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いきもののカタチ 続・波紋と螺旋とフィボナッチ-多彩なデザインを創り出すシンプルな法則 単行本 – 2021/9/30
近藤滋
(著)
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商品概要
「魚の模様は細胞たちのオセロで決まる? 」「貝殻の形は貝が自分の意思で決める? 」「カブトムシの角は幼虫の頭に折りたたまれて入っている? 」
生物の形や模様が生まれるメカニズムをわかりやすく解説!
本書の前作『波紋と螺旋とフィボナッチ』は、一見複雑で神秘的な生き物の形が、実はごくシンプルなルールで理解できることを解き明かし、各紙誌書評で絶賛された。本書では前作のテーマを深化させ、さらに多彩な生物の形や模様の謎に迫る。
著者ならではのユーモアあふれる語り口で、読み出したら止まらない面白さ。
目次
はじめに
1章:特撮ヒーローもうらやむリアル変身技法
2章:ツノゼミの究極奥義が創り出すアートな造形
コラム1 陛下に一本取られた話
3章:硬い鎧の制約が生む貝殻のバラエティ
4章:意識と無意識の境界
コラム2 ジャパネットたかた社長に学ぶ学会発表の極意
5章:部品を組み立てて作る深海のスカイツリー
6章:魚のヒレも組み立て作業で作られる?
コラム6 研究費をばらまけと言ってはいけない理由
7章:海底のミステリーサークルの謎を追え!
8章:梃子の原理で理解する? 人体の物理学
コラム4 猿の惑星リアル化計画
9章:細胞たちがオセロで遊び、皮膚の模様が現れる
10章:模様を変える、動かす、理解する
おわりに〜宝の地図の見つけ方〜
内容紹介
1章:特撮ヒーローもうらやむリアル変身技法
昆虫は、幼虫から成体への変態時に、短い時間で特撮ヒーローも真っ青の大変身を遂げる。どんな仕組みがそれを可能にするのだろうか。カブトムシの角からわかった、意外な折り畳み風船の原理。
2章:ツノゼミの究極奥義が創り出すアートな造形
カブトムシの角をはるかに超える奇妙奇天烈なツノゼミの角も、羽化の時に一瞬にして出現する。どうやって? 究極昆虫の謎の答えを探しに、コスタリカのジャングルへ。
3章:硬い鎧の制約が生む貝殻のバラエティ
兵士の硬い鎧は、防御力は高いが必然的に重くなる。それは貝にとっても同じ。便利に使うためには、いろいろと注文が出てくるのは仕方ない。貝殻の多様な形態が、貝殻が「硬くて重い」という弱点をカバーするために生まれた、という話。
ほか全10章収録。
(本書「はじめに」より一部抜粋)。
著者紹介
近藤 滋(こんどう しげる)
大阪大学大学院生命機能研究科 教授
「魚の模様は細胞たちのオセロで決まる? 」「貝殻の形は貝が自分の意思で決める? 」「カブトムシの角は幼虫の頭に折りたたまれて入っている? 」
生物の形や模様が生まれるメカニズムをわかりやすく解説!
本書の前作『波紋と螺旋とフィボナッチ』は、一見複雑で神秘的な生き物の形が、実はごくシンプルなルールで理解できることを解き明かし、各紙誌書評で絶賛された。本書では前作のテーマを深化させ、さらに多彩な生物の形や模様の謎に迫る。
著者ならではのユーモアあふれる語り口で、読み出したら止まらない面白さ。
目次
はじめに
1章:特撮ヒーローもうらやむリアル変身技法
2章:ツノゼミの究極奥義が創り出すアートな造形
コラム1 陛下に一本取られた話
3章:硬い鎧の制約が生む貝殻のバラエティ
4章:意識と無意識の境界
コラム2 ジャパネットたかた社長に学ぶ学会発表の極意
5章:部品を組み立てて作る深海のスカイツリー
6章:魚のヒレも組み立て作業で作られる?
コラム6 研究費をばらまけと言ってはいけない理由
7章:海底のミステリーサークルの謎を追え!
8章:梃子の原理で理解する? 人体の物理学
コラム4 猿の惑星リアル化計画
9章:細胞たちがオセロで遊び、皮膚の模様が現れる
10章:模様を変える、動かす、理解する
おわりに〜宝の地図の見つけ方〜
内容紹介
1章:特撮ヒーローもうらやむリアル変身技法
昆虫は、幼虫から成体への変態時に、短い時間で特撮ヒーローも真っ青の大変身を遂げる。どんな仕組みがそれを可能にするのだろうか。カブトムシの角からわかった、意外な折り畳み風船の原理。
2章:ツノゼミの究極奥義が創り出すアートな造形
カブトムシの角をはるかに超える奇妙奇天烈なツノゼミの角も、羽化の時に一瞬にして出現する。どうやって? 究極昆虫の謎の答えを探しに、コスタリカのジャングルへ。
3章:硬い鎧の制約が生む貝殻のバラエティ
兵士の硬い鎧は、防御力は高いが必然的に重くなる。それは貝にとっても同じ。便利に使うためには、いろいろと注文が出てくるのは仕方ない。貝殻の多様な形態が、貝殻が「硬くて重い」という弱点をカバーするために生まれた、という話。
ほか全10章収録。
(本書「はじめに」より一部抜粋)。
著者紹介
近藤 滋(こんどう しげる)
大阪大学大学院生命機能研究科 教授
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2021/9/30
- 寸法12.8 x 1.9 x 18.8 cm
- ISBN-104054067611
- ISBN-13978-4054067615
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商品の説明
著者について
近藤 滋
大阪大学大学院生命機能研究科 教授
大阪大学大学院生命機能研究科 教授
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2021/9/30)
- 発売日 : 2021/9/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 259ページ
- ISBN-10 : 4054067611
- ISBN-13 : 978-4054067615
- 寸法 : 12.8 x 1.9 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,905位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 242位生物学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生物の形や模様はヘンテコなものや意味ありげなものだらけだ。でもそれを「不思議だなあ」「面白いね」で済まさないのが近藤滋教授なのだ。まずはカブトムシの角。角がサナギになって急に出現するのは、角が幼虫の頭に折りたたまれたシワシワの風船のような状態で格納されているからだ、というのがすでに驚きだ。ここではさらに考えを進めて、なぜ広げると角の形になるようにシワシワを形成できるのか、という難問に挑戦する。前著「波紋と螺旋とフィボナッチ」はどちらかというと思考実験の比重が高かったが、本著ではそれにとどまらずに手を動かして実験で確かめるところまで行く。それも遺伝子改変昆虫やマイクロCTを使ったりして、とことんまでやる。次章では奇妙な角を持つツノゼミを捕まえにコスタリカのジャングルに行ったり、今回の近藤教授はアクティブだ。他にも貝殻の多様な形が生じる原理、カイロウドウケツが海のスカイツリーを組み立てる仕組み、魚のヒレの形成、奄美大島の海底にフグが作るミステリーサークルの謎、耳小骨が3つあって変な形になってる理由、そして魚の模様とテーマは自在に飛び回る。相変わらず数式を使わずに図とこなれた文章だけで進むため素人にも非常にとっつきやすく、「近藤ワールド」に引き込まれるように読み進められる。冴え渡る推理についていくだけで自分の思考が整理され、頭が良くなったような気になるのは前著同様だが、実際の実験で確かめたものが多いのでより説得力が増している。個人的には、近藤教授が四半世紀も前に唱えた「魚の模様がチューリング波でできていること」の実験的最終証明ともいえる最後の章、そしてあとがきにあたる「おわりに 〜宝の地図の見つけ方〜」にいたく感動した。前著同様、自然と科学に対する好奇心を持つ全ての読者にお薦めするが、特に理系の高校生と大学生と大学院生には必読書といってもいい。
2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近藤滋教授の新著「いきもののカタチ」を購入して半日で完読した。そもそも「いきもののカタチ」は生物を専攻している研究者ならだれもが取組んでみたい壮大なテーマであるが、具体的にどう攻めていけばいいのか分からない。でも、カブトムシ角前駆体の解析で、著者が「シワシワの袋」を見た時に直感で思ったのがきっかけだと知って興味を持つことが第一歩だと思った。とにかくバラエティに富んだ研究テーマが面白くて、読んでいる間にどんどん引き込まれていく。私が近藤教授の研究を初めて知ったのはカリフォルニア工科大学の生物部でポスドクをしていた1996年で、Natureの表紙を飾った熱帯魚の写真を見せられて、アラン・チューリングの生物の体の形ができる仮説を日本人が初めて証明したことを誇りに思ったものだった。実は、1995年にカリフォルニア工科大学のエドワード・ルイスがショウジョバエの形態形成でノーベル医学生理学賞を受賞したこともあり、専門外ながら「いきもののカタチ」には常々興味を持っていた。名著「波紋と螺旋とフィボナッチ」では動物の模様がチューリングパターンであることを発見した経緯を紹介していたが、「いきもののカタチ」を読んで模様研究が分子的基盤の発見と、それにより動物の模様を操作可能なところまで到達したことを知ったが、この間わずか8年間であるを知り驚嘆した。この本を読むと研究はまさにエンターテイメントだと思う。この名著を是非世界中の人(特に、若い人)に読んで欲しい。
2022年1月21日に日本でレビュー済み
色々な生き物の研究がどのようにして行われているのか知ることができました.
少し難しいところがあるけれど,図が多いので,理解できると思います.普段見ている生き物たちをもう一度よく見てみたくなりました.生き物を見るのが好きな人はぜひ読んでみてほしいです.
少し難しいところがあるけれど,図が多いので,理解できると思います.普段見ている生き物たちをもう一度よく見てみたくなりました.生き物を見るのが好きな人はぜひ読んでみてほしいです.
2021年11月14日に日本でレビュー済み
かなり高度で専門的な内容も多く含まれているにもかかわらず、著者の語り口の上手さについ引き込まれ、グイグイと読めてしまう面白い1冊。この本に接してつい思い出したのが『クモの巣ハンドブック』(馬場友希他著/文一総合出版/2021年)だが、この両者は最近私の接した「生き物系」の本では双璧と思える。生物に全く興味のない読者がスラスラと読み進められるかはやや微妙だが、逆に生物がお好きな方なら恐らく中学生でも興味深く読めるだろう。
内容はタイトルの通り、「いきもののカタチ」を巡る不思議さがテーマ。多くの「いきもの」たちが持っている(時には「特異」「奇怪」な)「カタチ」を、「いきもの」たちは「なぜ」「どのように」形成するのか?という根源的な疑問を本書は見事に解き明かしてみせる。前述した『クモの巣ハンドブック』ではあの小さな身体しかもたない蜘蛛たちが、信じられないような「能力」「造形センス」「合理的な行動様式」を併せ持ってあのような(神秘的な)巣を作るのかが興味深く語られていたが、この本も同様な驚きや発見に満ちあふれている。
「カブトムシの角」を巡る第1章で一気に惹きつけられる。私は、カブトムシの角は脱皮や成長の過程の中で徐々に作られていくのだ、と勝手に思い込んでいたのだが、あの角は実際には何と「幼虫の頭の中に『折り畳まれて』格納されており、体液の圧力で膨らみ、大きな角ができあがる」(P.16)のだそうである。これには驚嘆した。著者の指摘のように「できたものを折り畳むのは簡単」なのだが、カブトムシの幼虫は「一度も角の最終形態を作ることなく、『展開したら角の形になる複雑な折り畳み構造』を、いきなり作るのである」(P.17)。この謎に迫るために著者がどう考え、どのように探究したのか・・という部分が本当に面白いのだが、あまりその部分に深く言及してしまうと「ネタバレ」になりかねないので遠慮しておく。興味のある方はぜひ本書を手に取って頂きたい。その後にも、例えば「貝殻をつくる『鋳型』は外套膜(いわゆる「貝ヒモ」の部分)である」(P.85)等々、「そうだったのか!」とコーフンさせる事柄が目白押しである。
全てを読み終わって、再度「はじめに」の部分に接すると「なるほどね~」と改めて唸らされる。著者はここで「身近な生物の、ごく当たり前と思っているような特徴の中にも、考えてみれば『不思議』なことがたくさんあり、しかもその謎は、論理的に考えれば『スッキリ』解けることがあります」と述べている(P.2)。そして、そのようにして「わかった」時の感動は、単に「見るだけ」の時よりもずっと大きい。なぜならばそのように「わかる」事は「体験」であるのだから。「そんな体験を、ぜひ多くの方にしていただきたいという思いで、この本を書いています」という記述(P.3)には、読後に改めて接すると本当に共感する。「いきもの」好きの貴方なら、本書を読みながら思わず鼻息が荒くなるのを禁じ得ないだろう(笑)。(私のように)小中学生の頃、興味のある事を学校の先生に「なぜ? どうして?」と質問ばかりして先生方を困らせた貴方には特に全力でお勧めしたい1冊である。
内容はタイトルの通り、「いきもののカタチ」を巡る不思議さがテーマ。多くの「いきもの」たちが持っている(時には「特異」「奇怪」な)「カタチ」を、「いきもの」たちは「なぜ」「どのように」形成するのか?という根源的な疑問を本書は見事に解き明かしてみせる。前述した『クモの巣ハンドブック』ではあの小さな身体しかもたない蜘蛛たちが、信じられないような「能力」「造形センス」「合理的な行動様式」を併せ持ってあのような(神秘的な)巣を作るのかが興味深く語られていたが、この本も同様な驚きや発見に満ちあふれている。
「カブトムシの角」を巡る第1章で一気に惹きつけられる。私は、カブトムシの角は脱皮や成長の過程の中で徐々に作られていくのだ、と勝手に思い込んでいたのだが、あの角は実際には何と「幼虫の頭の中に『折り畳まれて』格納されており、体液の圧力で膨らみ、大きな角ができあがる」(P.16)のだそうである。これには驚嘆した。著者の指摘のように「できたものを折り畳むのは簡単」なのだが、カブトムシの幼虫は「一度も角の最終形態を作ることなく、『展開したら角の形になる複雑な折り畳み構造』を、いきなり作るのである」(P.17)。この謎に迫るために著者がどう考え、どのように探究したのか・・という部分が本当に面白いのだが、あまりその部分に深く言及してしまうと「ネタバレ」になりかねないので遠慮しておく。興味のある方はぜひ本書を手に取って頂きたい。その後にも、例えば「貝殻をつくる『鋳型』は外套膜(いわゆる「貝ヒモ」の部分)である」(P.85)等々、「そうだったのか!」とコーフンさせる事柄が目白押しである。
全てを読み終わって、再度「はじめに」の部分に接すると「なるほどね~」と改めて唸らされる。著者はここで「身近な生物の、ごく当たり前と思っているような特徴の中にも、考えてみれば『不思議』なことがたくさんあり、しかもその謎は、論理的に考えれば『スッキリ』解けることがあります」と述べている(P.2)。そして、そのようにして「わかった」時の感動は、単に「見るだけ」の時よりもずっと大きい。なぜならばそのように「わかる」事は「体験」であるのだから。「そんな体験を、ぜひ多くの方にしていただきたいという思いで、この本を書いています」という記述(P.3)には、読後に改めて接すると本当に共感する。「いきもの」好きの貴方なら、本書を読みながら思わず鼻息が荒くなるのを禁じ得ないだろう(笑)。(私のように)小中学生の頃、興味のある事を学校の先生に「なぜ? どうして?」と質問ばかりして先生方を困らせた貴方には特に全力でお勧めしたい1冊である。