プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
HOCHONO HOUSE<CD>
詳細はこちら
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
曲目リスト
1 | 相合傘 |
2 | 薔薇と野獣 |
3 | 恋は桃色 |
4 | 住所不定無職低収入 |
5 | 福は内 鬼は外 |
6 | パーティー |
7 | 冬越え |
8 | 終りの季節 |
9 | CHOO CHOO ガタゴト (アメリカ編) |
10 | 僕は一寸 (夏編) |
11 | ろっかばいまいべいびい |
商品の説明
内容紹介
細野晴臣、50thイヤーキックオフ !! 素敵すぎるBrand New Albumとは !!
★自身のソロデビューアルバムであり、邦楽ポップス史に燦然と輝き続ける名盤=「HOSONO HOUSE」(1973年5月発売)をまるごと新録!!
Produced, Performed, Arranged, Recorded and Mixed by 細野晴臣
★エイプリルフール、はっぴいえんど、ティン・パン・アレーで活動したのち、狭山市/アメリカ村の自宅へレコーディング機材を持ち込み制作された初のソロ作品が「HOSONO HOUSE」である。ザ・バンドやジェームス・テイラーらが行っていたホームレコーディングのスタイルをおそらく日本で初めて試みた作品であり、以降の邦楽シーンに多大なる影響を与えた金字塔。松任谷正隆、鈴木茂、林立夫らが参加。
★2019年にデビュー50周年を迎える細野晴臣が「HOSONO HOUSE」を自身でいかに新構築するのか? 50周年のキックオフアイテムとしての鮮烈な一撃!
メディア掲載レビューほか
自身のソロデビューアルバムであり、邦楽ポップス史に燦然と輝き続ける名盤=『HOSONO HOUSE』(1973年5月発売)をまるごと新録!『HOSONO HOUSE』とはエイプリルフール、はっぴいえんど、ティン・パン・アレーで活動したのち、狭山市/アメリカ村の自宅へレコーディング機材を持ち込み制作された、細野晴臣初のソロ作品であり、以降の邦楽シーンに多大なる影響を与えた金字塔。2019年にデビュー50周年を迎える細野晴臣が、「HOSONO HOUSE」をいかに新構築するのか? 50周年のキックオフアイテムとしての鮮烈な一撃! (C)RS
登録情報
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 0.8 cm; 93 g
- メーカー : ビクターエンタテインメント
- EAN : 4988002778911
- 時間 : 36 分
- レーベル : ビクターエンタテインメント
- ASIN : B07M61S1K3
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,281位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,964位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
■しかし聴いてみたら、良い方向に期待を裏切られました。1973年と2019年の間の46年に成長・成熟した細野さんを表現したかったようにも思えます。アメリカンロックからプログラミング中心の音作りになったのはもちろん、「僕は一寸」では歌詞をまったく変えたほぼ新曲でそれを表現し、逆に「ろっかまいべいびい」はオリジナルと同じギター弾き語りアプローチで違いを表現。歌にもこの期間で自信が出たのか、諦めたのか、ストレートに声がそのまま伝わってきます(昔は二重録音などをしていたのに)。いまの細野さんの声、とても味があります。
■プログラミングは品のある音作り…温かみのある中域が出ています。また、音を敷き詰めず、隙間をつくりながら、上手いグルーヴを醸し出している。オリジナルのアーシーな感じと全く別アプローチなのですが、不思議とマッチ。
■中にはギター弾き語り・ピアノ弾き語りを前面に持ってきている曲も3曲あります。プログラミング音を聴かせたいわけではなく、必要な表現手段として使っているのが良いところ。
■そして、曲順がオリジナルと逆になっていることになぜかしびれます。まるでオリジナルが終わったところから再開し、最初に戻るみたい。もう一回オリジナルから聴き直して、またHOCHONO HOUSEを聴いて、と無限に循環してしまいそう。いや、実際いま家でHOSONO→HOCHONO→HOSONO→HOCHONO→…と循環させています…(笑)。これぞソング・サイクル。
■各曲の感想を、「オリジナル」と「本盤」で比較してみました
・M1:相合傘:
【オリジナル(M11)】ジングルのような20秒程度のラストの曲でした。
【本盤】本盤でもLet's review the Top 20!のSEからはじまるが、今回は歌もあり!とはいえ1:20で終わるイントロ的な扱いです。
・M2:薔薇と野獣:
【オリジナル(M10)】ベースとエレピのグルーヴが素敵な曲。途中のソウルフルにカッコよくなる。オリジナル盤を通しで聴いていると、ここがクライマックスとなる曲。
【本盤】M1が終わってから、いきなりはじまる静かなグルーヴに圧倒されます。エレピとバスドラム、プログラミングのSEがうまくグルーヴ。暖かくクールでカッコイイ!しかも中域がしっかり出ていて音もなぜか有機的な暖かさを感じる音作り。さすがです。
・M3:恋は桃色:
【オリジナル(M9)】カントリーロック調、そしてはっぴいえんどっぽい音作りと細野さんの歌を二重に録音しちているのが印象的な小品。
【本盤】ちょっと後期YMOを思い出すテイストを残ししつつ、最新の音作り。ここでは細野さんの声がストレートに伝わってくる。フェードアウト部分の音作り、気持ちいいなあ。
・M4:住所不定無職低収入
【オリジナル(M8)】ホーン入りのちょっとボードヴィル調。これも歌詞のイメージと曲調のギャップが面白い。よく「住所不定無職低収入」なんて歌詞をうまく載せるものだ。
【本盤】コンバスを弾いたような音でベースを表現。この音とベースラインが気持ちいい。この上に昔からのシンセストリングス風の音をのせて音作り。
・M5:福は内・鬼は外
【オリジナル(M7)】2月とまるでギャップのあるトロピカル・サウンド。歌詞の載せ方が天才的。
【本盤】ちょっとバリ音楽をイメージさせるプログラミング音に、ベースが乗っている。歌詞も「これはとばかり、鬼も内」に変更!!
・M6:パーティー:
【オリジナル(M6)】タイトルのイメージとギャップが大きいけだるい曲(笑)…だるい日曜日にパーティーを準備しているような。途中の不思議なブレイクが印象的(まるでBeach Boysの「スマイル」のような雰囲気)。
【本盤】なんと75年のライブ演奏(ピアノ弾き語り)をそのまま収録!ブートみたいに遠くから録ったような音作りです。
※勝手な憶測:この曲だけ、オリジナル盤も本盤も同じ「6曲目」(CDでいえば、ですが)。新旧交差する曲だけこのようなものを収録したのでは!?
・M7:冬越え
【オリジナル(M5)】カウベルとセカンドライン調のリズム、途中のバーバンクっぽいホーンリフと展開が印象的。でもって歌詞が冬越え、くしゃみをひとつ、にわとりこけこっこーと来るのだからこのギャップが楽しい。ミスマッチなのにうまくブレンドして細野ミュージックを生み出している。
【本盤】ギター弾き語りが中心。プログラム音は最低限、バックで飾り程度に。曲が良いから、ギター弾き語り調でも素敵。ああ、細野さんの声、良いなあ。歳をとられたからこそできた歌・音のように思えます。
・M8:終わりの季節
【オリジナル(M4)】ペダルオルガン、パーカッション、アコギでほのぼのフォーキーアレンジ。メロディーが印象的で、「それで救われる気持ち」のメロディーがキャッチー。最後もチャチャチャで終わるのもかわいい。
【本盤】なんと、歌声なしのインスト。メロディーはアコギで。インストになってもほのぼの感は同じ。オシャレなお店のBGMとして流れてていてもおかしくない。気持ちがいいなあ。
・M9:CHOO CHOOがたごと アメリカ編
【オリジナル(M3)】レイドバックしたR&B~ソウルと南部ロックが混ざった感じ。身体がつい揺れるグルーブ。エルヴィスかプロフェッサーロングヘアのようなサビの唄い方が印象的でした。サビ「チューチューガタゴト」のリフが印象的。
【本盤】エレピがニューオーリンズピアノっぽいリフの繰り返し、ベース、バスドラ、響線を外したスネアドラム、ハイハットでグルーヴ。やはり音は少な目の静かなグルーヴ。途中のエレピソロもニューオーリンズ調。クールにかっこいい。
・M10:僕は一寸・夏編
【オリジナル(M2)】日本語歌詞とカントリーロック/フォークロックが適度にリラックスした日常場面、たとえば川沿いの土手を散歩しているような情景を思い起こさせ、同時にさりげない自然なラブソング。
【本盤】今回ほとんど新曲、といって良いのでは。歌詞も変更、オリジナルからの「続編」です。オリジナルは若い二人、ここではその後の歳をとった二人…いや二人じゃないのか?音はオリジナルよりブルースやゴスペルのような重さが出ました。3拍子(6/8拍子?)なのもゴスペル/サザンR&Bテイストを醸し出しています。オリジナルのさりげないフォーキーな印象から、重いが気持ちいい印象にかわりました。プログラミングを感じさせない作り。
・M11:ろっかまいべいびい:
【オリジナル(M1)】ギター弾き語りだ。これがどうなるか。
【本盤】なんと、今回もやはりギター弾き語りだ。しかしだいぶリラックスした唄い方とペース。この違いだけで、1973年と2019年の変化がわかるというもの!
■変にオリジナルをリスペクトせずに再構築してしまっています。まったく新作とっていもよいでしょう。質の高いアルバム、絶対のオススメです!とにかく聴け!
車で聞くのは向かないかな。。。
最初聞いた時は、
あれ、ちょっと地味かな?
っと思いましたが、そこはさすが細野晴臣。
聞けば聞くほど味のある、細野晴臣の今が随所に聞き取れて本当に素晴らしいアルバムです!
皆さんも書いておられますが、HOSONO HOUSEとHOCHONO HOUSEをリピートして聴いています。
今現在も精力的にしている細野晴臣に感動しております。
末永く音楽活動をしていただきたいですね。
本人のアレンジということで、しかし、一体原曲からどう変えるのか・・・と少し不安に覚えつつ恐る恐る購入しましたが、結果、大正解でした。
流石は、細野晴臣さんです!見事な”今”のアレンジで、まるで小さなライブハウス、もしくは小さな映画館で、軽食を食べながらのんびり聴いているような、全曲通してそんな感じのアレンジで最高です。
ただ、一つ残念だったのが、「終わりの季節」に歌声が入っていなかったことです。
たしかに、インストの雰囲気はとてもよく、聴いていて気持ちが良いですが、ファンとしては歌って欲しかったなぁ。
もし、HOSONO HOUSEが好きなお方で、迷っているお方がいらっしゃったら、このCDは是非聴いて欲しいです。
文句なく星5つ。
ひとつだけ言わせてください。
「HOSONO HOUSE」よりも「HOSONO HOUSE」ですね!
聴き込んだら、また編集します。
とにかく、皆さんも聴いてみましょう。
かつての大作を紐解き、再解釈するとこうなった、という、細野さんの、今回のリリース時の現在地を知れる作品になっているとおもいます。
このところ、何かの作品をアルバム一枚フルで聴くこともなかなかしなくなってきましたが、個人的には、間の取り方など、細野節が効いていて、まどろむことが出来る好きな一枚です。
その後、「トロピカル三部作」を経て、Yellow Magic Orchestra、SKETCH SHOWそして映画音楽など、時代の最先端を行く音楽活動を続けてきた細野さんが、サウンド面では心残りもあったという「HOSONO HOUSE」の全曲を、約46年の時を経て細野さん一人の歌と演奏により新たに録音し直し、「HOCHONO HOUSE」と名付け、我々に届けてくれました。
達人たちによる当時のバンドサウンドを、たった一人で再構築するのは、かなり大変だったようですが、そんな苦労は微塵も感じさせず、懐かしく、そして新しい細野ワールドがここに見事に展開されています。
曲目はオリジナル版と同じですが、曲順が全く逆になっているところが楽しい。また、歌詞の一部が、現在の細野さんの心境に合わせて変えられている曲もあります。
冒頭を飾る「相合傘」は、ソロとして発表する予定が、急遽はっぴいえんどのラストアルバム「HAPPY END(1973年)」の方にまわされ、オリジナルの「HOSONO HOUSE」ではラスト11曲目にデモテイクのそれもイントロだけがちょっとだけ登場していた曲。今回は歌も入っていますが、「Broken Radio Version」のサブタイトルが付いている通り、壊れかけたラジオからノイズと共に曲が流れてくるような趣向になっています。細野さんの遊び心が早くもここに・・。
2曲目「薔薇と野獣」は、オリジナル版ではキャラメル ママのダイナミックな演奏が印象的でした。こちらは細野さんが一人でコツコツと積み上げたバックトラックに淡々としたヴォーカルが重ねられており、ミディアムテンポのホンワカとした曲調からは、山のふもとに小さな家がポツンと佇むような情景が浮かんできます。
ミニマル風の打ち込みのリズムがテクノっぽさを感じさせる3曲目「恋は桃色」。オリジナル版は駒沢さんのスティールギターがカントリーフレイバーを漂わせていましたが、今回は、細野さんが高橋幸宏と結成したSKETCH SHOWを思わせるような仕上がりとなっています。
4曲目「住所不定無職低収入」は、当時の田舎暮らしから、すっかり都市生活者となった細野さんの「今」が反映されたような、細かなリズムで敷きつめられた曲。当時のデモ録音の一部が間奏部に使われているそうで、注意して聴くとノスタルジックな音が現れてきます。そして、「HAPPY END」録音の際に訪れたハリウッドのスタジオで細野さんが出会い、大きな刺激を受けたというVan Dyke Parksに通じるドリーミーなアメリカ音楽の世界も感じられます。
5曲目「福は内 鬼は外」は、複雑なリズムで構成された凝った作りの曲で、昔からの細野さんのリズムへのこだわりが健在であることに嬉しくなりました。「・・福は内、 ・・鬼も内」と歌詞が変えられている部分に、細野さんの現在の心境が伺えます。
6曲目「パーティー」では、細野さんのピアノ弾き語りによる1975年10月29日、目黒区民センターでのライブ音源がそのまま使われています。ラグタイム風の演奏とちょっとくすんだ音質に、40年以上もの歳月が滲んでいるようで、感慨深いものがあります。
7曲目「冬越え」は、元々のギター弾き語りスタイルで録音し直したそうで、かつて細野さんが歌い方にヒントを得たというJames Taylorの雰囲気が漂います。細野さんは、スキャットも交え楽しそうに歌っており、ライブでも披露して頂きたいと思います。
8曲目は、オリジナル版では、ほのぼのとしたムードで歌われていた「終りの季節」。今回は、軽快なテンポのインストゥルメンタルに生まれ変わりました。細野さんは、当時のアメリカ風の生活を思い出して演奏したのでしょうか?アコースティックギターが心地よく響き渡ります。
9曲目「CHOO CHOO ガタゴト」は、Tin Pan Alley「キャラメル ママ」や、久保田麻琴とのHarry & Mac「Road to Louisiana」にも収録されており、細野さんお気に入りの曲のようです。今回は「アメリカ編」となっている通り、ソウルっぽい曲調で、細野さんのイカしたベースラインに自然と身体が動き出します。
10曲目「僕は一寸」は、暑い盛りに録音したそうで、タイトルに「夏編」と付けられています。夕涼みしながら演奏しているようなリラックスムードと共に、深みと翳りが感じられました。
ラスト11曲目「ろっかばいまいべいびい」は、オリジナル版でも、細野さんが一人で演奏し、録音まで手掛けた曲です。今回は、時計の秒針の音のようなリズムをバックに、細野さんがしんみりとギターを奏で歌っています。目の前に細野さんがいるような臨場感がたまりません。
聴き手の頭の中には、「HOSONO HOUSE」とこの「HOCHONO HOUSE」が重なり合い、ひとつの輪となって、心地よい響きを発しながら回り続けるかもしれません。
全11曲、約36分。全曲の歌・演奏、そしてプロデュース、ミックスともに細野さん。録音は、2018年~2019年、Daisy Bell Studioにて。