「影響力の武器」という有名な本がありますけど、それをもっとラフに書いた本だと
思えば違和感がなく読めると思いますね。
面白いのは、社会学者でもなく生物学者でもなく、またマーケット関係者でもない
プログラマーの著者による考察によって”ミーム”という架空の概念を
語っていることですね。
だから、ミームという概念を社会システムのなかで動きまわる”ウイルス”と
して説得力のある説明がなされています。このウイルスはもちろんコンピュータウイルスのこと。
私達はこの”影響力”という目に見えないけれども確実に社会に蔓延っている
ウイルス=ミームとの戦いに晒されているという事実に軽い衝撃を受けます。
文庫化か、キンドル化希望の一冊ですね。
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ミーム: 心を操るウイルス 単行本 – 1998/1/1
心をゲット(get)!
売れる商品、効果を上げる広告、人を魅惑するスピーチ、大衆を動員できるイベント、浮動票を獲得する選挙……、これらの成功の秘密は、すべて「ミーム」力にある。新パラダイムが起こす意識革命!
心のウイルスとは何か。その有害な影響から身を守ることができるのか。ダーウインの進化論に匹敵する、ミーム学が心の科学に起こすパラダイムシフト。
売れる商品、効果を上げる広告、人を魅惑するスピーチ、大衆を動員できるイベント、浮動票を獲得する選挙……、これらの成功の秘密は、すべて「ミーム」力にある。新パラダイムが起こす意識革命!
心のウイルスとは何か。その有害な影響から身を守ることができるのか。ダーウインの進化論に匹敵する、ミーム学が心の科学に起こすパラダイムシフト。
- 本の長さ414ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1998/1/1
- ISBN-104062087375
- ISBN-13978-4062087377
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
売れる商品、人を魅惑するスピーチ、大衆を動員できるイベント、浮動票を獲得する選挙、これらの成功の秘密はすべて「ミーム」力にある。ダーウインの進化論に匹敵するミーム学が心の科学に起こすパラダイムシフト。
著者について
1981年にハーバード大学を中退し、マイクロソフトに入社。世界でもっともよく売れているワープロソフト「マイクロソフト・ワード」の開発者でもある。そして、ビル・ゲイツ会長の個人的な技術アドバイザーとして活躍する。現在は著述業。前著『Getting Past OK』はベストセラー。雄弁家でもあり、NBCのTODAYなど70以上のテレビやラジオの番組に出演している。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/1/1)
- 発売日 : 1998/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 414ページ
- ISBN-10 : 4062087375
- ISBN-13 : 978-4062087377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 517,699位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年1月3日に日本でレビュー済み
ミームというのは心を操るウィルス、すなわち、マインド・ウィルスのことだそうです。コンピュータ・ウィルスとの連想で、心もソフトウェアに類似したものであれば、心に対するウィルスもあろうかとも思えてきます。
でも、この本でミームと呼んで分析していることがらは、びっくりするような未知の現象のことではありません。要するに、ものの見方、フレームワーク、コンセプト、共同幻想などという類の抽象的な仕掛けのもつ働きとか、自己増殖の生態とか、相対性を分析しているのです。
著者はMicrosoft Wordの初バージョンの開発者であり、その後Microsoftの幹部として活躍したが、1986年に業界を去ったとのことです。多才なマルチ人間のようです。
でも、この本でミームと呼んで分析していることがらは、びっくりするような未知の現象のことではありません。要するに、ものの見方、フレームワーク、コンセプト、共同幻想などという類の抽象的な仕掛けのもつ働きとか、自己増殖の生態とか、相対性を分析しているのです。
著者はMicrosoft Wordの初バージョンの開発者であり、その後Microsoftの幹部として活躍したが、1986年に業界を去ったとのことです。多才なマルチ人間のようです。