素晴らしい一冊であり、特にムー読者には心からお勧めできる。
まず、ムーの記事づくり説明は非常に共感を覚えるものだった。
(1)最新・現実の科学情報の明快な説明を実施する。その上で、謎の残る部分を提示する。
(2)読者の感情に訴えかけることを忘れない。(理屈よりも感情が上にある)
(3)記事の結論には向かっていくが「他の可能性」も残す。(TV番組へのアドバイスとして挙げられてもいるが、記事においてもよく見る書き方。)
三上氏と飛鳥昭雄氏との共著でよく見かけるのが(1)の手法。毎回、感心するほどアカデミズムを前提として取材対象をまとめ上げており、その上で謎解きに移る。結果的に、ムー読者のリテラシーを大いに高めてきた部分であり、私はムーを読んできて良かったと思うことが何度もあった。(2)、(3)は読者に好まれる記事の作成論であるが、多くの社会人に親近感が持てる内容となっている。誰もが業務をこなしながら日常的にレポート、報告書を作成するものだが、それが読み手から共感を得るものであれば、応援は得やすくなる。
他のレビュアーも記載しておられるが、本書は一部、哲学的内容も扱っている。また哲学を直接扱わないテーマでも、自身の内面と向き合うことの重要さに触れている。人々同士の交錯の不思議さや、三上氏自身の登山における体験談、偶然の一致や易占への注目、心理学〜超心理学と成功哲学の対比といったものも興味深い。誰もが、自分だけがわかる世界やジンクスめいたものを持っているが、それを巧緻な文章術で示しきったのは、三上氏のずば抜けた実力ゆえだと思う。
三上氏がムーの著名ライターを挙げていくコーナーでは、やはり飛鳥昭雄氏は外せない。意外にあっさりとした紹介文ではあったが、同氏の持ち込む情報の壮大さや一貫性について、恐ろしいことに、三上氏も謎と感じている部分がある印象だった。
他の各ライターや超能力者の紹介も感銘を受ける。特に、グラハム・ハンコック氏の紹介と合わせて、超古代文明が当たり前のように議論される時代に移り変わった世相の振り返りは熱いものがある。
ムー読者には30年前から、四大文明に先行する超古代文明の存在は常識だった。しかし当時、そんなものは存在しないとされていた。超古代文明の実在生は、(トルコの遺跡等の発見により)現在誰も疑わないが、その有無は古代文明のテクノロジーレベルを根本から左右する。ピラミッド建築法などの突破口ともなりうる超古代文明の存在を最初から肯定してきたムーの先見性は、もっと評価されるべきだと私は思う。
本書全体から、ネオパラダイムASKAシリーズの文章は、三上氏が主導しているのだと感じた。文のテンポ、構成力の巧みさは同シリーズそのもの。その意味で、ネオパラダイムASKAシリーズを何冊か読んだことのある人は、確実に本書を理解できる。つまり、ムー読者は本書を読んで何かを得る可能性が高いと思います。
ただ、それ以外の方にもぜひお読みいただければと思います。編集者としての行動・心構えや、出会った人々の人物描写は、予備知識なしでも大いに読み応えがあると感じています。
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オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術 単行本 – 2022/6/2
三上丈晴
(著)
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★★★国民的オカルト雑誌の編集長が、謎に包まれた「舞台裏」を初公開! ★★★
「ムー」がビジネス書? 役に立つか、立たないかは、あなた次第!
オカルト界、サブカル界、絶賛! !
もはやこれは秀逸なビジネス書だ。怪しい編集長の真面目な仕事術。
―――島田秀平
「ムー」三上編集長はガチ! フェイク・リアル超越の最強本。
―――大槻ケンヂ
三上さんのグラサンは不思議大好き少年の純真無垢な瞳を隠蔽するためにあったんですね…!
―――事故物件住みます芸人 松原タニシ
オカルト業界きっての遣り手編集長、三上丈晴。表も裏も、この男が「ムー」を創り上げていたのだ!
―――UFO・超常現象研究家 矢追純一
唯一無二、国民的オカルト雑誌・月刊「ムー」編集長が謎に包まれた「舞台裏」を初公開!
日本中を驚愕させる「不思議」は、どのように創られるのか?
創刊43年、記念すべき500号を迎える「ムー」は、あんなにもあやしいのに、何故、日本中で愛され続けるのか?
UFO、UMA、心霊写真、ストーンサークル、ノストラダムス、ユリ・ゲラー……数々のヒット記事に隠された「真実」とは! ?
日本最強のオカルトマスター・三上丈晴が、今、すべてを明らかにする!
【目次構成】
Prologue オカルト編集者と呼ばれて
第1章 学研入社、「ムー」編集部配属
第2章 月刊「ムー」とは何か?
第3章 ムー的企画術
第4章 ムー的編集術
第5章 ムー的重要人物
第6章 ムー的ミステリーの裏の裏
Epilogue 人間とは何か
「ムー」がビジネス書? 役に立つか、立たないかは、あなた次第!
オカルト界、サブカル界、絶賛! !
もはやこれは秀逸なビジネス書だ。怪しい編集長の真面目な仕事術。
―――島田秀平
「ムー」三上編集長はガチ! フェイク・リアル超越の最強本。
―――大槻ケンヂ
三上さんのグラサンは不思議大好き少年の純真無垢な瞳を隠蔽するためにあったんですね…!
―――事故物件住みます芸人 松原タニシ
オカルト業界きっての遣り手編集長、三上丈晴。表も裏も、この男が「ムー」を創り上げていたのだ!
―――UFO・超常現象研究家 矢追純一
唯一無二、国民的オカルト雑誌・月刊「ムー」編集長が謎に包まれた「舞台裏」を初公開!
日本中を驚愕させる「不思議」は、どのように創られるのか?
創刊43年、記念すべき500号を迎える「ムー」は、あんなにもあやしいのに、何故、日本中で愛され続けるのか?
UFO、UMA、心霊写真、ストーンサークル、ノストラダムス、ユリ・ゲラー……数々のヒット記事に隠された「真実」とは! ?
日本最強のオカルトマスター・三上丈晴が、今、すべてを明らかにする!
【目次構成】
Prologue オカルト編集者と呼ばれて
第1章 学研入社、「ムー」編集部配属
第2章 月刊「ムー」とは何か?
第3章 ムー的企画術
第4章 ムー的編集術
第5章 ムー的重要人物
第6章 ムー的ミステリーの裏の裏
Epilogue 人間とは何か
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2022/6/2
- 寸法13 x 1.8 x 18.7 cm
- ISBN-104054068219
- ISBN-13978-4054068216
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出版社より
商品の説明
著者について
三上丈晴(みかみたけはる)1968年生まれ、青森県弘前市出身。 筑波大学自然学類卒業。
1991年、学習研究社(学研)入社。『歴史群像』編集部に配属されたのち、入社半年目から「ムー」編集部。2005年に5代目編集長就任。
2021年6月24日より、福島市の「国際未確認飛行物体研究所」所長に就任。
CS放送エンタメ~テレ「超ムーの世界R」などメディア出演多数。
趣味は翡翠採集と家庭菜園。
1991年、学習研究社(学研)入社。『歴史群像』編集部に配属されたのち、入社半年目から「ムー」編集部。2005年に5代目編集長就任。
2021年6月24日より、福島市の「国際未確認飛行物体研究所」所長に就任。
CS放送エンタメ~テレ「超ムーの世界R」などメディア出演多数。
趣味は翡翠採集と家庭菜園。
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2022/6/2)
- 発売日 : 2022/6/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4054068219
- ISBN-13 : 978-4054068216
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,089位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26位超常現象・オカルト
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月23日に日本でレビュー済み
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2022年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今朝の夢の中ではたくさんのハ「ムー」スターに餌やりしていたことだし、500号記念号も出たことだし、取り止めもないが雑記メモ。
アマゾンのレビュー投稿は…笑撃的な挙動をした電波時計byカシオへのラブレターを書いて以来か。
(500号の投稿欄はじめコアな愛読者が大勢いるのに、皆さん恥ずかしがり屋さんだなぁ……カキコミしたら呪われるの?)
いま何の因果か、らしくないビジネス書を2冊、並行して読んでいる。
1つはコロナ禍で盛大に散ったグローバル企業のリーダーさん(今は買収先が見つかり復活)。長年の実績や信頼といったブランディングの大切さなどを体験談と共に説いているが、再現性については…厳しい。
もう1つがこちら、隠れファンが右肩上がりらしい某雑誌のリーダーさん。
「君は絶望が足りない」…積極的幻想論のチャプターより。
その前の章で触れるアインシュタインの言葉よりもしっくりくる。
七転び八起き、おきあがりこぼし、never say never(ネバネバ)…よりも深いこの至言、人生に悩む時は思い起こしたい。(著者はマーフィー本を傍らに置けと説くが)
業界で際立つためのエッセンスも埋まっているので、抽出すべく何周かする予定。
奇跡の林檎農家の木村さんの宇宙人話のその後…
イタコと地元民(某専門職)との信頼関係…
虚実皮膜論…(混在する世界観、TEDのジルテイラー博士のエピソードのよう)
透視マクモニーグルの意外な好み…(日本のUMAmiは無敵!)
魔術とトリック…(思い当たるあそこなら、数年前の事件も実際は…)
ムーは哲学誌?(Ph.Dの定義…形而上学・形而下学)
マインドマッパーはカバラ〜?(図をよく見ると秦氏ネタで裾野が大きく広がってる)
……数々のネタに惹き込まれ、ムーを読んでる錯覚を起こしかける頃合いにサクッと編集者目線で訴求効果の高い文章についての解説が差し込まれ我にかえる…○研の錬金術の現実には触れてないけど!(ここ、ギャラ良くて有名w)
趣味と仕事は別という事で本人の希望とは別部署にまずは配属作戦、船頭多くして船山に登る、などのエピソードは大企業あるあるだろうか。
読者が来た、の章の写真、年代的にスピッツを意識か!?(爆)
山のエピソード、ハラハラ展開のオチ、私が山のdivaだったら瞬時にアベサダってる(動詞)…
神さまは本当に懐が深い。
…この雑誌、私は読みだして日も浅いニワカ。
この雑誌の母体とは縁遠く、♪まだかなまだかな〜、○研の、おばさんまだかな〜♪と当時一世を風靡したCMソングを鼻歌に、通信教育は小学生で○ピー、中学生からは○会、市販だと高校/大学への数学、高校英語研究、ラジオ英語… ただ、夏休みの自由研究は○研の実験キットにお世話になった気がする。
(当時○会の付録コラムでは、数学者&大道芸人ピーター○ランクル先生が数学オリンピックの意味不明な解説を行ないつつ、ホロコーストを生き抜いたご両親の元で培われたユダヤの知恵、世界の数学者は多彩で暇潰しにジャグリングやアクロバットをする等、話題は多岐に渡った)。
'90〜'00年代は青木まりこ現象を求めて本屋に長居したものの、ムーを見かけた記憶がなく(一体どのセクションに?キオスクにも無い、美容院にも無い)、この雑誌自体が私にはツチノコ的存在。
年々噂を耳にする頻度が増え、通販でようやく手にした。
しかし
本の冒頭でいわく、この分野に吸い寄せられ、なりわいにしてしまう人種は明確に血液型に偏りがある、と。(同じ血液型が集う職場=何かあった時に輸血が潤沢そう=なんか羨ましい)
X型ホイホイの驚きの吸引力に最終的に吸い込まれるのは…同じ血液型の私も抗えない運命だったようだ。
思えば昭和…
夏休み特番「あなたの知らない世界」や、レンタルVHSから8ミリビデオにダビングして「トワイライトゾーン」「アメージングストーリー」などの洋画を繰り返し見ていた。
あれからウン十年…
偶然テレビ番組「超ムーの世界」の再放送に遭遇(多分今はアマプラでも見られる?)。
お笑いさんの「号泣」が目に留まった。ぱっと見ミュージックステー○ンのような並びで(歌手ア○コ風、MCタモ○風…)ワクワクするネタを次から次へと畳み込んでくる中毒性のある番組だった。
……20年前、
毎週放送されるお笑い番組N○Kオンバトだけを心の支えに生きていた頃(哀しいなぁ)、テレビ越しの「号泣」は輝いていた。時折、彼らの所属先主催のライブチケットを融通してくれる知人がいて、そこでの主役は彼らの同期の江戸むらさ○だったが、ライブの臨場感がテレビでの面白味に拍車を掛け、毎回大いに楽しませて貰った。
そして今、
不惑なお年頃となったオンバト世代の心の隙間に鎮座していてぎょっとしたのが…
オカルト・ザ・ワールド。
この雑誌さえあれば人生後半戦は退屈しなくて済みそうだ。嘱託で生涯現役お願いしますw
(ムー世代と勝手に自称して触れ回ると一気に幅広い潜在顧客層が離れ兼ねないため、引き続き隠れキリ○タンとしての自覚をもって寡黙にファンを続けることとする( ー`дー')キリッ)
〜 〜 〜
冒頭に書いた夢…ハ「ムー」スターにピザをあげ続けるとグレムリンのようにポンポンと増殖…つまり「ムー」民が増える五穀豊穣な夢、何故ピザなのか?
思い当たるのは…東京から新幹線で1時間ほどの港町の坂の途中にあるイタリア料理店に、オカルト話だけしかしない店主がいた('70年代には既に欧米人の溜まり場だったという)。私はたまたま20年前に迷い込み、ローマ○王やUFOの話が飛び交う異様な空気にドン引きしながらピザをかき込んだ。
今ならこの手の話も面白がる心の余裕はあるが、あの店、どうなっただろう。
※他のかたのレビューに同意、雑誌の物販部分が多様性の伸び代アリの印象ゆえ、事情について少しは触れていただきたかった。
また、電子本は読み上げ機能に対応してはいるが英語等と違い漢字の性質上読み間違いが多々あるため、流行りの「ゆっくり茶〜」形式でも何でもオーディブル化、ムーチューブ朗読会?も少々期待してはいる。
アマゾンのレビュー投稿は…笑撃的な挙動をした電波時計byカシオへのラブレターを書いて以来か。
(500号の投稿欄はじめコアな愛読者が大勢いるのに、皆さん恥ずかしがり屋さんだなぁ……カキコミしたら呪われるの?)
いま何の因果か、らしくないビジネス書を2冊、並行して読んでいる。
1つはコロナ禍で盛大に散ったグローバル企業のリーダーさん(今は買収先が見つかり復活)。長年の実績や信頼といったブランディングの大切さなどを体験談と共に説いているが、再現性については…厳しい。
もう1つがこちら、隠れファンが右肩上がりらしい某雑誌のリーダーさん。
「君は絶望が足りない」…積極的幻想論のチャプターより。
その前の章で触れるアインシュタインの言葉よりもしっくりくる。
七転び八起き、おきあがりこぼし、never say never(ネバネバ)…よりも深いこの至言、人生に悩む時は思い起こしたい。(著者はマーフィー本を傍らに置けと説くが)
業界で際立つためのエッセンスも埋まっているので、抽出すべく何周かする予定。
奇跡の林檎農家の木村さんの宇宙人話のその後…
イタコと地元民(某専門職)との信頼関係…
虚実皮膜論…(混在する世界観、TEDのジルテイラー博士のエピソードのよう)
透視マクモニーグルの意外な好み…(日本のUMAmiは無敵!)
魔術とトリック…(思い当たるあそこなら、数年前の事件も実際は…)
ムーは哲学誌?(Ph.Dの定義…形而上学・形而下学)
マインドマッパーはカバラ〜?(図をよく見ると秦氏ネタで裾野が大きく広がってる)
……数々のネタに惹き込まれ、ムーを読んでる錯覚を起こしかける頃合いにサクッと編集者目線で訴求効果の高い文章についての解説が差し込まれ我にかえる…○研の錬金術の現実には触れてないけど!(ここ、ギャラ良くて有名w)
趣味と仕事は別という事で本人の希望とは別部署にまずは配属作戦、船頭多くして船山に登る、などのエピソードは大企業あるあるだろうか。
読者が来た、の章の写真、年代的にスピッツを意識か!?(爆)
山のエピソード、ハラハラ展開のオチ、私が山のdivaだったら瞬時にアベサダってる(動詞)…
神さまは本当に懐が深い。
…この雑誌、私は読みだして日も浅いニワカ。
この雑誌の母体とは縁遠く、♪まだかなまだかな〜、○研の、おばさんまだかな〜♪と当時一世を風靡したCMソングを鼻歌に、通信教育は小学生で○ピー、中学生からは○会、市販だと高校/大学への数学、高校英語研究、ラジオ英語… ただ、夏休みの自由研究は○研の実験キットにお世話になった気がする。
(当時○会の付録コラムでは、数学者&大道芸人ピーター○ランクル先生が数学オリンピックの意味不明な解説を行ないつつ、ホロコーストを生き抜いたご両親の元で培われたユダヤの知恵、世界の数学者は多彩で暇潰しにジャグリングやアクロバットをする等、話題は多岐に渡った)。
'90〜'00年代は青木まりこ現象を求めて本屋に長居したものの、ムーを見かけた記憶がなく(一体どのセクションに?キオスクにも無い、美容院にも無い)、この雑誌自体が私にはツチノコ的存在。
年々噂を耳にする頻度が増え、通販でようやく手にした。
しかし
本の冒頭でいわく、この分野に吸い寄せられ、なりわいにしてしまう人種は明確に血液型に偏りがある、と。(同じ血液型が集う職場=何かあった時に輸血が潤沢そう=なんか羨ましい)
X型ホイホイの驚きの吸引力に最終的に吸い込まれるのは…同じ血液型の私も抗えない運命だったようだ。
思えば昭和…
夏休み特番「あなたの知らない世界」や、レンタルVHSから8ミリビデオにダビングして「トワイライトゾーン」「アメージングストーリー」などの洋画を繰り返し見ていた。
あれからウン十年…
偶然テレビ番組「超ムーの世界」の再放送に遭遇(多分今はアマプラでも見られる?)。
お笑いさんの「号泣」が目に留まった。ぱっと見ミュージックステー○ンのような並びで(歌手ア○コ風、MCタモ○風…)ワクワクするネタを次から次へと畳み込んでくる中毒性のある番組だった。
……20年前、
毎週放送されるお笑い番組N○Kオンバトだけを心の支えに生きていた頃(哀しいなぁ)、テレビ越しの「号泣」は輝いていた。時折、彼らの所属先主催のライブチケットを融通してくれる知人がいて、そこでの主役は彼らの同期の江戸むらさ○だったが、ライブの臨場感がテレビでの面白味に拍車を掛け、毎回大いに楽しませて貰った。
そして今、
不惑なお年頃となったオンバト世代の心の隙間に鎮座していてぎょっとしたのが…
オカルト・ザ・ワールド。
この雑誌さえあれば人生後半戦は退屈しなくて済みそうだ。嘱託で生涯現役お願いしますw
(ムー世代と勝手に自称して触れ回ると一気に幅広い潜在顧客層が離れ兼ねないため、引き続き隠れキリ○タンとしての自覚をもって寡黙にファンを続けることとする( ー`дー')キリッ)
〜 〜 〜
冒頭に書いた夢…ハ「ムー」スターにピザをあげ続けるとグレムリンのようにポンポンと増殖…つまり「ムー」民が増える五穀豊穣な夢、何故ピザなのか?
思い当たるのは…東京から新幹線で1時間ほどの港町の坂の途中にあるイタリア料理店に、オカルト話だけしかしない店主がいた('70年代には既に欧米人の溜まり場だったという)。私はたまたま20年前に迷い込み、ローマ○王やUFOの話が飛び交う異様な空気にドン引きしながらピザをかき込んだ。
今ならこの手の話も面白がる心の余裕はあるが、あの店、どうなっただろう。
※他のかたのレビューに同意、雑誌の物販部分が多様性の伸び代アリの印象ゆえ、事情について少しは触れていただきたかった。
また、電子本は読み上げ機能に対応してはいるが英語等と違い漢字の性質上読み間違いが多々あるため、流行りの「ゆっくり茶〜」形式でも何でもオーディブル化、ムーチューブ朗読会?も少々期待してはいる。
2022年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
完全にオカルトに染まった人ではない雑誌なので信頼でき、楽しめるのだと分かった。
都市伝説、ホラー、陰謀、野望、いんちき科学、いんちき医学・・・etc渦巻く近年、世界の謎、真実に迫らんとする読者の知的好奇心を刺激し、数十年も継続し続けているという偉業。
NewtonとかBlueBacksと同様に、科学少年(青年、オヤジ)もムーを読もう。
編集者として、読者の興味やレベルを(マーケティング的に)想定しながら、ビジネスを成功(?)させている筆者の、”ビジネス書”として読むのが面白いです。
都市伝説、ホラー、陰謀、野望、いんちき科学、いんちき医学・・・etc渦巻く近年、世界の謎、真実に迫らんとする読者の知的好奇心を刺激し、数十年も継続し続けているという偉業。
NewtonとかBlueBacksと同様に、科学少年(青年、オヤジ)もムーを読もう。
編集者として、読者の興味やレベルを(マーケティング的に)想定しながら、ビジネスを成功(?)させている筆者の、”ビジネス書”として読むのが面白いです。
2022年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
性格や適性がわずか4区分で決まるとは思わないが、B型変人説はそれなりのものだ。自分の個人的な体験からもB型に苦しんだ相手が居た。ジェイムズ森岡
2022年10月20日に日本でレビュー済み
80年代から「ムー」が書店に並んでいることは知っていました。でも、いざ手に取るにはとっても高いハードルがありました。最近は「世界の歩き方」とのコラボをはじめ「ムー」が描いてきた怪しい世界が市民権を得てきたように思いますが、特に80年代や90年代は怖くて怖くて、、、。
「のぞき見したいなぁ」と思いながら長らく時間が経ちましたが、ようやくその機会がやってきました。
本書は月刊「ムー」の名物編集長が、創刊時の不振からの起死回生の大変身など、これまでの歴史を振り返っています。ユリ・ゲラーをはじめとした過去のオカルト界の有名人やトピックにも触れますが、いずれも読み手にその判断をゆだねる「ムー」的な書きっぷり。
ビジネスでもしかしたら活かせるかもしれない、ムー的な編集・ビジネスノウハウも満載で、国民的オカルト雑誌を楽しくのぞき見できる一冊です。
「のぞき見したいなぁ」と思いながら長らく時間が経ちましたが、ようやくその機会がやってきました。
本書は月刊「ムー」の名物編集長が、創刊時の不振からの起死回生の大変身など、これまでの歴史を振り返っています。ユリ・ゲラーをはじめとした過去のオカルト界の有名人やトピックにも触れますが、いずれも読み手にその判断をゆだねる「ムー」的な書きっぷり。
ビジネスでもしかしたら活かせるかもしれない、ムー的な編集・ビジネスノウハウも満載で、国民的オカルト雑誌を楽しくのぞき見できる一冊です。
2022年6月15日に日本でレビュー済み
学研のムーは1979(昭和54)年、世間ではベルサイユのばら、宇宙戦艦ヤマトと同じ年に誕生しました(一応、誕生年の出来事を記すだけにします)。
合計43年。
土屋俊介編集長時代を経て、今の三上編集長時代へ。
5代目として活躍しながら、どのような活用とどのような書き方をすれば、読者に納得し、どのようにすれば長く続いていくかを考える事に熱心な姿勢を学ぶことができます。
土屋編集長の易占いで決める話は面白いもので、易学の知識が無いと(どの易学か興味ありますが、周易でしょうか、六爻卦、断易のこと、それとも象数易、梅花易数)編集ができないという事。
筮竹が置いてある話は印象深い話でした。
それもないなら本を開いて本で占いをすると、易占いに絶大な信頼を置く編集長の姿を詳しく解説してくれていて、親近感もできました。
居酒屋の女将さんが知らない人なら口を開くが、顔見知りは口が堅い。
面白い話が多かったです。
合計43年。
土屋俊介編集長時代を経て、今の三上編集長時代へ。
5代目として活躍しながら、どのような活用とどのような書き方をすれば、読者に納得し、どのようにすれば長く続いていくかを考える事に熱心な姿勢を学ぶことができます。
土屋編集長の易占いで決める話は面白いもので、易学の知識が無いと(どの易学か興味ありますが、周易でしょうか、六爻卦、断易のこと、それとも象数易、梅花易数)編集ができないという事。
筮竹が置いてある話は印象深い話でした。
それもないなら本を開いて本で占いをすると、易占いに絶大な信頼を置く編集長の姿を詳しく解説してくれていて、親近感もできました。
居酒屋の女将さんが知らない人なら口を開くが、顔見知りは口が堅い。
面白い話が多かったです。
2022年9月7日に日本でレビュー済み
某UFO召喚ツアーに参加して本人と色々話をすることが出来ました。
私のつたない質問にも真摯に答えてくれてありがたかったです。
凄い博学の持ち主で何でも答えてくれました。
本人は大学時代に理論物理学専攻との事で物理の本質を良く理解しています。
この本で自身のライフワークであり、「人とは何か」の探究をいかに突き詰めるか
について充実した仕事をされているのが解りました。
私のつたない質問にも真摯に答えてくれてありがたかったです。
凄い博学の持ち主で何でも答えてくれました。
本人は大学時代に理論物理学専攻との事で物理の本質を良く理解しています。
この本で自身のライフワークであり、「人とは何か」の探究をいかに突き詰めるか
について充実した仕事をされているのが解りました。
2022年6月5日に日本でレビュー済み
書店でみて、ムー民だから手に取ったところがあったが、意外や意外、かなり深い内容だった。仕事にも役立つ(かもしれない)教訓もあったり、スパイオタクとしては、かなり引き込まれる内容もあったり、一気に読了した。最後は、哲学的な話にまとめるあたり、さすがだと感じました。欲を言えば、ムーで毎号出ているスプリチュアルGoodsの販売について、言い訳でもこじつけでもいいので、触れてほしかった。諸般の事情で、効果は二の次だけで販売しないと雑誌が持たないとか、いや実は効果のある品物もあるとか。