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サイコパス (文春新書) Kindle版

4.0 5つ星のうち4.0 1,202個の評価

平気でウソをつき、罪悪感ゼロ……そんな「あの人」の脳には秘密があった!

外見はクールで魅力的。会話やプレゼンテーションも抜群に面白い。
しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造が露見しても、
まったく恥じることなく平然としている。
ときには、あたかも自分が被害者であるかのようにふるまう。
残虐な殺人や善良な人を陥れる犯罪を冷静沈着に遂行する。
他人を利用することに長け、人の痛みなどこれっぽっちも感じない。

――昨今、こうした人物が世間を騒がせています。しかも、この種の人々を
擁護する人も少なくありません。そうした人物は高い確率で「サイコパス」なのです。


もともと「サイコパス」とは連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために
開発された診断上の概念です。しかし精神医学ではいまだ明確なカテゴリーに
分類されておらず、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布していました。

ところが近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになっています。
脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、
一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。

しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないのです。
大企業のCEO、政治家、弁護士、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人に
サイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もあります。

最新脳科学が、私たちの脳に隠されたミステリーを解き明かします。
続きを読む もっと少なく読む

商品の説明

著者について

脳科学者。東日本国際大学特任教授、横浜市立大学客員教授。1975年生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士。2008年から10年まで、フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。著書に『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』(幻冬舎新書)ほか。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B01MRIFLDK
  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2016/11/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/11/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 4943 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 185ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1,202個の評価

著者について

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中野 信子
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東京都生まれ。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課

程修了。東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授。医学博士。脳や心

理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
1,202グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サイコパスについて知りたかったので役にたちました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サイコパスとは、どういう人間なのかを詳細に分析しています。そういう人との付き合い方はどうあるべきなのかがよくわかります。世界的に有名な方もサイコパスだったのではないかというところが驚かされます。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嫌いな人がいるのでこうにゅう。
相手を研究。
感情的ないつもの考えとは別に
少し違う医学的な視点で考える事ができる。
心のもつれがほどける点もほんの、少しはありました。知識を覚えて、勉強しておくことで、
この手の嫌いな人への今後の対応、解決にいつか、ヒョンナコトで役に立つ機会があるかもしれないとおもっています。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 2月27日「真相深入り!虎ノ門ニュース」水曜日コメンテーターのケント・ギルバート氏が「サイコパス」中野信子著より <脳科学が明らかにする「あなたの隣のサイコパス」>を紹介したので、これを確認するために本書を購読した。 著者の中野信子女史は、MENSA(人口上位2% の知能指数を有する者が入れる団体)のメンバーで、優れた頭脳を有する脳科学者・医学博士であり、サイコパスについての分析も信頼が置けるようだ。 

【本書の目次と興味ある項目のポイント】
<はじめに> 脳科学が明らかにする「あなたの隣のサイコパス」
 ありえないような嘘をつき、常人には考えられない不正を働いても、平然としている。 嘘が完全に暴かれ、衆目に晒されても、全く恥じるそぶりさせ見せず、堂々としている。 それどころか「自分は不当に非難されている被害者」「悲劇の渦中にいるヒロイン」であるかのように振る舞えさえする。 残虐な殺人や悪辣な詐欺事件をおかしたにもかかわらず、全く反省の色を見せない。 そればかりか、自己の正当性を主張する手記などを世間に公表する。 外見は魅力的で社交的。 トークやプレゼンテーションは立て板に水で、抜群に面白い。 だが、関った人はみな騙され、不幸のどん底に突き落とされる。 性的に奔放であるために色恋沙汰のトラブルは絶えない。 経歴を詐称する。 過去に語った内容とまるで違うことを平気で主張する。 矛盾を指摘されても、「断じてそんなことは言っていません」と、涼しい顔で言い張る。昨今、こうした人物が世間を騒がせています。見過ごせないのは、この種の人間を擁護する人が少なくないことです。「彼/彼女は騙されてああなってしまったのだ」「決して悪い人ではない。むしろとても魅力的だ」といった好意的な反応が、テレビコメンテーターから一般の方から少なからず出てくるのです。時には「信者」であるかのような崇敬を示す人もいます。そうした人たちはきっと知らないでしょう。彼/彼女らは、高い確率でサイコパスだということを。
●アメリカでは全人口の4%/サイコパスをいかに見抜くか/魅力的な研究対象
<第1章> サイコパスの心理的・身体的特徴
(1)サイコパス事件簿
(2)サイコパスの心理的・身体的特徴とは?
●<サイコパス(精神病質者)の3分類><サイコパスの特徴10のまとめ>に記載。
<第2章> サイコパスの脳
(1)サイコパスの脳の知覚能力、学習能力
 「熱い共感」を持たない脳/恐怖を感じにくい脳 ⇒ 扁桃体の活動が低い/扁桃体と前頭前皮質の結び付きが弱い/良心というブレーキがない脳/ハイリスク・ハイリターンを好む/VMPFCの異常 ⇒ 痛々しい画像を見ても反応しない/海馬と後帯状回の機能障害/情動記憶についての欠陥脳漿の形状にも一般人との大きな差
●サイコパスの脳の特徴
・扁桃体の活動が低い ・眼窩前頭皮質や内側前頭前皮質の活動が低い ・扁桃体と眼窩前頭皮質や内側前頭前皮質の結び付きが弱い
(2)「勝ち組サイコパス」と「負け組サイコパス」
「勝ち組」「負け組」の違いは前頭前皮質の灰白質の体積/前頭前皮質を破壊された男/勝ち組サイコパスを見つける方法/社会的地位が高い人にはサイコパスが多い/ウソつきの前頭前皮質の灰白質・白質/サイコパスとウソ発見器との闘い
●「勝ち組サイコパス」と「負け組サイコパス」の違い
 サイコパスには ①脳梁の拡大 ②海馬後部の体積減少 ③海馬前部の非対称性(左側より右側の方が著しく大きい) ④前頭前皮質の灰白の容積減少 が見られるが、「負け組サイコパス」には③と④が見られるが、「勝ち組サイコパス」には見られない。
<第3章> サイコパスはいかにして発見されたか
 昔からいたサイコパス/革命家・独裁者としての勝ち組サイコパス/ギリシャ時代のサイコパス/「妄想なき狂気」/正気の仮面/精神分析の失墜と脳科学の台頭/神経倫理学・神経犯罪学の登場とロンブローゾ再考/反社会性は遺伝するのか/神経伝達物質の分解が遅い/ADHDを併発しているサイコパス/サイコパスと精神疾患の合併症/ドーパミンを大量放出する遺伝子/環境によって変わるサイコパス/遺伝子と環境の相互作用/社会制度の整備とリテラシー教育を
●革命家・独裁者としての勝ち組サイコパス
 織田信長、毛沢東、ロシアのピョートル大帝、聖女マザー・テレサ、Apple創業者ジョブス、ジョン・F・ケネディ、ビル・クリントトン等の何人もの歴代アメリカ大統領が顕著なサイコパス特性を示している。
<第4章> サイコパスと進化
 サイコパスが人類を進化させた/「良心」の機能とは?/フリーライダーとサンクション/サイコパスはフリーライダーか?/脳に「建て増し」された「良心」/サイコパスが生きやすい環境/サイコパスがもてる理由/女性の生理周期が「ダメ男」を引く/日本はサイコパスにとって生きにくい社会?
●サイコパスがもてる理由
 サイコパス、マキャべリスト、ナルシストの3要素を備えた男性は外見上の魅力が高く、女性によくもてるとの調査結果がでている。
●女性の生理周期が「ダメ男」を引く
 ダメ男の方に引き寄せられてしまう時期が、女性には月のうち2回あります。排卵期の前後3日ほどと、生理前の1週間です。この時期の女性の体では、女性ホルモンの濃度が下がると同時に、セロトニンの濃度も下がります。すると不安傾向と衝動性が高くなり、冷静な判断がしにくくなってしまう可能性が高くなり得るが、そのためにダメ男を選んでしまうと考えられている。
<第5章> 現代に生きるサイコパス
 プレゼン能力だけ異常に高い人/経歴や肩書きが華麗すぎる人/ママカーストのボス、ブラック企業の経営者/炎上ブロガー/オタサーの姫、サークルクラッシャー/彼女はサイコパスか、パーソナリティ障害か?/サイコパスと信者の相補関係/老人が「後妻業の女」に転がされる理由/サイコパスとは恋愛できるか
●老人が「後妻業の女」に転がされる理由
 人間の脳は歳をとるほどドーパミン分泌が減るので人を疑いにくくなる傾向がある。サイコパスの女性は「ジジイ殺し」が多く、ある程度の年齢以上の男性をターゲットにするが、典型的なものは「後妻業」で、資産家の高齢男性をたぶらかし、生かさず殺さず搾り取り、最終的には遺産をまるまる捕食する。
<第6章> サイコパスかもしれないあなたへ
 サイコパスの自己診断は可能か?/PCL-Rの診断方法/DSM5における診断基準/ケビン・ダットンのセルフチェックリスト/サイコパスは治療できるか/効果的なプログラムとは?/都会のほうが生きやすい/サイコパス向きの仕事を探そう
●サイコパスは治療できるか
 サイコパスの治療はそう簡単にはいかず、場合によっては治療後のほうが再犯率が上がってしまい、近所の精神科に通うレベルではとうてい治すことは不可能である。
<おわりに>
 サイコパス研究の課題と困難/危うさを知ることの先へ

 本書によれば、サイコパスとは、『反社会性パーソナリティー障害』という精神病者のことで、一般人と比べて著しく偏った考え方や行動を取り、対人コミュニケーションに支障をきたすパーソナリティー障害の一種で、サイコパスの主な症状として、感情の一部、特に他者への愛情や思いやりが欠如していることや、自己中心的である、道徳観念・倫理観・恐怖を感じないといったことが挙げられます。 サイコパスの原因は、脳の障害といった先天的なものと、幼少期の虐待といった後天的なものなど、複数考えられていますが、現状ははっきりとわかっていません。ただ、アメリカ精神医学学会による精神疾患の診断・統計マニュアル、通称『DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Disorders)』によれば、パーソナリティ障害のことを下記のように定義されています。
 「その人が属する文化から期待されるものから著しく偏り、青年期または成人期早期に始まり、長期にわたり変わることなく、苦痛または障害を引き起こす肉体的体験および行動の持続的様式である」
<サイコパス(精神病質者)の3分類>
 アメリカ精神医学会では精神病質者の分類と診断基準を『DSM-5』として下記の3分類として発表していますので、ご紹介します。
●A群;奇妙で風変わりに見える人
・猜疑牲(さいぎせい)|妄想性パーソナリティ障害 ⇒ 不信感や猜疑心が強い。 ・シゾイドパーソナリティ障害 ⇒ 非社交的で、他人への関心が乏しい。 ・失調型パーソナリティ障害 ⇒ 人と親しい関係を築けず、風変わりな行動や考え方をする。
●B群:感情的で不安・演技をしているように見える
・反社会的パーソナリティ障害 ⇒ 反社会的で衝動的、向こう見ずな行動が特徴。良心の呵責がない。 ・自己愛性パーソナリティ障害 ⇒ 自分は特別な存在だと思い込み、傲慢で尊大な態度をとる。 ・境界性パーソナリティ障害 ⇒ 感情や対人関係が不安定で、衝動的な行動をとる。アルコールや薬物などの乱用、無謀運転など。 ・演技性パーソナリティ障害 ⇒ 注目されるために派手な格好をしたり、演技がかかった態度をとったりする。
●C群;不安定で怯えているように見える
・回避性パーソナリティ障害 ⇒ 周囲からマイナス評価を極端に恐れ、対人関係を避ける。 ・依存性パーソナリティ障害 ⇒ 誰かに依存したいという想いが強く、何事も自分で決められない。 ・回避性パーソナリティ障害 ⇒ 周囲からマイナス評価を極端に恐れ、対人関係を避ける。 ・依存性パーソナリティ障害 ⇒ 誰かに依存したいという想いが強く、何事も自分で決められない。 ・強迫性パーソナリティ障害 ⇒ 完全主義で、非常に頑固。融通性がない。
<サイコパスの特徴10のまとめ>
●表面上は口達者 ; サイコパスは、表面上口達者な人が多いです。初対面の人とも会話が弾み、社交的で、魅力的な人に見えます。サイコパスの人は状況を把握する能力が高く、自分がどのように振るまうべきかを理解しており、相手が求めるような会話をいとも簡単にできるのです。
●利己的・自己中心的 ; サイコパスは、非常に利己的で、自分のことしか考えません。これは、他人に対する共感力が欠如していることが原因です。そのため、自分の振る舞いによって他人がどのように感じようが一切気になりません。
●自慢話をする ; サイコパスは利己的・自己中心的であるため、自分が世界の中心であると思っています。そのため、自分を優秀であると思っていたり、他人を見下したりする傾向にあります。そのため、自分に対して自信があり、当然のように自慢話をします。
●自分の非を認めない ; 利己的であることや、自分を優秀であると考えていることから、サイコパスは自分の非を認めるようなことはしません。何か問題が発生したとしても、それは他人のせいであるか、運が悪かったなどと解釈しており、決して自分の行動を反省することはないのです。
●結果至上主義 ; サイコパスは結果至上主義者です。成果を手に入れるためであればどのような手段をも用います。よりよい成果を出すためなら、他人を踏み台にすることも、他人を騙すことも躊躇しません。
●平然と嘘をつく ; 平然と嘘をつくのもサイコパスの大きな特徴です。自慢のため、他人を利用するため、自分の目的を達成するために、人を騙しても何ら良心の呵責を感じることはありません。
●共感ができない ; 他人が悲しんでいたり、反対に嬉しがったりしても、まったく共感ができません。ただし、『悲しい』『嬉しい』という概念自体は理解しているため、共感していなくとも、相手がどういう状態にあるかは理解することができます。
●他人を操ろうとする ; 他人に対する共感ができないため、結果を出す、自分の目的を達成するためでならば、平気で他人を操ります。そして口達者であることや、平然と嘘をつけることから、実際に他人を操る能力が高いのも、サイコパスの特徴の一つです。
●良心の欠如 ; サイコパスには良心が欠如している人も多いです。そのため自分の行動によって他人に迷惑をかけようとも一切気にしません。特に良心が著しく欠如している場合には、猟奇的な殺人者になるケースが見受けられます。
●刺激を求める ; サイコパスの人は、刺激がない状態には耐えられません。常に自分を満たすために、スリルを追い求めたり、リスクをとって危険な行動に出たりします。そのため、常に同じことをするなどの面倒でつまらない作業には耐えられないケースが多いといわれています。

 顔色ひとつ変えず人を騙し、搾取し、傷つけ、良心の呵責などみじんも感じない冷血漢。そんなサイコパスが100人に1人くらいの割合でいるらしい。しかも、社会的地位の高い人に多いとか。著者にいわせると、織田信長、毛沢東、ピョートル大帝はサイコパスだった可能性が大きく、ケネディ、クリントンはじめ、アメリカ歴代大統領もサイコパスを疑われる人がかなり含まれており、アップル創業者ジョブズなどは典型的なサイコパス、あげくはマザー・テレサまでがそうだったと指摘。そうすると、歴史上の有名な政治家ヒトラー、チャーチル、スターリン、そして、トランプなどもサイコパスを疑われる人かもしれない。
 サイコパスは、男性の3%、女性の1%が該当するといわれており、日本全体でみればその数は150万人にものぼります。このようなサイコパス的な言動の人間は日本人にも多数存在し、特に、政治家に多いように思われる。 
 更に、温厚で協調的な控え目の農耕民族由来の日本人から見ると、治乱興亡の厳しい多民族混在の大陸を生き抜く狩猟・騎馬民族系渡来人はサイコパス的人間に見え、自己主張の強い口八丁手八丁の政治・経済面で成功している人はほとんどサイコパス的人間ではないかと思われる。
109人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とある会合で、中野信子さんの講義をお聞きして、興味が湧き、本書を購入してみました。

現実的に、『もしかしたら、あの人はサイコパスかな?』と思ってた人へも、チェックリストで該当になるかどうか確認してみたり、後々出会うかもしれないサイコパスの人々とどう向き合うか、本書では分かりやすくまとめられており、参考になった気がします。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
■読書メモ(サイコパスってどんな人?)
・サイコパスは偏桃体の機能が弱いものによるもの。程度の差はあるが人口の1%程度はいる。
・罪悪感がない、良心の欠落、合理的、口が達者、プライドが高い、嘘をつく
・相手の心情を支配して、自分が有利に事が運ぶようにする
・自分の非を責められたときは自分が被害者であると主張し正当化を試みる
・共感性がなく、相手の気持ちを察するのは国語の問題を解いているのと同じ。
・サイコパスが人類の進化において淘汰をされなかったのは、
 「社会性を持たず、相手を利用することによって自分の利益を最大化させる生存戦略を個体」が
 一定の割合で人類に必要であったためと考察される。サイコパスは犯罪者の割合が高い一方で
 毛沢東や織田信長といった人類の歴史に影響を与えた人物が多いという事実があり。
・自由で流動的な仕事環境だと能力を最大限に発揮できる。
 これは、人間関係が固定化されてメッキがはがれる前に次の仕事ができるためだと考えられている。
・サイコパスだからといって知能が高いというわけではない。

■本書の感想
私はサイコパスではないが、サイコパスの思考を仕事で活かすことができるとしたら、
今よりも生産性が上がるのではないかと思った。(多分できない)
 1.常に自信満々で堂々としたふるまい
  ⇒慣れない仕事や責任の伴う仕事は、不安になってしまい態度に出てしまうことがあるが、
   そうならないように堂々とふるまう。
 2.相手を道具のように扱い、自分が有利になるルールを作る
  ⇒役職がある人を味方につける。詭弁で相手を揺さぶる。
 3.自分が被害者である雰囲気を出して、周囲の共感を得る
  ⇒ミスは徹底して他人のせいにする。
   あえてキレるふりをして、周囲の注目を集める。

サイコパスであることを演じ人間関係を破壊してまで仕事の生産性を上げることは
得な選択であると考えることができないので、私はサイコパスにはなれないと思った。

■次に読む本
「人は、なぜ他人を許せないのか?」
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味深く拝読させて戴きました。中野信子さんの著作と言うより、他の脳科学者や心理学者の検査結果や著作の中で言及されている主要な見解の紹介本といった印象です。それは兎も角、我々素人は、扁桃体と前頭前野のコネクティビティが弱いとか、海馬の左右対称性がアンバランスなどについて、なんとなくは理解できますが、自分や周辺の人間がそうであるか否かの確認ができるわけもなく(倫理的にあり得ない)、「あいつ、たぶん、そうなんじゃないか?」という疑惑を向けるくらいになります。今の会社にも、何人かいます。で、書かれているように、そういうのに限って、要職に就いていたりします。こうした、中野さんの言われる「勝ち組サイコパス」(その傾向が強い人も含む)に、どのように対処すればいいのか、あるいは、なるべく関わらないようするべきなのか、すごく難しい問題だと感じました。いわゆる「負け組サイコパス」は、犯罪者だったりして、そもそも社会から排斥されている可能性が高いわけですから、一般社会で普通に生活している、それどころか成功している「勝ち組」の方と、どう付き合うべきなのか、が、彼らが棲息する可能性の高い、会社や大学?などで生きている我々にとっての良き処方箋が必要になってくるのでしょう。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 まず最初に、非常に面白く読ませていただきました!!
 もともとサイコパスとは、反社会的人格を説明するために開発された診断上の概念で、
 精神医学的には、「反社会性パーソナリティ障害」と呼ばれています。
 本書は、最近、劇的に進歩した脳科学を用いて、サイコパスを分かりやすく解説し、その謎を解明しようとしたものです。
 サイコパスでは、脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、
 大きく違うことが明らかになってきました。
 そのため、良心が異常に欠如している、他者に対して冷淡、共感が乏しい、平然と噓をつく、罪悪感に乏しい、
 自己中心的であるなどの特徴を持ち、到底、他者に受け入れられない存在に見えますが、
 また、半面、口が達者で表面的には魅力があるため、いわゆる勝ち組のサイコパスは、容易に正体を見せることはしません。
 サイコパスは、米国では、全人口の4%、わが国でも100人に1人がそうではないか推測されています。
 こんなサイコパスは、淘汰されてもいいはずですが、そうなっていないのは、やはり人類の進化に必要とされているからなのでしょう!
 また、リスクに直面しても冷静に判断できるという特性から、
 CEO、政治家、弁護士、ジャーナリスト、軍人、などに多いといわれています。
 本書によると、米国のK元大統領、C元大統領、などもサイコパスではないだろうかということです。
 さらに、その行動、思想などから、死亡した実業家のS・J、ロシアのP大統領、中国の〇〇、北朝鮮の〇〇、
 わが国でも、K元首相、などの名前も思い浮かびます。
 自己診断できるチェック・リストも付いていますから、気になる人はセルフ・チェックをしてみることもできます。
 
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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