本書は、糖尿病の標準治療に疑問を呈し、著者の研究と実践に基づく糖質オフによる糖尿病治療の方法について解説する。
例えば、以下のような内容。
■インスリン注射により糖尿病治療から抜け出せなくなる:
①大量の糖質をとる食事を続ける
↓
②血糖値が上がる
↓
③血糖値を下げるために体内でインスリンを産生できる唯一の存在「ベータ細胞」が使われる
↓
④ベータ細胞の酷使が続くと、やがてベータ細胞が死滅、あるいは一時的に活動停止(気絶)する
↓
⑤(食事・運動療法や投薬によって改善しない場合)インスリン注射により、強制的に血糖値を下げる
↓
⑥強制的に血糖値が下がることにより、尋常でない空腹感に襲われる
↓
⑦空腹の反動で、糖質を含む食べ物をドカ食いする
↓
⑧インスリンの作用により、ドカ食いで増殖した血中のブドウ糖が脂肪細胞に押し込まれ肥大化・増加する→内臓脂肪による肥満
↓
⑨内臓脂肪が増えるとインスリン抵抗性が高くなる(効きづらくなる)ため、血糖値が高くなる
↓
⑩一方で使われなくなったベータ細胞は委縮し、自己のインスリン分泌量は低下する
↓
⑪血糖値を下げるため、インスリン注射の量が増える (以下ループ)
■やるべきこと1 高タンパク・低糖質の食事:
・タンパク質の目安は体重の2~3倍のグラム数。食事だけでは難しいので、市販のホエイプロテインを活用
・魚や植物性タンパクよりも、肉と卵が優先。卵は何個でも可
・タンパク質+脂質の次は、鉄分とビタミン(B群、C、E)も必須。これらも適宜サプリ活用
・単純なカロリー計算ではなく、「PFC量」を意識
(P→タンパク質、F→脂質、C→炭水化物or糖質)
・スイーツを食べたい場合は、「少量を食間」か「運動後」
・健康的な甘味料を選ぶなら、エリスリトールかステビア
■やるべきこと2 適度な運動
・運動すれば血糖値が上がりにくくなり、下がりやすくなる
・必ずタンパク質不足を解消してから運動する
・筋トレは1回 30 分を週に3回、有酸素運動は1回 30 分を週に5回が目安
【感想】
まだ糖尿病でも予備軍でもないが、危機意識が高まる内容。
特にコロナ禍の在宅勤務で運動量が低下する中、今までの食生活を見直し、糖質オフを考えるきっかけにもなる。
また糖尿病のような基礎疾患患者にとって危険度の高い、コロナのようなパンデミックではいずれ感染は避け得ないものとして、抵抗力を上げるのが最善の対策と説き、そのための栄養の取り方にも触れられている。
標準治療と異なる内容で、まだまだエビデンスの量はこれからという感じだが、健康に漠然とした不安を抱えている人は、備えのために読んでもよいと思う。
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糖尿病の真実 なぜ患者は増え続けるのか (光文社新書) 新書 – 2021/6/15
水野 雅登
(著)
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脱インスリン率100%
の実績を持つ医師が解説
「糖尿病は不治の病」
「インスリンは一生のお付き合い」
……は本当なのか?
【内容】
糖尿病の身体の中では、何が起きているのか?
WHOが糖尿病撲滅を掲げ、Google、アップルも最新式の血糖値モニターの開発に投資している。
加えて糖尿病患者の新型コロナ重症化リスクが高いこともはっきりした今、
血糖値管理を重要視する意識が急激に高まっている。
一方で、先端医療を誇る日本で、糖尿病患者とその予備軍の合計は2000万人、
中高年の3人に1人が該当し、その数字は年々増加している。
なぜ医療が発達している日本で糖尿病患者は増え続けるのか。
「インスリンは一生のお付き合い」「糖尿病は不治の病」は本当なのか。
現代の糖尿病治療の真実と問題点について、
2型糖尿病患者の脱インスリン率100%の実績を持つ内科医が解説。
実際の治療例も紹介しつつ、薬や医者に頼らず血糖値を下げる方法や、
薬を卒業できるようになるための道筋を伝える。
【目次】
第1章 糖尿病治療の実態
第2章 糖尿病の真の黒幕、インスリン
第3章 脱インスリン100%の症例
第4章 タンパク脂質食の実践
補論 糖尿病患者がすべき感染症対策
【著者プロフィール】
水野雅登(みずのまさと)
1977年愛知県生まれ。杏林大学医学部医学科卒業。医師。日本糖質制限医療推進協会提携医。
糖質オフとインスリン・オフを中心とした治療により、2型糖尿病患者のインスリン使用を終了させ、その割合は100%となる。
97単位ものインスリン自己注射をしていた患者も安全にインスリン・オフを成し遂げている。
現在は治療法などの情報を講演会やブログ、Facebook、Twitter、YouTubeなどで精力的に発信している。
著書に『薬に頼らず血糖値を下げる方法』(アチーブメント出版)、
『医学的に内臓脂肪を落とす方法』(エクスナレッジ)、『糖質オフ大全科』(主婦の友社)など多数。
趣味は以前はパソコン製作、現在は最新ガジェットを試すこと、ウォーキング。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2021/6/15
- 寸法10.7 x 1.3 x 17.2 cm
- ISBN-104334045499
- ISBN-13978-4334045494
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商品の説明
出版社からのコメント
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「インスリンは一生のお付き合い」
……は本当なのか?
【内容】
糖尿病の身体の中では、何が起きているのか?
WHOが糖尿病撲滅を掲げ、Google、アップルも最新式の血糖値モニターの開発に投資している。
加えて糖尿病患者の新型コロナ重症化リスクが高いこともはっきりした今、
血糖値管理を重要視する意識が急激に高まっている。
一方で、先端医療を誇る日本で、糖尿病患者とその予備軍の合計は2000万人、
中高年の3人に1人が該当し、その数字は年々増加している。
なぜ医療が発達している日本で糖尿病患者は増え続けるのか。
「インスリンは一生のお付き合い」「糖尿病は不治の病」は本当なのか。
現代の糖尿病治療の真実と問題点について、
2型糖尿病患者の脱インスリン率100%の実績を持つ内科医が解説。
実際の治療例も紹介しつつ、薬や医者に頼らず血糖値を下げる方法や、
薬を卒業できるようになるための道筋を伝える。
【目次】
第1章 糖尿病治療の実態
第2章 糖尿病の真の黒幕、インスリン
第3章 脱インスリン100%の症例
第4章 タンパク脂質食の実践
補論 糖尿病患者がすべき感染症対策
著者について
【著者プロフィール】
水野雅登(みずのまさと)
1977年愛知県生まれ。杏林大学医学部医学科卒業。医師。日本糖質制限医療推進協会提携医。
糖質オフとインスリン・オフを中心とした治療により、2型糖尿病患者のインスリン使用を終了させ、その割合は100%となる。
97単位ものインスリン自己注射をしていた患者も安全にインスリン・オフを成し遂げている。
現在は治療法などの情報を講演会やブログ、Facebook、Twitter、YouTubeなどで精力的に発信している。
著書に『薬に頼らず血糖値を下げる方法』(アチーブメント出版)、
『医学的に内臓脂肪を落とす方法』(エクスナレッジ)、『糖質オフ大全科』(主婦の友社)など多数。
趣味は以前はパソコン製作、現在は最新ガジェットを試すこと、ウォーキング。
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2021/6/15)
- 発売日 : 2021/6/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 320ページ
- ISBN-10 : 4334045499
- ISBN-13 : 978-4334045494
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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内科の医師。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログhttps://mizunodoc.jp 、Facebook、Twitterや、講演会などで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」、「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」、「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前著よりもさらに詳しくなり、「現在の糖尿病治療の問題点」、「糖質制限医療」について、とてもわかりやすく記載されています。
特に、糖質制限の際に併用する内服薬・インスリンの選び方はとても参考になります。
さらには、オーソモレキュラーとの併用の仕方も説明されており、かなり親切な内容です。
「高インスリン」こそ合併症の元凶であるという言葉に、とても救われます。
高血糖でも必要最低限なインスリンが分泌されていれば、健康な生活を送れるはずですが、
高血糖状態が怖くて、ついつい医師は、血糖降下薬・インスリンを処方してしまいます。
高インスリン>グルコーススパイク>高血糖
この順番で酸化ストレスを生むので、高血糖は優先順位が低いんですよね。
でも、この感覚を持つにはとても勇気が要ります。
なぜなら「高血糖=危険」という認識が根強いからです。
その「高血糖の恐怖」を乗り越える勇気を、本書は与えてくれます。
とはいうものの、説明不足が多少なりともあり、参照論文も完全ではありません。
以下に、気になったところを明記します。
P192:『インスリンを分泌する必要がなくなると、機能がどんどん落ちていきます』
外因性のインスリンによって、膵臓β細胞の仕事が無くなり、衰退してしまうとのこと。
そうかもしれませんが、糖質制限食でもβ細胞の仕事量が減るはずです。
外因性のインスリン投与状態でも、「多少は」β細胞は仕事をしているはずなので、内因性・外因性どちらのインスリン分泌が、β細胞にとって適切なのかが、この文章からではわかりません。
個人的には、膵臓に対する「余計なインスリン作用」「異所性脂肪」が関係していると思わます。
211:『(妊婦さんは)「いつもの糖質オフの食事」の後に、血糖値や血中インスリン濃度を測定すればいいのです』
理論的にはそれでよいのですが、産科医がそれで納得するでしょうか。
本書は実践的な内容であるので、解決方法を提示すべきです。
悲しいことですが、検査の前日に糖質を摂取するしかありません。
『Klein, Klara R et al. “Carbohydrate Intake Prior to Oral Glucose Tolerance Testing.” Journal of the Endocrine Society vol. 5,5 bvab049. 29 Mar. 2021, doi:10.1210/jendso/bvab049』
P214:『私がこれまでに、インスリン・オフ療法を行った患者さんの脱インスリン率は、100%です』
これはもちろん2型糖尿病に限った話ですが、1型糖尿病の方の実践例も示してほしかった。
脱100%にはならないので、どの程度まで減らせたか知りたかった。
次著に期待。
p233:『(糖質制限は)肝不全の状態ではかえってエネルギー不足になってしまいます』
これはなかなか難しい問題ですが、今のところ
・急性肝不全ではケトン体生成は低めで維持。
・肝硬変状態ではケトン体は脂肪酸の血中濃度に比例してケトン体を産生
らしいので、特に急性期でもない限り糖質制限をしてはいけないというわけではなさそうです。
『Clemmesen, J O et al. “Splanchnic metabolism of fuel substrates in acute liver failure.” Journal of hepatology vol. 33,6 (2000): 941-8. doi:10.1016/s0168-8278(00)80126-9』
特に、糖質制限の際に併用する内服薬・インスリンの選び方はとても参考になります。
さらには、オーソモレキュラーとの併用の仕方も説明されており、かなり親切な内容です。
「高インスリン」こそ合併症の元凶であるという言葉に、とても救われます。
高血糖でも必要最低限なインスリンが分泌されていれば、健康な生活を送れるはずですが、
高血糖状態が怖くて、ついつい医師は、血糖降下薬・インスリンを処方してしまいます。
高インスリン>グルコーススパイク>高血糖
この順番で酸化ストレスを生むので、高血糖は優先順位が低いんですよね。
でも、この感覚を持つにはとても勇気が要ります。
なぜなら「高血糖=危険」という認識が根強いからです。
その「高血糖の恐怖」を乗り越える勇気を、本書は与えてくれます。
とはいうものの、説明不足が多少なりともあり、参照論文も完全ではありません。
以下に、気になったところを明記します。
P192:『インスリンを分泌する必要がなくなると、機能がどんどん落ちていきます』
外因性のインスリンによって、膵臓β細胞の仕事が無くなり、衰退してしまうとのこと。
そうかもしれませんが、糖質制限食でもβ細胞の仕事量が減るはずです。
外因性のインスリン投与状態でも、「多少は」β細胞は仕事をしているはずなので、内因性・外因性どちらのインスリン分泌が、β細胞にとって適切なのかが、この文章からではわかりません。
個人的には、膵臓に対する「余計なインスリン作用」「異所性脂肪」が関係していると思わます。
211:『(妊婦さんは)「いつもの糖質オフの食事」の後に、血糖値や血中インスリン濃度を測定すればいいのです』
理論的にはそれでよいのですが、産科医がそれで納得するでしょうか。
本書は実践的な内容であるので、解決方法を提示すべきです。
悲しいことですが、検査の前日に糖質を摂取するしかありません。
『Klein, Klara R et al. “Carbohydrate Intake Prior to Oral Glucose Tolerance Testing.” Journal of the Endocrine Society vol. 5,5 bvab049. 29 Mar. 2021, doi:10.1210/jendso/bvab049』
P214:『私がこれまでに、インスリン・オフ療法を行った患者さんの脱インスリン率は、100%です』
これはもちろん2型糖尿病に限った話ですが、1型糖尿病の方の実践例も示してほしかった。
脱100%にはならないので、どの程度まで減らせたか知りたかった。
次著に期待。
p233:『(糖質制限は)肝不全の状態ではかえってエネルギー不足になってしまいます』
これはなかなか難しい問題ですが、今のところ
・急性肝不全ではケトン体生成は低めで維持。
・肝硬変状態ではケトン体は脂肪酸の血中濃度に比例してケトン体を産生
らしいので、特に急性期でもない限り糖質制限をしてはいけないというわけではなさそうです。
『Clemmesen, J O et al. “Splanchnic metabolism of fuel substrates in acute liver failure.” Journal of hepatology vol. 33,6 (2000): 941-8. doi:10.1016/s0168-8278(00)80126-9』
2021年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
専門職(医療)の方には、基礎的なことが書いてあるので、今更ながらのことばかりです。
ただ、インスリン(血糖を下げるホルモン)の概念が変わりました。
ただ、インスリン(血糖を下げるホルモン)の概念が変わりました。
2022年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
闘病歴5年。インシュリンには至っておらず、HbA1c6.0~6.5を保っている者です。まず役に立ったのは、糖尿病薬の種類の多さを知り、その薬理作用もさまざまで、そういうことなのかとわかったこと。判断なく医師に従うだけでは病気は治せないし、医師を選ぶ目を持たなければならないと痛感させられました。糖質制限を勧めながらも、服薬との関係で、医師に無断で始めないようにと、その危険についても書かれており、納得できました。
それまでの(誤った)常識を覆して、新しい考えを提唱されることは勇気のいることで、宗田哲夫医師の書籍には学会で激しく攻撃されたことが書かれていますが、ガイドラインに沿った医療だけ行う医師には、それに反するものは到底受け入れられないでしょう。
臨床の現場の経験から、従来の医療に疑問を持つ医師こそが、本当に患者のことを考えている医師だと思います。糖尿病の糖質制限の効果は、世間でも耳にするようになってきていますが、この本が出版されてまだ半年ということを考えると、医療の世界は頭の固い権威が牛耳っているヒエラルキー社会で、なかなか変わらないのだろうと感じます。
あとがきは、著者である水野先生の誠実で真摯なお人柄が感じられる内容でした。「薬より、名医より、病気を治すのは考え方です」「健康な状態とは薬がいらない状態です」「薬で治ったというものの多くは、薬で持ちこたえているうちに、あなたの身体が自分で直したという場合がほとんどです」「もちろん、名医にかかることも大切です。しかし、その医師を探し、選び、受診するのはあなたです」など、医師任せにせず、主体的に病気に立ち向かう必要を教えていただきました。
今後のことを水野先生はこのように書かれています。「私もまた、本書を書き上げた今もなお、より効果的な方法、より持続可能な方法、より実行可能な方法を探し続けています。すべての慢性疾患を治す方法を見つける、それが当面の目標です。今はそこそこ改善できる方法を見つけ、糖尿病については、それを本書に書きました。今後もさらに、間違いなく完治できる方法を探していきます。そして、それを広めることで、皆さんの健康に寄与していきたいと思います」水野先生、ありがとうございます。私も主体的に考え、行動し、β細胞の壊れ方次第では難しいかもしれませんが、脱服薬を目指して、頑張っていきたいと思います。
この久し振りのレビューは、水野先生への心からの感謝です。
それまでの(誤った)常識を覆して、新しい考えを提唱されることは勇気のいることで、宗田哲夫医師の書籍には学会で激しく攻撃されたことが書かれていますが、ガイドラインに沿った医療だけ行う医師には、それに反するものは到底受け入れられないでしょう。
臨床の現場の経験から、従来の医療に疑問を持つ医師こそが、本当に患者のことを考えている医師だと思います。糖尿病の糖質制限の効果は、世間でも耳にするようになってきていますが、この本が出版されてまだ半年ということを考えると、医療の世界は頭の固い権威が牛耳っているヒエラルキー社会で、なかなか変わらないのだろうと感じます。
あとがきは、著者である水野先生の誠実で真摯なお人柄が感じられる内容でした。「薬より、名医より、病気を治すのは考え方です」「健康な状態とは薬がいらない状態です」「薬で治ったというものの多くは、薬で持ちこたえているうちに、あなたの身体が自分で直したという場合がほとんどです」「もちろん、名医にかかることも大切です。しかし、その医師を探し、選び、受診するのはあなたです」など、医師任せにせず、主体的に病気に立ち向かう必要を教えていただきました。
今後のことを水野先生はこのように書かれています。「私もまた、本書を書き上げた今もなお、より効果的な方法、より持続可能な方法、より実行可能な方法を探し続けています。すべての慢性疾患を治す方法を見つける、それが当面の目標です。今はそこそこ改善できる方法を見つけ、糖尿病については、それを本書に書きました。今後もさらに、間違いなく完治できる方法を探していきます。そして、それを広めることで、皆さんの健康に寄与していきたいと思います」水野先生、ありがとうございます。私も主体的に考え、行動し、β細胞の壊れ方次第では難しいかもしれませんが、脱服薬を目指して、頑張っていきたいと思います。
この久し振りのレビューは、水野先生への心からの感謝です。
2021年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
糖尿病と診断され色々勉強中です
この本はとてもk参考になります
他の先生の本も読んでみます
この本はとてもk参考になります
他の先生の本も読んでみます
2021年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても、分かりやすい言葉で興味深い内容でした。
そもそも、お口に入れるものに対して自分で責任持たないといけないと思いました。
そもそも、お口に入れるものに対して自分で責任持たないといけないと思いました。
2023年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今月発売された”薬に頼らずに血糖値を下げる”の文庫本が非常に参考になったのでその中に紹介
された続編のこの本も購入したがこちらはほとんど脱インシュリンの説明がほとんどで思ってい
たよりガッカリした。
この本にも運動についての気記述が2-3行のみだったのも残念だった。
この内容なら購入しなくても良いと感じた。
よって、今回は中古本にしたのが正解だった。
その為か中古品がかなり販売されていた理由が理解出来た。
以上
された続編のこの本も購入したがこちらはほとんど脱インシュリンの説明がほとんどで思ってい
たよりガッカリした。
この本にも運動についての気記述が2-3行のみだったのも残念だった。
この内容なら購入しなくても良いと感じた。
よって、今回は中古本にしたのが正解だった。
その為か中古品がかなり販売されていた理由が理解出来た。
以上