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これを知らずに個人が不動産投資をしてはいけない!: 既存大家さんの成功体験を鵜呑みにせず正攻法で稼ぐ方法 Kindle版
下記目次から見て取れるように、新規投資における重要項目が盛り沢山。単なる警鐘本ではなく、正攻法投資を勧めるハウツー本である。
物件評価法や物件収支の見方について、可能な限り簡便で実務に耐えうる方法を紹介しながら、マーケット動向や不動産投資のメリ・デメなど基礎的な項目にも説明を行っている。
投資本で推奨される人気の物件タイプについてもメスを入れ、投資家個人それぞれの投資の目的とリスク許容度に基づき、あくまで客観的・合理的に判断することを勧めているのが特徴。
投資初心者、これから投資をしようと考えている人を中心に、中級レベルまでの読者を想定。
著者は、金融機関と不動産会社において、長年最前線で不動産を扱ってきた不動産コンサルタントであり、金融スキルと不動産スキルを融合させての業務遂行に定評。
現在は、賀藤リサーチ・アンド・アドバイザリーで、個人向けを中心に不動産アドバイザリー業務を行う。仲介等を行わないため顧客との利益相反が全くなく、中立、公正で顧客の立場に完全に立脚した課題解決型のコンサルティングが定評。
【目次】
第1章 巷の不動産投資本やセミナーの内容を鵜呑みにするな
第2章 人口減少、都市消滅時代はこんなに恐い
第3章 不動産投資のメリットvs デメリット
第4章 不動産価格の決まり方を押さえておけば誰にも騙されない
第5章 不動産のマーケットサイクルを押さえて損失を最小限に
第6章 人気の物件タイプは本当に大丈夫なのか?
第7章 投資目的を明確にしあなたにあった投資レベルを見つけよう
第8章 超簡単収支チェック法
第9章 不動産投資成功のための10の黄金法則(投資時)
- 言語日本語
- 発売日2015/4/26
- ファイルサイズ3560 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B00WRD7EKM
- 出版社 : 賀藤リサーチ・アンド・アドバイザリー (2015/4/26)
- 発売日 : 2015/4/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3560 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 89ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 20,406位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 21位不動産投資 (Kindleストア)
- - 53位投資・金融・会社経営の不動産投資
- - 1,192位投資・金融・会社経営 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
1983年大阪大学法学部卒業後、大手生命保険会社入社。融資、企業調査・審査、不動産評価、証券投資、財務企画を担う。上席ファンドマネージャーやMOF担として活躍。
2002年大手外資系不動産サービス会社に転職し、不動産戦略コンサルティング、不動産リサーチを責任者として率いる。
バブル生成期から崩壊、失われた10数年、ミニバブル生成と崩壊、アベノミクス、コロナ禍から現在まで、マーケットの全局面を経験。常に実践現場の最前線に立ちながらの、理論とスキル・経験を背景とした的確な業務遂行に定評。
2013年独立、賀藤リサーチ・アンド・アドバイザリーを立ち上げる。
個人及び法人のお客様に対し、不動産投資アドバイス、不動産投資顧問、資産運用アドバイスを、お客様サイドに完全立脚して行う。不動産と金融の両分野の経験に基づき、実務と理論の両面からマーケットを捉えた解決型コンサルティングを行うことで定評。業界では珍しい仲介を業としない中立・公平な立場のコンサルタティングにより、老若男女、富裕層・非富裕層を問わず、 お客様の悩みを解消する。
シンガポール資本の不動産コンサルティング会社では、副社長/COOとして経営に参画。
2021年には幼児教室、2022年にはこども英語教室を、賀藤リサーチ・アンド・アドバイザリーにて開設。
将来の日本を背負って立つ元気で優秀な子どもたちを育成することをミッションとして、各教室を運営中である。
メディア、委員経験等:日本経済新聞、日経不動産マーケット情報、週刊東洋経済、週刊金融財政事情、 KINZAIファイナンシャル・プラン、FPジャーナル、ARES(不動産証券化協会)ジャーナル、月刊プロパティマネジメント、不動産経済ファンドレビュー、週刊ビル経営、不動産ソリューションブックなどに、コメント、寄稿記事など多数掲載。東京都環境局主催の「低炭素ビルへの環境投資等に関する検討会」委員を2年歴任等。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・分量が比較的少ないので、読む時間が短くて済む
・不動産投資のリスクについて適切な指摘がある
悪いところ
・写真や図がなく、文字オンリーで、わかりにくい
・数字による分析や、詳細な情報は省略されている
ので、
不動産投資の概要、リスク、危険性、投資判断の元になる要素をざっくり知りたいが読むには悪くないと思う。
不動産投資の概要に関する中性的な書籍と合わせて、
読むといいと思います。
筆者は大手生命保険会社、外資系不動産調査会社で不動産運用・市場調査業務を経験後、
現在は中立的な独立アドバイザーとして活躍する人物である。
本書はここ数年が不動産市場環境が改善してきたことを受けて、個人投資家による不動産投資が
ブームとなるなか、十分な知識を持たずにいわゆる「成功大家本」の情報をうのみにして
海千山千の投資家が存在する不動産市場に参入する個人投資家に警鐘をならしつつ、
個人投資家が最低限押さえておくべき不動産投資の基礎情報をコンパクトにまとめている。
まずは不動産投資の目的を明確化してから、対象となる投資先候補を選定し、十分なシミュレーション、
出口戦略を検討したうえで、投資タイミングを計り、算入すべきという一連の主張には
3年で○千万円の不動産収入でセミリタイヤ、といったような劇的な内容は一切なく、淡々と必要な情報を
わかりやすく伝えていく筆遣いに著者の誠実さ・真面目さが伝わってくる。
個人的に印象に残った点としては、今後不動産市場はますます選別物色の様相を強めていく中で、
属性の高い投資家は引き続き投資を有利に続けていくことができるが、「成功大家本」で
書かれているような特殊解(その時の市場環境で、またはその投資家の資産状況、属性だからできた投資法)
に挑戦するのは危険という筆者の見解である。
東京五輪に向けてこれからマーケットが過熱していく印象をもつが、すでに東京都心部を中心に
ミニバブル的様相を呈している地域もあり、ここからの購入には極めて慎重に臨むことを進めている。
相場環境がいいときほど、相場が天井を付けるときほど不思議と買いたくなるものだが、
あらためて投資にはタイミングが大切であることに気づかされた次第である。
最後になるが、筆者の言う通り株式と比較して不動産に関する情報は不透明であるし、
不動産の手数料も高いと言わざるを得ない。
もちろん一概に株式などの資産と比較はできないものの、
他の金融商品のたどってきた道を考えると、投資家のすそ野を広げるという観点からも
インターネットによる投資情報の開示強化・不動産手数料の自由化の流れが今後進むことになるのではないか。
キンドルでの販売ということで価格が300円と大変手ごろな価格で入手できることもあり、
少しでも不動産投資に興味がある個人の方には一読をお勧めする。
ここからは、編集とアマゾンに一言。あまりにも内容が薄い。物足りないです。もう少し価格帯を上げてもいいから、もっと読み応えのあるものにして欲しいです。プライム無料であっても、読む本がなければ、意味がありません。このままでは、次の更新は無しです。電子書籍には、期待していただけに、残念でなりません。