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デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方 (ハヤカワ文庫 NF 573) 文庫 – 2021/4/1

4.2 5つ星のうち4.2 138個の評価

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・HONZ「2019年 今年の一冊」2冠!

・Amazonベストブック2019(ビジネス&リーダーシップ部門)

・ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー

・世界25か国以上で刊行!

スマホは脳に悪い影響もあるらしい。でも......
・スマホなしで生きるなんて無理!
・流行を追えないと落ち着かない!
・自宅で他にすることなんてない!
・なんとか断とうとしたけど、すぐに元どおり

脳を本当にスマホから解き放ち、「本当に大切なこと」に使うための集中力を取り戻すために。
1600人を対象にした「デジタル片づけ」集団実験をもとに、気鋭の研究者が提唱する、すべてがオンラインに移り変わる時代の正しい生き抜き方。
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商品の説明

著者について

カル・ニューポート
ジョージタウン大学准教授(コンピューター科学)。1982年生まれ。ダートマス大学で学士号を、MIT(マサチューセッツ工科大学)で修士号と博士号を取得。2011年より現職。学業や仕事をうまくこなして生産 性を上げ充実した人生を送るためのアドバイスをブログ「Study Hacks」で行なっており、年間アクセス数は300万を超える。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2021/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 368ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 415050573X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150505738
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.4 x 15.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 138個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はSNSの面白さがわからない人間なのですが、ネットで仕事をするにはやらなければならないってほぼ100%書いてある(ネット情報やソーシング系のサイト、書籍)。だから無理にやってたけど体調を崩したので本書に辿り着いた。

読んでみて自分では気づいてなかったけど、不安感を煽られていたこと、動画を見ていいねやコメントするだけでも中毒の火に油を注いでいるということがわかった。Amazonのコメントもやめた方が良さそうだ。

以前、禁煙に成功したことがあるのだが、依存の仕組みは本当によく似ているなと思った。やればやるほど依存になる。やめると決めたことはキッパリやめる。やめ続けた分だけ中毒が抜けていく。難しい時もあるかもしれないが、諦めなければ成功する。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スマートフォンの依存に警鐘を鳴らしたノンフィクション。

まず、お断りしておきますが、私はスマホを持っておりません。昔、普通の携帯電話を持っていた事がありますが、解約してそれ以来携帯電話の類いは持っておりません。そういう人間の読んだ感想をつらつら書き込みたいと思います。

コロナ禍で最初に緊急事態宣言が出た頃、パソコンが壊れてしまい、携帯電話無し、パソコン無し、テレビ無しの状態で一ヶ月くらい過ごしました。週一回兄が弁当の差し入れをしてくれたり、大雨の情報を固定電話にしてくれましたが、行政等からは全く連絡がない状態で死なないで生き延びました。なので、本書の著者の方が言う様にスマホが無くても十分生きられる証明になるかもしれません。

他方で、携帯電話を持っていない事で被る悪い面もあります。職務質問で携帯電話の番号を聞かれて持っていないと言うと不審に思われたり、職場で怒られたり、近しい人から連絡しにくいと苦言を呈されたり、道に迷って人に聞かないといけなくなったり、色々迷惑を掛けているのも真実です。

SNSやインスタグラムも使った事がない、他人の物を閲覧した事が無いので、どういう物か殆ど知りません(ツィッターは以前間違えてアカウントを作ってしまい、すぐに削除しましたが)。その一方ではこのサイトで読んだ小説等の書き込みは続けていて、知らない間にレビュー数が1800を超えました。順位も気になるし、「役に立った」というフィードバックも気になります。

この著者の方の言い分を私なりに読解すると、スマホを全否定するのではなく、必要最低限度の利用に留めるべき、という事だと思いますが(違ったらすいません)、納得できるというか、今現在もスマホを持っていないでコロナ禍でも生きているので、正論だと思います(因みに携帯電話を持っていない理由は金がないのと友達が全くいないからで)。

その一方で、小学生や未就学児童くらいの人でも持っていて、就活の面接でもっていないと言うとそれで不採用になったりもするし、災害の情報等の通知で、やはり持った方いいと思います。その上で上記の様に必要最低限度に利用を抑える賢さを持った方がいいのではと思います。

という事で、この書の主旨には反するかもしれませんが、レビューを書きこみました。このレビューの「参考になった」のフィードバックが多かったら嬉しい反面この書の意図とは逆行しますが。スマホを持っていないメリットもデメリットも体験した者なので、☆の数は迷いましたが、☆五つと☆三つの間の中間という事で。すいません。

あと、蛇足ですが、スマホの利用をしない方が友達との友好関係が良くなるとありますが、私の場合、上記の様に元々友達がいないので、あんまり関係ない様にも思えます。

スマートフォンを全面否定はせずに必要最低限度に抑えるべきという警世の書。機会があったら是非ご一読を。
88人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良書だと思う。アプリは全部消すわけじゃなくて必要なものは残す。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年3月20日に日本でレビュー済み
¶本の内容は巷に溢れている「禁煙本」や「ギャンブル依存症関連本」と同程度と思ってもらえばよいでしょう。著者に言わせれば、ソーシャルメディアへの依存はタバコへの依存に比べればかなり軽いものらしいので、禁煙はできたがソーシャルメディアに依存してしまっている状況を何とかしたい人にとって、『デジタル・ミニマリスト』になるのは、禁煙に比べれば割と簡単ということになります。しかし「禁煙本」と同じで、本書のアプローチの仕方や取組方法が合う人もいれば合わない人もいるということにはなりますね。
¶本書の趣旨は、ソーシャルメディアを完全に辞めてしまうことは現代社会では極めて難しいので完全には辞めないで、ソーシャルメディアと少し距離をとって『注意(アテンション)』をソーシャルメディアとは別のことに向けることにより依存症の状態からの脱却を図ることに主眼を置いています。―――人間は『シングルタスク』であるので、同時に二つ以上のことを行ったり、同時に二つ以上のことに『注意(アテンション)』を向けることはできないということが方法論の出発点になっている様です。
¶それほど優れた本であるとは思わないが、ソーシャルメディアと自分との関係を見直したいという人には、一読の価値はあると思います。また私のように、自分はソーシャルメディアをほとんど使わないという人であっても、何かのきっかけでソーシャルメディアに依存してしまう状態(『注意(アテンション)』をソーシャルメディア奪われてしまう状態)になる可能性も全く否定はできないので、ソーシャルメディアにどっぷり嵌ってしまっている人が何故そういう状況に陥ってしまっているのかが理解できる点は、ソーシャルメディアへの依存予防の観点からも、ある程度参考になると思います。またソーシャルメディアへの依存症になってしまった場合に、そこから脱却するためのヒントが書かれているので、後々役に立つかもしれません。
¶私自身が本書を読むことにより、ソーシャルメディア依存の状態から『デジタル・ミニマリスト』へ変身できたわけではない―――今のところ、本書がいうところの『デジタル・ミニマリスト』に既になってしまっていた―――ので、本書を読むことによりどの程度の効果があるのか分からないことから、本書の評価は★三つくらいにしておきます。
¶全体的に翻訳本にありがちな読みにくさは有りません。翻訳者は本の内容を十分に理解して訳していると思われます。

¶以下は本書を読んでの感想文みたいなものなのですが、長いので読み飛ばしてもらってもいいですよ。

①ソーシャルメディアだけが儲かっていることに対しての著者の「やっかみ」?
②ソーシャルメディアは射幸心を煽って商売をしている。・・・「競馬は二十歳になってから」
③ソーシャルメディア(スマートフォン)は人口抑制の切り札か!?(おまけ)

①ソーシャルメディアだけが儲かっていることに対しての著者の「やっかみ」?
¶もしもソーシャルメディア関連企業がこんなに儲かっていなかったなら、本書を含めたこのような書籍―――爆発的に売れた「スマホ脳」などソーシャルメディアやスマートフォンに対して批判的に書かれた書籍―――は、果たして出版されたのだろうか?例えば・・・WINDOWSやIEがITの世界で圧倒的シェアを握っていた時代にはマイクロソフト社は何かにつけて叩かれていたものだ。例えば・・・冷戦時代における軍産複合体体制における軍事関連企業への批判。例えば・・・かなり古いところでは資本家に対しての労働者運動。要するに、儲かっている者(強者)に対して世の中の批判の矛先は向くということです(ここでは批判の善悪は問題にしてない)。
¶仮にスマートフォンやソーシャルメディアを利用する人々の時間の使い方が今と同じだったとして、ソーシャルメディア関連企業がこんなに大儲けしていなかったとしたなら、ソーシャルメディアを批判する書籍がこれほどまでに書かれたり売れたりすることはなかったのではないかと私は考える。研究論文程度にはなったかもしれないが、一般大衆が大きな関心を寄せるほどその「功罪」について議論されることにはならなかったのではないか?ましてソーシャルメディア関連企業の大半が赤字企業であったならば、「功罪」のうちの「罪」の方にはあまり焦点があてられずに、社会インフラとしての「功」の方に焦点を当てたものになったのではないかとさえ思う。―――ソーシャルメディアは負の側面もあるが、人々を『接続』する重要な社会的インフラであるから維持していくためには・・・という具合に。
¶そう考えると、こういったソーシャルメディアに対して批判的に書かれた書籍は、発言力や発信力のある小賢しい庶民(学者風情)のやっかみでなのではないかと私は思ったりもします。―――上手くいけば自分も大儲けできたかもしれないのに、「奴らに全部持っていかれてしまった」というようにね。

②ソーシャルメディアは射幸心を煽って商売をしている。
¶ただし、本書の著者は論点として良いところを衝いているとは思う。ソーシャルメディアを『スロットマシン』に例えているあたりは、なかなか秀逸な表現です(「スマホ脳」では別の表現、『太古からの人間の生存本能を直接刺激している』というような表現)。ソーシャルメディアとともに過ごす時間が長ければ長いほど、高配当―――良いことが起こるかもしれない、例えば・・・「いいね」の数が増えているかもしてないとか、例えば・・・誰かから思いがけないメッセージが届いているかもしれないとか、例えば・・・周りの人が知らない重大なニュースを私が最初に知ることになるかもしれないとか、例えば・・・世界の秘密を私だけが知ることになるかもしれないとか―――が期待できるという幻想を利用する側に信じ込ませることにソーシャルメディアが成功しているという点は重要だ。
¶世の中を見回してみると、実際、電車の中で、食事中に、直接私と面と向かって話をしている最中にもかかわらず、自動車の運転中であってさえ(危険運転!)も、僅か数インチの画面に『注意(アテンション)』を向けている人がなんと大勢いることか。また仕事中であったとしてもスマートフォン(ソーシャルメディア)のことを気にしている人がかなりの数います。スマートフォンを肌身離さす所持していて常に触っていないと落ち着かない人や一定時間ごとに画面を開いて確認しないことには落ち着かない人がかなり大勢います。―――著者が示唆している通り手や体を使って働くブルーカラーよりもホワイトカラーの事務職の方が圧倒的に多いように思うのは私だけだろうか?みなさん高配当を期待して光り輝く画面に『注意(アテンション)』を向けているいるのですね。
¶このように著者が『スロットマシン』に例えて表現した部分を読んで、アマゾンにレビューを投稿している私自身も他人からの「役に立った」の数という『スロットマシン』から出てくる高配当を期待している人間の一人なんだなーと自虐的に思ったりもします(実際にそうなんでしょうけどね)。「いいね」にしても「役に立った」にしても承認欲求という射幸心を煽るギャンブル的要素がかなり強いですね。
¶とはいうものの、私がソーシャルメディアに、どっぷり嵌っているのかというと若干違います。最近までスマートフォンの契約をしていなかったので、スマートフォンを所持しいてもソーシャルメディアをほとんど使っていません。ネットを見るのも自宅のパソコンからだけです。20歳前後になる私の子供たちも最近スマートフォンの契約をしたのですが、ソーシャルメディアはほとんど使っていないようです。では何故私の家族はソーシャルメディアに『注意(アテンション)』を奪われないのか?
¶著者も『趣味を取り戻そう』と書いていましたが、趣味の無い人や、趣味のできる前の子供がスマートフォンの契約して所持してしまうと、ソーシャルメディアが趣味になってしまうためにソーシャルメディア依存になるのではないかと私は思ます。本来趣味に『注意(アテンション)』が向かうべきであるにもかかわらず、これといった趣味がないために、ソーシャルメディアに『注意(アテンション)』を奪われてしまうということなのでしょう。私は多趣味なのでソーシャルメディアを趣味にしているほど時間的な余裕がありません。私の子供たちもソーシャルメディアがなくてもできる楽しみをスマートフォンの契約して所持するより先に見つけてしまっていたようなので、ソーシャルメディアに依存していないようですし、あるいはスマートフォンがフューチャーフォンに変わってしまったとしても特に問題ないようです。ソーシャルメディアに射幸心を煽られないようにするためには、「競馬は二十歳になってから」―――競馬は射幸心を煽ることで成り立っている側面が大きいですからね、オッズが上がると心躍ります。―――ではありませんが、スマートフォンの契約や所持は確固たる趣味が確立してから始めた方が良いのではないかと思いますね。

③ソーシャルメディア(スマートフォン)は人口抑制の切り札か?(おまけ)
¶それほどまでに、人々―――老若男女、年齢、国籍、学歴やIQを問わず―――を虜にしてしまい、『注意(アテンション)』―――他のことに関わる時間―――を奪ってしまうスマートフォン(ソーシャルメディア)の有効な活用法は、人口問題にあるのではないかと私は考えます。例えばアジアやアフリカで人口が爆発的に増えているのなら、その地域の人々にスマートフォンを無償配布して通信料を無料にするだけで、忽ちのうちに人口増加問題は解決していまいそうな気がするのですが・・・。ソーシャルメディアに依存性があったり常習性があるのなら、より多くの『注意(アテンション)』をソーシャルメディアに向かわせてことによって、特に人口増加に関わる問題を一気に解決させることができる可能性をソーシャルメディアは秘めているということです。著者の論点の出発点になっている、人間は『マルチタスクではなくシングルタスク』であるという指摘は極めて重要な指摘です。要するに現実のSEXよりもっと楽しいものや射幸心を煽るもの(気持ちいもの)―――つまりスマートフォン(ソーシャルメディア)を無償で与えて無料で使い放題にしておけば人口増加に纏わる問題は一気に解決に向かうということなのですよ。
¶例えば中華人民共和国なんて、あんなに人口が増加していたのに、人々が豊かになってSEXより楽しいものや気持ちのいいものがいっぱい手に入るようになったら人口減少に向かってしまいましたよね。―――「一人っ子政策」による影響が人口減少社会に転じた最大の要因であると考えられるが、「一人っ子政策」を止めた後も人口減少が加速している要因の一つには、SEXより楽しいものや気持ちのいいものがいっぱい手に入るようになったら人々がSEXをしなくなったからだとは考えられませんか?。
¶そうなった要因の一つがソーシャルメディア利用の普及であると私は確信しています。―――人間は『シングルタスク』であるという著者の極めて重要な指摘とソーシャルメディアは人々から『注意(アテンション)』を奪い取るという筆者の説明を基にした三段論法から当然に導き出すことができる洞察です。
¶反対に、人口を増加させたいならその逆で、夜間は一定時間電波を止めるだけです。そうすると人々はソーシャルメディアが使えないので、一部の人々は『注意(アテンション)』を向ける対象としてSEXをすることに戻ってくるのことになり出生率が増える筈です。仮に日中でも電波を止める日を設定すると・・・昼間からすることがないので、人々は真昼間からSEXにいそしむようになり、おそらく夜間に電波を止めてしまうのとは比較にならないくらい出生率はもっともっと向上するだろうと私は断言します。ってか?
¶私が社会学者であったなら、上記の仮説が荒唐無稽な考え方か否かを壮大な社会実験によって確かめてみる方法を真剣に考えたと思います。社会実験を実際に行うことは絶対無理だと思うけどネ。だとしてもスマホの普及率あるいはSNSの利用者数(率)と出生率との間に相関関係があるのかないのかは比較的簡単に調べることができるとは思うのでどこかの大学や研究機関で調査して欲しいと思います。
¶ちょっと、そこ、そこのあなたあなたですよ!こんな荒唐無稽な統計調査をするのは。
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レポート
2021年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スマートフォンとタブレットに埋め込まれたアプリの中毒性の高さを警告する本であるが、内容を解説するのは控えたい。理由は自ら自覚しているかどうかにかかっているからで、「意識的」であるかどうかの方が余程重要だ。

私はアダム・オルター「
僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた 」を読んだことがあるから身に詰まされる思いになった。理由は一度は断絶出来たテレビゲームであったが、タブレットやスマートフォンにゲームアプリを入れてしまったことで、この本で書かれている様な精神的な余裕が無くなった状況が再び出来てしまった。

思い切ってゲームアプリを「全て」削除して1週間は落ち着きが無かったが、すぐに慣れてしまった。さらに色々なアプリが実は「不要」ということに気づきだした。そしてこの本を読んで、著者が言う「注意経済(アテンション・エコノミー)」の怖さを再び思い起こすに至る。

この人の考え方は、グレック・マキューン「
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 」に書かれていることに近く、本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための方法として、スマホやタブレットにあるアプリを否定せず、尚且つSNSに関してはかなり厳しく断絶する様に警告する。
それ故に、FacebookやLINE、TwitterといったSNSに対しては思い切って退会することを勧めている。

因みに、私の場合、LINEとTwitterはしておらず、最近Facebookも通知を切り、ゲーム関係のグループは退会した。いずれSNSも全て辞める方向にしたいが、フレンドを切るのは個人的には辛い(笑)。けれど費用対効果を考えるとあまりメリットも無いことも事実で、必要最小限の状況まで今後は問い詰めてみることにする。

この本で演習に「週に何か一つ、修理するか作るかしてみよう」というものがあったが、イヴァン・イリイチ「
脱学校化社会 」を読んだことを思い出した。そう、現代人ではトーマス・トウェイツ「 ゼロからトースターを作ってみた結果 」の言う、テクノロジーや分業化によって、DIY出来ることが大幅に減っている「怖さ」を思い知ることになる。つまり、時間を「注意経済」の「雄」達によるアプリによって取られて「搾取」されていることを痛感することになる。

もっとゆっくり生きていい、ということを忘れてしまっている。さらに熟考出来る状況を心理的に奪い取られることこそ、現代の最も恐ろしい状況を生み出していると思う。熟考しない速度経済を推し進める輩に公然と反逆するならば、アプリの大半は必要ないのだ。だからこの本はスマホの依存性の高さに気づいた人は一読をして欲しい。

しかし、この本の欠点も無いこともない。読者に熟考を要求するからだ。結構「意識的」というのが通常の人には難しいのだ。けれど矛盾するが熟考出来ないならばスマホやタブレットの依存症から離脱することも無理なのだ。
だから内省する時間を取ることがこれからのデジタル経済の「沼」を泳ぐ為に重要なことをこの本では教えてくれる。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
参考になる!!なるべくデジタル時間を少なくして豊かな時間を作って行きたいな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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