エンジニアが管理者になるにあたって留意すべき点をまとめた本
もともとは、欧米の大学院MOTコースやビジネススクールで用いられてる
教科書。目的は技術系管理者になるひと向け、技術系管理者がより良い
進路設計を支援する、専門技術者の管理の手法、技術開発管理を狙いに
書かれている。またこの本の特徴として知識と実践の両軸を意識していること
にある。つまり知識だけだと非現実的な理論主義者、実践だけだと
試行錯誤的な素人と著者は述べている。
実践に役立つようにとこれほど多くの手法と管理基準が載せられた本は
これぐらいだと思われる。また教科書らしく網羅性と体系立ってまとめられて
いるためとても使いやすい内容になっている。参考文献リストも豊富で
単に著者の独りよがりで作られた本でないことがわかる。
惜しむらくは、値段が高いこと、訳に問題を感じることがあるが
大いに役立つとおもわれる。
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エンジニアリングマネジャ-: 強き技術系管理者への道 単行本 – 2004/3/24
- 本の長さ496ページ
- 言語日本語
- 出版社日科技連出版社
- 発売日2004/3/24
- ISBN-104817191236
- ISBN-13978-4817191236
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
技術者や科学者から管理者への転身における問題や課題、管理の機能における管理技法を開発する手法など、技術や研究開発機能を管理するプロセスについて解説。各章の題材をすべて更新した1984年刊の改訂。
登録情報
- 出版社 : 日科技連出版社 (2004/3/24)
- 発売日 : 2004/3/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 496ページ
- ISBN-10 : 4817191236
- ISBN-13 : 978-4817191236
- Amazon 売れ筋ランキング: - 847,409位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 396位一般経営工学関連書籍
- - 29,672位資格・検定 (本)
- - 33,000位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者である角先生が、技術の現場でご経験されたこと(ドロドロしたことも含む)が刻銘に記載されています。他に類書のない貴重な一冊です。
2004年7月26日に日本でレビュー済み
近年,技術経営(MOT)が世の中で話題になっているが,そこで取り上げられている手法(ステージゲート,ロードマッピング,知的資産評価)は技術開発部門のマネジメントのごく一部でしかない.これらの手法が使えたからといって,マネージャとして成功するわけでもなく,また多くのマネージャが日々直面している悩みを全て解決できるわけでもない.
本書は,技術部門におけるマネジメントの基本を体系的かつ生臭く整理しており,普段なんとなく理解していたマネージャとしての心構えや必要なスキルを再確認し整理するのに役立つ.
世の中には「管理者の基本」を書いた本はたくさんあるが,それらは多分に表層的かつ教科書的である.新任管理者研修等で配られたが,その後ほとんど読み返えすことはないという人が多いのではないか?
本書は,それらの教科書と比べて数段踏み込んだ内容になっている.例えば,「管理者が生き残るための七つ道具」として,薄々知ってはいても公言ははばかられる「組織のタブー」に踏み込んだ処世術までも開示している.若干訳語に違和感を感じる部分もあるが,座右の書として時々読み直し,マネジャとしての自分を見つめなおすのに用いたい本である.
世の中MOTブームもバブル崩壊が近そうな予感がするが,MOTと浮かれる前に本書を一度読んでおき,足元を確認するべきではないだろうか.
本書は,技術部門におけるマネジメントの基本を体系的かつ生臭く整理しており,普段なんとなく理解していたマネージャとしての心構えや必要なスキルを再確認し整理するのに役立つ.
世の中には「管理者の基本」を書いた本はたくさんあるが,それらは多分に表層的かつ教科書的である.新任管理者研修等で配られたが,その後ほとんど読み返えすことはないという人が多いのではないか?
本書は,それらの教科書と比べて数段踏み込んだ内容になっている.例えば,「管理者が生き残るための七つ道具」として,薄々知ってはいても公言ははばかられる「組織のタブー」に踏み込んだ処世術までも開示している.若干訳語に違和感を感じる部分もあるが,座右の書として時々読み直し,マネジャとしての自分を見つめなおすのに用いたい本である.
世の中MOTブームもバブル崩壊が近そうな予感がするが,MOTと浮かれる前に本書を一度読んでおき,足元を確認するべきではないだろうか.