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マリー・アントワネットの宮廷画家---ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯 単行本 – 2011/2/4

4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

マリー・アントワネットに愛され、その華麗なる肖像画のほぼすべてを手がけ、数々の貴人たちを描き続けた稀代の肖像画家の生涯を鮮やかに描き出す、本邦初の傑作評伝!
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商品の説明

著者について

1942年生まれ。神奈川大学外国語学部教授。著書に『王妃エレアノール』『エリザベスーー華麗なる孤独』『図説ヨーロッパの王妃』など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2011/2/4)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/2/4
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309225381
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309225388
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 2.6 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

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石井 美樹子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史で、わかっていますけどまだこの本は届いていません。マリーアントワネットの身近な人物なので好きです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルブランさんの生涯を知るにはいいですが、彼女の作品集を期待してたのに、白黒多いし掲載作品も少ないです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容の出来映えから言えば、本当は☆4つに近いですが、労作というのは間違いないので☆5つにいたしました。まず、魅力としては、この本があることによって、日本語でヴィジェ=ルブランについて手軽に読めるようになったこと(そして、河出書房新社さんのおかげで、価格も2,400円と比較的低く抑えられていること)が挙げられます。フランス語、英語ではもちろんたくさんの著作があるものの、やはり専門家でもない限りそれらの資料にあたることは無理です。また、内容としてはヴィジェ=ルブラン本人の魅力に合わせて、彼女を雇った権力者や富裕層の同時代人の生き様が面白かったです。中野京子さんの一連の「世界史」シリーズに出て来るような面々で、ヴィジェ=ルブランはそんな人を描くだけでなく、一緒に出歩いたりピクニックに行ったりしたんだなと興味深かったです。静物画家や肖像画家、画家にもいろいろあるんだなあと改めて思いました。

ただ、読んでいて気になったのは、彼女が生きた時代の詳細が省かれていることです。例えば、亡命のエピソードにしても、「ローマへ移った」「モスクワへ移動した」というのは分かっても、その時代の旅路がいかなるものであったか、またこの時代の権力者とその雇われ人との関係はどういったものなのか、など、簡単に書かれていても、映画で見るようには今一歩イメージが湧かないことも多かったです。彼女自身の回想録がそうなっているのかは未見ですが、滞在先の騒音や環境の悪さについての記述が多い反面、旅行時のエピソード、また衣食住の基本のセットアップについてなど、「いったいどうやっていたのか?」と疑問が残ることが多いので、せめて回想録に無くとも他の同時代の資料を使うなどあればと思いました。

いずれにせよ、秀作なのは間違いありません。ヴィジェ=ルブランの絵が好きな方、18世紀の西洋の「働く女性」に興味がある方、革命期のフランスに興味のある方、いろいろな方にお薦めです。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 昔からお気に入りの美人女流画家の知らなかった人生が、この本によってよく理解出来ました。フランス革命と言うのは見方によって評価が変わるものだと思います。それにしても、嵐のような時代を絵筆一本で自立して生き抜いたルイーズ・ヴィジェ・ルブランは大した女性でしたね。夫のルブランは浮気者で博打好きで、女のヒモのような情けない男のようですが、この美貌で才能豊かな妻には心底惚れていたように思います。彼は画商としての鑑識眼は超一流で、あのデルフトのスフィンクスと言われ、現代では至高の画家として評価を受けるフェルメールを逸早く認めていた事からも、そのことが解ります。妻の画家としての才能を一番認めていたのも、きっと彼だったのだろうと思います。ルイーズの名品は、未だ未だ個人コレクターの許で日の目を見ていないものが数多くあるのではないかと思います。彼女の作品の全てが収められた画集が世に出ると良いのですが。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年3月24日に日本でレビュー済み
 実はこの本を読むまで、ウ“ィジェ・ルブランの有名な絵を何枚か見て「なんて優しい雰囲気の絵を描く人だろう」と思っていたが、ルブランの一生や人間像については全く知らなかった。この本を読んで、著者がまっすぐに観者を見る自画像の目の澄んだ強さに一瞬で心を惹かれた謎が、よく分かった。

 この本はありきたりの伝記本でもないし、絵の解説書とも違う。著者の長い詳細な資料と研究による希有な評伝である。ウ“ィジェ・ルブランはマリー・アントワネットが断頭台の露と消える間近まで王妃の近くにいたが、以後幼い娘と共にフランスから亡命し、何百枚もの貴人の肖像画を描きながら各国を放浪した。 
 この本は彼女が描いた肖像画のモデルと、その背景の人物達を美術館や資料で一人一人追って、フランス革命前からナポレオンの死去後まで、著者の感性に強く触れた人たちの人物像やエピソードを、日本では見られない画像を駆使して書いている。時には愛情を持って優しく、時には一人一人の背景や人間性を暴き、時にはぎょっとするほど生身の人間の残酷さをも書いているが、その中で終生何がウ“ィジェ・ルブランに多大の肖像画を描く気持ちに駆り立てていたのか見せてくれる。同時にこちらを澄んだ目で凝視し続ける自画像に隠された押し殺された悲しみと矜持が著者の文から伝わってくる。そして読み終わったとき、 ウ“ィジェ・ルブランの人生に初めて触れた読者に、著者は強く生きることの素晴らしさと爽やかな温かさを残してくれた。
41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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