江戸時代、食処で食していたであろうメニューや御殿さんや大名さん方が食べていたであろうメニューとは異なり、ごくごく普通レベルの生活をしていた住民が食べていた食事風景が想定出来るような文庫です。
簡易的なイラストがところどころ少しありますが、ほぼ活字だらけです。
日本の歴史書物にはあまり掲載されることはないのではないかなと思える、世間一般的な平凡な日々の食事や人とのかかわり等の情景があらわれていて、食に興味深い方や食の歴史を深く知りたい方には、凄く面白みを感じさせてくれる本だと思います。
料理に使う調味料は、素材のみ→塩のみ→味噌のみ及び酢のみと発展したのですね。
醤油が使われるようになったのは、まだずいぶん先のことだったんだ・・。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
知っておきたい「食」の日本史 (角川ソフィア文庫 N 102-5) 文庫 – 2009/8/25
宮崎 正勝
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥616","priceAmount":616.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"616","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"m8uB4L6BV3ZzJ750b4arUu7rmXB7U9OmLL7WKjdPQ5J2w4kn3uF5ApVoqAepw1or9%2BsVQrTmXlyp0M%2FPLJ1pnFpJgRu7TmMr%2BVQI4TnxAWTtQfVt%2F7QXjA55gy%2F%2BM1Dz","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
団子は古代のモダン食品、大仏とソラマメの意外な関係、豆腐料理が大変身したオデン、イスラームの菓子だったガンモドキ、など食材と料理の意外な歴史。世界から日本にもたらされた食文化を中心とした面白日本史。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社角川学芸出版
- 発売日2009/8/25
- 寸法10.5 x 1 x 15 cm
- ISBN-104044064121
- ISBN-13978-4044064129
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 知っておきたい「食」の日本史 (角川ソフィア文庫 N 102-5)
¥616¥616
最短で5月28日 火曜日のお届け予定です
在庫あり。
¥616¥616
最短で5月28日 火曜日のお届け予定です
残り11点(入荷予定あり)
¥660¥660
最短で5月28日 火曜日のお届け予定です
残り15点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1942年生。元北海道教育大学教育学部教授。専攻は、前近代の国際交流史、世界史教育。著書に『海からの世界史』(角川選書)、『知っておきたい「食」の世界史』『知っておきたい「酒」の世界史』(角川ソフィア文庫)など多数。
登録情報
- 出版社 : 角川学芸出版 (2009/8/25)
- 発売日 : 2009/8/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4044064121
- ISBN-13 : 978-4044064129
- 寸法 : 10.5 x 1 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,128位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 68位社会と文化
- - 223位角川ソフィア文庫
- - 256位その他の歴史関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
和食文化や日本食の通史を扱った良書は巷に溢れているが、本書はそんな中の一冊である。
特に、本書はコンパクトな文庫本でありながらも、古代から近代までの日本の食文化の変遷をポイントを押さえながら紹介しているので、気軽さを求める読者にお薦め出来ると思う。
本書は「古代からの豊かな食」「大陸から来た食の文化」「食のルネサンス、室町時代」「ポルトガルとオランダが運んだ食」「江戸時代に作られた食文化」「洋食の誕生と世界化する食卓」の全6章…日本食の歴史を通史として紹介する事に重点を置いているが、こうした中でも著者が前書きで述べているように「ヘエーッ」…と驚かされてしまうような雑学を盛り込んでいる所に特色があり、正しく”肩のこらない”学術書と言えよう。
因みに、自然に恵まれた古代の食文化に始まり、続いて大陸由来の食文化、並びに日本独自で発展を遂げた和食、茶の湯から発展した懐石料理、更には南蛮人から齎された食事やお菓子、江戸のファースト・フードや明治時代の”洋食”(洋風和食?!)、そして様々な調味料や食材等、一般的な書物に書かれている事が中心ではあるが、本書は更に一工夫あるようだ。
例えば、多くの著作ではチーズの祖先は「酥」とされているが、本書では一歩踏み込んで「酥」「酪」「醍醐」を紹介した上で「醍醐味」の語源を解説しているし、おでんの先祖が田楽であった事についても、実はその歴史がかなり紆余曲折したものであった事が良く解る。
また、関西を代表するお好み焼きが実は点心にルーツを持ち、然も江戸で流行った後に関西に逆輸入された事、現代の日本人にとってはお馴染みの贖罪でもあるキュウリやカボチャの食し方等、眼の付け所が良かったように思う。
そして、江戸時代以降の食文化についてはよく知られた話ばかりと思いきや、「きんつば」は実は「ぎんつば」であったとか、スイカは赤い実が気味悪いとされたとか、とんかつ等に添えられるキャベツは刺身の「つま」に端を発した日本独特の発想であるとか…いやいや、正しく著者が目論んだ「ヘエーッ」の連続である。
非常に解り易く、且つ面白く纏められた一冊であった。
繰り返すよようだが、和食に関する優れた著作は幾らでもある。
だが、本書は一般的な著作では触れられていない事柄をプラスしながらもシンプルに纏めており、簡略にして意外にも詳細、更には多くの知識を与えてくれる面白さも加わるので、初学者の方達には自信を以てお薦めしたいと思う。
特に、本書はコンパクトな文庫本でありながらも、古代から近代までの日本の食文化の変遷をポイントを押さえながら紹介しているので、気軽さを求める読者にお薦め出来ると思う。
本書は「古代からの豊かな食」「大陸から来た食の文化」「食のルネサンス、室町時代」「ポルトガルとオランダが運んだ食」「江戸時代に作られた食文化」「洋食の誕生と世界化する食卓」の全6章…日本食の歴史を通史として紹介する事に重点を置いているが、こうした中でも著者が前書きで述べているように「ヘエーッ」…と驚かされてしまうような雑学を盛り込んでいる所に特色があり、正しく”肩のこらない”学術書と言えよう。
因みに、自然に恵まれた古代の食文化に始まり、続いて大陸由来の食文化、並びに日本独自で発展を遂げた和食、茶の湯から発展した懐石料理、更には南蛮人から齎された食事やお菓子、江戸のファースト・フードや明治時代の”洋食”(洋風和食?!)、そして様々な調味料や食材等、一般的な書物に書かれている事が中心ではあるが、本書は更に一工夫あるようだ。
例えば、多くの著作ではチーズの祖先は「酥」とされているが、本書では一歩踏み込んで「酥」「酪」「醍醐」を紹介した上で「醍醐味」の語源を解説しているし、おでんの先祖が田楽であった事についても、実はその歴史がかなり紆余曲折したものであった事が良く解る。
また、関西を代表するお好み焼きが実は点心にルーツを持ち、然も江戸で流行った後に関西に逆輸入された事、現代の日本人にとってはお馴染みの贖罪でもあるキュウリやカボチャの食し方等、眼の付け所が良かったように思う。
そして、江戸時代以降の食文化についてはよく知られた話ばかりと思いきや、「きんつば」は実は「ぎんつば」であったとか、スイカは赤い実が気味悪いとされたとか、とんかつ等に添えられるキャベツは刺身の「つま」に端を発した日本独特の発想であるとか…いやいや、正しく著者が目論んだ「ヘエーッ」の連続である。
非常に解り易く、且つ面白く纏められた一冊であった。
繰り返すよようだが、和食に関する優れた著作は幾らでもある。
だが、本書は一般的な著作では触れられていない事柄をプラスしながらもシンプルに纏めており、簡略にして意外にも詳細、更には多くの知識を与えてくれる面白さも加わるので、初学者の方達には自信を以てお薦めしたいと思う。
2010年9月27日に日本でレビュー済み
日本の古代からの食物の伝統・文化・歴史を知りたくて購入。ページ数の割にはとても中身が濃くて項目もたくさんで、読んでいて楽しかった。
塩の作り方や梅干しの表面に吹いた塩の利用法、かつては箸と匙の両方を使っていたがいつから箸だけになっていったか、調味料関係の話など、大変勉強になった。また、室町時代、寺院の僧坊で新しい酒造りの技術が開発されていたこと、ういろうや羊羹の元はなんだったかなど知らないことがたくさんあった。時代ごとに整理されているのでわかりやすかった。
塩の作り方や梅干しの表面に吹いた塩の利用法、かつては箸と匙の両方を使っていたがいつから箸だけになっていったか、調味料関係の話など、大変勉強になった。また、室町時代、寺院の僧坊で新しい酒造りの技術が開発されていたこと、ういろうや羊羹の元はなんだったかなど知らないことがたくさんあった。時代ごとに整理されているのでわかりやすかった。
2019年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白くよませていただきました。
もっと緩いコンテンツかと思っていたのでちょっと違いましたが、とても面白かったです。
もっと緩いコンテンツかと思っていたのでちょっと違いましたが、とても面白かったです。
2016年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『稲は朝鮮半島から伝わったと見るのが妥当』『仏教伝来で食肉文化が廃れた』など、少し調べた経験のある人なら
異論を挟みたくなるような箇所も色々あるが、日本史と名乗るだけあって食というコンセプトに沿って
時系列順にまとめらているので大変読みやすい。
異論を挟みたくなるような箇所も色々あるが、日本史と名乗るだけあって食というコンセプトに沿って
時系列順にまとめらているので大変読みやすい。
2014年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みたかった本なので、探していたので直ぐに手に入り良かったです。