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成功するアジャイル開発 Kindle版

4.0 5つ星のうち4.0 11個の評価

私がなぜアジャイル開発について説明する本を書こうと思ったのか。
その理由は、アジャイル開発という手法は非常に誤解の多く、ただ導入しただけではすぐにうまくいかない現状があることについての問題意識からです。

「今回のプロジェクトから一気にウォーターフォールモデルから脱却するぞ!」「これからはアジャイル開発だ!」と勢いよく始めたものの、徐々にその思いは失速し、プロジェクト思ったように進まずどんどんと問題が立ち現れては累積し、ついには「このプロジェクトの特性を考えるとウォーターフォールモデルの方が適切である」と言って、いつの間にやらウォーターフォールモデルに逆戻りしていく、 という現場も少なくないのではないでしょうか。

こうした問題が起こる原因のうちの一つは、アジャイル開発で最も目立つ特徴のうちの一つ、反復的な開発(イテレーティブな開発) に注目しすぎるあまり、「反復さえしていればアジャイルである」という思い込みから、「とりあえず反復していればOK」と考え、プロジェクト全体の期間を何回かに分けて反復しているようなスケジュールを引き、アジャイルをやっているつもりになってしまう。つまりはアジャイルとはいったい何なのかについての本質的な理解が不足している状態でありながら、しかし理解したつもりになってしまっている、といった錯覚現象のもたらす弊害があります。

そしてアジャイル開発というものを熟知してくると、アジャイルなプロジェクト、 アジャイルなチーム、アジャイルな組織、アジャイルな人材、アジャイルな意思決定、アジャイルなコミュニケーション、といったような「アジャイルな〇〇」といったキーワードでもアジャイルを説明できるようになります。

しかし本当のところ、アジャイルの本質とは一体何なのでしょうか。 

私はソフトウェア開発をうまく成功させたいというニーズに対して、コンサルティング・コーチングを行って、プロジェクトを支援してきました。そしてその中でたくさんのことが分かってきました。
その分かったことを本書を通じて皆さんにお届けすることで、皆さんのプロジェクトが成功するための助けになればと思います。もし皆さんがたった今アジャイル開発に取り組んでいて、すでに何か悩まれていたり、更に上手くやれるのではないかと疑問に思っていたりするのであれば、本書が役立つかもしれません。
ぜひ本書で得られた知識を現場で活かしていただければと思います。

目次

第一章:ウォーターフォールモデルとアジャイルモデルの違いについて
なぜいまだに日本ではウォーターフォールモデルが採用され続けるのか
ウォーターフォールとアジャイルの違いは「予測に対する態度」
どのようにして全体性を損なわないようにすればいいのか
システム思考
リスク管理
モデリング
認知科学(社会心理学)
第一章のまとめ
第二章:アジャイルとは何か
アジャイルのメリット
アジャイルの世界観
スクラム
アジャイルへの誤解から生まれる新たな問題
第二章のまとめ
第三章:アジャイルコーチ・スクラムマスターとは一体何者か
チームファーストの精神
アジャイルコーチ・スクラムマスターに必要な能力
心理的安全性の重要性
チームを信頼する
速さをもって解決する
見たくないものを見せて聞きたくないことを聞かせる
アジャイルコーチ・スクラムマスターを目指す人へ
第三章のまとめ
第四章:レトロスペクティブ
どのように運営するか
できなかったことよりも、できたことに注目する
仕組みを振り返って検査し自己組織化へ
第四章のまとめ
第五章:ワーキングアグリーメント
チームに規律をもたらす
ワーキングアグリーメントに書く内容
ワーキングアグリーメントなきレトロスペクティブは効果半減
第五章のまとめ
第六章:スクラムボード
スクラムの象徴的アイコン
1つの付箋の表現単位を確認する
『完了の定義』も貼り出しておく
スクラムボードを中心としたコミュニケーションの流れ
第六章のまとめ
第七章:アジャイルな見積もり
開発者不在の計画
単位に『時間』を用いない
見積もりは要件から仕様を生み出すプロセス
リリースプランニングへ
第七章のまとめ
第八章:アジャイルなモデリング
モデリングとは抽象化
モデリングの3視点
モデリングをアジャイルに行う
第八章のまとめ
第九章:大規模アジャイル
いきなり大規模に始めるのはアンチパターン
共有型:LeSS(Large Scale Scrum)
統制型:SAFe(Scaled Agile Framework)
フラクタル型:Scrum@Scale
第九章のまとめ
第十章:アジャイル度チェック
反復していればアジャイルというわけではない
意思決定にかかる時間はどのくらいか
仕事の枠組みを決めているか・仕事の枠組みを定期的に改善しているか
コミュニケーション手段が文章に偏重しすぎていないか
必要なドキュメントと不要なドキュメントの区別がついているか
ビジョンは存在するか・ビジョンは共有されているか
メンバー1人1人がすべての工程を経験しているか
主体性を奪っていないか(許可よりも謝罪を優先しているか)
傾聴しているか・マウンティング合戦は起こっていないか
チームの将来を信頼しているか
時間こそが最大の制約資源であることを理解しているか
第十章のまとめ
あとがき
巻末付録:スクラムを用いたプロジェクトでの具体的な流れ
参考文献
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書籍情報
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B08X6MR9FP
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/2/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 37548 KB
  • 同時に利用できる端末数 ‏ : ‎ 無制限
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 322ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 11個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち4つ
11グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1年前にYouTube動画をきっかけに著者を知りました。

動画は全て拝見させて頂きましたが、動画では語り尽くされていないリアルな現場のエピソードと、具体的な解決手段について記載されており、共感すると共に、本質的なアジャイルの理解が深まりました。
ありがとうございました。

初版の為、誤字は散見されましたが、文脈から内容は理解出来た為、全く気にならず読了出来ました。

アジャイルを導入したものの、現場で悩まれている多くの方にお勧めの一冊です!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月26日に日本でレビュー済み
実際にアジャイル開発に仕事で携わっている者です。
セミナーや研修だと、紙飛行機を作ったり自転車から車を作っていく例え話だったりで実際にソフトウェア開発をする中でどうなのかというのについてのイメージが湧きづらかったのですが、この本では大規模なシステム開発の現場でどのようにアジャイルに行うのかということが詳細に書かれており、失敗したプロジェクトも見てきた経験が垣間見れてよかった。過度に期待を抱かせすぎないように現実を見せる姿勢にも誠実さを感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月23日に日本でレビュー済み
アジャイル開発が成功する秘訣と失敗してしまうパターンとが豊富に語られており、筆者がたくさんのプロジェクトを経験してきた中で得た知見が詰まっている。
アジャイルという言葉がまだ世になかったころから、アジャイルが求められる環境にいたことで、その本質に知らずのうちに挑戦をしていたということもあってか、アジャイルがなぜそのような形式になっているのかという深い視点からの解説があり、他書では語られない内容がいくつもあり参考になった。ただやはりこの本を読んだだけでアジャイル開発やってみようという勇気は出ないので筆者の続編を待ちたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年3月7日に日本でレビュー済み
筆者の経験をもとに書かれており、とても分かりやすく、「あとがき」から読んでみると面白いかと思います。筆者がなぜアジャイル開発についての本を書こうと思ったかと言うことが書かれており、筆者がどのような経験をしてきて、実際にベンチャー企業でソフトウェアの開発を行っている現場がどのようなものだったのかという実体験のエピソードが「あとがき」に書かれている。ベンチャー企業のようなアジャイル開発しか選択肢としてありえないような状況にいたからこそ本当のアジャイル開発というのを理解できたのではないだろうかと思う。それを大企業に啓蒙していくという大変なミッションをリアルタイムで実行している筆者ならではの視点が、他の本にはない独特の雰囲気を醸し出していて共感を持てる一作品かと思います。これからアジャイル開発を担う方、現在やられている方、両方の方々にもお勧めの本だと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月24日に日本でレビュー済み
筆者の経験はユニークで面白い。IT世界以外の経験も豊富なのでイメージしやすい話の展開があるのは良かった。ただ大規模開発と言うのを経験したことがない人にとってみるとイメージがつきにくい箇所もあるのは仕方がないと思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月23日に日本でレビュー済み
基本的にはITシステムの開発の話なのでその界隈と関係ない人からすると難しい内容のように思えたが、いざ読み進めてみるとここで語られている問題と言うのはITの教会以外でも起こっていることなのではないだろうかと感じた。組織運営や会社経営などチームで成果を出したいと考えている人には一読の価値があると思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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