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軍師 千利休――秀吉暗殺計画とキリシタン大名 (単行本) 単行本 – 2020/2/1

4.3 5つ星のうち4.3 50個の評価

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茶聖・千利休(宗易)は、日本に上陸したイエズス会によってキリスト教思想に目覚めた。
しかも、キリシタン大名たちを従える〝軍師〟だった――。
超衝撃の〝加治史観〟が炸裂する、著者1年ぶりの書下ろし。
直筆の書状や茶器、伝承が多く残る利休だが、真の姿は謎に包まれている。
秀吉に命じられたという切腹にしても、その理由は諸説あって定かではない。
著者は綿密な取材と史料考証で、利休の実像と死の真相を解読する。
のちの千利休こと田中与四郎が、武野紹鷗の門下となり茶の湯の道に入ったのは、
1540(天文9)年、18歳のときだった。それから約10年、キリスト教が日本に伝わる。
ローマ・カトリックの尖兵的役割を負ったイエズス会は、
日本の風土に適合しながらカトリックの教義と西洋文化を広め、南蛮貿易を取り仕切った。
日本に浸透してゆくキリスト教。その波の中に利休もいた。
やがて利休は侘茶を完成させた当代一の茶人となり、幅広い人脈を築く。
信長、秀吉と近かったのは言うまでもないが、その高弟たちに注目すべきだ。
高山右近、蒲生氏郷、古田織部、黒田官兵衛、前田利家……
みな、キリシタン大名である。
秀吉は当初、信長同様、キリスト教=イエズス会に友好的だった。
その利用価値を認識していた。しかし……
本能寺の変を経て天下統一の野望が現実化するに従い、「伴天連追放」へと舵を切る。
そのとき、利休がとった行動とは?
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商品の説明

著者について

米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。
『借りたカネは返すな! 』(アスコム)がベストセラーに。
明治維新の裏面を描き、坂本龍馬暗殺犯を特定した『龍馬の黒幕』(祥伝社文庫)は、テレビで4度映像化された。
大学、企業、経済団体などでの講演も好評を博す。世界有数のアンティーク・コインのコレクターでもある。
主な著書に『龍馬を守った新撰組』『第6天魔王信長 消されたキリシタン王国』(以上、水王舎)
『幕末 維新の暗号』『西郷の貌』『幕末 戦慄の絆』『舞い降りた天皇』『失われたミカドの秘紋』(以上、祥伝社文庫)などがある。
2017年夏、初監督・脚本映画「龍馬裁判」を公開した。
Twitter、YouTube (チャンネル加治将一)も必見。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 祥伝社 (2020/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 544ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4396617208
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4396617202
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 3.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 50個の評価

著者について

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加治 将一
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月5日に日本でレビュー済み
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茶道とキリスト教の関係が面白かった。セントルカは千利休のことだった?!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月5日に日本でレビュー済み
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戦国時代の主役は外部勢力イエズス会。信長はじめキリシタン大名は彼等の単なる駒。それら日本十字軍の中心はキリシタン千利休(セント・ルカ:ルカの福音書)。キリシタン灯篭やミサと同じ回し飲み等 お茶とキリスト教の類似を不思議に思っていたが、本書により良く理解できた。また、何故キリシタン大名が強かったのかもイエズス会の軍事教育と武器提供の賜物と知り納得(勿論、利休の死も)。明治維新はイルミナティ(フリーメーソン)革命だったことが著者等により暴かれているが、戦国時代も全く同じ構造。新発見連続で内容は素晴らしい。評価4の理由は著者が自身FMと公言している通り立場が外部勢力で地元勢を遅れた悪と認識しており、日本原住民の私はついていけない為。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月8日に日本でレビュー済み
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加治さんの全ての著作が超一級である。
加治さんの思考脳にふれる人が多ければ多いほど日本がグレードアップする。
思考脳を鍛えるのに最適の一冊とおもう。
文章文体は平易で読みやすい。難しいことを易しく書くことができるのは鍛えた思考脳があればこそとおもう。
人物と時代を斬新な視点からみていて刺激的である。脳が喜ぶという感覚がある。あたかも自分が賢くなったかのように錯覚する。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月17日に日本でレビュー済み
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読み応え十分!大満足です。
千利休という人物にそれほど興味を持っていなかった私ですが、ページをめくるたびに“え?なぜ?”“どうして?”と次から次へと疑問が湧いてきて、あっと驚く解説に納得、いかに自分が真実の日本の歴史を知らず、また知ろうとしていなかったのかを思い知らされました。
加治先生の著書を通して、モノの見方、考え方を学んでいます。 面白くてためになる、素晴らしい作家 加治先生は日本の宝です。 これからも応援しています!!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月7日に日本でレビュー済み
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わくわく、ドキドキで読みました
著者は、最近YouTubeを始めて斬新な洞察を披露してる
書くとマナー違反になるので、ただ素晴らしい推理、説得力に圧倒とだけお知らせしよう
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月14日に日本でレビュー済み
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読み応え十分でした。
合点もいったし、本当にそうだったのかもと思わせてくれました。

歴史の勉強だと、キリシタン大名は誰それ、ぐらいしか習わなかったので、こんなに当時影響力があったとは知りませんでした。

しかもその総司令官が、、、。

ただ、初期の頃の様な引き寄せ力が少なく、少し散漫で、構成がもっと簡潔にまとまっていれば、更に凄い作品になっていたかも。

これは、批判ではなく、大好きな作家だからこその小言だと思ってください。

これからも挑戦を期待しています。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月24日に日本でレビュー済み
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凄い調査に基づいた超大作。歴史に興味がある方は、調べながら読み解きながらの読書がこんなに楽しかったのかと 思えるはずですよ@
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本こそ、真実の利休の姿を現した歴史本だと思いました。
戦国時代のキリスト教の社会的影響を、とても詳しく冷静に分析されていました。
利休の思想・環境、秀吉との真の関係など様々な方面からのアプローチは、これまでの千利休のイメージが一新されました。戦国ファンなら一度はお勧めします。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート