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虚妄の成果主義 日本型年功制復活のススメ (ちくま文庫 た 59-1) 文庫 – 2010/9/8

3.7 5つ星のうち3.7 92個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2010/9/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/9/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 316ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480427597
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480427595
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 92個の評価

著者について

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高橋 伸夫
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カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
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92グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世に溢れている成果主義のほとんどに対して警鐘を鳴らす本。
ただダメ出しをするのではなく、”賃金ではなく次の仕事”こそが人を仕事へ駆り立てるという主張に納得。

歩合給の割合が非常に大きかったり、給与改定が妙に短期に行われたり、口では人を動かすのは理念であってお金ではないといいつつも評価は給与ばかり、といった会社は非常に多く見られます。
・会社に依存は出来ないので、頼れるのは自分だけ
・成果によってしっかり評価しなければいけない
といった意見は見られますが、果たしてうまくいっている企業がどれだけあるでしょうか?
企業が収益を確保しなければいけないのはわかりますが、人をモノのように扱う企業が非常に多いように感じます。
お金は生きていく上で大切ですが、23歳から働いても定年まで40年以上ある時代にお金を得るためだけで働き続けられるでしょうか?
超高収入の企業では、”○○歳までに☓万円(億円)貯めて早々にリタイアする”といった見通しがあること、また生き残れれば新たな仕事が次々と得られる為頑張れるのでしょう。

人は経営者によって示されたビジョンに共感し、少しずつ仕事を覚えながら新しいことに挑戦していくことにこそやりがいを覚える、という意見は十分に説得力があるものです。
実際の実験でも、将来の見通しを感じていればいるほど、満足度も組織への帰属度も上がっているそうです。

経営者がビジョンを示し、長年鍛えられた中間層がその肉付けをしていく。
そういった会社が増えていくと、社員の満足度も上がっていくことでしょう。

特にお決まりのような前年比○%の成長といった発言を繰り返す経営者や、その会社のトップに意見出来ない中間層の方は、特に一読する価値があると思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大企業・中堅企業に勤務するビジネスマンと飲むたび、「貴社の評価制度に満足していますか?」と質問することにしています。すると、ほぼ100%の方が「不満だ」と答えます。その理由が、この本を読んで理解できました。評価制度をつくるコンサルにとっては、耳の痛い本だと思いました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
論旨には共感できる部分も多く、成果と報酬と動機の関係について過去の研究例なども多くあげられており、成果主義を取り巻く背景を概観するためには役立つ本です。
ただ、なにせ著者の主張が論理的に展開されていない(他のレビューでも書かれていますが定義の省略、論理の飛躍が随所に見られる)ため、真剣に読もうとするとだんだんつらくなってきます。言葉の定義や出所を明らかに、というのは論文を書くときに習った初歩だと思うのですが。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は すでに三回ほど読んだ。読む時のこちらの問題意識にその都度的確に答えてくれるほんである。最初は成果主義のいかがわしさへの糾弾の書というとらえ方であったが、今は単なる成果主義に限らず、「〇〇主義」と銘打ってわけのわからない人事制度、賃金制度を売り歩くコンサルや
見識のない人事マン、メディアへの批判という位置づけでとらえている。
現在は、「役割給」とかいう制度が売出し中である。しかし 人事制度、賃金制度は組織のありようへの深い洞察を伴うものでなければならないだろう。
この本はそのような洞察を与えてくれる数少ない本と言えよう。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ご高名な著者らしいですが自分は無学なので存在自体を知らず、雑誌でお勧めされていたので読んでみました。

第1章29Pに「給与と仕事の中身のどちらかを取るかと聞かれれば、食えないほどの安月給でない限り『面白い仕事』と答えるのである」
という記述があります。(原文ママ)
1.まず何百人、何千人という対象者にどのような質問をしたか?という具体的なデータが示されていない
2.データが無いにも関わらず「~と答えるのである」と断定表現を用いている

まず仕事を「面白い、面白くない」と捉える時点で根本的にずれていると思います。これが学者と民間の考え方の違いなんでしょうね。
「面白くない仕事を、いかに面白くするか?」という創意工夫が民間には求められるのではないでしょうか。

他にも世論の常識に対してトヨタの「例外」を示して「俺の主張が正しい!」と叫んでいる箇所があったり、
上に書いたようにロクに検証せず断定表現を用いている箇所が複数あったり、突っ込み所が満載です。
なお他の部分については他のレビュアーが的確に指摘しています。

まず学者は学者らしく、きちんとデータを取ってそれを元に考察してください。もしくは現場で民間の労働を経験してください。
虚言と妄想が入り混じった内容という意味では、これほど皮肉めいたタイトルを付けるセンスは秀逸ですね。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「おわりに」と書かれた4ページが筆者の主張したいことである。それまでは海外の論文を援用して自分はここまで勉強しているんだという自己満足で彩られている。東京大学教授もいろいろな人がいます。中古で買って良かった。新刊で買う価値はない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもいい本です。
内容がちょっと忘れたが、確かにとても鋭い味方で、さすが高橋です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人事評価は難しい。けどこれはダメだよね。人間理解ができていない。でもこういう発想の頭の悪い人が必ず出てくる。そしてその意見は通るのです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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