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脳の意識 機械の意識 - 脳神経科学の挑戦 (中公新書) 新書 – 2017/11/18

4.1 5つ星のうち4.1 110個の評価

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科学のフロンティアである「意識」。そこでは、いかなる議論がなされているのか。本書は、意識の問題に取り組む研究者による最前線からのレポートだ。豊富な実験成果などを通して、人間の意識のかたちが見えてくるはずだ。
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商品の説明

著者について

1970年千葉県生まれ。1993年東京大学工学部卒業、98年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。98年から2000年にかけて東京大学大学院工学系研究科部助手、2000年から同助教授、カリフォルニア工科大学留学などを経て、現在は、東京大学大学院工学系研究科准教授および独国マックスプランク研究所客員研究員。専門は脳科学。共著に『理工学系からの脳科学入門』(東京大学出版会、2008年)、『イラストレクチャー認知神経科学』(オーム社、2010年)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2017/11/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/11/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 336ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121024605
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121024602
  • 寸法 ‏ : ‎ 11 x 1.5 x 17.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 110個の評価

著者について

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渡辺 正峰
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1970年千葉県生まれ。1993年東京大学工学部卒業、98年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。98年から2000年にかけて東京大学大学院工学系研究科部助手、2000年から同助教授、カリフォルニア工科大学留学などを経て、現在は、東京大学大学院工学系研究科准教授および独国マックスプランク研究所客員研究員。専門は脳科学。

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に出てくる図がとても分かりやすく、多少難しい部分はあるものの、脳科学に素人の自分でも理解することができた。第4章以降はとてもわくわくさせられる内容が多く、事前知識がなくても存分に楽しむことができる。

著者は「MinD in a Device」というベンチャー企業を起ち上げ2040年頃までに、機械への意識のアップロードをするサービスを完成させようと研究を進めている。この本を読んでいるほとんどの人が、生きている間に、この研究の完成を見ることができるかもしれない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月12日に日本でレビュー済み
他人の脳と一時的に接続して、他人の意識のほか、心まで感じることができる日は来るのでしょうか?
また、言語によるコミュニケーションの基礎である対称性の限界を克服して、原理的孤独から解放されるかもしれないし、現象学的な
精神心理療法に活かせる可能性もあるのかもしれません?

逆に、意識外の環境世界自体は体験できないでしょうけれど、本書の初めに記載されているような、電磁波の飛び交う世界なのでしょうね。

もっと知りたい点
多層生成モデルにおける 感覚入力層と生成層の描かれる外界像は、何を基に作られるのでしょうか?
外界は電磁場の世界と思われるので、描像のメカニズムを知りたいと思います。
2023年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元々、人間は物質である肉体と心で出来ているとブッダは説く。無我と言う教えは私の手とか私の頭は指差すことは出来るが所有者である「私」を指し示すことは出来ないと言う教えである。何故なら「私」の実体は存在しないから。つまり記憶にしても、意識にしても「誰の」記憶、「誰の」意識か説明する都合上、脳が「私」と仮想の実体を立てているに過ぎない。
仮に記憶や考えを機械に移植出来たとしても「私」の実体は脳にも、何処にも存在しない。実体が無い以上、「私」の移植はあり得ないし、この仮想の私という考え方を移植しても、一卵性双生児の如く、別の人間として意識するだけで、「私」の二回目の人生が実現すると言う考えは安易過ぎる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「人間は、脳の左右半球で2つの意識をもち、それらの競合によって統一意志を形成している」

「人の意識は、外界を観察・模倣して生成しなおす能力を持つ。
 生成ばかりで比較対象の外界が無い状態が『睡眠時の夢』だとも考え得る」

「『意識あるもの』を客観的に観察して、その外見的特徴を再現するだけでは
 そこに意識を創出したことの証明にならない」

「主観的現象は、客観性が必須の科学的証明が極めて困難である。
 したがって、自意識が機械に転化し得ると証明するためには
 自分の脳を機械に繋げて、それでも自分が自分であることを自ら確認するしかない」
 
「客観的(科学的)観察によっては、人間と物体は、
 程度の差こそあっても、同様に単なるメカニズムであるにすぎない。
 メカニズムにすぎない人間に『意識』というものが存在すると言うなら
 その辺の石ころにも、石ころレベルの『意識』があるという考え方もあり得る」

・・・以上、
本書を読んで、興味深く感じた部分(意訳)です。
もちろん本書は科学技術に関する本なのですが、むしろ、思想・哲学的に強烈な示唆を与える。
価値観や世界観まで変え得る刺激的な概念がちりばめられていますが
しかし「トンデモ本」とは違います。

一方で「そこまで言うなら!」・・・と欲求不満に感じる点もある。
筆者は、人間存在を機械化するというラジカルな思考を持っている。
そこまで言うなら、意識の機械的創出を
現状規模の人間意識の再現にとどめる必要はないでしょう。
なるほど確かに、まずはそれが出来ることが前提なので
話を抑制的にすることは学者の立場として立派で、必要なことかもしれません。

しかし、素人の私は無責任な話をしたい。
ブレイン・マシン・インターフェイスによって脳と繋がる機械は
人間の思考力を凌駕するものを目指して当然だと思います。
現状の人間の数倍などというケチなことは言わない。
数万倍の容量や思考速度があるなら、繋いだだけで
「意識」の主体は、その殆どが機械的頭脳におのずと移行することでしょう。

「女性の産道を通過するために、生物としての人間の脳は
 この大きさで我慢を強いられていたのであって、
 機械的な頭脳によって拡張された思考こそ
 はじめて『人間的』と呼ぶにふさわしいレベルなのだ」

・・・未来では、それが常識になるかもしれません。

さらには、インターフェイスを介して意識を移動するということは
脳と機械の間だけの話に留める必要がありません。
他人と「言葉以上の」コミュニケーションが出来る可能性を示唆します。

眩暈のするような未来像が視える。
その「クオリア」を担当するニューロンをバシバシ発火させるような本です(笑)
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私がこれまで読んだ理系新書の中では白眉と言って良い出色の書である。何しろ、長年の間、哲学と科学との狭間にあった「<意識>の問題」を科学の俎上に載せようと試みた大胆かつ英断の書だからである。その上、"まえがき"で、近い将来、「機械への<意識>の移植」、が可能であると断言しているのだから、刺激と興奮に満ちている。その一方、現段階では、「<意識>の原理」、については全く分かっていないと素直に告白した上で、脳科学・医学・生理学的に一切の妥協を許さずに論考を進めているのだからアッパレという他はない。著者としては、物理学における自然則の如く、「<意識>の主観」における自然則を確立する狙いがある事も冒頭から伝わって来た(「<意識>のメカニズム(客観)」は既知)。

そして著者の工夫は、クオリア(見える、聴こえる等の単純な五感の感覚意識体験)の問題が、「<意識>の原理」という難解な問題の本質を全て内包しているとの前提(事実?)に立って論考を進めている点である。周知の通り、脳はニューロンの塊、即ち、一種の電気回路に過ぎない。にも関わらず、("見える"の例で言えば)、デジタル・カメラでは成し得ない「クオリアを脳が持つ」という驚愕の事実に着目し、以下、脳のクオリア問題に焦点を絞って、(著者の恩師を含む)様々な学者の視覚・錯視実験(あるいは思考実験)等を通して、徐々に「<意識>の原理」に科学的に迫って行く過程はまさしくスリリングである。

その核心(到達点)は、上述した通り、「<意識>の主観」における検証可能な自然則の検出である。この検出が本当に出来るのならば、「機械への<意識>の移植」も出来ると読者に思わせる著者の全体構成力と情熱は卓越している。著者の最終的な見解も啓発的であるが、これから本書を読む方のために控える。とにかく、<sense of wonder>がギッシリと詰まった類例を見ない秀逸な書だと思った。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自然則に基づく検証可能な科学の枠組みで「意識」を解き明かすことはできるのか?

脳は電気回路に過ぎず、その演算処理に何も謎めいたところはなく、また、意識が表現される特別な脳部位は存在しない。意識は多数のニューロン活動で、これをコンピューターに置き換えることはできるのか?

脳神経科学は、可能と考える。例えば、多数のニューロンのうち、1つだけを人工のものに置き換えても意識は活動しつづけると考える。もう1つ、もう1つと置き換えたら、最後に完全に人工のものに置き換えたら。

ただし、検証は簡単ではない。なぜなら、「意識」とは「私」であり、主観的だから。科学は客観的な検証方法はあっても、主観的事象の検証方法は持ち合わせていない。。。。

AI万能論的な論調が多いなかで、その境界を意識させてくれます。(なお、AIは、客観的観測に基づく方法なので、「意識」とは違います。)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳科学者が「意識」に関する研究の概要と展望を一般読者向けに語った書である.一般向けとはいうものの,専門家が書いた場合の常であるが,かなり難しい.著者自身の研究者人生の個人的な話や,実験のためのかなり技術的な話がしばしば登場する.
始めの3章は,意識の座である脳が,どういうふうに外界からの刺激をとらえているのかを,科学的方法に従って今までに明らかにされてきた事実を紹介する.脳は,視覚を通じて外界をそのまま認識するのではなく,まず物の輪郭を線分とかその向きとかでとらえ,それらを次第に組み合わせて立体描像へと再構築していく.脳にある過去の記憶と照らし合わせて,合理的と思われる表徴を作り上げるのである.
第4章からが本書の主たる部分で,意識の本質に迫る.脳科学の予備知識のある読者はここから読み始めてもよいだろう.
トノーニによって提唱された「統合情報理論」では,非常に多くの情報が単に相加されるのではなく,それらが統合されてより高次の情報が構成されるときに意識が生まれると考えた.これに対し,本書の著者は「生成モデル」を支持している.それは,外界からの情報と,脳により処理された高次の情報とを,繰り返し比較してその誤差を小さくしていき,それが最小になったときにはじめて意識にのぼるというものである.
本書の主要なテーマは,機械(ノイマン型コンピュータ)が意識をもち得るかという問題である.意識を持っているかのように振る舞う機械ができても,それが本当に意識を持っていることの証明にはならない.人間は右脳と左脳の2つを持ち,その一方のみでも意識をもつことは確かなので,意識を持っていることが確実である自分自身の一方の脳を機械で作った脳に置き換えて,両脳がある場合と同じように統一された意識が再生されれば,機械は意識を持ちうると結論できる.「自我意識」を機械にコピペできるかどうかが最終目標だ.これが実現できることを著者は夢見ている.

本論に関係ないが,191ページにたとえ話としてガリレオの落体の実験の話が出てくる.ここで,重力と慣性力とが反対方向に働いてキャンセルするから落下速度が物体の重量に無関係であるというような書き方がされているが,これはもちろん間違いだ.慣性力など働かない.慣性質量と重力質量が等しいから同時に落下するのである.引き算ではなく割り算だ.また236ページのユークリッドの互除法についての説明で,つねに「大きいほうを小さいほうで割る」と書かないと不正確である.

なお,本書とは直接関係がないが,なぜ「意識」が生まれたかは,進化論的に考えれば納得できるのではないかと思う.カンブリア紀に「目」が生まれて,動物の間の「喰う喰われる」の生存競争が深刻になった.少しでも早く周りの状況を把握してうまく行動することが,生存競争に生き残れる要件だ.非常に多くの情報を速やかに処理し,いち早く適切な行動ができるためには,その一元管理が必須である.それが「意識」なのであろう.巨大恐竜は脚にも脳のようなものがあったといわれるが,そのようなものが意識をもつことはありえない.

ノイマン型コンピュータの生みの親であるフォン・ノイマンは,量子力学の数学的基礎を確立したことでも知られる.量子力学の観測問題での「波束の収縮」の非因果性は,観測装置も量子力学に従う原子から構成されているので,説明不能に陥った.そこで彼は最後に実験結果を確認する「抽象自我」により波束の収縮が起こると仮定した.つまり自我は物理法則に従わない何者かであると考えた.自我がノイマン型コンピュータで作れたら,ノイマン先生は自分のしっぽを食う蛇になるかも.
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般の人が読み切れる本ではない。特に専門的な実験プロセスの説明は難しい
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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