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食物漫遊記 (ちくま文庫 た 1-1) 文庫 – 1985/12/1

4.3 5つ星のうち4.3 12個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (1985/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1985/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 234ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480020217
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480020215
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 12個の評価

著者について

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種村 季弘
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年3月10日に日本でレビュー済み
 1981年に出た単行本の文庫化。
 食べものにまつわる思い出話13篇+αが収められている。
 鎌倉の知人宅でアミガサタケを食べさせられて中毒(?)したこと、岡山まで焼き鳥を食べに行ったのに結局食べられなかったこと、ヴェルヌ『80日間世界一周』の横浜の牛肉を食べようとするシーンの真偽、どじょうは豆腐にもぐりこむか、むやみとたくさん食べることの是非など、どれもひとひねりある内容。
 ふつうの食べものエッセイじゃない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月29日に日本でレビュー済み
タイトルと目次だけを見て、壇一雄的美食エッセーのようなものを期待するならば間違いなくはぐらかされるだろう。そしてまたこの作品はそのはぐらかしを楽しむものでもある。

世に数多ある美食エッセイが食べる事をテーマにしているのに比してこの作品はむしろ「食べない事」がテーマであると言える。ドーナツを語るのにその穴をもってするかのような。だから実用性は極めて低いわけだが(あたりまえである。種村さんだもの。)、諧謔・薀蓄・コジツケを楽しむ娯楽文学としての充実度はさすがである。特に「狐の嫁入り」の章は、まったくもって秀逸な短編小説としても読める。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月24日に日本でレビュー済み
種村さんの博覧強記ぶりは読んだ本の食べ物の記述まで及ぶ。東大を出て職にあぶれていた時の家庭教師で毎回出たさめた天丼にあたって事から、肉親危篤の電報にのまず食わずに歩いて故郷に帰った明治時代の学生の話まで。その博覧強記と現実の世界の行き来の語りが落語の語りのように絶妙にうまい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート