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龍神の生贄: むかしむかしの霊的なお話３ Kindle版

水波一郎 (著) 形式: Kindle版
4.4 5つ星のうち4.4 22個の評価
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　おみつの村では、田んぼに引く水が足りなくなりました。上流の村が水をくれないからです。
　ですが、それには理由がありました。
　上流の村が田んぼに引いている水の、源泉とも言える池の水が少なくなっていたからです。
　お城の重役達の会議では、水が減った原因は、龍神様の祠が荒らされたからだ、という事でした。その為、龍神様のお祭りをして、祭りの最後に、若い女性の生け贄を捧げる、という事になったのです。
　そして、その生け贄の候補者の一人になったのが、おみつでした。
　他にも候補がいました。候補者のどの女性達も死にたくありません。
　一体、誰が生け贄になるのでしょうか。
　おみつは生け贄になって、死んでしまうのでしょうか。

　その頃、おみつは龍神様の夢を見るようになっていました。
　夢の中で竜神様と会話していたのです。
　おみつや家族、協力者は、おみつの為に必死に頑張ります。
　さて、おみつは、村は、一体どうなってしまうのでしょうか。
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  1. 本の長さ
    113ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 付箋メモ
    Kindle Scribeで
  4. 発売日
    2021/4/29
  5. ファイルサイズ
    4799 KB
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    有効
  7. Word Wise
    有効にされていません
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商品の説明

著者について

水波一郎（みずばいちろう）
霊魂学研究家、「霊的修行法・霊術」の研究家、指導家。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B093WGWQZ6
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/4/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 4799 KB
  • Text-to-Speech（テキスト読み上げ機能） ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 113ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 22個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

ひふみ
5つ星のうち5.0 一気に読めました
2024年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいです。
この先、話がどうなるのかと一気に読めました。
昔はあったであろう生け贄。物語ですが、昔々はこんなこともあったかも、と思いながら読みました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
ミツバチ
5つ星のうち5.0 龍とは、ご利益を求めてすがりつく存在ではなく…
2021年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからすると、龍神が祈願成就の見返りに生贄を要求するような恐ろしい話の
ように受け取られるかもしれません。

或いは、龍神が超自然的な力を発揮して天災から人々を救ってくれるおとぎ話のように
思われるかもしれません。

そうではありません。真の龍は、生贄を求めるような存在でないのは勿論、ただ縋りつけば
現世的なご利益を与えてくれるような都合のよい存在ではないようなのです。

龍という存在は高貴な霊的生命体であり、生贄などを要求しないかわりに、安易にすがる
だけの人を助けるということをしないのです。神を深く信じる信仰心の篤い人々がこの世の
困難に直面し、真剣に悩み、苦しむ時、人々がみずからの力で活路を切り開いて行けるよう、
自分達の力で乗り越えて行けるよう、示唆を与えてくれるような存在なのです。

私は、主人公や周囲の人々が、命の危機に晒されながらも、心から龍を信じ、そのアドバイス
を真剣に受け止め、困難に立ち向かい、乗り越えていく様に感動しました。

龍という存在は、決してご利益を願い、すがりつく存在ではなく、人が正しい道を歩むことが
できるよう導きを乞う存在なのだということを知りました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Kindleのお客様
5つ星のうち5.0 ダイナミックな物語展開と人間模様、龍神との対話が魅力的
2021年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルから受けるイメージとは良い意味で異なる、
ハッピーエンドに向かって行くストーリー展開でした。

理不尽なことも多い時代に、懸命に生き抜く、主人公の女子。
それを支え、協力し合う周囲の人々。
一方、そうした人間社会を見守り続ける龍神。
人間に対する深い考察と、真理・本質を見抜く力。龍神の智慧(ちえ)。
それらが本書の大きな見所となっているように思います。

特に印象深かったのは、献身的な主人公が、お城の生活を羨ましく思う場面での、龍神とのやりとり。
はたして彼女にとっての「真の幸福」とは…

その他、政治や組織の腐敗。
自由な意見が言いにくい、不寛容な社会。
イジメや仲間外れの問題など…
現代社会にも通ずる所があり、考えさせられる場面も多かったです。

老若男女問わず、興味を持ちやすい内容で、読みやすい本だと思いました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 素直な心と素朴な信仰心
2021年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おみつという村の若い娘の夢に現れた龍神。とても若い娘が考えたとは思われない、その知恵の深さに、素直に耳を傾ける村の人達。

しかし、それによって、次々と問題が解決されていく事実。昔の人達の素直な心、素朴な信仰心が有ったからこそ、龍神の知恵と力を受け取る事が出来たのでしょう。

現代はコロナという疫病が蔓延し、世界中で大勢の人達が死に行く中、道端に座り込み、お酒を飲みながら、大騒ぎをしている若者達もいます。

大学で高等教育を受け、頭は相当に良くなっても、おみつのような素直な心、素朴な信仰心を持つ人はどれだけ居るのでしょうか？

現代人は龍神というと、昔の人が自然の働きを擬人化した想像上の存在と言うのでしょう。

昔の人は知性が無いから、当時の理屈では説明できないものを神として恐れ、崇めたのであって、現代科学から見れば空想上の産物でしかないと言うのでしょう。

しかし、もし現代人の一人一人が、自身の魂の声に素直に成り、高貴な存在を求めているなら、こんなに酷い世の中になっていないのは間違い無い事でしょう！
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 強い思いが人を動かす
2021年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
むかしむかしの武士が居た頃の、村社会のお話です。
村社会やお城の権力に対して、人の思いが様々に揺れ動きます。

心の中から強い思いが湧いた時、人はその思いを満たそうと、行動するのかなと思いました。
溜まった不満が爆発するのと、少しでも正しい事を為そうとする等
思いの内容によって、結果は大きく変わってしまいます。

本の中の龍神様は、人々が抱く思いと行動を見通し、智慧を主人公に授けます。
そうした智慧は、人が到底思い付かないものである一方
それを信じて行動できる主人公達がいなければ、活かされなかったのでしょう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 懐かしい感動的な昔話
2021年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「おじいさんのご褒美」「神託の女王」に続く、『むかしむかしの霊的なお話』シリーズの第3弾です。

前2作と同様、カラー（kindle版）の挿絵や画像も多く、とても読みやすい構成です。

「龍神の生贄」というタイトルから、血生臭いイメージを持つ方がおられるかもしれませんが、そのようなことはなく、とても感動的な物語ですので、お子様にも安心してお読みいただけるでしょう。

現代と違って、人々が素朴な信仰心を失っていなかった時代の物語ではありますが、このような物語の中にこそ、私達が失ってはならない大切な何かが、確かに存在しているように思えてなりません。

懐かしい何かを思い出させてくれるような、優れた物語だと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
こすず
5つ星のうち5.0 龍神の深い智慧に感動しました
2021年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔宗教儀礼で行われていたという生贄について、
生贄は本当に必要だったのだろうか？
神さまは生贄を本当に喜ばれていたのだろうか？
という疑問を持っていました。
このお話を読んで、その疑問の答えをいただけたように感じて、何かすっきりした気持ちになりました。

また、このお話は、集団の中での村八分になる怖さや、組織の中での利害関係の複雑さ等、人間の社会の難しさについても書かれていて、今の時代にもそのまま通じることのように感じていろいろ考えさせられました。
そして、このお話で語られているような龍神の深い智慧が、やはり今の時代にも必要とされているように思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 人間の幸せってなんだろう。
2021年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田園の広がる田舎住まいの私には、「村八分」も「水不足」も決して他人事ではないので、シンパシーを感じながら読みました。
このお話の時代より、今は電気もありますし、技術が発展しています。水不足で困ることはあっても、この物語の時代のより対処の仕方がありますし、恵まれて生きているように思います。
ですが、霊的な感性はこの頃の方がずっと養われやすかったように感じました。

物に囲まれて、充足しているはずなのに、「生きる意味って、幸せってなんだろう」と悩んでいる方には大切なヒントが詰まっているように感じます。
人間は結局霊的な事柄に気付かなければ、決して幸せになれないようにできているようです！

内容は重厚ですが、文体はとても読みやすかったです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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