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トッカイ 不良債権特別回収部 (講談社文庫) Kindle版

3.8 5つ星のうち3.8 164個の評価

狂乱のバブル経済崩壊後の「失われた20年」のさなか、日本中の不良債権取り立てに奮闘する国策会社=整理回収機構。そこで働く面々は、その多くがバブル崩壊で破綻した金融機関の出身者たちだった。借り手の側から取り立てる側へ――将棋の「奪り駒」のように回収の最前線に打ち込まれた者たちは、バブル経済に踊った怪商、借金王、ヤクザらと対峙し、でジワジワと追い詰めていく。泥沼の債権回収に奮闘した、男たちの物語。

住専こと、住宅金融専門会社7社は、バブル崩壊により、6兆4000億円にのぼる巨額の損失を負った。
7社はいずれも大手銀行、証券、生保などを母体に設立されたが、80年代末の狂乱のバブル時代、母体行が融資に尻込みした「バブル紳士」たちに巨額の融資を行い、その多くが回収不能となり焦げ付いた。
政府は6850億円の公的資金投入を決めるが、これが世論の強烈な反発を招く。
自民党・橋本龍太郎政権は「住宅金融債権管理機構」を設立し、社長に「平成の鬼平」と呼ばれた中坊公平元日弁連会長を据えた。住専各社から譲渡された不良債権を、できる限り回収することを目指す、「バブルのしんがり」たちの活動は、こうしてスタートした――。

文庫版のための追補
「トッカイ」とは何だったのか――大蔵省元銀行局長の証言
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商品の説明

著者について

清武 英利
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社文庫所収)で14年度講談社ノンフィクション賞、『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社文庫所収)で18年度大宅壮一ノンフィクション賞読者賞を受賞。主な著書に『プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市』『奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢』(以上、講談社+α文庫)、『サラリーマン球団社長』(文藝春秋)など。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B08PV6N6G8
  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2020/12/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/12/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 4778 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 300ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 164個の評価

著者について

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清武 英利
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星5つ中3.8つ
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小説としての面白みがない
2 星
小説としての面白みがない
実録作品に近いが内容的には小説としての面白みに欠ける。残念。一般文学通算2692作品目の感想。2022/10/04 20:25
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不動産バブル崩壊によって生じた不良債権回収の物語がこんなに面白いなんて。夢中になって読みました。日本弁護士会連合会の会長経験弁護士の資格喪失、数百人を弁護士を擁する国内トップ渉外法律事務所の敗北、海外に資産を隠蔽する悪辣極まりない債務者との攻防、手に汗握る差押え、法廷での攻防、どれひとつとっても、あの時代を経験した者にとってはエエエッ…!!という衝撃ばかりでした。強制執行や保全処分を勉強している人間にとっては、たまらないほど緊迫感満載の実務の世界です。著者は巨人軍にも関係した方のようですが、もの凄い才能です。
2023年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビを観て本を買いました。テレビは実名ではありませんでしたが、本は実名で書かれていて同じ時代を生きた感がありました。主人が起業して、

まだ月日が浅かった頃に、テレビで話題となった人達が、とてつもない借金を踏み倒していることにびっくりしたものです。土地がなかったら銀行はお金を貸してくれない時代がありました。その後、事業内容を見て貸し付けてくれるようになりました。
2021年3月20日に日本でレビュー済み
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金融機関が無責任に貸し付けたお金を回収する様子が書かれています。普通の営業の仕事よりハードです。
自分の仕事の励みになります。
読んでいると、貸した金融機関に腹が立ちます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月29日に日本でレビュー済み
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本書は、2019年に出版された『トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち』を改題し、新たに巻末に寺村信行・大蔵省元銀行局長の証言も加えて文庫化したものである。
バブル経済の清算の為に日夜戦う「整理回収機構大阪特別回収部」通称トッカイの活躍を描いたノンフィクション作品だが、読者がまず驚かされるのは巨額の債権額、次には正しく魑魅魍魎と呼ぶに相応しい悪質債務者の生き様だろう。バブル経済がいかに狂乱の時代だったかが窺える。億や兆単位の金が平気で飛び交う中で、時代の荒波に翻弄されながらももがき続ける男たち。果ては日本国内のみならず海外にまで資産隠しの手は伸びて行き、今もなお債権回収の戦いは終わっていないという熱い展開。既に来年1月にドラマ放送が決まっているが、ドラマには最適な題材だと思う。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月14日に日本でレビュー済み
住専問題について教科書でしか知らない世代であり、トップの中坊公平氏と末野や西山くらいしか知らなかった。しかし中坊氏指揮の下、決して日の目を見ることがない多くの男たちが、悪質極まりない債務者に対峙して来たことに心がふるえた。まだ回収そのものは終わっていないが、回収にむけて東奔西走した人たち、そしてここまで丹念に事実を追い、債務者側も含めて取材を重ねた筆者に敬意を示したい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実録作品に近いが内容的には小説としての面白みに欠ける。残念。
一般文学通算2692作品目の感想。2022/10/04 20:25
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5つ星のうち2.0 小説としての面白みがない
2022年10月5日に日本でレビュー済み
実録作品に近いが内容的には小説としての面白みに欠ける。残念。
一般文学通算2692作品目の感想。2022/10/04 20:25
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カスタマー画像
2021年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマで放映されているので、読んでみました。当時の事が分かって参考になった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年1月7日に日本でレビュー済み
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90年代に起こった住専の緻密な取材に基づいた記録です。(多分)
今の日本はあのとき記録した株価にせまっている。アメリカはもっとすごい。これでいいのか?と考えたとき、過去の修羅場を覗いてみたくなった。
金融機関の乱脈経営、債務者の知力を尽くした資産隠し、それを暴くトッカイ。多少創作部分はありそうだが、ほぼ事実を忠実に再現しているだろう。すこし話が飛んで分かりにくところもあるが、驚きの事実の連続である。
国民の税金を取り戻すため死力を尽くして回収業務に邁進した皆様に敬意を表したい。
最後に後書きがある。一番鋭く本質をついている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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