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奇想の系譜 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2004/9/9
辻 惟雄
(著)
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- ISBN-104480088776
- ISBN-13978-4480088772
- 出版社筑摩書房
- 発売日2004/9/9
- 言語日本語
- 本の長さ275ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2004/9/9)
- 発売日 : 2004/9/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 275ページ
- ISBN-10 : 4480088776
- ISBN-13 : 978-4480088772
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,820位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳。作家の生い立ちや時代の様子なども併せて書かれていることで、それぞれの奇想と言われる表現が生まれる必然が垣間見えるようでした。そのことが私には、当たり前のことなのですが、作品にその時代に、血の通った人間が生み出すものという意識を鮮明にし、いい意味での作品の生臭さを感じることができました。
2021年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日経新聞・私の履歴書連載を機に読み直してみました。
言うもヤボですが、若冲を世に改めて知らしめた立役者・辻惟雄氏の代表作。この書籍が、今日の「日本美術」興隆の礎になっていることは多くの人が知るところです。
先日、ある美術動画で、最初に若冲のこと書いた時、実物を見たことなかったとおっしゃっていてました。(笑)この本を書かれるだいぶ前の話と思いますが…。今でこそ奇想の画家は、多くの愛好家を魅了し、村上隆氏など現代アートの領域にまで大きな影響を与えていますが、若冲や奇想の画家たちは、それほど忘れ去られていたのだなと。
個人的には岩佐又兵衛「山中常盤物語絵巻」の論考に、「うわっ」と思いました。辻氏の柔らかな口調、風貌からは想像できない生々しい表現に、奇想を感じました。
又兵衛の絵には、ユーモアがあるとされますが、この時代の絵画のエンターテイメント性と言うのはどこか屈折してる気がします。私にはリアルに怖い絵画に感じます。
言うもヤボですが、若冲を世に改めて知らしめた立役者・辻惟雄氏の代表作。この書籍が、今日の「日本美術」興隆の礎になっていることは多くの人が知るところです。
先日、ある美術動画で、最初に若冲のこと書いた時、実物を見たことなかったとおっしゃっていてました。(笑)この本を書かれるだいぶ前の話と思いますが…。今でこそ奇想の画家は、多くの愛好家を魅了し、村上隆氏など現代アートの領域にまで大きな影響を与えていますが、若冲や奇想の画家たちは、それほど忘れ去られていたのだなと。
個人的には岩佐又兵衛「山中常盤物語絵巻」の論考に、「うわっ」と思いました。辻氏の柔らかな口調、風貌からは想像できない生々しい表現に、奇想を感じました。
又兵衛の絵には、ユーモアがあるとされますが、この時代の絵画のエンターテイメント性と言うのはどこか屈折してる気がします。私にはリアルに怖い絵画に感じます。
2016年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みながら、そして読み終えて、いい本だなあと感じ入った。
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳という、江戸時代の絵師の作品が解説されているのだが、作品そのものの特徴や特異性・独創性、絵師の生まれ育ちや作品が生まれた時代背景、絵師たちの師や影響を受けた人物や当時の絵師事情などが手際よく語られる。
淡々としていながら、とても力強い文章だなと思う。6人の絵師とその絵の物凄さもあるが、それまで美術界で異端とされていた彼らを評価する辻さんの筆致がとても心地よい。辻さんが作品そのものから受けた印象と多数の文献にあたり構築した論がそれを支えているのだろう。
掲載された図版は百点近くある。文庫なので小さく、ほとんどはモノクロなのだが、文章を読んで絵を見、絵を見て文章を読んでいると、その絵の持つ魅力や迫力が伝わってくる。そして、ホンモノを見たくなる。
読み終えてしばらくして、『奇想の系譜』というタイトルは面白いなと思った。6人が描き出すグロテスクさやユーモアなどその独自性は奇想と呼ぶにふさわしいが、それが突飛で単発の代物でなく過去や未来と繋がりを持っている。
その視点が本書が新鮮さを保っており読む者に刺激を与え続けている理由なのかなと感じた。
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳という、江戸時代の絵師の作品が解説されているのだが、作品そのものの特徴や特異性・独創性、絵師の生まれ育ちや作品が生まれた時代背景、絵師たちの師や影響を受けた人物や当時の絵師事情などが手際よく語られる。
淡々としていながら、とても力強い文章だなと思う。6人の絵師とその絵の物凄さもあるが、それまで美術界で異端とされていた彼らを評価する辻さんの筆致がとても心地よい。辻さんが作品そのものから受けた印象と多数の文献にあたり構築した論がそれを支えているのだろう。
掲載された図版は百点近くある。文庫なので小さく、ほとんどはモノクロなのだが、文章を読んで絵を見、絵を見て文章を読んでいると、その絵の持つ魅力や迫力が伝わってくる。そして、ホンモノを見たくなる。
読み終えてしばらくして、『奇想の系譜』というタイトルは面白いなと思った。6人が描き出すグロテスクさやユーモアなどその独自性は奇想と呼ぶにふさわしいが、それが突飛で単発の代物でなく過去や未来と繋がりを持っている。
その視点が本書が新鮮さを保っており読む者に刺激を与え続けている理由なのかなと感じた。
2020年10月23日に日本でレビュー済み
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この本の内容はあくまで画家を紹介するものであり、〇〇だから素晴らしいのだ!というような理屈があるわけではない。奇想と紹介された画家達が当たり前に知られるようになった現代ではこの本の価値はないと思う。好きな画家が載ってるから読む程度の扱いでいいと思う。そういう意味でファンブックと書かせてもらった。
2016年10月1日に日本でレビュー済み
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日本画というと、のっぺりした静的な人物表現をイメージしてしまい
ますが、こんなにも激しい、動きのある表現をした画家達がいたのか
と、驚くばかりです。伊藤若冲と歌川国芳は最近よく目にするので
知っていましたが、他は私的には未知の画家でした。
特に長沢蘆雪の『薔薇に鶏図』『虎図』『岩浪群烏図』『龍図』には
圧倒されました。デッサン力も素晴しい。伊藤若冲の絵には、覗き返
してくる眼と覗き穴があるという話にもなるほどと納得しました。
ますが、こんなにも激しい、動きのある表現をした画家達がいたのか
と、驚くばかりです。伊藤若冲と歌川国芳は最近よく目にするので
知っていましたが、他は私的には未知の画家でした。
特に長沢蘆雪の『薔薇に鶏図』『虎図』『岩浪群烏図』『龍図』には
圧倒されました。デッサン力も素晴しい。伊藤若冲の絵には、覗き返
してくる眼と覗き穴があるという話にもなるほどと納得しました。
2021年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
存在感のある画家たちを分かりやすく書かれています。
絵画がカラーであれば、なお良かったと思います。
絵画がカラーであれば、なお良かったと思います。
2012年5月5日に日本でレビュー済み
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わが国の近世絵画における「奇想」をテーマに、6人の画家 岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳を取り上げ、その系譜を解き明かそうという試み。
初版刊行から40年たった今日でも読み継がれている。本書を契機として若冲らの評価につながったようであるから、名著ということになるのだろう。
著者は6人を、「表現主義的傾向の画家 −エキセントリックでファンタスティックなイメージを特色とする画家」と評しているが、一見すると薄気味悪さが先にたつ。気分がささくれ立つような悪趣味とでも言おうか。
全6章からなる本書は、章毎に人と作品を解説していく体裁となっている。本書で紹介されている画家たちは、総じて作品に勝るとも劣らない奇矯な人物だ。傲岸、不遜でさえなければ、後世に残るような異才を放つ作品を残せないのかもしれない。
浮世絵の元祖 岩佐又兵衛が、幾人かの画工を要する工房で制作をおこなっていたなど発見が多い。
本書が単なる美術史におわっていないのは、読みものとして味わいが深く、著者の哲学的ともいえる慧眼が文章から滲み出ているからだ。作品を評する著者の言葉の選択も勉強になる。著作をとおして、読者と作品を近づけるには、読者の心に響く言葉が重要なのだ。
本書を読み進めるうちに、著者のいわんとする「奇想」の意味を理解することができる。グロテスクなだけの第一印象がガラリと変わってしまう。どうやら、彼らの個性=オリジナリティが、当世風に対するアンチテーゼというわけではないようだ。
「<主流>の中での前衛として理解されるべきである。異端の少数派としてその特異性を強調することは決して私の本意ではない」
いわゆるアバンギャルド。薄気味悪いと感じたのは、芸術の前衛性を理解できない僕の感性が貧困だということか。
「「奇想」というものを、江戸時代絵画の特産物ではなく、時代を超えた日本人の造形表現の大きな特徴としてとらえたいと思うようになっている」
著者の思いは実に壮大なのである。
なお、掲載されているほとんどの図版はモノクロなので作品の鑑賞には向いていない。本書を読んで興味をひかれたならカラーのアートブックを手にするのが良いだろう。
初版刊行から40年たった今日でも読み継がれている。本書を契機として若冲らの評価につながったようであるから、名著ということになるのだろう。
著者は6人を、「表現主義的傾向の画家 −エキセントリックでファンタスティックなイメージを特色とする画家」と評しているが、一見すると薄気味悪さが先にたつ。気分がささくれ立つような悪趣味とでも言おうか。
全6章からなる本書は、章毎に人と作品を解説していく体裁となっている。本書で紹介されている画家たちは、総じて作品に勝るとも劣らない奇矯な人物だ。傲岸、不遜でさえなければ、後世に残るような異才を放つ作品を残せないのかもしれない。
浮世絵の元祖 岩佐又兵衛が、幾人かの画工を要する工房で制作をおこなっていたなど発見が多い。
本書が単なる美術史におわっていないのは、読みものとして味わいが深く、著者の哲学的ともいえる慧眼が文章から滲み出ているからだ。作品を評する著者の言葉の選択も勉強になる。著作をとおして、読者と作品を近づけるには、読者の心に響く言葉が重要なのだ。
本書を読み進めるうちに、著者のいわんとする「奇想」の意味を理解することができる。グロテスクなだけの第一印象がガラリと変わってしまう。どうやら、彼らの個性=オリジナリティが、当世風に対するアンチテーゼというわけではないようだ。
「<主流>の中での前衛として理解されるべきである。異端の少数派としてその特異性を強調することは決して私の本意ではない」
いわゆるアバンギャルド。薄気味悪いと感じたのは、芸術の前衛性を理解できない僕の感性が貧困だということか。
「「奇想」というものを、江戸時代絵画の特産物ではなく、時代を超えた日本人の造形表現の大きな特徴としてとらえたいと思うようになっている」
著者の思いは実に壮大なのである。
なお、掲載されているほとんどの図版はモノクロなので作品の鑑賞には向いていない。本書を読んで興味をひかれたならカラーのアートブックを手にするのが良いだろう。
2016年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今人気の伊藤若冲が、少し前まではほとんど知られていない埋没した絵師だったことにびっくりしたが、この本はそんな伊藤若冲を再発見し人気の端緒を付けた画期的な本です。1969年に出版されました。取り上げられた6人の画家は、異端ではなく、主流の中での前衛として理解されるべきと、著者の辻 惟雄氏は指摘します。そしてこれらの画家の作品は、日本よりもアメリカなど海外のコレクターに評価あされどんどんと海外に流出してしまっていたといいます。この本のおかげで、そういう流れにも一定の歯止めがかかったのだと思われます。
画家の評価は歴史と共に変わる。そんなことを実感させてくれました。
画家の評価は歴史と共に変わる。そんなことを実感させてくれました。