訳者の一人です。訳者ではなく、読者としての感想を記します。
●良いところ
・個々の技術や事例が列挙されているだけではなく、関連づけながら解説されているので、体系的な理解をしやすい構成になっていると感じました。これは、著者が数十名にわたるBOKより優れている点だと思います。
・1970年代から2018年まで、500件以上の文献が参照されています。より詳しい本や論文に出会うための出発点として使えます。
・本書は米国を中心とした大学/大学院向けの教科書ですが、学術一辺倒というよりは実務を意識した解説に仕上がっています。
●注意点
・特定の業界、製品、プログラミング言語、ツールに焦点を当てた実現方法や実践事例は載っていません。抽象的な記述がほとんどです。
・継続的インテグレーションは載っているが自動テストの扱いが薄い、DevOpsの概念は載っているがデプロイと監視は扱われていない、といったように、産業界からすればメジャーに思えても載っていない領域があります。(アジャイルはしっかり載っています)
ペーパーバックの帯には「ソフトウェア技術者なら、この財産を活用しない手はない。」と書かれています。ですが、一定の実務経験がないと財産であることを理解できないと思います。実務経験を積んでから本書を読むと、経験と入門書の内容を抽象度を上げて理解でき、周辺領域も理解しやすくなり、業界や職種が少々変わっても通用する知識(財産)が手に入るのではないでしょうか。
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実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版) 単行本 – 2021/12/1
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●ソフトウェアエンジニアリング・スタンダードの第9版
本書は米国においての第1版が発行(1982年)されて以来、世界累積300万部を超えるベストセラーの最新刊である第9版の邦訳書です。ソフトウェア同様、改良が続けられているソフトウェアエンジニアリングの「最良の手法」を解説している書籍であり、現役のソフトウェアエンジニアならびに学生諸氏におすすめする1冊です。
原書:Roger S. Pressman, Bruce R. Maxim, Software Engineering,McGraw-Hill, 2020
●このような方におすすめ
ソフトウェアエンジニア
大学院生、学生
●主要目次
著者について/まえがき/訳者まえがき
第1部 ソフトウェアプロセス
第2部 モデリング
第3部 品質とセキュリティ
第4部 ソフトウエアプロジェクトのマネジメント
第5部 先端的な話題
付録1 UML入門
付録2 ソフトウェアエンジニアのためのデータサイエンス
参考文献/索引
本書は米国においての第1版が発行(1982年)されて以来、世界累積300万部を超えるベストセラーの最新刊である第9版の邦訳書です。ソフトウェア同様、改良が続けられているソフトウェアエンジニアリングの「最良の手法」を解説している書籍であり、現役のソフトウェアエンジニアならびに学生諸氏におすすめする1冊です。
原書:Roger S. Pressman, Bruce R. Maxim, Software Engineering,McGraw-Hill, 2020
●このような方におすすめ
ソフトウェアエンジニア
大学院生、学生
●主要目次
著者について/まえがき/訳者まえがき
第1部 ソフトウェアプロセス
第2部 モデリング
第3部 品質とセキュリティ
第4部 ソフトウエアプロジェクトのマネジメント
第5部 先端的な話題
付録1 UML入門
付録2 ソフトウェアエンジニアのためのデータサイエンス
参考文献/索引
- 本の長さ548ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2021/12/1
- 寸法18.2 x 2.7 x 25.7 cm
- ISBN-104274227944
- ISBN-13978-4274227943
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登録情報
- 出版社 : オーム社 (2021/12/1)
- 発売日 : 2021/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 548ページ
- ISBN-10 : 4274227944
- ISBN-13 : 978-4274227943
- 寸法 : 18.2 x 2.7 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 59,675位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 291位ソフトウェア開発・言語
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5 星
一定以上の実務経験を持つ方が、業界や職種が少々変わっても通用する知識(財産)を得るための体系的解説書
訳者の一人です。訳者ではなく、読者としての感想を記します。●良いところ・個々の技術や事例が列挙されているだけではなく、関連づけながら解説されているので、体系的な理解をしやすい構成になっていると感じました。これは、著者が数十名にわたるBOKより優れている点だと思います。・1970年代から2018年まで、500件以上の文献が参照されています。より詳しい本や論文に出会うための出発点として使えます。・本書は米国を中心とした大学/大学院向けの教科書ですが、学術一辺倒というよりは実務を意識した解説に仕上がっています。●注意点・特定の業界、製品、プログラミング言語、ツールに焦点を当てた実現方法や実践事例は載っていません。抽象的な記述がほとんどです。・継続的インテグレーションは載っているが自動テストの扱いが薄い、DevOpsの概念は載っているがデプロイと監視は扱われていない、といったように、産業界からすればメジャーに思えても載っていない領域があります。(アジャイルはしっかり載っています)ペーパーバックの帯には「ソフトウェア技術者なら、この財産を活用しない手はない。」と書かれています。ですが、一定の実務経験がないと財産であることを理解できないと思います。実務経験を積んでから本書を読むと、経験と入門書の内容を抽象度を上げて理解でき、周辺領域も理解しやすくなり、業界や職種が少々変わっても通用する知識(財産)が手に入るのではないでしょうか。
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2022年6月21日に日本でレビュー済み
訳者の一人です。訳者ではなく、読者としての感想を記します。
●良いところ
・個々の技術や事例が列挙されているだけではなく、関連づけながら解説されているので、体系的な理解をしやすい構成になっていると感じました。これは、著者が数十名にわたるBOKより優れている点だと思います。
・1970年代から2018年まで、500件以上の文献が参照されています。より詳しい本や論文に出会うための出発点として使えます。
・本書は米国を中心とした大学/大学院向けの教科書ですが、学術一辺倒というよりは実務を意識した解説に仕上がっています。
●注意点
・特定の業界、製品、プログラミング言語、ツールに焦点を当てた実現方法や実践事例は載っていません。抽象的な記述がほとんどです。
・継続的インテグレーションは載っているが自動テストの扱いが薄い、DevOpsの概念は載っているがデプロイと監視は扱われていない、といったように、産業界からすればメジャーに思えても載っていない領域があります。(アジャイルはしっかり載っています)
ペーパーバックの帯には「ソフトウェア技術者なら、この財産を活用しない手はない。」と書かれています。ですが、一定の実務経験がないと財産であることを理解できないと思います。実務経験を積んでから本書を読むと、経験と入門書の内容を抽象度を上げて理解でき、周辺領域も理解しやすくなり、業界や職種が少々変わっても通用する知識(財産)が手に入るのではないでしょうか。
●良いところ
・個々の技術や事例が列挙されているだけではなく、関連づけながら解説されているので、体系的な理解をしやすい構成になっていると感じました。これは、著者が数十名にわたるBOKより優れている点だと思います。
・1970年代から2018年まで、500件以上の文献が参照されています。より詳しい本や論文に出会うための出発点として使えます。
・本書は米国を中心とした大学/大学院向けの教科書ですが、学術一辺倒というよりは実務を意識した解説に仕上がっています。
●注意点
・特定の業界、製品、プログラミング言語、ツールに焦点を当てた実現方法や実践事例は載っていません。抽象的な記述がほとんどです。
・継続的インテグレーションは載っているが自動テストの扱いが薄い、DevOpsの概念は載っているがデプロイと監視は扱われていない、といったように、産業界からすればメジャーに思えても載っていない領域があります。(アジャイルはしっかり載っています)
ペーパーバックの帯には「ソフトウェア技術者なら、この財産を活用しない手はない。」と書かれています。ですが、一定の実務経験がないと財産であることを理解できないと思います。実務経験を積んでから本書を読むと、経験と入門書の内容を抽象度を上げて理解でき、周辺領域も理解しやすくなり、業界や職種が少々変わっても通用する知識(財産)が手に入るのではないでしょうか。
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2023年5月19日に日本でレビュー済み
一部誤字脱字があります。
しかし、これほどソフトウェア工学について体系的に学べる本は唯一無二の存在といっていいほどの良書です。
洋書からの翻訳ですが、オラ○リーなどのように読みづらいとかはなく、比較的きっちりとした日本語でかかれており読みやすいです。
ソフトウェア工学をしっかり学びたいソフトウェアエンジニア、アーキテクト、そしてマネージャーにはぜひとも読んでほしいです。
ただボリューミーなので一度通読したあとは辞書的に使うほうがいいと思います。
しかし、これほどソフトウェア工学について体系的に学べる本は唯一無二の存在といっていいほどの良書です。
洋書からの翻訳ですが、オラ○リーなどのように読みづらいとかはなく、比較的きっちりとした日本語でかかれており読みやすいです。
ソフトウェア工学をしっかり学びたいソフトウェアエンジニア、アーキテクト、そしてマネージャーにはぜひとも読んでほしいです。
ただボリューミーなので一度通読したあとは辞書的に使うほうがいいと思います。