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古代ローマの饗宴 (講談社学術文庫) 文庫 – 2011/5/12

3.6 5つ星のうち3.6 9個の評価

キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。


永遠なる美食の大帝国で、人々は何をどう食べ、飲んでいたのか?
監察官カトー、武将アントニウス、詩人ホラティウス、『料理書』のアピキウス、解放奴隷、農夫……。当時のレシピも併録

キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。

私はなにを語るのでしょう? むろんそれは古代ローマの社会生活や習慣であり、ローマ人の時間の過ごし方や、楽しみ方といったものです。友達と会うこと、愛する人と睦まじく食事をすること、好物の料理を味わうこと。結局のところ、今日私たちがやっていることとそんなに違いはありません。宴会でなにがどのようにふるまわれたかも調査ずみです。また巻末では、いくつか古代ローマのレシピを紹介します。皆様方のお国には、おいしい魚と肉、ハチミツ、それに、ローマ人が好んで用いた品々がたくさんある。だから再現はきっと可能なはずです。――<「学術文庫版によせて」より抜粋>

※本書は1991年、平凡社より刊行された『古代ローマの饗宴』を元に改変をほどこしました。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2011/5/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/5/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062920514
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062920513
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.7 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 9個の評価

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エウジェニア・サルツァ・プリ−ナ・リコッティ
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 古代ローマでの饗宴にかんする時代考証資料には、もってこいの資料本だと思います。敵の首をさらしながら食事をする事は古代ローマ人にとって忌むべきことではなかった(意訳・要約)とか、当時の食や宴にまつわる価値観とか、軽い読物では絶対に無い本です。でも、学びたい人にとって、重厚な価値のある時代考証資料本だとおもいます。
 「饗宴」とあるのですが、料理がどんなものだったかとかは、あまり記載がないので私には役に立ちませんでした。お金が無いのに、無理をして買って損した状態なので、☆1つの評価です。ですが、ちゃんとした本だと思います。せめて、“なかみ検索”させてくれれば、お金を捨てるようなことにはならなかったのに……というのが、残念です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ぶどう酒のことを調べる必要あって一読した。
 この本のいいところは、表題から想像されるような例のトリマルキオの饗宴に終始せず、まあ避けて通れないから触れてはいるが、行きつ戻りつしながらも、著者のまなざしがつねに当時の庶民の食事,父祖伝来の素朴な食事に注がれていることだろう。
 手法として、共和政期のプラウトゥス、エンニウスから、後一世紀のユヴェナリスにいたるまでの著述家たちの著作から摘みとっていて、それによって自ずと時代的な変遷にも目配りがなされていて、いい勉強になる。随所に著者のひと味違った(実体験に基づいた)コメントがちりばめられていて楽しい。
 アピキウスを論じた結びの言葉「料理の分野で・・日夜研究にいそしんでいる高名な学者が、農夫や漁師にとっては当然のことさえ気づかずにいることがあるのだから、意見を求めるべき相手が、山岳民や豚の牧畜民の場合もある。・・・貧相な屋台で売っている無学な老婆から解決策を授けてもらうこともあるだろう」は著者の面目躍如の一文。
 文庫本が全訳でないのが惜しまれる。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年1月9日に日本でレビュー済み
この本なくして以後の古代ローマ料理研究はありえない。
古代ローマの料理を研究するための第一級の資料は『サテュリコン』における「トリマルキオの饗宴」の場面であるのは常識で、この本もこの場面を基に、当時の食材、調味料などを綿密に検討。盛り付け、飾りつけについても自らスケッチをし、更には自ら調理もし、どうしても現在入手不可能なものは現在手に入る材料で再現し、主な料理のレシピまで載っている。優れた研究書でありながら、自分でも作ってしまいたくなるお役立ち本でもある。ちなみに著者はメディチ家の血を引く研究家で、大変な日本通でもあるそうだ。
古代ローマの料理をテーマにした本で、この本を参考文献に挙げていないとしたら、研究姿勢に問題があると言わざるをえない、そういう存在。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  初期ローマ時代の食文化の精華がこの書である。リコッティの書を読まずにローマの食文化は語れない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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