無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
無意識がわかれば人生が変わる - 「現実」は4つのメンタルモデルからつくり出される - (ワニプラス) 単行本(ソフトカバー) – 2020/5/26
1000人を超える個人セッションから見出した、人間の内面世界を紐解く技術を体系化した由佐美加子と、慶應義塾大学大学院で無意識や幸福学の研究を重ねる前野隆司教授による、すべての人が持つ4つの「メンタルモデル」についての対話を通して、無意識のメカニズムから解放され、本物の自己肯定感を得るヒントを教えます。
人間は、小さいころに体験した「痛み」を避けるための信念を無意識のなかに持っていて、その信念に基づいて人生におけるあらゆる行動を自動的につくり出しています(=「生存適合OS」)。しかし、本人はそのような自覚はないままに、日々の行動を常に正当化していきます。それが、仕事における困難、将来に対する不安、漠然とした生きづらさなどの「不本意な現実」を生み出しているのです。
その「生存適合OS」を動かすプログラムである「メンタルモデル」は、「価値なしモデル(私には価値がない)」「愛なしモデル(私は愛されない)」「ひとりぼっちモデル(私はひとりぼっちだ)」「欠陥欠損モデル(私には何かが決定的に欠けている)」の4つに分類されるのです。
世界が激動している時期だからこそ、自分自身を、そして人間の存在とは何かを見つめ直す機会に。また、家族や友人・恋人、部下や上司を理解するためにも非常に役立つ一冊です。
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2020/5/26
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104847099249
- ISBN-13978-4847099243
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
著者について
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント科教授。
1962年生まれ。東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了後、キヤノン株式会社でカメラやロボットの研究職に従事したのち、慶應義塾大学教授に転ずる。ロボット工学に関連して、人工知能の問題を追いかける途上で、人間の意識に関する仮説「受動意識仮説」を見いだす。現在はヒューマンインターフェイス、ロボット、教育、地域社会、ビジネス、幸福な人生、平和な世界のデザインまで、さまざまなシステムデザイン・マネジメント研究を行なっている。著書に 『無意識の整え方—身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣』『無意識と対話する方法』[保井俊之との共著]『古の武術に学ぶ無意識のちから』[甲野善紀との共著](以上ワニ・プラス)、『脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房)、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社現代新書)などがある。
由佐美加子(ゆさ・みかこ)
合同会社Co-Creation Creators(CCC)代表。「じぶん共創塾」発起人。
幼少期から海外4カ国3大陸で育ち、米国大学卒業後、帰国。野村総合研究所、リクルートで勤務した後、グローバル企業の人事部マネジャーを経て現職。年間250日以上ファシリテーターとして立つさまざまな場と、1000人を超える個人セッションから見出した、HMTと名付ける人間の内面構造の理解から現実を変える智慧を体系化する。オンラインや対面の公開講座、企業内研修やチームビルディング、エグゼクティブコーチングなど様々な機会を通じて、経営者、企業組織の管理職、子育て中のお母さんやこどもたちなど幅広い層を対象に、この智慧を日常的に実践し、内面から望む現実を創造する新しい人間の在り方を拡げている。天外伺朗との共著に『ザ・メンタルモデル』(内外出版社)、訳書に『U理論』(C・オットー・シャーマー著、英治出版)がある。
登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2020/5/26)
- 発売日 : 2020/5/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 190ページ
- ISBN-10 : 4847099249
- ISBN-13 : 978-4847099243
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,024位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,755位人生論・教訓
- カスタマーレビュー:
著者について
1962年山口生まれ。広島育ち。84年東工大卒。86年東工大修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て、2008年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。
2024年より武蔵野大学ウェルビーイング学部長兼任予定。
研究領域は、ヒューマンロボットインタラクション、認知心理学・脳科学、心の哲学・倫理学から、地域活性化、イノベーション教育学、創造学、幸福学まで。主宰するヒューマンラボ(ヒューマンシステムデザイン研究室)では、人間にかかわる研究なら何でもする、というスタンスで、様々な研究・教育活動を行っている。
著書に、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)、『幸せのメカニズムー実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ディストピア禍の新・幸福論』(プレジデント社)、『ウェルビーイング』(日経文庫、妻のマドカとの共著)などがある。
人間の潜在意識にある内的世界から外側に起きる現実の事象のつながりを構造化する手法「ザ・メンタルモデル」開発者。幼少期からヨーロッパ、アジア、米国で育ち、米国大学卒業後、国際基督教大学(ICU)修士課程を経て ㈱野村総合研究所入社。㈱リクルートに転職し、事業企画職を経て人事部に異動。以降、世界中にある叡智から最先端の人と組織の覚醒と進化の手法を探求し続ける。内面世界を扱う手法を15年間に渡って独自に開発し続け、望む現実を創造する内的テクノロジーとして体系化する。※詳しくはhttps://hmt.llt.life参照。いい・悪い、正しい・間違っているという二元的な世界から、”あるがままある”という受容と自己愛を源とした中庸の世界観から、企業組織のリーダーや経営者、子育て中のお母さんなど様々な対象に意識の進化を支援している。TEDトーク:https://www.ted.com/talks/mikako_yusa?language=ja
イメージ付きのレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
どうやって育てたら良いかわからない部下
どうしたらいいのだろう、と悩む自分の許容の幅を広げてくれる良書だった
自己理解を深めるために、またコーチングという手法に興味を持ち、
コーチングを受ける中で、「メンタルモデル」という言葉に出会った。
聞き馴染みない言葉に興味を惹かれ、少しでも自己理解に活かしたいと考え、本書を手に取った。
内容としては、
・人を4つのメンタルモデルに区分けし各モデルの特徴の説明あり
・また統合という形で自分のモデルを進化させることができるとあり
印象的であった箇所は、下記2点。
・自分がどのモデルか読み進めるうちに気になるの、みなどのモデルも持っておりグラデーションのようである。
一方で根っこの部分はどこかのモデルに帰結するとある。
・メンタルモデルを把握し全体を俯瞰できるようになったところで、痛みは消えないが、ずっと楽になる
自己理解なく他者理解がないという記述の箇所は非常に共感した。
スピリチュアルな捉え方もあるので科学的とは言えないが、人の心や無意識という無形のものを言語化してくれている本書から、一介のビジネスマンでも得られるものはある。
メンタルモデルの本の理解が、無意識からの生存適合OSがこんな風に作動するのか、という理解が著者お二人の対話からとてもイメージしやすかったです。
何度もなんども読みたい、体現させていきたい内容でした。
図書館や中古本に、こちらの本がなかったので、購入しましたが、買わなくてもよかったかな。と思ったのが本音です。
ザメンタルモデルワークブックが、とても素晴らしかったので、余計に残念に感じてしまいました。
対談形式ならではの深掘りやシナジー的なシーンは見受けらない点は残念でした。
書籍に書き残すに値しないような、前野さんの自己満足な相槌が内容の薄さに拍車をかけており、ガッカリ感は否めないです。
価値観が180度変わるような本だったのですが、
今回はさらにわかりやすく、
かつメンタルモデルの内容を深く理解することができる1冊になっています。
対談形式でとても読みやすいので、
読書が苦手な方でもスイスイ読めると思います。
内容が深すぎて、
ハイライトしまくりだったのですが、
個人的に一番刺さったのは、
「痛みはなくならないし、なくそうとする必要もない」
の一言でした。
メンタルモデルのすんごいところは、
自分の辛かった過去や苦しかった痛みの意味合いが、
まるでオセロで黒から白に変わるように一瞬で反転されること。
そのすごさを味わっているだけに、
痛みに関する言葉はとても響きました。
ぜひ本を実際に手に取って、この言葉の深さを感じてほしいと思います。
コーチ、カウンセラーなどセッション系のビジネスをしている人はもちろん必読ですが、
自分らしく生きたいと思うすべての人に贈りたい、教科書的な1冊です。
すばらしい本をありがとうございました。