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生者と死者と我らと Kindle版

綾瀬文蔵 (著) 形式: Kindle版
4.4 5つ星のうち4.4 3個の評価
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太平洋戦争末期、アメリカ本土のどこかにある極秘の日本兵捕虜収容所――
正規の名を持たないその施設は〈ヤマトホテル〉と呼ばれ、日本語に堪能な将校と、日本語を解さない日系の兵隊たちで運営されていた。

〈招待客〉と呼ばれる「私」たち捕虜は、軍隊での階級を剥奪され、また、故国にいたときのことを話すことも禁止されて、互いを収容所に与えられた名前――ムサシ、ホクサイ、ロッパなど――で呼び合うことを強制された。

「生キテ虜囚ノ辱メヲ受ケズ」という「戦陣訓」に背く「私」たちが戦争の現実から隔絶されて生きる〈ヤマトホテル〉には秘密があった。軍人には見えない将校たち。誰も会ったことがない捕虜将軍。捕虜のなかに潜むスパイ。階上の部屋に隠されている不思議な機械。

「私」と同房のナンボクは、看守と捕虜の親善野球大会の日、収容所の秘密の一端にたどり着くが、一方では恐ろしい殺人事件が発生していた。
ＭＰによる捜査は混迷をきわめ、収容所内に緊張が高まる。そして、第二、第三の殺人。
捕虜たちは反乱を起こし、収容所を武装占拠するのだった――
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  1. 本の長さ
    285ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 付箋メモ
    Kindle Scribeで
  4. 発売日
    2018/11/21
  5. ファイルサイズ
    1154 KB
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07KSCHWLV
  • 出版社 ‏ : ‎ 双喜房; 第1版 (2018/11/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/11/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1154 KB
  • Text-to-Speech（テキスト読み上げ機能） ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 285ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 3個の評価

著者について

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綾瀬文蔵

綾瀬文蔵

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昭和生まれ。

横浜育ち。

「第4回幻影城新人賞」1次選考通過（なんだ、これ？）

あっちやこっちにいろいろ色目を使ったあげく、結局のところ、自分にとって面白いものを書くのがいちばんだと悟る。

願わくば、私にとって最高の小説が、あなたにとっても面白い小説であらんことを。

作品

2018年3月27日『〈堕剣士〉キロク 背徳の島』（ファンタジー 中・短編集）

2018年11月22日『正者と死者と我らと』（ミステリ 長編小説）

2019年11月4日『〈堕剣士〉キロク 竜禍』（ファンタジー 長編小説）

ブログ

「綾瀬文蔵は主に深夜に生きてゐる。The Life and Opinions of Bunzo Ayase, nighthawk」

http://ayasebunzo.catfood.jp/

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