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日の名残り (ハヤカワepi文庫 イ 1-1) 文庫 – 2001/5/31
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- ISBN-104151200037
- ISBN-13978-4151200038
- 出版社早川書房
- 発売日2001/5/31
- 言語日本語
- 本の長さ365ページ
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出版社より
カズオ・イシグロ/Kazuo Ishiguro
1954年11月8日長崎生まれ。
1960年、5歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育つ。
その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イーストアングリア大学大学院で創作を学ぶ。
1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。1989年発表の第三長篇『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている。2017年にはノーベル文学賞を受賞。2018年に日本の旭日重光章を受章し、2019年には英王室よりナイトの爵位を授与された。
ほかの作品に、長篇『充たされざる者』(1995)、『わたしたちが孤児だったころ』(2000)、『わたしを離さないで』(2005)、『忘れられた巨人』(2015)、短篇集に『夜想曲集』(2009)、ノーベル文学賞受賞記念講演『特急二十世紀の夜と、いくつかの小さなブレークスルー』(2017)がある(以上、すべて早川書房刊)。
2021年発表の『クララとお日さま』は、6年ぶりの新作長篇でノーベル賞受賞第一作にあたる。
写真(禁転載) 2019(C)Hiroshi Hayakawa
クララとお日さま | 日の名残り | わたしを離さないで | 忘れられた巨人 | 浮世の画家〔新版〕 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥2,251¥2,251 | ¥1,012¥1,012 | ¥1,078¥1,078 | ¥1,078¥1,078 | ¥990¥990 |
ノーベル文学受賞第一作 人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱な少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。愛とは、知性とは、家族とは? 生きることの意味を問う感動作。 | 短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く。1989年、ブッカー賞受賞。 | 優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友トミーやルースも「提供者」だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく。2016年、TBSドラマ化。 | 老夫婦は、遠い地で暮らす息子に会うため、長年暮らした村を後にする。若い戦士、鬼に襲われた少年、老騎士……さまざまな人々に出会いながら、雨が降る荒れ野を渡り、森を抜け、謎の霧に満ちた大地を旅するふたりを待つものとは――ブッカー賞作家の傑作長篇。 | 2019年、NHKドラマ化! 渡辺謙主演! 著者序文を収録した新版 。戦時中、日本精神を鼓舞する作風で名をなした画家の小野。弟子に囲まれ、尊敬を集める地位にあった彼だが、終戦を迎えたとたん周囲の目は冷たくなった。小野は過去を回想しながら、みずからの信念と新しい価値観のはざまで揺れる。1987年、ウィットブレッド賞受賞作。 |
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2001/5/31)
- 発売日 : 2001/5/31
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4151200037
- ISBN-13 : 978-4151200038
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,687位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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実直、勤勉が盲従を産む。しかし、一縷の希望がもたらされるのもそれ故にか。
ハルキムラカミは乾いて冷たいがカズオイシグロはしっとりとほの暖かい。
わたしはあえて政治小説としての一面を評価したい。日本人は源氏物語の伝統があるためか、人間の素直な心情をつづった話を好み、政治小説を嫌う傾向がある。しかし著者は明らかに西洋人として教育を受けていて、他の日本の作家にはない素質を持っている。本書に政治的メッセージを密かに忍び込ませることに成功しているように思われる。
主人公が仕えたダーリントン卿は、英国の伝統的教育を受けた高潔な紳士である。彼は親交のあったドイツの貴族が、第一次大戦後、破産して自殺したことに心を痛め、ドイツとの協力関係を築くことに尽力する。彼の善意に疑う余地はない。しかし「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉のとおり、彼のやろうとしたことは売国的行為として非難を浴び、社会的に抹殺される。主人公は自らの政治的意見を言うことはなく、ひたすら主人を信じて仕えようとする。まるで主君に忠義を尽くす武士を思わせる。
わたしはどうしても現代の国際情勢と重ね合わせてしまう。中国はコロナやウクライナ戦争による世界情勢の混乱を絶好のチャンスと捉え、尖閣諸島に侵入して、どうやら沖縄をターゲットにしている様子。中国人は一度目標を決めたら、何十年でもチャンスが来るまでじっと待つことができる民族である。「日中友好」を信じて孔子学院の設置に尽力し、留学生を援助してきた日本の教育者たちの善意に疑う余地はあるまい。彼らのやってきたことが仇とならず、豊かな実を結ぶことを祈りたい。
Wikipediaによると家事使用人の本質はリスペクタビリティとスノビズムらしい。つまり、社会的地位と俗物根性。
本作を読み進めるなかで、原題の「the day」がいつなのか気になって仕方がなかったが、複数形なら執事としてダーリントン卿に仕えた日々となりスッキリするのだが。
と思って恐る恐る本書を読み始めると、もう止まりません。私が村上小説で挫折するのは、男女のとりとめのない会話がだらだら続く箇所なのですが、本書にはまずこれがありません。まだ読了していませんが、とりあえずスラスラ読めるのが嬉しいです。
スラスラ読めるのは、土屋政雄氏による見事な翻訳のお陰でもあります。原文を読むと、平易な英文なので読みやすいですが、これをいかにも老執事が話すような語り口で翻訳したのは、もう名人芸としか言いようがありません。この日本語版はまさに、イシグロ氏と土屋氏の共同作業の賜物です。
この映画はまだ見ていないが、ぜひ観てみたい、そう思わせる小説だった。
気分的に真夏の今、読む感じではないと思い、秋になったらじっくり読みたいと思います
楽しみです
主人公は「理想の執事」たる事をひたすらめざします。
人の「品格とは」なんだ!「偉大さとは」…と、極めて有能で忠実な「執事」であるが為
人生に悩み、心を押し殺し、そして老いて行きます。
そして、旅の行き着いた先で「人生とは」いかにあるべきかとの「キーワード」を見つけます。
この文庫本を読み、DVDを買い、単行本の「ノーベル賞記念版」も買ってしまいました。