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三体 Kindle版
数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象〈ゴースト・カウントダウン〉が襲う。そして汪淼が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2019/7/4
- ファイルサイズ1202 KB
- 販売:
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出版社より
大ヒット中国SF『三体』プロモーションコミック
全てはここから始まった
気になる続きはぜひ小説版で。
コミック:久間月慧太郎/制作:サイドランチ
三体 | 三体Ⅱ 黒暗森林 上 | 三体Ⅲ 死神永生 上 | 三体0【ゼロ】 球状閃電 | 円──劉慈欣短篇集 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥2,090¥2,090 | ¥2,700¥2,700 | ¥2,605¥2,605 | ¥2,200¥2,200 | ¥1,210¥1,210 |
書籍紹介 | 尊敬する物理学者の父・哲泰を文化大革命で亡くし、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔。彼女が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波は惑星〈三体〉の異星人に届き、驚くべき結果をもたらす。現代中国最大のヒット小説にして《三体》三部作の第一作 | 葉文潔をリーダーに戴いた地球三体協会の瓦解により、地球は三体文明により侵略の危機的状況にあることが判明した。人類は、人類文明最後の希望となる「面壁者」を立てて立ち向かうことを決断する――! 13万部を突破した『三体』待望の第二部! | SFの歴史を変えた驚天動地の三部作、ついに完結! 三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、若き女性エンジニア程心(チェン・シン)が発案した極秘の「階梯計画」が進行していた。目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。程心の決断が人類の命運を揺るがす。衝撃の三部作完結! | 『三体』三部作の原点にして前日譚 14歳の誕生日の夜に“それ”に両親を奪われた少年、陳。謎の球電に魅せられ、研究を進めるうちに、彼は思いも寄らぬプロジェクトに巻き込まれていく。史上最強のエンタメ・シリーズ『三体』三部作で描かれたアイデアやキャラクターが登場する、衝撃の前日譚! | 劉慈欣初の文庫化! 『三体』の一章を抜粋改作した表題作など13篇収録 三百万の軍隊を用いた驚異の人間計算機により十万桁まで円周率を求めようとする「円」など全13篇を収録した短篇集が文庫化。 |
商品の説明
著者について
登録情報
- ASIN : B07TS9XTSD
- 出版社 : 早川書房 (2019/7/4)
- 発売日 : 2019/7/4
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1202 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 516ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,888位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
イメージ付きのレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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物語は、中国から展開していきます。地球外文明との遭遇とそれに伴う人類の葛藤が、複雑に絡み合う様子は、SF好きにはたまらないでしょう。科学的な考察も深く、著者の想像力とビジョンには脱帽です。
ただ一つ、気になった点は登場人物の名前です。中国人の名前は漢字表記だと覚えづらく、読み進める上で少し障壁になりました。人物関係を把握するのに、何度も前のページに戻って確認する必要がありました。
しかし、『三体』は現代SFの金字塔と呼ぶにふさわしい作品だと思います。中国発のSFが世界的に評価される理由が、読めば納得できるはずです。
SFとしての展開は良いけれど、現実世界との摺り合せの荒さが気になってねぇ。
一党独裁、強権反社支配の国の中で、あんな「党」以外の組織の存在が許されるわけないじゃんとか、人類文明の矛盾を解決する手段を模索しつつも結局は派閥抗争、そして最後は外患誘致的な方策しか思いつかないのかよ、やっぱ中華圏育ちの発想だよな、、、とかね。
逆によくこんな物の刊行が許されたな、というのがもう一つの驚きではある。
とはいえ、第二部も買ってみようと思っている。