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14歳 (幻冬舎よしもと文庫 7-1) 文庫 – 2009/7/15

4.3 5つ星のうち4.3 186個の評価

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14歳の少年はある日、部屋にカギを付け、引きこもりを始めた。不安、焦り、苛立ち……。様々な思いを抱えながら、「戦うべきリング」を求めて彷徨う苦悩を描いた衝撃の自伝的小説!

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2009/7/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344413334
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344413337
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.2 x 0.9 x 15.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 186個の評価

著者について

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千原ジュニア
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子が不登校で、今気持ちが焦っているようなので、私も気持ちを知りたいと思い、この本を読みました。
千原さんと息子の気持ちは違うと思いますが、焦燥感や不安な気持ちが14歳の視点でよく書かれていて、涙が出ました。
でも爽やかな本でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を読むのが苦手な中学生の息子に買いました。学校の朝の読書タイムに読んでいます。
結構スラスラ読めるそうです。
私も読んで、今まで以上にジュニアさんとセイジさんも好きになりました。
涙しながら読みました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月29日に日本でレビュー済み
この本は千原さんが兄に吉本へ誘われて家に出て行くまでの内容が
書いてあります。

ほとんど内容としては家に引きこもっている感じでしたが、それでも
飽きずに最後まで読める内容と、文の構成がよかったと思います。

千原さん自身が、思春期にものすごい問題児だったことや精神障害者
かと思わせる行動など、今の千原さんを見ている人はこの本を読むと
ものすごいショックを受けるでしょう。

ただ内容は心に響きました。
自分は何がしたいのか、どうすればいいのか、両親との葛藤、出会い、
そしてそれを見つけ家を出て行く…学校へ行けば不良と同じで人を
殴ったり、殴られたり、授業なんて勉強なんてわからない。ここに
自分の居場所はない。そして部屋に戻ってもどうしたらいいかわからない。
お母さんはそのことで死にそうなぐらいずっと悩んでいる。
それに対して何もできない自分…

「お母さん、もう少し待ってください」

人には人の生き方がある。学校へ行けない子も違う世界では生きていける。
本当に学校へ行くことが正しいのか、行っている人は千原さんみたいな
人を変わった人、不良、問題児、などそんな一言で片付けてしまうでしょう。
そんな人たちが、今テレビに出ている千原さんを見て、この本を読んで、
その裏側にある苦悩や、同じ不良や問題児に対しての視線が変われば
いいなと思いました。

不登校の千原さんが学校に行く人たちをみて、その人たちも千原さんを
見ている。

「本当にそこへ行きたいの?」

千原さんはそう思ったそうです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供から大人になる過程の、繊細で複雑な感情をとても上手く文章にされています。
自分でもよく分からない感情を、伝えたくても、伝えれないもどかしいあの気持ちを、
話芸の達人だからこそここまで上手く表現出来るんだろうなと、すごく感心しながら読み終えました。思春期のお子さんがいる親御さんには是非読んで頂きたいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月12日に日本でレビュー済み
自分の気持ちを表現するって、かなり難しいと思います。

自分でも自分が嫌なこと、親にも申し訳ないと思っていること。でもそんなことは恥ずかしくて喋れない。自分がどう思っていて、どうしたいのか。その悩んでいる気持ちが表現できない。自分ではそうと分からないけど、思春期であるときは余計に気持ちの振り子の振れ具合に自分自身翻弄されてしまう。

・・・
本作「14歳」は、中学生の不安定な感情とそこに隠れる素直な気持ちが上手に掬われて表現された佳作だと思います。

・・・
自分で分かっている。今の自分がダメだってこと。でもそれを言われるのはムカつくし、切れた後には申し訳ないと思っている。実は本人だって、心の「成長痛」のようなものに悩んでいるのかもしれない。

そんなとき、本作では祖母であったり、兄であったり、主人公を「普通」「あたりまえ」に扱う隣人は、本人を大いに助けるのでしょう。

・・・
個人的に千原ジュニア氏について知っていることは多くはありません。

ただ、兄弟コンビであったり、兄よりテレビの露出度が高かったり、兄弟でいうと弟(本人)の方がセンスがあるとかないとか、そういうイメージがありました。

本作がどこまで作り物でどこまでが事実かは知りません。しかし、もし本作が概ね事実だとすれば、千原兄の(ある意味)尋常ならざる寛容さがあってこそ、今の千原ジュニアがあったのかもしれません。

普段単独出演で兄のおかしい点をいじり倒していたりしますが、本作を見ると実は兄への感謝にあふれている(た)のかもしれません。このあたりは読んでいただけると面白いかと思います。

・・・
ということで千原ジュニア氏の作品でした。

何者になりたいのかわからない、だから何者にもなれない。でも自分は何のために生きている?みたいな鬱屈した青春時代を思い出しました。

全ての子がこんなにうまくいくとは限りませんが、親目線で読んでも意義深い作品かと思います。
2023年11月3日に日本でレビュー済み
めちゃくちゃ感動しました。千原ジュニアさん、天才やと思いました。間違ってることを間違ってないと言い聞かされながら生きてきた中で悔しさをバネにしてきましたが、もっと早くこの本に出会っていればと思いました。
2020年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
滅茶苦茶感動しました。下手な作家より100倍良かったです!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本にでてくる中高一貫校を知ってます。その中学校・高校に通う生徒たちは一目置かれています。
ジュニアが何故この学校を中退したのか気になり購入しました。なにがあったのか知りたくて。
正直なところ、ジュニアはあまり好きではありません。ダウンタウンの松本に気に入られていますが何故気に入っているのかわからない。ダウンタウンは昔からすきですが。
もともとジュニアに対してあまり良いイメージを持っていないのでどんな文章書くんやろ、とちょっといじわるな気持ちで読み始めました。でも、読んだ瞬間、これヤバイ、一気に読んでまうパターンちゃうん!と感じてしましました。興味が湧きどんどんページをめくる私。何これ、もっと読みたい。
ジュニアって天才ちゃうん!なにこの文章ほんま天才!ジュニアのイメージがら変わりやん!
内容はここには書きませんが、多感な14歳、あの学校の生徒であった少年のお話。色々たいへんやったんですね。あの学校にジュニアがいたなんて。そしてその少年は天才だった。凄いです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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