさせる作品だが、フォークナーのような殺伐感、ドロドロした感じはあまりない。非常に緻密に作り上げられた小説で、どこかドストエフスキー作品のような印象を受けた。
タイトルにもあるように、本作の主要な登場人物たちは、皆、孤独である。彼らは自ら作り出した理想、願望を相手の中に投影しており、お互いが様々に絡み合いながらも、その心と心は常にすれ違い続けている。そして、だからこそ余計に彼らは誰かを求めてしまうのだろう。人と真のつながりを持つことは最後まで誰も出来ないのだが、皆が離れ離れになった後には幾ばくかの真実の記憶とでもいうべきものが残される。そこに僅かな希望の光が見えてもくる。
タイトルにもあるように、本作の主要な登場人物たちは、皆、孤独である。彼らは自ら作り出した理想、願望を相手の中に投影しており、お互いが様々に絡み合いながらも、その心と心は常にすれ違い続けている。そして、だからこそ余計に彼らは誰かを求めてしまうのだろう。人と真のつながりを持つことは最後まで誰も出来ないのだが、皆が離れ離れになった後には幾ばくかの真実の記憶とでもいうべきものが残される。そこに僅かな希望の光が見えてもくる。
2022年6月8日に日本でレビュー済み
読み進めるにつれ、登場人物一人一人が愛おしくなり別れが惜しくなった。
ビフは結局何だったのだろう。と思ったけれど、人が後から名前を付けただけで、ビフはビフなのだと感じた。あとがきにもあるが、コープランド医師についてもビフについても、マイノリティやアフリカ系というだけでなく一人の人間として描く作者の目線に改めて感じ入った。80年前の小説とは思えない‥と自分で線引きをしてしまいそうになったけれど、現在日本語で読めることを有難く思っている。
私が特に好きな場面は、物語の中でミックがそれまでとは別の世界に足を踏み入れた場面とその後のミックの描写だ。他の場面は当時のアメリカ深南部の様子を興味深く読んでいったのだが、ミックが精神的に大人になる場面は、「すごくわかる」と思いながら読んだ。そしてミックのことを子供時代の自分を見るように大切に思うようになった。
ファシストの話と話せないシンガーを都合の良いように解釈する話を同時進行させるのには、意味があるのだろうか?
誰しもが都合の良いことを信じたいということ?
正直なところ最後のページも何が言いたいのかあまりよくわからなかった。他の書評を読み、この作品のことをもっと知りたい。
ビフは結局何だったのだろう。と思ったけれど、人が後から名前を付けただけで、ビフはビフなのだと感じた。あとがきにもあるが、コープランド医師についてもビフについても、マイノリティやアフリカ系というだけでなく一人の人間として描く作者の目線に改めて感じ入った。80年前の小説とは思えない‥と自分で線引きをしてしまいそうになったけれど、現在日本語で読めることを有難く思っている。
私が特に好きな場面は、物語の中でミックがそれまでとは別の世界に足を踏み入れた場面とその後のミックの描写だ。他の場面は当時のアメリカ深南部の様子を興味深く読んでいったのだが、ミックが精神的に大人になる場面は、「すごくわかる」と思いながら読んだ。そしてミックのことを子供時代の自分を見るように大切に思うようになった。
ファシストの話と話せないシンガーを都合の良いように解釈する話を同時進行させるのには、意味があるのだろうか?
誰しもが都合の良いことを信じたいということ?
正直なところ最後のページも何が言いたいのかあまりよくわからなかった。他の書評を読み、この作品のことをもっと知りたい。
2020年10月31日に日本でレビュー済み
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面白く読んでますよ、ただ本の値段が高くボッタクリ!