普段の意思決定が、全く合理的でないということがよくわかる。
日常生活で気をつけたいこと、クライアントへの提案で使えそうなこと、色々勉強になった。
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予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 Kindle版
行動経済学ブームに火をつけたベストセラー!
「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほうが効く」――。人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない!/掲出の書影は底本のものです
「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほうが効く」――。人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない!/掲出の書影は底本のものです
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2013/8/22
- ファイルサイズ3255 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
ダン・アリエリー Dan Ariely
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞している。2008年に刊行された本書『予想どおりに不合理』は、米国各メディアのベストセラーリストを席巻した。他の著書に『不合理だからすべてがうまくいく』、『ずる――嘘とごまかしの行動経済学』(いずれも早川書房刊)がある。
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞している。2008年に刊行された本書『予想どおりに不合理』は、米国各メディアのベストセラーリストを席巻した。他の著書に『不合理だからすべてがうまくいく』、『ずる――嘘とごまかしの行動経済学』(いずれも早川書房刊)がある。
登録情報
- ASIN : B00K1A75N4
- 出版社 : 早川書房 (2013/8/22)
- 発売日 : 2013/8/22
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3255 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 496ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,512位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 36位マーケティング・セールス (Kindleストア)
- - 104位産業研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らないことが多くて自分は楽しく読めました。
実際どうなのかは不明ですが、確かにそうかも!って思える話は多かったです。
実際どうなのかは不明ですが、確かにそうかも!って思える話は多かったです。
2023年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動経済学の啓蒙書。
「わたしたちがくだす決断は、従来の経済理論が仮定するほど合理的ではないどころか、はるかに不合理だ。といっても、わたしたちの不合理な行動はでたらめでも無分別でもない。規則性があって予想することもできる。(p.435)」、そこから世の中をよくするための提案もできるというのが本書の、そして行動経済学の基本的なスタンスである。
一見奇妙だが、巧妙で緻密に設計された実験とその結果あるいは観察されるエピソード、そこから導きだされる結論、そしてその結論を踏まえた提案がほぼワンセットになっている。
「性教育は、生殖器官の生理学や生物学より、性的興奮にともなう感情にどう対処するかという点にもっと焦点をあてるべきだ。(p.194)」
という提案や
「電子商取引は……自分の行為の不道徳さを自覚したり、疑問を感じたりすることなく、不正直になってしまいやすいのかもしれない。(pp.416-417)」
という警告など説得的だ。地球温暖化対策としての排出権取引についての
「環境汚染に値段をつけることについて暗い面も気になってくる。……環境汚染が市場になり、企業が汚染する権利にお金を払うようになると、倫理や環境への配慮は取るに足らないことになってしまう。(p.175)」「政策立案者は、社会規範を弱体化させるおそれのある市場規範をいたずらに導入すべきではない。(p.176)」
という箇所のように、「経済学的」な解決方法に疑義を呈している点も見逃せない。
とても面白いが、本全体の体系性のようなものはない。それは行動経済学そのものがまだ体系的とまでは言えないことの表れだろう。
著者は「学者っぽくない文体」にするのは「簡単ではなかった(p.446)」と書くが、文章も絶妙である。例えばプラセボ効果についての
「ほぼ全員が、ペラドンが効いているときの電気ショックはそれほど痛くなかったと報告した。ペラドンがたんなるビタミンCのカプセルであることを考えると、非常に興味深い。(p.328)」
とか、履歴書の誇張についての
「研究助手たちの履歴書を見ると、いっしょに取りくんだ研究プロジェクトが実はかれらのプロジェクトで、わたしのほうが助手だったような気さえすることがある。(p.363)。」
というように。
ひとつだけ、原著の発行から十数年を経ているから「過去の話」なのかもしれないが、
「アメリカでは、科学的に検討した外科手術はほとんどない。(p.339)」
とある。ほんとうだろうか。いや、だからこそEBMということが力説されるのか。
最後に、これだけの大著の翻訳本でありながら、読んでいて「ん?」と意味が取れず引っかかる文章が1カ所しかなかった。著者の文体もあるが訳者もすごいのだろう。
「わたしたちがくだす決断は、従来の経済理論が仮定するほど合理的ではないどころか、はるかに不合理だ。といっても、わたしたちの不合理な行動はでたらめでも無分別でもない。規則性があって予想することもできる。(p.435)」、そこから世の中をよくするための提案もできるというのが本書の、そして行動経済学の基本的なスタンスである。
一見奇妙だが、巧妙で緻密に設計された実験とその結果あるいは観察されるエピソード、そこから導きだされる結論、そしてその結論を踏まえた提案がほぼワンセットになっている。
「性教育は、生殖器官の生理学や生物学より、性的興奮にともなう感情にどう対処するかという点にもっと焦点をあてるべきだ。(p.194)」
という提案や
「電子商取引は……自分の行為の不道徳さを自覚したり、疑問を感じたりすることなく、不正直になってしまいやすいのかもしれない。(pp.416-417)」
という警告など説得的だ。地球温暖化対策としての排出権取引についての
「環境汚染に値段をつけることについて暗い面も気になってくる。……環境汚染が市場になり、企業が汚染する権利にお金を払うようになると、倫理や環境への配慮は取るに足らないことになってしまう。(p.175)」「政策立案者は、社会規範を弱体化させるおそれのある市場規範をいたずらに導入すべきではない。(p.176)」
という箇所のように、「経済学的」な解決方法に疑義を呈している点も見逃せない。
とても面白いが、本全体の体系性のようなものはない。それは行動経済学そのものがまだ体系的とまでは言えないことの表れだろう。
著者は「学者っぽくない文体」にするのは「簡単ではなかった(p.446)」と書くが、文章も絶妙である。例えばプラセボ効果についての
「ほぼ全員が、ペラドンが効いているときの電気ショックはそれほど痛くなかったと報告した。ペラドンがたんなるビタミンCのカプセルであることを考えると、非常に興味深い。(p.328)」
とか、履歴書の誇張についての
「研究助手たちの履歴書を見ると、いっしょに取りくんだ研究プロジェクトが実はかれらのプロジェクトで、わたしのほうが助手だったような気さえすることがある。(p.363)。」
というように。
ひとつだけ、原著の発行から十数年を経ているから「過去の話」なのかもしれないが、
「アメリカでは、科学的に検討した外科手術はほとんどない。(p.339)」
とある。ほんとうだろうか。いや、だからこそEBMということが力説されるのか。
最後に、これだけの大著の翻訳本でありながら、読んでいて「ん?」と意味が取れず引っかかる文章が1カ所しかなかった。著者の文体もあるが訳者もすごいのだろう。
2022年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビューでも書かれているが、わかりづらい事例紹介が多く読みづらい。
事例の結果が予測できるものがほとんどのため、事例を紹介する必要性を感じない。
また翻訳されてもいるため余計と読みづらい。
事例の結果が予測できるものがほとんどのため、事例を紹介する必要性を感じない。
また翻訳されてもいるため余計と読みづらい。
2023年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書に進化論+脳神経学なんかをあちこち読んだら、もっと楽しい。😊
2024年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時間はかかってしまったが、楽しく読めた。
行動経済学はとても面白い。
それは恐らく人間臭いからであり、
従来の経済学が人間の心を
無視していることとの対比でもある。
しかも著者ダン・アリエリーは
単に実験の結果を羅列するのではなく、
持続可能な人間社会の在り方を提言している。
特に市場規範と社会規範の関係性は
多くの人に把握していただきたいものだ。
地球温暖化などの環境課題を
市場原理の中で本当に解決できるのか。
そんな人類が問われている疑問に、
すでに一定の答えが出ていると私は感じている。
人間とは弱い生き物なのだ。
行動経済学はとても面白い。
それは恐らく人間臭いからであり、
従来の経済学が人間の心を
無視していることとの対比でもある。
しかも著者ダン・アリエリーは
単に実験の結果を羅列するのではなく、
持続可能な人間社会の在り方を提言している。
特に市場規範と社会規範の関係性は
多くの人に把握していただきたいものだ。
地球温暖化などの環境課題を
市場原理の中で本当に解決できるのか。
そんな人類が問われている疑問に、
すでに一定の答えが出ていると私は感じている。
人間とは弱い生き物なのだ。
2023年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動経済学というのは非常に面白い学問ですが、それを身近な実験を通じながらわかりやすく解説してくれています。入門書でもありバイブルといえるのではないかと思います。
2024年4月20日に日本でレビュー済み
行動経済学というと途端に興味を失いますが、本書は豊富な興味を引く事例や実験、歴史の教訓などから人が如何に経済的合理性に反して行動しているかを読み解きます。また単なる学問ではなく、教育、企業経営、政府の政策などにこれらの知見が活用できることも多く書かれており、著者自身も行動する経済学者であるようです。