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戦略参謀の仕事――プロフェッショナル人材になる79のアドバイス 単行本(ソフトカバー) – 2018/2/16
稲田 将人
(著)
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参謀役は経営トップへの登竜門!
企業に不可欠な真のプロフェッショナル人材になるために必要なマインドとスキル、行動原則とは何か?
「火中の栗」は、自ら拾え。
その苦労は必ず報われる。
トヨタの実践力、マッキンゼーの戦略プランニング力を身につけた企業改革請負人が、 次代のビジネスパーソンにおくる骨太な79のアドバイス。
ビジネスや経営に興味のあるビジネスパーソンにとって、自らの腕を手っ取り早く磨く方法とは、今の会社や現場において経営トップの課題の一部を代行する「参謀役」として動き、働くこと。
◎「思惑」の蔓延が放置された企業は、ゆるやかに確実に衰退する
◎「PDCAが廻っていない」は、マネジメントができていないのと同じ
◎上手に見える化するだけで、ほとんどの課題は解決する
◎「戦略」は、事業を理解している当事者が自ら策定すべきもの
◎参謀役は嫌われ者や利己主義者には務まらない
など、骨太のアドバイスが満載。
【本書の内容】
はじめに
なぜ、参謀役は経営トップへの登竜門
第1章 企業における参謀とは、どういう存在か
第2章 なぜ、参謀機能が必要になるのか?
第3章 参謀の基本姿勢とマインドセット
第4章 戦略とは何か
第5章 問題解決の基本は、MECE×ロジックツリー+仮説思考
第6章 必修の経営知識と実践知
第7章 組織のPDCAを正しく起動し、事業運営力を磨き続ける
第8章 人間の「業」に対処する
[著者]
株式会社RE-Engineering Partners代表/経営コンサルタント
早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号取得後、マッキンゼーアンドカンパニー入社。マッキンゼー退職後は、企業側の依頼にもとづき、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。これまで経営改革に携わったおもな企業に、アオキインターナショナル(現Aoki HD)、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ株式会社、三城、ワールド、卑弥呼などがある。ワールドでは、低迷していた大型ブランドを再活性化し、ふたたび成長軌道入れを実現した。
2008年8月にRE-Engineering Partnersを設立。成長軌道入れのための企業変革を外部スタッフ、役員などの役目で請け負っている。戦略構築だけにとどまらず、企業が永続的に発展するための社内の習慣づけ、文化づくりを行い、事業の着実な成長軌道入れまでを行えるのが強み。
著書に、『戦略参謀』『経営参謀』(ダイヤモンド社)、『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)がある。
企業に不可欠な真のプロフェッショナル人材になるために必要なマインドとスキル、行動原則とは何か?
「火中の栗」は、自ら拾え。
その苦労は必ず報われる。
トヨタの実践力、マッキンゼーの戦略プランニング力を身につけた企業改革請負人が、 次代のビジネスパーソンにおくる骨太な79のアドバイス。
ビジネスや経営に興味のあるビジネスパーソンにとって、自らの腕を手っ取り早く磨く方法とは、今の会社や現場において経営トップの課題の一部を代行する「参謀役」として動き、働くこと。
◎「思惑」の蔓延が放置された企業は、ゆるやかに確実に衰退する
◎「PDCAが廻っていない」は、マネジメントができていないのと同じ
◎上手に見える化するだけで、ほとんどの課題は解決する
◎「戦略」は、事業を理解している当事者が自ら策定すべきもの
◎参謀役は嫌われ者や利己主義者には務まらない
など、骨太のアドバイスが満載。
【本書の内容】
はじめに
なぜ、参謀役は経営トップへの登竜門
第1章 企業における参謀とは、どういう存在か
第2章 なぜ、参謀機能が必要になるのか?
第3章 参謀の基本姿勢とマインドセット
第4章 戦略とは何か
第5章 問題解決の基本は、MECE×ロジックツリー+仮説思考
第6章 必修の経営知識と実践知
第7章 組織のPDCAを正しく起動し、事業運営力を磨き続ける
第8章 人間の「業」に対処する
[著者]
株式会社RE-Engineering Partners代表/経営コンサルタント
早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号取得後、マッキンゼーアンドカンパニー入社。マッキンゼー退職後は、企業側の依頼にもとづき、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。これまで経営改革に携わったおもな企業に、アオキインターナショナル(現Aoki HD)、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ株式会社、三城、ワールド、卑弥呼などがある。ワールドでは、低迷していた大型ブランドを再活性化し、ふたたび成長軌道入れを実現した。
2008年8月にRE-Engineering Partnersを設立。成長軌道入れのための企業変革を外部スタッフ、役員などの役目で請け負っている。戦略構築だけにとどまらず、企業が永続的に発展するための社内の習慣づけ、文化づくりを行い、事業の着実な成長軌道入れまでを行えるのが強み。
著書に、『戦略参謀』『経営参謀』(ダイヤモンド社)、『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)がある。
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2018/2/16
- 寸法13.2 x 2.8 x 18.8 cm
- ISBN-104478029709
- ISBN-13978-4478029701
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出版社より
商品の説明
著者について
稲田将人(いなだ・まさと)
株式会社RE-Engineering Partners代表/経営コンサルタント
早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号取得後、マッキンゼーアンドカンパニー入社。マッキンゼー退職後は、企業側の依頼にもとづき、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。これまで経営改革に携わったおもな企業に、アオキインターナショナル(現Aoki HD)、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ株式会社、三城、ワールド、卑弥呼などがある。ワールドでは、低迷していた大型ブランドを再活性化し、ふたたび成長軌道入れを実現した。
2008年8月にRE-Engineering Partnersを設立。成長軌道入れのための企業変革を外部スタッフ、役員などの役目で請け負っている。戦略構築だけにとどまらず、企業が永続的に発展するための社内の習慣づけ、文化づくりを行い、事業の着実な成長軌道入れまでを行えるのが強み。
著書に、『戦略参謀』『経営参謀』(ダイヤモンド社)、『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)がある。
株式会社RE-Engineering Partners代表/経営コンサルタント
早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号取得後、マッキンゼーアンドカンパニー入社。マッキンゼー退職後は、企業側の依頼にもとづき、大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。これまで経営改革に携わったおもな企業に、アオキインターナショナル(現Aoki HD)、ロック・フィールド、日本コカ・コーラ株式会社、三城、ワールド、卑弥呼などがある。ワールドでは、低迷していた大型ブランドを再活性化し、ふたたび成長軌道入れを実現した。
2008年8月にRE-Engineering Partnersを設立。成長軌道入れのための企業変革を外部スタッフ、役員などの役目で請け負っている。戦略構築だけにとどまらず、企業が永続的に発展するための社内の習慣づけ、文化づくりを行い、事業の着実な成長軌道入れまでを行えるのが強み。
著書に、『戦略参謀』『経営参謀』(ダイヤモンド社)、『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)がある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2018/2/16)
- 発売日 : 2018/2/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 432ページ
- ISBN-10 : 4478029709
- ISBN-13 : 978-4478029701
- 寸法 : 13.2 x 2.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 89,879位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 390位オペレーションズ (本)
- - 558位マネジメント・人材管理
- - 904位企業経営
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2年前に購入し、そのままになっていました。 今回会社の戦略の見直しの必要がありじっくりと読みました。 当たり前といえば当たり前のことが 筋道たてて説明されており、一章一章が納得がいく内容でセルフチェックとしても有効でした。 今後とも座右に置く本になります。
2023年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常にきれいとまではなかったですが。。
2022年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の以前の作品から、外部コンサルタントとしての戦略参謀の振る舞いを期待したのですが、違っていました。
大企業のなかで出世して経営者になりたいと思う人には参考になると思います。
大企業のなかで出世して経営者になりたいと思う人には参考になると思います。
2021年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦略で有りがちなフレームワークなどを駆使した内容でなく、参謀の仕事の実務、思考というところまで分かり易く書いてあり、そういう立場でない人にも読みやすいと感じる一冊でした。
2018年12月7日に日本でレビュー済み
参謀役の本当の姿とはいったいどんな姿なのか。
コンサルタントとして面してきた参謀の方々の現実をまとめている。
参謀役を全うして成功し、その後に経営者となり活躍されている方は何を大事にしてきたのか?
参謀役としてうまく機能しなかった方は、いったい何を見落としていたのか?
参謀役として活躍し、いったん失脚したのちに再び返り咲いた方は、何を語り、大成していったのか?
机上の空論を越えて、実践につながる良質の戦略立案を行う人は、どういう思考と姿勢・態度を持っているのか?
このような問いに答える。
本書で繰り返し述べられているのが、PDCAをきちんと回すことが大事だということ。
そのためには、事業の肌感覚というのは重要だが、現場経験の乏しい経営企画の人によく見られるのは、数字や言語情報だけで事業をとらえて、それがすべてであるという錯覚を起こしてしまうこと。
頭の中で描いている「閉じた空間」では抽象度が高く、正しく思えても、実は本質的な課題を的確にとらえてはいないということが起こる。
それゆえに、市場起点のPDCAが廻らずに事業に対する「学び」が、組織のおいて深まっていかない。
つまり、プラニングにおいて大事なのは、ロジックを論じる前段階の、五感を含めて得られる事業の肌感覚であり、そのうえでプランナーの頭の中に描かれるイメージなのだという。
このように参謀の陥りがちな落とし穴を客観的に解説している。
事業の肌感覚がなきまま実行の伴わない戦略というのは絵に描いた餅に過ぎない。
本書を読むことで、自分がそのように陥っていないのかチェックができるし、この先経営にかかわるときにどのような論点に気を付けるべきなのかを学ぶことができる。
コンサルタントとして面してきた参謀の方々の現実をまとめている。
参謀役を全うして成功し、その後に経営者となり活躍されている方は何を大事にしてきたのか?
参謀役としてうまく機能しなかった方は、いったい何を見落としていたのか?
参謀役として活躍し、いったん失脚したのちに再び返り咲いた方は、何を語り、大成していったのか?
机上の空論を越えて、実践につながる良質の戦略立案を行う人は、どういう思考と姿勢・態度を持っているのか?
このような問いに答える。
本書で繰り返し述べられているのが、PDCAをきちんと回すことが大事だということ。
そのためには、事業の肌感覚というのは重要だが、現場経験の乏しい経営企画の人によく見られるのは、数字や言語情報だけで事業をとらえて、それがすべてであるという錯覚を起こしてしまうこと。
頭の中で描いている「閉じた空間」では抽象度が高く、正しく思えても、実は本質的な課題を的確にとらえてはいないということが起こる。
それゆえに、市場起点のPDCAが廻らずに事業に対する「学び」が、組織のおいて深まっていかない。
つまり、プラニングにおいて大事なのは、ロジックを論じる前段階の、五感を含めて得られる事業の肌感覚であり、そのうえでプランナーの頭の中に描かれるイメージなのだという。
このように参謀の陥りがちな落とし穴を客観的に解説している。
事業の肌感覚がなきまま実行の伴わない戦略というのは絵に描いた餅に過ぎない。
本書を読むことで、自分がそのように陥っていないのかチェックができるし、この先経営にかかわるときにどのような論点に気を付けるべきなのかを学ぶことができる。
2021年1月2日に日本でレビュー済み
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良書
2019年7月14日に日本でレビュー済み
◆ アメリカ型と日本型との対比がやや単純化しすぎて、日本的な良さ=ボトムアップ=「和」、と当初は解釈してしまったが、論旨はもう少し複雑である。
「和」というのは曖昧な言葉なのだが、当書の主張は「お互いを主体的なビジネス・パートナーとして認めあった上で、よく議論をつくす」という意味なので、「迎合」とか「なんとなくその場の空気に合わせる」という意味ではもちろんない。(ボトムアップ的な理解だと混同してしまうきらいがある。例えば家族経営や同業者組合など拡張版・身内主義のような考え。)
現場の自律的な判断が「全体最適化」の観点からなされるべきと説くなら、その心はトップとボトムの両者の利点を掛け合わせた「ミドルシップ」と明記すべき。しかも、それはトヨタなど一部の優良企業の事例、どちらかと言えば例外である、というところはもう少し強調した方がいい。
また「人治」「法治」の対比もわかりにくい。「人治」とされるアメリカ型のリーダーシップが当地のドライな株式会社制度のもとで実行されているなら、それもまた「法治」なわけで、逆にチームワークなど人間関係論から見れば、「法治」とされる日本型の方が多分に「人治」である、と言えなくもない。
◆ 一部の優良企業において上手く行っている参謀機能を「そうではない」大半の低迷日本企業においていかにスタートアップさせるべきか、あるいは「手遅れ的な状況」の見極め方とその場合の自主撤退、などの実際問題に関しては、もう少し突っ込んだ説明がほしかった。
小生の20数年の個人的な経験から申し上げれば、PDCAどころかマネジメントの「ま」の字もない根性論一点張りの職場にあっても、「ここがダメなら辞めて次」とそう簡単にはいかないのが、サラリーマンの切実な事情。当書に挙げてある失敗談はまだ穏当、というのが正直な感想。「イノチを取られることはない」とあるが、実際取られかけたこともある(苦笑)。
ビジネスの基本書としての読み応え感はあるが、「行くとこまで行ってしまったブラックな職場」に対する処方箋としては(当書だけでは)不充分かもしれない。
「和」というのは曖昧な言葉なのだが、当書の主張は「お互いを主体的なビジネス・パートナーとして認めあった上で、よく議論をつくす」という意味なので、「迎合」とか「なんとなくその場の空気に合わせる」という意味ではもちろんない。(ボトムアップ的な理解だと混同してしまうきらいがある。例えば家族経営や同業者組合など拡張版・身内主義のような考え。)
現場の自律的な判断が「全体最適化」の観点からなされるべきと説くなら、その心はトップとボトムの両者の利点を掛け合わせた「ミドルシップ」と明記すべき。しかも、それはトヨタなど一部の優良企業の事例、どちらかと言えば例外である、というところはもう少し強調した方がいい。
また「人治」「法治」の対比もわかりにくい。「人治」とされるアメリカ型のリーダーシップが当地のドライな株式会社制度のもとで実行されているなら、それもまた「法治」なわけで、逆にチームワークなど人間関係論から見れば、「法治」とされる日本型の方が多分に「人治」である、と言えなくもない。
◆ 一部の優良企業において上手く行っている参謀機能を「そうではない」大半の低迷日本企業においていかにスタートアップさせるべきか、あるいは「手遅れ的な状況」の見極め方とその場合の自主撤退、などの実際問題に関しては、もう少し突っ込んだ説明がほしかった。
小生の20数年の個人的な経験から申し上げれば、PDCAどころかマネジメントの「ま」の字もない根性論一点張りの職場にあっても、「ここがダメなら辞めて次」とそう簡単にはいかないのが、サラリーマンの切実な事情。当書に挙げてある失敗談はまだ穏当、というのが正直な感想。「イノチを取られることはない」とあるが、実際取られかけたこともある(苦笑)。
ビジネスの基本書としての読み応え感はあるが、「行くとこまで行ってしまったブラックな職場」に対する処方箋としては(当書だけでは)不充分かもしれない。
2018年8月6日に日本でレビュー済み
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戦略参謀として求めたい考え方やスタンスを79の切り口から解説。戦略参謀はもちろん、ビジネスとして上を目指すのに必要な取り組みがまとまっている。
網羅的ゆえに、戦略参謀だからこそ求められるもの、との要素が薄まっている感も。
また、既存企業をネガティブに捉えている印象強い。だからこその、戦略参謀の必要性なのかもしれないが…。
テーマは幅ひろく、自身の不足はどこかを考えるよいきっかけになる一冊。
網羅的ゆえに、戦略参謀だからこそ求められるもの、との要素が薄まっている感も。
また、既存企業をネガティブに捉えている印象強い。だからこその、戦略参謀の必要性なのかもしれないが…。
テーマは幅ひろく、自身の不足はどこかを考えるよいきっかけになる一冊。