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ファンダメンタル的空売り入門―危ない企業を見抜くトラブルサインとチャートテクニック (ウィザード・ブックシリーズ) (ウィザードブックシリーズ 70) 単行本 – 2004/4/1
- 本の長さ355ページ
- 言語日本語
- 出版社パンローリング
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104775970321
- ISBN-13978-4775970324
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
著者について
登録情報
- 出版社 : パンローリング (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 355ページ
- ISBN-10 : 4775970321
- ISBN-13 : 978-4775970324
- Amazon 売れ筋ランキング: - 807,537位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,660位一般・投資読み物 (本)
- - 69,684位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
なかのアセットマネジメント株式会社 運用部長 チーフポートフォリオマネジャー。
1990年和光証券に入社。初配属はインベストメントバンキング部門であった。同年中に、新人ながら日本興業銀行へ出向。同行の資本市場部にてカスタマーディーラーを担当。1992年に和光証券へ復帰し、国際本部にて海外機関投資家向けの調査兼営業に従事する。調査を担当した海外機関投資家のほとんどから転職の誘いを受けた。
1997年に、顧客の一社であった米国の年金運用機関であるクレイフィンレイ社(当時の運用総額8000億円)に転職。クレイフィンレイでは、日本株とアジア株のテクノロジーセクターを担当し、ファンドマネジャーとしてクオリティ・グロース投資の研鑽に励んだ。コンサルタントであるフランクラッセル社の年金運用部門の評価では1997年から2000年までの3年間でパフォーマンス上位1%を達成した。
2004年より日本株のロング戦略に加えて、ショート戦略も同時に担当。2017年までの13年間、ヘッジファンドマネジャーを続けた。その間、GCIアセット、英系のニュースミス投資顧問、マングループにおいて、ファンドマネジャーを歴任した。個人投資家の時代が来ることを予感し、2018年にダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチにて月額1万円の定額運用サービスと投資サロンを個人投資家向けに始めた。2021年、積み立て王子こと、中野晴啓氏から、公募投信業界の運用の高度化への要請を受けて、セゾン投信へファンドマネジャーとして移籍。セゾン共創日本ファンドを立ち上げ、運用を担当するも、中野氏の突然の退任と新会社設立を受けて、2024年年初に、なかのアセットマネジメントに移籍。現在、同社の運用部長兼チーフポートフォリオマネジャーである。
1988年島根大学 法文学部法学科卒(政治哲学専攻)。
1990年島根大学 大学院法学修士(法哲学専攻)
2002年東京理科大学 第二工学部卒(電気工学専攻)
2006年コロンビア大学大学院工学修士(電気工学専攻)
2013年中央大学 大学院理学修士。(数学専攻)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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投資歴が長いですが、結構知らないことが多く書かれていて勉強になりました。ここでは言いませんが、あまり他の人には読んでほしくないような内容(ライバルが増えるため)も結構書かれています。この書籍からヒントを得る人は多いと思います。
どちらかと言えば、マゾヒストに向いている」!・・・(pp296)
空売りとは、マゾヒストの美学なのかもしれないなとレビュアーが感じた一節です。
とても面白く拝読しました。
まだ規模の小さい新規事業の成果ばかりをアピールしだしたり、抽象的で意味不明なイメージ広告を始めたり、株価対策に力を入れたり、目先の数字ばかりが良い決算書を作り始めたり、M&Aを繰り返して小さな市場のシェアを圧倒しだしたら、いよいよその企業はヤバイのかもしれない…ということだ。読んでいて、「なるほど!」と感心してしまった。
個人的には、「投資家のための粉飾決算入門」の方が本格的な内容だと感じた。とっつきやすいという点では本書も悪くはない。
そのための方法として、会計規則の説明、貸借対照表、
損益計算書、キャッシュフローの分析などについて
説明されています。
また、そのほかにも危険な企業を見分ける方法が書かれている。
空売りをする投資家はもちろんのこと、ファンダメンタル分析を
する投資家には読んでもらいたい内容。
ただ、テクニカル分析の説明はおまけ程度なので他の本を
参照されたい。
本書とともに、「カラ売りの美学」「決算書の暗号を解け!」などを
併読すると、危険な企業を見分ける能力が高まると思います。
オルタナティブ運用が一般的にも認識されている現在、空売りはポートフォリオのエクスポージャーを抑えるためにも非常に重要です。最近は日本でも、ロング/ショートの運用手法が人気なので、本格的な空売り解説書は関係者待望のものと思います。プットオプションや先物を使った株式ヘッジについても書かれていて非常に内容の濃い一冊に仕上がっています。
バランスシートの分析方法や企業の危険な兆候についても詳しい解説がなされています。
よりヘッジファンド的な、空売りを生かしたマーケットニュートラル戦略に興味がある人は、パンローリング刊「マーケットニュートラル投資の世界」も併読されるといいと思います。
本書は日本語で書かれた空売りの本としては、まさに最高の一冊です。
「空売り」の説明は他に譲るとしてこの本の目的は空売りを日々のトレーディング用の兵器庫には欠かせないツールにすることであり、そのために必要な知識のすべてを詳細かつ分かりやすく説明されている。
下記の内容が網羅されている。
「空売りの仕組みとよくある間違いを予測し避ける方法」
「危険な会社や銘柄を見抜く方法 」
「簡単にできるインデックスファンドや上場投信を使った分散投資戦略」
特に、二つ目の「見抜く方法」では企業が発表する貸借対照表や損益計算書などの見方、危険度の見抜き方をわかりやすく説明されている。経理の本を何冊読んでもわからなかった企業会計が少しわかったような気がする。
また、ファンダメンタル的というタイトルなのにチャートの解説も出てくる。
至れり尽くせりという感じだ。初心者にはちょっと手ごわいかもしれないが「空売り」で儲けるためには読んで損はない。
初心者はまず空売り候補を調べる方法を学び、良い候補だと確信した銘柄をつもり売買してみるとよいとまで親切にアドバイスしてくれている