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バリュエーションの教科書 単行本 – 2016/5/27
購入オプションとあわせ買い
【本書の「はじめに」より】
企業価値算定やM&Aは、ファイナンスの上級・応用編、ピラミッドの上部に位置づけられることが多い。そこへ到達するには、1つひとつ石を積み上げなければならず、その土台作りのために、数学や統計学の知識を身につける必要がある。こう言われると、苦難の道のりとなる。 本書は、世の常識的スタイル(≒欧米のビジネススクールで教わる手順)を無視して、ピラミッドの全体像を見てから骨格と枠組みを作り、そこに肉づけをして完成させるというアプローチを取っている。
企業価値算定は、専門家が複雑な理論やモデルを駆使しなければできないような世界ではなく、企業経営者と投資家が建設的にコミュニケーションを取るための共通言語として、使い勝手の良いものでなければならない。バリュエーションを身近で手触り感のあるものにすることによって、世間を騒がせる経済ニュースの意味や背景がより鮮明に見えるようになり、グローバル取引の交渉や投資家へのIR活動の場で役立つスキルを手に入れることができる。
同時に、2000年以降のバリュエーションの世界がより難しさを増していることも、おそらく事実だろう。事業活動を取り巻く「リスク」がますます多様かつ複雑になっているからだ。その結果、ひと昔前の経済成長時代のファイナンス理論だけでは対応しきれなくなったり、リスク管理の手法としてデリバティブ取引なるものが活発化して市場を攪乱したり、という現象が起こっている。経営者や投資家やファイナンス理論の専門家が、それぞれの定義とニュアンスで使っている「リスク」なるものを整理し直し、それらが企業価値算定や投資の意思決定にどう反映されるのか、を検討する。
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2016/5/27
- 寸法15.5 x 2.3 x 21.6 cm
- ISBN-104492602232
- ISBN-13978-4492602232
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出版社より
本書の構成
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第Ⅰ部:企業価値算定(バリュエーション)の基本構造企業の価値を算定する基本構造は、意外なほどシンプルな1つの公式で表現できます。 株式評価の定番指標である、ROEやPERも、M&Aや現存処理の定番であるDCF公式も、全てその公式を分解したり展開したもの。 ここをしっかり理解することが重要です。 企業価値の財務諸表への表れ方などを、図を用いて詳しく解説します! |
第Ⅱ部:基本構造から読み解くM&Aの世界と資本主義社会の課題企業買収合戦や業界再編のニュースも、外資系投資ファンドが短期に大儲け・大損する理由も、バリュエーションの基本構造を理解するだけでそこそこ読み解けるようになります。 それは同時に、金融理論が暴走してバブルや世界金融危機を引き起こしてしまう現代資本主義社会の課題を浮き彫りにすることにも関係が。 実際の企業の例や、用語を解説! |
第Ⅲ部:実務応用編|理論と実務の橋渡しの試みビジネススクールでファイナンスを学んでも、実務の世界では使えない場合が多いです。 「リスク」「経営支配権の価値」「オプション価値」を腹に落として理解すれば、M&Aや事業再生実務の本質がわかり、不確実性に満ちた時代をたくましく生き抜く知恵を身につけられるようになるはずです。 |
バリュエーションの教科書 | 定量分析の教科書 | ファシリテーションの教科書 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
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5つ星のうち4.1
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5つ星のうち4.2
600
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価格 | ¥2,860¥2,860 | ¥2,860¥2,860 | ¥2,640¥2,640 |
著者 | グロービス(森生明) | グロービス(鈴木健一) | グロービス(吉田素文) |
内容 | 株式投資から企業IR、M&A、事業再生、「会社は誰のものか?」「金融資本主義の功罪」の議論まで。M&A、ファイナンスの最前線で活躍する実務家から絶大の評価を受ける著者による最新作。難解な金融・ファイナンスの世界を「現場実務感覚」でシンプルに説き明かす! | 四則演算から回帰分析まで―前提知識なし&初学者でもきちんと学べる。身近なエピソードと多くのビジネス事例で、データ分析の「プロセス」「視点」「アプローチ」をわかりやすく解説。問題解決・意思決定に不可欠な数字の読み方・使い方。 | 会議や議論の場でチームの力を引き出し、どう成果をあげていくか?そのためのファシリテーターの頭の中をどう作るか?すぐに実践できるノウハウが満載。 |
発売日 | 2016/5/27 | 2016/12/16 | 2014/10/31 |
出版社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 | 東洋経済新報社 |
商品の説明
著者について
グロービス経営大学院教授
1959年大阪府生まれ。83年京都大学法学部卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。86年ハーバード・ロースクールにて修士号取得。91~94年ゴールドマン・サックスにてM&Aアドバイザー業務に従事。その後、米国上場メーカーのアジア事業開発担当、日本企業の経営企画・上場担当を経て独立。西村あさひ法律事務所およびベンチャー企業の経営顧問・外部役員を務める。テレビドラマと映画版の「ハゲタカ」を監修。2013年よりグロービス経営大学院教授。長年にわたって、総合商社や金融機関、グローバル展開を進める大手企業など、ファイナンスの最前線に立つ実務家たちに企業価値算定・M&Aの研修を行っている。著作に『MBAバリュエーション』(日経BP社)、『会社の値段』(ちくま新書)がある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2016/5/27)
- 発売日 : 2016/5/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 244ページ
- ISBN-10 : 4492602232
- ISBN-13 : 978-4492602232
- 寸法 : 15.5 x 2.3 x 21.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,014位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10位CI・M&A
- - 762位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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曰く・・・
価値を生み出す活動とカネを儲ける人がずれていて、格差が拡大しているのが社会の実情ではないか。そういう世の中は、各個人が、投資家が、経営者が、価値に見合った値段を付け損なう結果、生み出しているという自覚を持たない限り、いつまで経っても良くはならない。
カネとは堆肥のようなもので、1箇所に積み上がると臭くなるが、広くばらまけばいろいろなものを成長させる(スチュアート・ワイルド:英国作家)。
日本の投資家は足元業績や当期見通しの利益数字に注目しすぎて、過剰反応するところがある。
スティールの発想は極めて単純。PBRが低く、実質無借金とキャッシュリッチで、利益の安定している会社を買う。食品業界は多くの企業が実質無借金でそこそこ利益を出し続けている。オーナー系会社が多くて安定株主が多いため、経営陣は適正株価水準についての意識が低いのではないか。その甘さをファンド(スティール)に狙われた。
多角化してさまざまな事業を傘下に抱えている会社の株価は低くなりがち(コングロマリット・ディスカウント)。株式アナリストは業種ごとに専門性を発揮する。コングロマリット企業はアナリスト泣かせ。いくつもの異なる事業を分析して積み上げる作業は手間がかかり、そのわりには見通しが外れる可能性も高い。結果的にカバーするアナリストやレポートの数が少なくなり、機関投資家の目に触れにくくなり、株価形成がゆがんだまま放置されがち。
19世紀の英国、1970年ぐらいまでの米国に代表される第1ステージの資本主義においては、資本を調達した者が一発目の成功で手にした利益をさらにリスク覚悟で再投資し、倍々ゲームで富を増大させていく。資金調達力がカギであり、前提は経済の右肩上がりの成長。2000年以降の中国など新興国の躍進も同じ構造。
経済が成熟期に入る第2ステージの資本主義は適者生存の世界。21世紀型の第3ステージでは、人の持つアイディアやクリエイティビティをどう評価するかに重点がシフトする。21世紀の株式市場は、リスクをとって新しい価値を生み出した人がその価値を現金化する場所という側面が強くなる。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、中国の国策ファンドも中東のオイルマネーファンドをもしのぐ世界最大級の資産運用機関。GPIFやゆうちょは、国債重視の安全運用一辺倒から、株式や外債のリスク資産比率を上げつつある。これまでは国内機関投資家は目先の利益目的で売りはしないという信頼があったが、運用利回りに国民の目が向くようになる。上場企業の経営者にとっては脅威。
株主資本コストやWACCは、公式から正しく推定されるようなものではない。公式が間違っているからではなく、算定に用いるべき数値として何を使うかに正解がない。
β値として米国のバーラ社(現MSCI社)のものを用いることが多い。その算出方法はブラックボックスになっている。有料なのでその世界の専門業者でなければ手に入らない。
ボラティリティが大成功か大失敗に2極化するような事例では、ブラック・ショールズ・モデルで計算するのは無理がある。
みたいな話。
ここに記載されている知識を身につけると、世のビジネスマンより一歩先に進めると思います。
ぜひチャレンジしてみてください。
Financeは自己学習で分からない事も多かった為、本を完読するのに、一年くらい掛かってしまいました。Present Valueなど、基本的な事はこの本とは別のところから情報を得て、他の情報ソースも活用しながら読み進めました。
「最近の日本の大企業の経営陣の意識レベル」と「成功しているGlobal 企業の経営陣の意識のレベル」との差に、
悲しみを覚えて下りました。また、日本のメディアによる「投資ファンドの悪役化」に違和感を感じて下りました。意図的ではないのかもしれませんが、「不祥事を起こし続ける大企業の経営者は、本当に、投資ファンドの犠牲者なのか?」
村上ファンドは、本当に悪だったのか?ウォーレンバフェットのValue 投資と、何が違うのか?勿論、お二人共、至って「まともな発想で、ロジカルな事」をしているように思えました。なぜ、村上さんが一方的に悪役として
メディアに取り上げられるのか?見ている視野が狭く、思考の浅さを感じました。
但し、多くの本には概念的な事は書かれていても「具体的にValue投資やM&Aを説明してくれる本」は、私の知る限り、この本しかありませんでした。
これで、やっと「投資ファンドが、何をやっているのか」腹落ちしました。残念ながら、後半の具体的な数式は理解できていませんが。。。概念は、良くわかる様に説明がなされています。
特に、あとがきに書かれている事は、私は全て大賛成です。ちょっと難しい本かもしれませんが、M&Aの実務以上に物の見方に対する視野が広がります。完読した後は、感謝の念が湧き起こりますね。