タイトル作品の他に「山椒魚」「屋根の上のサワン」「鯉」「休憩時間」を収録。
この一冊には井伏文学の魅力がたっぷり詰め込まれている。
「ジョン万次郎漂流記」は伝記ものであり冒険譚でもある。他の小品は寓話であったり、時代や生活の一コマを切り取ったものであったり、語り口は様々。そのどれもが無駄のない文章で、人間味あふれた物となっている。井伏文学の味わいは深い。
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ジョン万次郎漂流記 (偕成社文庫 3239) 単行本 – 1999/11/1
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- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社偕成社
- 発売日1999/11/1
- ISBN-104036523902
- ISBN-13978-4036523900
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
少年漁師・万次郎の数奇な運命を描いた「ジョン万次郎漂流記」、岩穴にとじこめられた山椒魚の悲哀を描く「山椒魚」の他全5編を収録。
登録情報
- 出版社 : 偕成社 (1999/11/1)
- 発売日 : 1999/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4036523902
- ISBN-13 : 978-4036523900
- Amazon 売れ筋ランキング: - 115,621位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月27日に日本でレビュー済み
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三田村信行氏の解説によると、すぐれた文学作品のもっとも基本的な条件は、その作品を読みおえたとき、自分のまわりの世界がほんのすこしちがって見えるということ、とある。なるほど、この本に収められている短編、山椒魚・鯉・屋根の上のサワン・休憩時間はその通りであろう。しかし、ジョン万次郎漂流記は違う。解説の冒頭で、三田村氏が文学を考えるうえであまりたいした意味をもたないと、否定している条件の方がピッタリくる。つまり、社会や人生について深く考えさせるテーマがとりあげられ、登場人物が生き生きとえがかれている。この作品は直木賞受賞作品のようだが、なにぶんにも1938年の作品なので、現在の直木賞受賞作品と比べると、やや物足りない気もするが、やはり、文豪、井伏鱒二の代表作と言えるだろう。
2019年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メインの「ジョン万次郎漂流記」のほかに短編の「山椒魚」「鯉」「屋根の上のサワン」「休憩時間」が収録されている。
「山椒魚」はたしか中学生の頃の国語の教科書に載っていて、冒頭の一節「山椒魚は悲しんだ。」は今でも鮮明に覚えている。(ちなみに私は85歳です)岩屋に閉じ込められて身動きのできない山椒魚の気持ち、同居人の小エビとの会話など、とぼけた味があり面白い。「休憩時間」は、とある大学の教室の休憩時間風景。当時の大学生は青雲の志をもち、明治大正の文学論を議論して時間を潰すなど、さもありそうな話ではあるが、坪内逍遥、高山樗牛、正宗白鳥などの文学者の名前が沢山出てきて、現代の小学生は言うに及ばず、大学生でも理解不能だろう。これらの短編は昭和3年、4年に書かれているので、表現が古色蒼然としているのはやむを得ないことであろう。
やはり一番面白いのは「ジョン万次郎漂流記」である。井伏鱒二は、この作品(昭和13年作)で直木賞を受賞しているそうです。
今の時代、大人でジョン万次郎の名前を知らない人は居ないと思うが、小学6年生の孫に、昔はこんな人も居たんだということを知ってもらいたくて買いました。
お話は誰でも知っているジョン万の漂流冒険譚だが、いたるところに現代ではあまり使われない古語が続出する。
本文庫は全文、漢字にはカナがふってあるし、分かりにくい言葉には全編にわたって分かりやすい「註」ついている。
それでも、お話の背景として当時の世界情勢(日本ではペリー提督来訪の前)、日本の政治情勢(鎖国、幕府体制)、
また本書の書かれた時代(昭和12年に日支事変がはじまった)などを知らないと、なかなか理解しにくいだろう。
又、ジョン万が帰国して奉行所にアメリカ事情を報告した文書がそのまま、本書に長々と採用されている。もちろんルビ付き、注釈付きだから、よく良く読めば分からないこともないだろうが、小学生には少々難解であろう。
この偕成社文庫というのは「子供たちに世界の文学作品を低価格で読んでもらう(あとがき)」ことを目的として、内外の名作を網羅しているが、原作を編集したり書き直したりしないで、そのまま提供し、フリガナと註の充実で読ませようと考えているようである。
やはり中学生以上でないと難しい気がする。
「山椒魚」はたしか中学生の頃の国語の教科書に載っていて、冒頭の一節「山椒魚は悲しんだ。」は今でも鮮明に覚えている。(ちなみに私は85歳です)岩屋に閉じ込められて身動きのできない山椒魚の気持ち、同居人の小エビとの会話など、とぼけた味があり面白い。「休憩時間」は、とある大学の教室の休憩時間風景。当時の大学生は青雲の志をもち、明治大正の文学論を議論して時間を潰すなど、さもありそうな話ではあるが、坪内逍遥、高山樗牛、正宗白鳥などの文学者の名前が沢山出てきて、現代の小学生は言うに及ばず、大学生でも理解不能だろう。これらの短編は昭和3年、4年に書かれているので、表現が古色蒼然としているのはやむを得ないことであろう。
やはり一番面白いのは「ジョン万次郎漂流記」である。井伏鱒二は、この作品(昭和13年作)で直木賞を受賞しているそうです。
今の時代、大人でジョン万次郎の名前を知らない人は居ないと思うが、小学6年生の孫に、昔はこんな人も居たんだということを知ってもらいたくて買いました。
お話は誰でも知っているジョン万の漂流冒険譚だが、いたるところに現代ではあまり使われない古語が続出する。
本文庫は全文、漢字にはカナがふってあるし、分かりにくい言葉には全編にわたって分かりやすい「註」ついている。
それでも、お話の背景として当時の世界情勢(日本ではペリー提督来訪の前)、日本の政治情勢(鎖国、幕府体制)、
また本書の書かれた時代(昭和12年に日支事変がはじまった)などを知らないと、なかなか理解しにくいだろう。
又、ジョン万が帰国して奉行所にアメリカ事情を報告した文書がそのまま、本書に長々と採用されている。もちろんルビ付き、注釈付きだから、よく良く読めば分からないこともないだろうが、小学生には少々難解であろう。
この偕成社文庫というのは「子供たちに世界の文学作品を低価格で読んでもらう(あとがき)」ことを目的として、内外の名作を網羅しているが、原作を編集したり書き直したりしないで、そのまま提供し、フリガナと註の充実で読ませようと考えているようである。
やはり中学生以上でないと難しい気がする。
2019年6月6日に日本でレビュー済み
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万次郎以外にも数人の漂流者が助けられアメリカにわたっていますが、みんな当時の現地の人々から好意的に迎えられうれしかったです。ぜひ皆さんにも読んでいただきたいです。
2015年3月19日に日本でレビュー済み
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まずまづの商品でした。配送については、予想以上に早くつきました。
2014年8月31日に日本でレビュー済み
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子供の読書感想文ように買いました。
内容は、他にもジョン万次郎ならありそうですが、成人向けなのが多い気がしてこの本にしました。
内容は、他にもジョン万次郎ならありそうですが、成人向けなのが多い気がしてこの本にしました。
2014年2月10日に日本でレビュー済み
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大江健三郎も高く評価しているように、井伏文学はすばらしい。
偕成社版は読みやすい。ふりがなもある。
偕成社版は読みやすい。ふりがなもある。
2014年4月21日に日本でレビュー済み
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私には、津本陽著の万次郎のほうが、深い印象に残った。椿と花水木の言う題名からして、津本陽著に感銘を受けた。