ADHDの特性をのび太、ジャイアンそれぞれに当てはめて客観視する事で、大人も子供もADHDに対する理解を深める事が出来ると本だと感じました。
著者もADHDのお子さんを子育てした経験があり、子達との接し方で悩んだり苦労した事から、親として医師として両面からの視点でADHDに向き合ってこられた様子も描かれています。
この点がこの本の非常に信頼できる点だと感じます。
ドラえもんがいる事でのび太の人生が豊かになるように、親や先生、周りの人達の接し方や協力によってADHDの子供の人生も豊かにする事ができるんだと感じました。ADHDの子供に向けて書かれている箇所では「あなたはとても大切な存在なんだよ」と語りかけていて心が打たれました。
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新版 ADHD のび太・ジャイアン症候群 Kindle版
特別支援教育―ADHDの子どもに学校はどう対応すればいい? ますます明らかになってきたADHDの実情。薬剤リタリンが使えなくなって、かわりの薬は? 初版刊行から10年あまり、その間のADHDをめぐる変化や新しい知見を盛り込んだ決定版。
- 言語日本語
- 出版社主婦の友社
- 発売日2008/9/18
- ファイルサイズ1051 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
1978年、岡山大学医学部卒業 1983年同大学大学院卒業 医学博士 本名松浦理英子 1997年司馬クリニック開院
登録情報
- ASIN : B007U5Q5PC
- 出版社 : 主婦の友社 (2008/9/18)
- 発売日 : 2008/9/18
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1051 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 310ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 102,771位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 130位こどもの医学
- - 2,122位家庭医学・健康 (Kindleストア)
- - 2,748位医学・薬学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2022年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親の世代でも慣れ親しんだ「ドラえもん」。
個性的なキャラクターを使っての障害の説明は分かりやすく、「発達障害の初めての勉強」として取っ付きやすかったです。
個性的なキャラクターを使っての障害の説明は分かりやすく、「発達障害の初めての勉強」として取っ付きやすかったです。
2016年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ADHDにも色々なタイプがあるという事がわかりやすく書いてあり、とても参考になりました。薬以外での治療法がもう少し掘り下げて書いてあれば更によかったと思います。
2014年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それらしい子が周りに何人かいて、その対応に困っている状況があり、そういう子達にどういうふうに接すればいいのかヒントをいただきました。
2019年1月18日に日本でレビュー済み
息子の困った言動、私自身の生きづらさがこの本にピタリと当てはまった。前向きになれる助言や改善策が記されており、心が救われた気がます。
2012年8月9日に日本でレビュー済み
ADHD児の親または周辺の人向けに書かれた、
ADHDの実例・知識・診断基準・対策等盛りだくさんの本。
ADHD初心者から中級者向け、といった内容です。
内容を大まかに説明すると、
・ADHDの説明
・自分の子供を含めた実例や症例
・ADHD児の治療(薬やADHDに合ったしつけ方等)
となっており、ところどころADHDが
「のび太」と「ジャイアン」になぞらえて説明されているという感じ。
日本にADHDへの認識が広まっていなかった当時としては、
日本中が知っているドラえもんの登場人物を例にとった説明が
画期的な本だったと思います。
個人的には例によってネガティブな側面にばかり焦点を当てるという
日本的なADHDの紹介の仕方と、
「のび太・ジャイアン症候群」という名称が
ADHD=のび太とジャイアン=だらしないやつ
という世間の誤解を招いている点が気になりますが、
(「片付けられない女たち」も同様ですね)
日本に発達障害に対する認識が浸透するまでは致し方ないことなのでしょう。
海外本の翻訳本にない日本に合わせたADHDの説明や対処方法が書かれているため、
海外の翻訳本では合わなかった方、ADHD児の子育てをなさっている方は
一読の価値ありかと思います。
ADHDの実例・知識・診断基準・対策等盛りだくさんの本。
ADHD初心者から中級者向け、といった内容です。
内容を大まかに説明すると、
・ADHDの説明
・自分の子供を含めた実例や症例
・ADHD児の治療(薬やADHDに合ったしつけ方等)
となっており、ところどころADHDが
「のび太」と「ジャイアン」になぞらえて説明されているという感じ。
日本にADHDへの認識が広まっていなかった当時としては、
日本中が知っているドラえもんの登場人物を例にとった説明が
画期的な本だったと思います。
個人的には例によってネガティブな側面にばかり焦点を当てるという
日本的なADHDの紹介の仕方と、
「のび太・ジャイアン症候群」という名称が
ADHD=のび太とジャイアン=だらしないやつ
という世間の誤解を招いている点が気になりますが、
(「片付けられない女たち」も同様ですね)
日本に発達障害に対する認識が浸透するまでは致し方ないことなのでしょう。
海外本の翻訳本にない日本に合わせたADHDの説明や対処方法が書かれているため、
海外の翻訳本では合わなかった方、ADHD児の子育てをなさっている方は
一読の価値ありかと思います。
2018年8月17日に日本でレビュー済み
ジャイアンは境界例(人格障害)です。
いわゆる自己愛性人格障害ですね。
境界例は感情が処理できないから、
投影性同一視という行為をして、攻撃します。
自分の感情を相手の顔に投影して、
八つ当たりするのです。
イジメっ子や癇癪を起こす子が
これに当たります。
ADHD と境界例の区別が付いてない精神科医が多すぎます。
いわゆる自己愛性人格障害ですね。
境界例は感情が処理できないから、
投影性同一視という行為をして、攻撃します。
自分の感情を相手の顔に投影して、
八つ当たりするのです。
イジメっ子や癇癪を起こす子が
これに当たります。
ADHD と境界例の区別が付いてない精神科医が多すぎます。
2014年3月8日に日本でレビュー済み
287ページにわたって細かい文字で記されている本書はひも解いた時は、読み切れるかなぁ、と感じたが、小説ではないので、速読、飛ばし読みができた。そのくせいうのだが、本書はADHDの子を持つ親の聖書である。本書はあまり図解部分はないのだが、平明で端的な記述で、具体的なアドバイスがたくさん詰め込まれている。
ADHDの子を持つ親は忙しい。本を読んでいるひまはないかもしれない。代わって本書のような良書を読んでおいて、ときどき「こんなこと書いてあったよ」とアドバイスしてあげようかと思う。「たたかれて育った子はたたく子になる」や「よいメッセージを心の中のCDプレーヤーに入れていってあげよう」というアドバイスをいってあげることだ。
子どもが小学校に入学したら本書をクラス担任に「ご存知だとは思いますが」といって手渡してみるのも一手ではないだろうか。わが子の行動の背景にあるものを留意してもらうために。そして、ぜひ目を通してもらいたい箇所には付箋紙を挿んでおく。そうすると読んでもらえる可能性が高くなることだろう。
子育ての体験や症例がたくさんある。これは端的な一口アドバイスではなく、ひと目で分かるものではないが、状況が具体的に描写されているだけに子どもについて把握しやすいと思う。
ADHDは「抑制機能を受け持つ場所の」働きが悪いらしい。まさに封鎖されいるものが解除されたということだ。こういう子は外圧をいたずらに被らなければ、つまり環境次第では高い能力を発揮できるのだろう。しかし、現実は外圧だらけの世の中で、苦労してやっとのことで生涯を送っていくことになるのだろう。司馬先生は親たちを励まそうと、坂本竜馬やモーツァルトの名前を出してくる。多動でヘトヘトの毎日を送っているお母さんたち、お父さんたちへのエールだ。
リタリンに代わってコンサータという、成分は同じだが薬効のより改善された薬がある。18歳未満までしか服薬できないそうだ。ありがたいことだが、同時に一生服用できる薬が早く開発されることを望む。
ADHDの子を持つ親は忙しい。本を読んでいるひまはないかもしれない。代わって本書のような良書を読んでおいて、ときどき「こんなこと書いてあったよ」とアドバイスしてあげようかと思う。「たたかれて育った子はたたく子になる」や「よいメッセージを心の中のCDプレーヤーに入れていってあげよう」というアドバイスをいってあげることだ。
子どもが小学校に入学したら本書をクラス担任に「ご存知だとは思いますが」といって手渡してみるのも一手ではないだろうか。わが子の行動の背景にあるものを留意してもらうために。そして、ぜひ目を通してもらいたい箇所には付箋紙を挿んでおく。そうすると読んでもらえる可能性が高くなることだろう。
子育ての体験や症例がたくさんある。これは端的な一口アドバイスではなく、ひと目で分かるものではないが、状況が具体的に描写されているだけに子どもについて把握しやすいと思う。
ADHDは「抑制機能を受け持つ場所の」働きが悪いらしい。まさに封鎖されいるものが解除されたということだ。こういう子は外圧をいたずらに被らなければ、つまり環境次第では高い能力を発揮できるのだろう。しかし、現実は外圧だらけの世の中で、苦労してやっとのことで生涯を送っていくことになるのだろう。司馬先生は親たちを励まそうと、坂本竜馬やモーツァルトの名前を出してくる。多動でヘトヘトの毎日を送っているお母さんたち、お父さんたちへのエールだ。
リタリンに代わってコンサータという、成分は同じだが薬効のより改善された薬がある。18歳未満までしか服薬できないそうだ。ありがたいことだが、同時に一生服用できる薬が早く開発されることを望む。