日本で唯一の、いや世界にも誇れるジャンプ・ブルース楽団。
キャブ・キャロウェイ、ルイ・ジョーダン、
ワイノリー・ハリスといった先達に敬意を表しながら、
40年代〜50年代の雰囲気をそのままに、
楽しくて、思わずリズムをとりたくなるようなご機嫌な音楽。
日本語の曲も5曲あり、歌詞も思わず笑ってしまいます。
ギターも多彩なフレーズとトリッキーなプレイが、
むやみに弾きまくらず、ツボを抑えてカッカッと切り込んでくる。
なかなかこの雰囲気を出すのには、
ちょっとブルースを齧った程度では無理でしょう。
やはりブルースへの深い愛情と洞察がなくては。
アルバムも5年に1枚ぐらいのペースで良いので、
解散せずに、いつまでも続けていって欲しいです。
もちろん身体にも気をつけてもらって。