野球のピッチャーも全身を連動させて豪速球を投げるように、声も声帯だけに注目しても効果は薄い。
様々な角度から「声の出し方」について説明する本書から、自然な体の使い方も意識できました。
印象的な箇所を少し紹介します。
１ 脱力方法
前述のように、ピッチャーも常に力を込めているのではなく、リラックス状態からの力みにより、球に勢いを乗せることができます。
意識的なリラックスに効果的なのは、「舌出し」。
バスケットボールの神様マイケルジョーダンは、試合中、「舌出し」でプレーしていたそうです。
噛んでしまうと怪我にもつながる危険な行いですが、彼はこの行動が緩みになると知っていたと思われます。
柔軟体操も、歯を噛み締めた状態と舌を出した状態とでは後者の方がよく伸びます。
よって、通る声を出すときには、力むのではなく、舌を出してからが良い。
２ 咳払い
咳払いが「喉の異物を吐き出してクリアにする」行為なので、それ自体にリラックス効果がある。
発声の即席の準備体操のようなものです。
急に声を出して裏返ったりする危険性も回避できそうです。
３ 笑顔
被験者に自分が対談している映像を見てもらうと、「自分が思うよりも笑っていない」と言うそう。
相手に心地良さを求めるならば、仏頂面よりも笑顔の方が適しているでしょう。
また、電話で声が高くなるのは、本能的に、高い声の方が「心地が良く、礼儀正しいから」というのがわかっているから。
心地よい高さと適した声量で、少しやり過ぎかなと思うくらいの笑顔が○。
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イメージ付きのレビュー
長年悩んでいた「滑舌」が良くなりました！
お恥ずかしい話ですが、講師業を仕事にしている私の悩みは、滑舌が悪いことなんです。早口言葉を練習したり、今まで色々と試しましたが、改善されず途方に暮れていました。Amazonで「滑舌」で検索し、「最新」の並びにすると、この本が出てきました。「今回もダメだろうな」と思いつつも「声の磨き方」を購入して読んでみました。読み始めて45分後、息を呑んだんです。次のようなことが書かれています。・・・深い呼吸をしながら、全身で「響く声」を出す。・・・ん？全身？そのためには、・〇〇の力をゆるめる。・□□を広げる。・△△を凹ませながら声を出す。とあります。さらに、トレーニング方法がイラストで紹介されていて、QRコードから動画で見れますと書かれています。そして、してみたんです。すると、いや～（照）今までに聞いたこともない自分の声が出てるじゃないですか！実は、滑舌を改善するためのトレーニングは、口周りだけじゃダメだったんです。しかし、残念なことに…課題がありました。それは、本に書かれていることに意識が向けられていない時は、昔のような声に戻ってしまうんです。でも、このような時は、この本にも書かれているように「今、ココ」に意識を向けて対応できそうです。つまり、「今の自分の状態」に意識を向ける。今度こそは、滑舌を克服できそうなので、これを習慣するために、ふせんに書いて机に貼っています（笑）講師業の方で、自分の話し方に何かプラスしたいなと思う方には、おススメします。
上位レビュー、対象国： 日本
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2021年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お恥ずかしい話ですが、
講師業を仕事にしている私の悩みは、
滑舌が悪いことなんです。
早口言葉を練習したり、今まで色々と試しましたが、
改善されず途方に暮れていました。
Amazonで「滑舌」で検索し、
「最新」の並びにすると、
この本が出てきました。
「今回もダメだろうな」と思いつつも
「声の磨き方」を購入して読んでみました。
読み始めて45分後、
息を呑んだんです。
次のようなことが書かれています。
・・・
深い呼吸をしながら、全身で「響く声」を出す。
・・・
ん？
全身？
そのためには、
・〇〇の力をゆるめる。
・□□を広げる。
・△△を凹ませながら声を出す。
とあります。
さらに、
トレーニング方法がイラストで紹介されていて、
QRコードから動画で見れますと書かれています。
そして、
してみたんです。
すると、
いや～（照）
今までに聞いたこともない自分の声が出てるじゃないですか！
実は、
滑舌を改善するためのトレーニングは、
口周りだけじゃダメだったんです。
しかし、
残念なことに…
課題がありました。
それは、
本に書かれていることに意識が向けられていない時は、
昔のような声に戻ってしまうんです。
でも、このような時は、
この本にも書かれているように
「今、ココ」に意識を向けて対応できそうです。
つまり、
「今の自分の状態」に意識を向ける。
今度こそは、滑舌を克服できそうなので、
これを習慣するために、
ふせんに書いて机に貼っています（笑）
講師業の方で、
自分の話し方に何かプラスしたいなと思う方には、
おススメします。
講師業を仕事にしている私の悩みは、
滑舌が悪いことなんです。
早口言葉を練習したり、今まで色々と試しましたが、
改善されず途方に暮れていました。
Amazonで「滑舌」で検索し、
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この本が出てきました。
「今回もダメだろうな」と思いつつも
「声の磨き方」を購入して読んでみました。
読み始めて45分後、
息を呑んだんです。
次のようなことが書かれています。
・・・
深い呼吸をしながら、全身で「響く声」を出す。
・・・
ん？
全身？
そのためには、
・〇〇の力をゆるめる。
・□□を広げる。
・△△を凹ませながら声を出す。
とあります。
さらに、
トレーニング方法がイラストで紹介されていて、
QRコードから動画で見れますと書かれています。
そして、
してみたんです。
すると、
いや～（照）
今までに聞いたこともない自分の声が出てるじゃないですか！
実は、
滑舌を改善するためのトレーニングは、
口周りだけじゃダメだったんです。
しかし、
残念なことに…
課題がありました。
それは、
本に書かれていることに意識が向けられていない時は、
昔のような声に戻ってしまうんです。
でも、このような時は、
この本にも書かれているように
「今、ココ」に意識を向けて対応できそうです。
つまり、
「今の自分の状態」に意識を向ける。
今度こそは、滑舌を克服できそうなので、
これを習慣するために、
ふせんに書いて机に貼っています（笑）
講師業の方で、
自分の話し方に何かプラスしたいなと思う方には、
おススメします。
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