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空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) Kindle版
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登録情報
- ASIN : B00IP4O2XO
- 出版社 : 講談社 (2009/9/15)
- 発売日 : 2009/9/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1788 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 388ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 115,046位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
池井戸 潤(いけいど・じゅん)
岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。
「果つる底なき」(講談社文庫)で江戸川乱歩賞、「鉄の骨」(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」(小学館文庫)で直木賞を受賞。
他の作品に、『半沢直樹』シリーズ①「オレたちバブル入行組」、②「オレたち花のバブル組」、③「ロスジェネの逆襲」(すべて文春文庫)、④「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)、『花咲舞が黙ってない』原作本「不祥事」、「空飛ぶタイヤ」(それぞれ講談社文庫/実業之日本社文庫)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)、「民王」(文春文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)、「七つの会議」(集英社文庫)、「なるへそ」(Kindle Singles)などがある。
7月8日発売予定の「陸王」(集英社)が最新刊となる。
<ドラマ化情報>
●TBSテレビ 日曜劇場『下町ロケット』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「下町ロケット」(小学館文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)
出演: 阿部寛、土屋太鳳、立川談春、安田顕、真矢ミキ、恵俊彰、吉川晃司、杉良太郎ほか
●テレビ朝日 『民王』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「民王」(文春文庫)
出演: 遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ、知英、高橋一生、金田明夫、草刈正雄、西田敏行ほか
●日本テレビ 『花咲舞が黙ってない』シーズン2 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「不祥事」(実業之日本社/講談社文庫)ほか
出演: 杏、上川隆也、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久ほか
●フジテレビ 『ようこそ、わが家へ』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「ようこそ、わが家へ」(小学館文庫)
出演: 相葉雅紀、沢尻エリカ、有村架純、南果歩、寺尾聰ほか
●WOWOW 『株価暴落』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「株価暴落」(文春文庫)
出演: 織田裕二、高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、板尾創路、石黒賢、石橋凌ほか
●TBSテレビ 『ROOSEVELT GAVE~ルーズヴェルト・ゲーム』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)
出演: 唐沢寿明、檀れい、石丸幹二、立川談春、和田正人、江口洋介、山崎努 ほか
●日本テレビ 『花咲舞が黙ってない』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「不祥事」(実業之日本社/講談社文庫)、「銀行総務特命」(講談社文庫)
出演: 杏、上川隆也、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久ほか
●TBSテレビ 『半沢直樹』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 半沢直樹シリーズ
「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」(文春文庫)
出演: 堺雅人、上戸彩、及川光博、北大路欣也、香川照之 ほか
●NHK 『七つの会議』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「七つの会議」(日本経済新聞出版社)
出演: 東山紀之、石橋凌、吉田鋼太郎、長塚京三 ほか
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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胸がズキンと痛むような出来事。。
そして主人公に起こる、偶然の災難。(の数々)とそれを取り巻く環境。
それを乗り越えようとする、中小企業経営者の「弱さと強さ」
なんだかとても「オトコギ」ある本だなと思い、
どんどん引き込まれていきました。
正直、「不思議な題名」
タイヤが空を飛ぶの?
タイヤなんて、つまんなそうじゃない?と思いましたが・・・
世の中ではまさに「ドンピシャ!」な出来事も重なり、
読むうちに、その「文章」の中に引き込まれました。
的確な表現力。
でもそれは著者の「一方的なおしつけ話」ではなく、
どこか読者に「想像力」をかきたててくれるような内容でした。
だから同調出来るし、読んでいて楽しい。
ストーリーを読みながら、
私自身も「怒ったり・泣いたり・卑下したり、ほっとしたり喜んだり」
その本の中にいるような、不思議な気持ちになりました。
池井戸潤さんの本は初めて読みましたが、
本当に面白かったー!
他の本も色々読んでみようかなと思います。^^
次から次へ間断無く襲い来る難局。
時には音を上げながらも、従業員や家族を信じて這い上がっていく赤松社長。
零細企業の社長は、会社が自分の命と同列だから、
いつも気を張り、策を巡らせ、
そして、しぶとい!
会社を興すのは簡単、
会社を持続させるのが至難。
私にそう話して下さった、或る零細企業の社長は、
最高に個性的で、自分に正直な方。
仕事のいろはを教えて頂いた。
空飛ぶタイヤ、
あの社長ならこの局面、どんな手を打っただろうかと思い巡らしながら読んだ。
そして、指南頂いたことを再認識。
仕事とは 「人 対 人」 なのだ、と。
余談
友達から、空飛ぶタイヤがドラマ化されていたことを教えてもらいました。
調べてみると、鉄の骨もNHKで放送されていました。
池井戸先生の作品の映像化は、半沢直樹が初めてではなかったのですね。
空飛ぶタイヤに登場する狩野という狡猾な常務、
幾ら振り払っても狩野英孝さんの顔がちらついていました。
ドラマでの演者が國村隼さんと知り、落ち着きました。
緊張と弛緩を繰り返しながら主人公が追い込まれ焦らされる展開が続く。モデルの実際の事件と対照して勧善懲悪を期待しつつもさすがにたまらなくなってきた頃、伏線が回収されて大団円がくる。読者は最後にきっと鳥肌がたつほどの快感を得ることができるだろうと思う。
私は、どんな物事にも捉える角度によってもっともらしい理屈付けができてしまうことの虚しさを知っているつもりである。良識があれば判断の際に少しは逡巡(しゅんじゅん)するものだろうと思う。
だから、本作の人物の描き方についてふと、こんなにバランスを欠いており、利己の一点で単純な一方的なひとがいるのだろうか、とフィクション感を抱きそうになることもあった。悪役の演出が過ぎるのではないかと。
しかし、テレビに映った某政治家さんの言動がまさにそれで、現実感を伴って納得できた(笑)
解説も説得力ある内容で、著者と本作の解説がしっかりされていて、共感できるし理解の役に立った。解説にタイトルがあるのも斬新に感じた。
最後にレビューを書くにあたり、本作が候補だったにもかかわらず受賞作なしだった当時の直木賞選考委員の選評を読んでみた。本離れが進むなかで多くの読者に読まれていることが本作の評価を如実に反映していると思う。
・・・よほどこちらのAmazonレビューのほうが率直だと思った。
気に入らなかったこと→なし
どのように使った→読書を楽しむため
やはり池井戸潤作品は清く強く優しい正義を感じます
正しいことの姿は時として見えなくなりますが必ずあります
いつまでも形を変えないところも正しいことのあるべき姿です
いつもながら心動かされ読後感のすがすがしさを感じました