トレーニングや体への知識を深める為に買いました。図や絵を多く用いており、分かりやすいです。
私はパーソナルトレーナーではありませんが、次、検定試験がある際はチャレンジして、知識を深めたいと思いました。
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プロパーソナルトレーナーBODYMAKE検定 2級・3級対策テキスト Kindle版
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※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。
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※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。
また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。
2022年6月試験予定『パーソナルトレーナーBODYMAKE検定』公式テキスト 試験対策はこれでバッチリ!
スポーツトレーナーで日本体育大学体育学科准教授の岡田隆(バズーカ岡田)氏が設立する検定の公式テキストブック。
この1冊で検定試験対策はもちろん、
最新の科学的トレーニング方法、
部位ごとの筋肉の解説、体の成り立ちなど、
豊富な写真とイラストで、わかりやすく学べる。
試験対策はこれでバッチリ!
岡田 隆(オカダタカシ):日本体育大学体育学部准教授/日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)/
柔道全日本男子チーム体力強化部門長/
日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員/
理学療法士/スポーツトレーナー/ボディビルダー/骨格筋評論家/バズーカ岡田
トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般の方まで、さまざまなフィールドでそれぞれに適した身体づくりを提案・指導している。みずからも選手としてボディビル競技に挑みつつ、骨格筋評論家「バズーカ岡田」として多くのメディアに出演。ボディメイクやトレーニングに関する知識や経験を、万人にわかりやすく、かつ心に響かせるような言葉に変換する能力に長け「魂のトレーニング伝道師」とも呼ばれている。
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岡田 隆(オカダタカシ):日本体育大学体育学部准教授/日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)/
柔道全日本男子チーム体力強化部門長/
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理学療法士/スポーツトレーナー/ボディビルダー/骨格筋評論家/バズーカ岡田
トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから一般の方まで、さまざまなフィールドでそれぞれに適した身体づくりを提案・指導している。みずからも選手としてボディビル競技に挑みつつ、骨格筋評論家「バズーカ岡田」として多くのメディアに出演。ボディメイクやトレーニングに関する知識や経験を、万人にわかりやすく、かつ心に響かせるような言葉に変換する能力に長け「魂のトレーニング伝道師」とも呼ばれている。
- 言語日本語
- 出版社主婦の友社
- 発売日2022/1/26
- ファイルサイズ164786 KB
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商品の説明
著者について
岡田隆(オカダタカシ):日本体育大学体育学部准教授/日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)/
柔道全日本男子チーム体力強化部門長/
日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員/
理学療法士/スポーツトレーナー/ボディビルダー/骨格筋評論家/バズーカ岡田
柔道全日本男子チーム体力強化部門長/
日本ボディビル&フィットネス連盟選手強化委員/
理学療法士/スポーツトレーナー/ボディビルダー/骨格筋評論家/バズーカ岡田
登録情報
- ASIN : B09QS59TPX
- 出版社 : 主婦の友社 (2022/1/26)
- 発売日 : 2022/1/26
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 164786 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : 有効になっていません
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,405位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 53位ダイエットエクササイズ
- - 124位スポーツ (Kindleストア)
- - 157位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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日本体育大学 教授
博士(体育科学)
理学療法士
日本社会人ボディビル選手権大会 優勝
柔道全日本男子チーム 体力強化部門長
2016年リオ五輪 男子柔道 史上初 全階級メダル制覇
2021年東京五輪 男子柔道 史上最多 金メダル5個
日本オリンピック委員会 科学サポート部門員
日本ボディビル・フィットネス連盟 ジュニア委員会 委員長
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イラストなどもシンプルに書かれていて良いかと思います。
ただルビが全くないため、初めての一冊するには中々読み進めるのに苦戦すると思います。解剖学など学んだ経験のある方なら問題ないかと。
骨の名称など厳しいと思います。
初学者にはおすすめしません。
ただルビが全くないため、初めての一冊するには中々読み進めるのに苦戦すると思います。解剖学など学んだ経験のある方なら問題ないかと。
骨の名称など厳しいと思います。
初学者にはおすすめしません。
2022年7月5日に日本でレビュー済み
先日の試験で、自己採点の結果として3級は満点・2級は76問正答(95%)した者です。今後に向けて、アツいレビューを書きます。
私は2年ほど前からトレーニングを始め、岡田先生やきんに君、山本先生、山澤さん等を始めとするYouTuberの方々やネットでの自学自習をしながら身体作りをしてきました。自堕落な社会人生活によりトレ当初は68kg・体脂肪20%程度だったところ、今では63kg・体脂肪12%くらいになり、筋肥大を起こしながらも6kgの除脂肪に成功しました。腹筋も割れ、世間的には完全に「細マッチョ」な体型です。(YouTuberの方の身体を見ていると、自分の身体ごときでは全く満足できなくなりましたが…)
中でも岡田先生はかなりのファンで、YouTubeでの独特の言い回しやバシッとした言い切りにハマって動画を貪り見るようになり、今回の受験に至りました。結果として自分の身体に関する正しい知識を得られただけでなく、トレーニングの精度も向上したことを実感しています。骨などの解剖学については全く知識を持っていない素人状態からでしたので、素晴らしい機会をいただき本当にありがとうございました。
また7/5にHPで発表された回答を基に自己採点してみたところ、3級は満点、2級は76問正答=95%で恐らく合格していました(マークミスが無ければ)。その経験を基に、 岡田先生・編集者の方向けに本に関するレビューを記載するとともに、これから試験を受ける受講者の方に対するアドバイスもまとめてみました。そのためかなりの長文になってしまったのですが、アツい思いを記載しましたので、ぜひみなさん見ていただければ幸いです。
【本に関するレビュー(岡田先生・編集者の方向け)】
全体を通した本の感想は、上記のように正しい知識をつけることができ、それをさらに実践に移しやすい内容になっている素晴らしい本だと感じています。ただ、今後受験生がより勉強しやすくなるためにも、特に第1章の解剖学の章については下記のように改善いただけないでしょうか?非常に細かいことばかりなのですが、初学者として混乱してしまった部分でもありますし、私も今後さらに上位の資格を取りたいため、その際にも反映いただきたく思っています。
---
1.各骨の部位をピックアップしたときに、左右どちらの骨を、どのような状態で、どの角度から見ているかが分かりづらかった
→例えばP45左上の肘関節についてですが、回内位と回外位の記載はあるものの、0からの初学者から見ると右手か左手なのかすらわかりづらく、さらに回内位というのは手のひらがどっちを向いているのかと調べながらやっと理解できた、という様子でした。
紙面の限りはあるかもしれませんが、より学びやすくするために肘関節についてだけピックアップするのではなく、上腕骨や手関節の全体が映っている絵の中で説明する方がとっつきやすいかと思いました。それであれば、右手なのか回内位なのかの説明がされずとも理解しやすくなると思われます。
2. 各筋肉の構造や位置関係も、分かりづらかった。
→当然3次元のものを無理やり2次元に変換して説明しているので仕方ない面はありつつも、各筋肉の位置関係や重層構造について、文字だけでなく絵で説明が欲しかったと思いました。内転筋群や、半腱様筋・半膜様筋についてはどの筋肉がどの程度の深さにあるのか、かなり分かりづらく理解に時間がかかったと記憶しています。
これまで身体を鍛える中でどうしても目に見える表層の筋肉ばかりに注目してきたので、インナーマッスルの位置関係=横から断面で見た際にどのようなレイヤー構造で筋肉が存在しているのかを知りたく思いました。(それにより、各トレーニングにおいて狙った部位だけに効かせられているかを確かめることができるのではと思います)
3. 触れられていない知識がいきなり出てきたり、説明の順番で戸惑うことも
非常に細かいですが、例えばP146に前鋸筋、P163に菱形筋が突然出てきますが、ここで触れたい場合には第1章の解剖のところで触れておくべきではないかと思いました。
また、P38の説明文には寛骨について説明されているにもかかわらず、その上の図には寛骨の構成要素である「腸骨・坐骨・恥骨」しか登場せず、「どこが寛骨なのか?」とかなり戸惑いました。その直後のP40にやっとそれらの関係が示されるわけですが、このあたりの説明の順番も工夫いただけるとよかったのかなと感じました。
4. 細かい言葉の使い分け
P48には、水平面の動きとして「水平内転・水平外転」の概念が登場しますが、直後のP49では同じ概念が「水平屈曲・水平伸展」という言葉に置き換わっています。これも最初同じ概念とは思わず、違う動きなのかと思って混乱してしまったので、テキスト内では同じ概念の情報を同じ単語で説明する、ないしは最初の段階で「水平屈曲(=水平内転)」などのような補足説明をすべきと思いました。あとは、他の方がおっしゃっているようにルビがあると助かります。
以上です。振り返って読んでみると、自分でもイチャモンレベルの細かいツッコミになってしまった気はしますが、初学者が勉強しづらくなると日本人全員トレーニー化計画という岡田先生の意にも反するのではないかと思い、敢えて記載させていただきました。(その意味で、僭越ながら★4とさせていただきました。すみません。)
これから変わらず先生のYouTubeを見ながら、トレーニングに励みたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
---
【受講者の方へのアドバイス】
・ある程度のトレーニーの方なら、2~4章についてはかなり基本的な知識なのでそこまで時間をかける必要はないと思います。さらっと読みながら、各トレーニング方法のメリット・デメリット、あるいは各トレーニングフォームの細かい知識も復習がてら入れ、さらには普段のトレーニングで感覚として掴んでおけるとベストです。特に、どのような細かい挙動でどの部位が鍛え分けできるのか、これを感覚として持てれば非常に今後のトレーニングにも役立つものと思います。(私も、まだ完璧ではありません)
・私が個人的に学びになった、かつTwitterの感想を見ていて試験でも差がついたであろうポイントは、第1章の解剖学のところでした。なので、その勉強の仕方について、特に詳細にまとめます。
<第1章:解剖学の勉強のコツ>
・勉強の順序は、テキスト通りに「骨」→「関節」→「筋肉」の順に厳密に従うことを勧めます。どうしても我々トレーニーは筋肉先行で知識を入れたくなるかもしれませんが、骨の上に靭帯や筋肉、腱があるという構造を考えると、骨の構造が100%理解できてから次のステップに行くほうが確実にスムーズです。
・ただしその際、2次元のテキストだけで理解するのには限界があります。(どこの骨をどの角度から見ているかすら分かりにくかったり…) なので、YouTubeで「脊柱 構造」「肩甲骨 構造」などと検索し、3次元で解説してくれている動画を1.5倍速とかでサクサク見ていきましょう。最初わからなくても、何回か見れば分かるようになります。
・筋肉の作用も、同様に3次元で理解しましょう!同じく、「股関節 作用」などで検索すれば色々出てきます。
・特に私のオススメは、YouTubeでRyosuke Itoさんという方が解説している動画です。骨の構造や筋肉の作用について、3Dのアプリを使って解説してくださっているので、「単に暗記する」ではなくリアルなイメージがついて理解が深まりました。
・また筋肉の作用を勉強する上では、「どの筋肉がどの作用を持つか?」と「どの作用にどの筋肉が使われているのか?」という両側面から勉強するのが非常にオススメです。(例:「肩関節の屈曲は、三角筋(前部)+大胸筋(鎖骨部)+(二頭筋)だな」 ⇔ 「逆に、三角筋(前部)は、肩関節の屈曲と内旋と水平内転だな」 といった感じです) 私はExcelで表を作って、筋肉名を縦列・作用を横列に並べて、該当するところに◯を付けて勉強していました。そうするとかなりスッキリと整理できます。
・ただ、下半身は表を作ろうとすると各筋肉の作用が複雑なため、各筋肉の主要な作用+各作用にかかわる腫瘍の筋肉だけをピックアップして覚える(=補助的に働く筋肉は捨てる)のもアリだと思います。私はここで点を落とすのはある程度覚悟してフォーカスしました。
以上です。より上位の資格も今後増えていくとのことですが、みなさん一緒にトレーニングしましょう!!!!
それでは…!!!パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!ハッ!!(笑顔
私は2年ほど前からトレーニングを始め、岡田先生やきんに君、山本先生、山澤さん等を始めとするYouTuberの方々やネットでの自学自習をしながら身体作りをしてきました。自堕落な社会人生活によりトレ当初は68kg・体脂肪20%程度だったところ、今では63kg・体脂肪12%くらいになり、筋肥大を起こしながらも6kgの除脂肪に成功しました。腹筋も割れ、世間的には完全に「細マッチョ」な体型です。(YouTuberの方の身体を見ていると、自分の身体ごときでは全く満足できなくなりましたが…)
中でも岡田先生はかなりのファンで、YouTubeでの独特の言い回しやバシッとした言い切りにハマって動画を貪り見るようになり、今回の受験に至りました。結果として自分の身体に関する正しい知識を得られただけでなく、トレーニングの精度も向上したことを実感しています。骨などの解剖学については全く知識を持っていない素人状態からでしたので、素晴らしい機会をいただき本当にありがとうございました。
また7/5にHPで発表された回答を基に自己採点してみたところ、3級は満点、2級は76問正答=95%で恐らく合格していました(マークミスが無ければ)。その経験を基に、 岡田先生・編集者の方向けに本に関するレビューを記載するとともに、これから試験を受ける受講者の方に対するアドバイスもまとめてみました。そのためかなりの長文になってしまったのですが、アツい思いを記載しましたので、ぜひみなさん見ていただければ幸いです。
【本に関するレビュー(岡田先生・編集者の方向け)】
全体を通した本の感想は、上記のように正しい知識をつけることができ、それをさらに実践に移しやすい内容になっている素晴らしい本だと感じています。ただ、今後受験生がより勉強しやすくなるためにも、特に第1章の解剖学の章については下記のように改善いただけないでしょうか?非常に細かいことばかりなのですが、初学者として混乱してしまった部分でもありますし、私も今後さらに上位の資格を取りたいため、その際にも反映いただきたく思っています。
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1.各骨の部位をピックアップしたときに、左右どちらの骨を、どのような状態で、どの角度から見ているかが分かりづらかった
→例えばP45左上の肘関節についてですが、回内位と回外位の記載はあるものの、0からの初学者から見ると右手か左手なのかすらわかりづらく、さらに回内位というのは手のひらがどっちを向いているのかと調べながらやっと理解できた、という様子でした。
紙面の限りはあるかもしれませんが、より学びやすくするために肘関節についてだけピックアップするのではなく、上腕骨や手関節の全体が映っている絵の中で説明する方がとっつきやすいかと思いました。それであれば、右手なのか回内位なのかの説明がされずとも理解しやすくなると思われます。
2. 各筋肉の構造や位置関係も、分かりづらかった。
→当然3次元のものを無理やり2次元に変換して説明しているので仕方ない面はありつつも、各筋肉の位置関係や重層構造について、文字だけでなく絵で説明が欲しかったと思いました。内転筋群や、半腱様筋・半膜様筋についてはどの筋肉がどの程度の深さにあるのか、かなり分かりづらく理解に時間がかかったと記憶しています。
これまで身体を鍛える中でどうしても目に見える表層の筋肉ばかりに注目してきたので、インナーマッスルの位置関係=横から断面で見た際にどのようなレイヤー構造で筋肉が存在しているのかを知りたく思いました。(それにより、各トレーニングにおいて狙った部位だけに効かせられているかを確かめることができるのではと思います)
3. 触れられていない知識がいきなり出てきたり、説明の順番で戸惑うことも
非常に細かいですが、例えばP146に前鋸筋、P163に菱形筋が突然出てきますが、ここで触れたい場合には第1章の解剖のところで触れておくべきではないかと思いました。
また、P38の説明文には寛骨について説明されているにもかかわらず、その上の図には寛骨の構成要素である「腸骨・坐骨・恥骨」しか登場せず、「どこが寛骨なのか?」とかなり戸惑いました。その直後のP40にやっとそれらの関係が示されるわけですが、このあたりの説明の順番も工夫いただけるとよかったのかなと感じました。
4. 細かい言葉の使い分け
P48には、水平面の動きとして「水平内転・水平外転」の概念が登場しますが、直後のP49では同じ概念が「水平屈曲・水平伸展」という言葉に置き換わっています。これも最初同じ概念とは思わず、違う動きなのかと思って混乱してしまったので、テキスト内では同じ概念の情報を同じ単語で説明する、ないしは最初の段階で「水平屈曲(=水平内転)」などのような補足説明をすべきと思いました。あとは、他の方がおっしゃっているようにルビがあると助かります。
以上です。振り返って読んでみると、自分でもイチャモンレベルの細かいツッコミになってしまった気はしますが、初学者が勉強しづらくなると日本人全員トレーニー化計画という岡田先生の意にも反するのではないかと思い、敢えて記載させていただきました。(その意味で、僭越ながら★4とさせていただきました。すみません。)
これから変わらず先生のYouTubeを見ながら、トレーニングに励みたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
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・ある程度のトレーニーの方なら、2~4章についてはかなり基本的な知識なのでそこまで時間をかける必要はないと思います。さらっと読みながら、各トレーニング方法のメリット・デメリット、あるいは各トレーニングフォームの細かい知識も復習がてら入れ、さらには普段のトレーニングで感覚として掴んでおけるとベストです。特に、どのような細かい挙動でどの部位が鍛え分けできるのか、これを感覚として持てれば非常に今後のトレーニングにも役立つものと思います。(私も、まだ完璧ではありません)
・私が個人的に学びになった、かつTwitterの感想を見ていて試験でも差がついたであろうポイントは、第1章の解剖学のところでした。なので、その勉強の仕方について、特に詳細にまとめます。
<第1章:解剖学の勉強のコツ>
・勉強の順序は、テキスト通りに「骨」→「関節」→「筋肉」の順に厳密に従うことを勧めます。どうしても我々トレーニーは筋肉先行で知識を入れたくなるかもしれませんが、骨の上に靭帯や筋肉、腱があるという構造を考えると、骨の構造が100%理解できてから次のステップに行くほうが確実にスムーズです。
・ただしその際、2次元のテキストだけで理解するのには限界があります。(どこの骨をどの角度から見ているかすら分かりにくかったり…) なので、YouTubeで「脊柱 構造」「肩甲骨 構造」などと検索し、3次元で解説してくれている動画を1.5倍速とかでサクサク見ていきましょう。最初わからなくても、何回か見れば分かるようになります。
・筋肉の作用も、同様に3次元で理解しましょう!同じく、「股関節 作用」などで検索すれば色々出てきます。
・特に私のオススメは、YouTubeでRyosuke Itoさんという方が解説している動画です。骨の構造や筋肉の作用について、3Dのアプリを使って解説してくださっているので、「単に暗記する」ではなくリアルなイメージがついて理解が深まりました。
・また筋肉の作用を勉強する上では、「どの筋肉がどの作用を持つか?」と「どの作用にどの筋肉が使われているのか?」という両側面から勉強するのが非常にオススメです。(例:「肩関節の屈曲は、三角筋(前部)+大胸筋(鎖骨部)+(二頭筋)だな」 ⇔ 「逆に、三角筋(前部)は、肩関節の屈曲と内旋と水平内転だな」 といった感じです) 私はExcelで表を作って、筋肉名を縦列・作用を横列に並べて、該当するところに◯を付けて勉強していました。そうするとかなりスッキリと整理できます。
・ただ、下半身は表を作ろうとすると各筋肉の作用が複雑なため、各筋肉の主要な作用+各作用にかかわる腫瘍の筋肉だけをピックアップして覚える(=補助的に働く筋肉は捨てる)のもアリだと思います。私はここで点を落とすのはある程度覚悟してフォーカスしました。
以上です。より上位の資格も今後増えていくとのことですが、みなさん一緒にトレーニングしましょう!!!!
それでは…!!!パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!ハッ!!(笑顔
2022年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漢字の読み方が難しすぎて、、、
見慣れない漢字が多いので、ふりがながほしい。調べながら読まなくてはならず、非常に非効率。
見慣れない漢字が多いので、ふりがながほしい。調べながら読まなくてはならず、非常に非効率。
2022年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自身の勉強の為、またプロパーソナルトレーナーBODYMAKE検定の受験のために本書を購入しました。
検定も受け、結果として2級に合格しましたが、その上で本書のレビューを投稿致します。
結論から言って本書は検定対策テキストとしてはあまりにも不親切かつ不適切です。
自身の検定結果には4問の誤りがありましたが、うち2問は本書に明記されていない、あるいは説明不十分なことが原因の失点であると感じています。
また、単純な教本や参考書としても著者の思想や意見に偏った説明のある部分が多々あり、公的におすすめできるものではありません。
大前提として、本書はこれから新たにトレーナーを目指す人が手に取る検定対策テキストにもなっております。
だとするのであれば、本書は他の方も言及している「ルビが振られていない」をはじめとした、有識者ではない素人が学ぶには不十分な記述が多すぎます。
いわゆる「これくらいわかって当たり前」といったスタンスの説明が終始にわたり記されています。
下記に自分が思い当たる本書の問題点を並べていますが、これらは単純に問題視する点もあれば、本書を素人向けに書いているという大前提のもとで不適切と感じ挙げている点もございます。
(正直これら以外にも説明不足な部分や誤字脱字はあります。)
ご理解の上、参考にしていただけると幸いです。
「解剖学」
まず解剖学の章全体において、そもそも文章内にて太字であったり、わざわざ言及されている部位(例えば椎孔や椎間孔)に関して、図上での説明が一切無い事が多々あります。
一方で、触れられていない部位に関しての注釈は過剰なまでに存在するため、本書を検定対策テキストとして解釈した場合、受験者がポイントを押さえる上で混乱を招いてしまう様な構造となっています。
同様に、度々骨格系にて「〇〇の付着部である」といった筋系の情報を絡めた説明がありますが、その肝心の〇〇という筋肉については後半の筋系の章で一切の説明や図解が無いということが多々あります。
・骨格系
椎骨の項では、図にて第4腰椎・第2胸椎・第4頸椎が挙げられていますが、何故これらの部位を限定的に挙げているのかについては一切の言及がありません。
これは胸椎の説明においても同様で、第2や第6胸椎を挙げている理由が只々不明瞭です。
胸郭の項では、胸郭の形成要素である肋骨が12対図上では描かれておらず、説明文にある真肋と仮肋の解釈をする上で、混乱を招くような図になっています。
鎖骨と肩甲骨の項では、それぞれ図解している骨が左右どちらのものであるかが明記されておらず分かりづらいです。
骨盤の項では、骨盤の性差について言及されていますが、このうち骨盤上口はどの部分を指すのかについて言及がなく理解がしづらいです。
閉鎖孔についてもこの段階では説明が無く、言及するからには説明をこの時点で補うべきではないかと感じます。
寛骨の項では、腸骨体と腸骨翼、また座骨体と座骨枝などの部位分けについて説明がされていますが、図上では一切その部位分けについて示されておらず理解し難いです。
また、座骨結節の後にかっこ書きで「ハムストリングス」とありますが、どういう意図で書いているのかが不明瞭です。
前後関係から推測するに、ハムストリングスの起始であるという事を説明したかったのかと思いますが、そもそも検定対策テキストである以上、学び手に推測を促す様な表記は不適切ではないかと感じます。
肩関節の項では急に「機能的関節」として「第2肩関節」が出てくるが、この双方において説明が不十分です。
膝関節の項では、図上では「脛骨大腿関節」として示している部分が文章内では「大腿脛骨関節」と表記されています。
どちらでも良いのであれば、すくなくとも本書内ではどちらか一方に統一した、一貫性のある説明や表記を行うべきではないでしょうか。
・筋系
三角筋の項では、後部の作用について「外旋」の説明が無く、一方で中部には「外旋」の作用が示されています。
そもそも筋系の節においては、文章内で説明のある作用が図の作用の説明には明記されていないということが多々あります。
そのことから、この三角筋後部の作用についても同様の"不親切さ"が故なのかと思ってしまいそうなところですが、三角筋前部において内旋の作用を示していることから、三角筋後部において外旋の作用を示さないのは極めて不自然に感じます。
大腿の筋についての説明部で本書で唯一のルビが「鵞足」に振られていますが、はたしてどういう意図でここにのみルビ振っているのか甚だ疑問です。
試験で重要となってくる範囲なのかと思いきや、鵞足はおろか、その構成要因である筋系に絡めたような問題も有りませんでした。
内転筋群の項においては、それぞれの位置関係の説明があまりにもわかりづらいです。
本書を読んだ方ならわかるかと思いますが、まるでクイズや脳トレかのような説明の文構成に、どの筋が上に位置し、下に位置するのかが無駄に分かりづらいです。
「栄養学」
タンパク質量の接種目安として、「体重1kgあたり1.4~2g」と説明する一方で、後のボディメイク学の章では「除脂肪体重の2~3倍gを基本に…」と説明されています。
また、体脂肪を落とす場合の脂質接種量について総カロリーの15%は接種すべきと説明する一方で、ボディメイク学の章では「10%以下にすると体に悪影響が出る恐れがある」と説明されています。
双方とも「体重」と「除脂肪体重」、「接種すべき量」と「悪影響が出る量」といった違いがあるため、矛盾が生じているとはいえないラインですが、本書を検定対策テキストとして解釈するならば、こうした記述にはある程度の統一性を持たせるべきではないでしょうか。
脂質の節において、単純脂質や複合脂質の説明文上で、「・」と「、」の割り振りに誤りがあり、誤解を招くような表記となっています。
また脂肪酸の説明において、オメガ3系とオメガ6系が多価不飽和脂肪酸であることの注釈がある並びにおいて、オメガ9が一価不飽和脂肪酸であることの注釈がありません。
そもそも結合状態についての図解をするのであれば、オレイン酸やステアリン酸だけではなく、オメガ3系やオメガ6系の図解も並べて示すべきではないかと感じます。
タンパク質の分解と吸収の節において、小腸でオリゴペプチドがトリペプチドやジペプチドにまで分解されるとありますが、この「トリペプチド」と「ジペプチド」の結合状態についての説明が不十分であると感じます。
「ボディメイク学(理論)」
ボディメイク学の章においては、特に著者の個人的な思想がとても強く現れていると感じます。
本書を「指導者の為の資格や免許取得を助けるテキスト」だと解釈するのであれば、こういった個人の意見や思想が強く反映されているような解説は極めて不適切であると感じます。
中でもそれが強く表れているのは除脂肪法における、執拗なまでのローファット至上主義です。
ローカーボダイエットの項においてはそのメリットやメカニズムに関しては深く言及することなく、むしろデメリットばかりを主張している印象がとても強いです。
近年ではケトジェニックダイエットといった除脂肪法も、難度は高いものの情報として見受けられるようになっており、本書の目的を考慮するのであれば、そういったローカーボダイエットの類についても深い理解を得られるような解説があればもっとよかったのではないかと感じます。
食事の回数の項について、単的に申し上げて図の意味が理解し難いです。
参考文献からそのまま引っ張ってきたかのような図で、文章内との相関性が感じられず誤った表記のように思えます。
筋肥大の原則の項において、力学的刺激と科学的刺激についての説明がありますが、これについて検定では力学的刺激とそれに関係するトレーニング法を選択する問題がありました。
しかしながら、それらについて関連づけられた説明が本書では全くされておらず、本書を読んだだけでは解答不能な問題となっていました。
これは検定対策テキストとしてはかなり大きな問題ではないかと感じます。
分割法の項において「3オン1オフ」といった単語が公的に使われるワードかのように出てきますが、個人で調べた限りでは、そんな公的に使うような表現ではないように思えます。
ストレートセット法の項においてRMについての説明があり、このうち13RMと14RMにおいては何故か%が記載されていません。
いわゆる「1,2,3…8,9,10」のように中間を省略するような書き方なのであろうかと思いましたが、対して"RMと%の関係性についての問題が検定で出題された"という事実があり、そうである以上これは問題視せざるを得ません。
本来RMと%についてはそれを求める計算式が存在しますが、それについては一切の説明がありません。
RMについての問いを出題するのであれば、あるいはそれくらい重要なポイントであるとするのならば、こうした評価は省略をせず、少なくとも図に示した部分に関しては数字を全て表記するべきであるし、仮にその表記を省略するのであれば、それを求める計算式を示すべきであると感じます。
ピラミッド法の項において、ディセンディングピラミッドとフルピラミッドの違いが本書の説明だけでは極めて分かりづらいです。
いずれも「重量を増やす局面においては疲労を抑える」とあり、インターバルや重量の増やし方について違いを明記しないことには、これらの違いが曖昧になってしまいます。
また、同項の説明においてボリュームについて言及する部分がありますな、ここの説明は誤りでないかと解釈します。
そもそも本書では「ボリューム」の定義付けがされておらず、仮に定義を「重量×回数」とするのであれば本書内の例はボリューム不足とはいい難く、一方で「回数」のみに重点を置いてボリュームを定義するのであれば、本書で示している対応策は過剰であると言えます。
コンパウンドセット法の項では、スーパーセットの説明において拮抗筋と絡めた説明があります。
しかしその直後、その方法を否定するかのような解説がされており、本書を検定対策テキストとして解釈するのであればこういった記述は不要であると感じます。
この項の内容は検定で出題されており、こういった混乱を招くような「わたしはこちらが良いと思う」といった個人の思想をあたかも正しいかのようにテキストに記すのは避けるべきではないでしょうか。
レストポーズ法の項では、「ピンで重量調節をするマシンがおすすめ」と書かれているが、これも誤りではないでしょつか。
直前のディセンディングセット法の項にこれが書かれていれば理解できますが、重量調節を必要としないレストポーズ法にて、重量調節を速やかに行うことのできるマシンで実施するメリットが何故あるのか甚だ疑問です。
また急に「ハンマーストレングス」という言葉が出てきますが、こうした唐突な言葉選びにも本書の不親切さを感じます。
「ボディメイク学(実技)」
ダンベルプレスの項にて、ダンベル挙上の際の説明が、降ろしたときの説明になっているように思えます。
また、「ココが大事!」の注釈はおそらくOKとNGの写真が逆です。
ダンベルフライの項にて、本書で説明しているのはいわゆるデクラインダンベルフライなのですが、公的な意味においてのダンベルフライを解説するのであれば、こうしたあたかも「デクラインで行うのが基準」とするような内容は不適切であると言えます。
インクラインベンチプレスの項において、バーベルを床に対して垂直にすると説明があるが、これは明らかな誤りです。
恐らくは「垂直方向に挙上する」ということでしょう。
バーベルシュラッグの項において、ビハインドで持つ場合菱形筋に効くとあるが、本書では菱形筋の説明が一切ありません。
フロントレイズの項にて、厳密にはこれはオルタネイトダンベルフロントレイズになるので、ダンベルフライと同様不適切な内容に感じます。
ダンベルフレンチプレスの項において、「注意」の文字と共に「斜めに浅くイスに座る」とありますが、その下の説明文では「腰への負担が軽減、効きもよくなる」とポジティブな内容が示されています。
恐らく「注意」のアイコンは誤りでしょう。
チンニングの項において、上級者向けとして上体をのけぞる様に身体を挙げるチンニングの説明がありますが、ここには上腕二頭筋をより鍛えることが出来ると説明があります。
確かにそうなのですが、このやり方はどちらかというと広背筋下部に効かせるための種目として推奨されるようなフォームで、それよりも上腕二頭筋をピックアップして説明をするのはいささか不適切ではないかと感じます。
バックエクステンションの項において、対角にある手脚を挙げると効果的とありますが、やり方の一例として対角ではない同じ側の手脚を挙げる方法も示されており、この説明文だけでは同じ側の手脚を挙げる方法のメリットがいまいちわかりづらく感じます。
「柔軟性の化学」
ストレッチの節において、唐突にレジスタンストレーニングという言葉が出てくるが、それについての説明がされていません。
要するに筋力トレーニングの事を指すわけですが、こうした言葉に関しての説明をしっかりと、簡易的であっても都度すべきではないかと感じます。
また、PNFストレッチの説明や図解も「画期的な療法」と言い表す一方で、簡易的な説明で済まされておりあまりにも理解がしがたいです。
「索引」
ステロイドという言葉について、索引で示されているページには表記が無く、そもそも本書全体を通じて説明がされたことはありません。
(なお、索引では「ステロイド」と「ステロイドホルモン」は別項となっており、後者については示されているページに説明が"一応"あります。)
検定も受け、結果として2級に合格しましたが、その上で本書のレビューを投稿致します。
結論から言って本書は検定対策テキストとしてはあまりにも不親切かつ不適切です。
自身の検定結果には4問の誤りがありましたが、うち2問は本書に明記されていない、あるいは説明不十分なことが原因の失点であると感じています。
また、単純な教本や参考書としても著者の思想や意見に偏った説明のある部分が多々あり、公的におすすめできるものではありません。
大前提として、本書はこれから新たにトレーナーを目指す人が手に取る検定対策テキストにもなっております。
だとするのであれば、本書は他の方も言及している「ルビが振られていない」をはじめとした、有識者ではない素人が学ぶには不十分な記述が多すぎます。
いわゆる「これくらいわかって当たり前」といったスタンスの説明が終始にわたり記されています。
下記に自分が思い当たる本書の問題点を並べていますが、これらは単純に問題視する点もあれば、本書を素人向けに書いているという大前提のもとで不適切と感じ挙げている点もございます。
(正直これら以外にも説明不足な部分や誤字脱字はあります。)
ご理解の上、参考にしていただけると幸いです。
「解剖学」
まず解剖学の章全体において、そもそも文章内にて太字であったり、わざわざ言及されている部位(例えば椎孔や椎間孔)に関して、図上での説明が一切無い事が多々あります。
一方で、触れられていない部位に関しての注釈は過剰なまでに存在するため、本書を検定対策テキストとして解釈した場合、受験者がポイントを押さえる上で混乱を招いてしまう様な構造となっています。
同様に、度々骨格系にて「〇〇の付着部である」といった筋系の情報を絡めた説明がありますが、その肝心の〇〇という筋肉については後半の筋系の章で一切の説明や図解が無いということが多々あります。
・骨格系
椎骨の項では、図にて第4腰椎・第2胸椎・第4頸椎が挙げられていますが、何故これらの部位を限定的に挙げているのかについては一切の言及がありません。
これは胸椎の説明においても同様で、第2や第6胸椎を挙げている理由が只々不明瞭です。
胸郭の項では、胸郭の形成要素である肋骨が12対図上では描かれておらず、説明文にある真肋と仮肋の解釈をする上で、混乱を招くような図になっています。
鎖骨と肩甲骨の項では、それぞれ図解している骨が左右どちらのものであるかが明記されておらず分かりづらいです。
骨盤の項では、骨盤の性差について言及されていますが、このうち骨盤上口はどの部分を指すのかについて言及がなく理解がしづらいです。
閉鎖孔についてもこの段階では説明が無く、言及するからには説明をこの時点で補うべきではないかと感じます。
寛骨の項では、腸骨体と腸骨翼、また座骨体と座骨枝などの部位分けについて説明がされていますが、図上では一切その部位分けについて示されておらず理解し難いです。
また、座骨結節の後にかっこ書きで「ハムストリングス」とありますが、どういう意図で書いているのかが不明瞭です。
前後関係から推測するに、ハムストリングスの起始であるという事を説明したかったのかと思いますが、そもそも検定対策テキストである以上、学び手に推測を促す様な表記は不適切ではないかと感じます。
肩関節の項では急に「機能的関節」として「第2肩関節」が出てくるが、この双方において説明が不十分です。
膝関節の項では、図上では「脛骨大腿関節」として示している部分が文章内では「大腿脛骨関節」と表記されています。
どちらでも良いのであれば、すくなくとも本書内ではどちらか一方に統一した、一貫性のある説明や表記を行うべきではないでしょうか。
・筋系
三角筋の項では、後部の作用について「外旋」の説明が無く、一方で中部には「外旋」の作用が示されています。
そもそも筋系の節においては、文章内で説明のある作用が図の作用の説明には明記されていないということが多々あります。
そのことから、この三角筋後部の作用についても同様の"不親切さ"が故なのかと思ってしまいそうなところですが、三角筋前部において内旋の作用を示していることから、三角筋後部において外旋の作用を示さないのは極めて不自然に感じます。
大腿の筋についての説明部で本書で唯一のルビが「鵞足」に振られていますが、はたしてどういう意図でここにのみルビ振っているのか甚だ疑問です。
試験で重要となってくる範囲なのかと思いきや、鵞足はおろか、その構成要因である筋系に絡めたような問題も有りませんでした。
内転筋群の項においては、それぞれの位置関係の説明があまりにもわかりづらいです。
本書を読んだ方ならわかるかと思いますが、まるでクイズや脳トレかのような説明の文構成に、どの筋が上に位置し、下に位置するのかが無駄に分かりづらいです。
「栄養学」
タンパク質量の接種目安として、「体重1kgあたり1.4~2g」と説明する一方で、後のボディメイク学の章では「除脂肪体重の2~3倍gを基本に…」と説明されています。
また、体脂肪を落とす場合の脂質接種量について総カロリーの15%は接種すべきと説明する一方で、ボディメイク学の章では「10%以下にすると体に悪影響が出る恐れがある」と説明されています。
双方とも「体重」と「除脂肪体重」、「接種すべき量」と「悪影響が出る量」といった違いがあるため、矛盾が生じているとはいえないラインですが、本書を検定対策テキストとして解釈するならば、こうした記述にはある程度の統一性を持たせるべきではないでしょうか。
脂質の節において、単純脂質や複合脂質の説明文上で、「・」と「、」の割り振りに誤りがあり、誤解を招くような表記となっています。
また脂肪酸の説明において、オメガ3系とオメガ6系が多価不飽和脂肪酸であることの注釈がある並びにおいて、オメガ9が一価不飽和脂肪酸であることの注釈がありません。
そもそも結合状態についての図解をするのであれば、オレイン酸やステアリン酸だけではなく、オメガ3系やオメガ6系の図解も並べて示すべきではないかと感じます。
タンパク質の分解と吸収の節において、小腸でオリゴペプチドがトリペプチドやジペプチドにまで分解されるとありますが、この「トリペプチド」と「ジペプチド」の結合状態についての説明が不十分であると感じます。
「ボディメイク学(理論)」
ボディメイク学の章においては、特に著者の個人的な思想がとても強く現れていると感じます。
本書を「指導者の為の資格や免許取得を助けるテキスト」だと解釈するのであれば、こういった個人の意見や思想が強く反映されているような解説は極めて不適切であると感じます。
中でもそれが強く表れているのは除脂肪法における、執拗なまでのローファット至上主義です。
ローカーボダイエットの項においてはそのメリットやメカニズムに関しては深く言及することなく、むしろデメリットばかりを主張している印象がとても強いです。
近年ではケトジェニックダイエットといった除脂肪法も、難度は高いものの情報として見受けられるようになっており、本書の目的を考慮するのであれば、そういったローカーボダイエットの類についても深い理解を得られるような解説があればもっとよかったのではないかと感じます。
食事の回数の項について、単的に申し上げて図の意味が理解し難いです。
参考文献からそのまま引っ張ってきたかのような図で、文章内との相関性が感じられず誤った表記のように思えます。
筋肥大の原則の項において、力学的刺激と科学的刺激についての説明がありますが、これについて検定では力学的刺激とそれに関係するトレーニング法を選択する問題がありました。
しかしながら、それらについて関連づけられた説明が本書では全くされておらず、本書を読んだだけでは解答不能な問題となっていました。
これは検定対策テキストとしてはかなり大きな問題ではないかと感じます。
分割法の項において「3オン1オフ」といった単語が公的に使われるワードかのように出てきますが、個人で調べた限りでは、そんな公的に使うような表現ではないように思えます。
ストレートセット法の項においてRMについての説明があり、このうち13RMと14RMにおいては何故か%が記載されていません。
いわゆる「1,2,3…8,9,10」のように中間を省略するような書き方なのであろうかと思いましたが、対して"RMと%の関係性についての問題が検定で出題された"という事実があり、そうである以上これは問題視せざるを得ません。
本来RMと%についてはそれを求める計算式が存在しますが、それについては一切の説明がありません。
RMについての問いを出題するのであれば、あるいはそれくらい重要なポイントであるとするのならば、こうした評価は省略をせず、少なくとも図に示した部分に関しては数字を全て表記するべきであるし、仮にその表記を省略するのであれば、それを求める計算式を示すべきであると感じます。
ピラミッド法の項において、ディセンディングピラミッドとフルピラミッドの違いが本書の説明だけでは極めて分かりづらいです。
いずれも「重量を増やす局面においては疲労を抑える」とあり、インターバルや重量の増やし方について違いを明記しないことには、これらの違いが曖昧になってしまいます。
また、同項の説明においてボリュームについて言及する部分がありますな、ここの説明は誤りでないかと解釈します。
そもそも本書では「ボリューム」の定義付けがされておらず、仮に定義を「重量×回数」とするのであれば本書内の例はボリューム不足とはいい難く、一方で「回数」のみに重点を置いてボリュームを定義するのであれば、本書で示している対応策は過剰であると言えます。
コンパウンドセット法の項では、スーパーセットの説明において拮抗筋と絡めた説明があります。
しかしその直後、その方法を否定するかのような解説がされており、本書を検定対策テキストとして解釈するのであればこういった記述は不要であると感じます。
この項の内容は検定で出題されており、こういった混乱を招くような「わたしはこちらが良いと思う」といった個人の思想をあたかも正しいかのようにテキストに記すのは避けるべきではないでしょうか。
レストポーズ法の項では、「ピンで重量調節をするマシンがおすすめ」と書かれているが、これも誤りではないでしょつか。
直前のディセンディングセット法の項にこれが書かれていれば理解できますが、重量調節を必要としないレストポーズ法にて、重量調節を速やかに行うことのできるマシンで実施するメリットが何故あるのか甚だ疑問です。
また急に「ハンマーストレングス」という言葉が出てきますが、こうした唐突な言葉選びにも本書の不親切さを感じます。
「ボディメイク学(実技)」
ダンベルプレスの項にて、ダンベル挙上の際の説明が、降ろしたときの説明になっているように思えます。
また、「ココが大事!」の注釈はおそらくOKとNGの写真が逆です。
ダンベルフライの項にて、本書で説明しているのはいわゆるデクラインダンベルフライなのですが、公的な意味においてのダンベルフライを解説するのであれば、こうしたあたかも「デクラインで行うのが基準」とするような内容は不適切であると言えます。
インクラインベンチプレスの項において、バーベルを床に対して垂直にすると説明があるが、これは明らかな誤りです。
恐らくは「垂直方向に挙上する」ということでしょう。
バーベルシュラッグの項において、ビハインドで持つ場合菱形筋に効くとあるが、本書では菱形筋の説明が一切ありません。
フロントレイズの項にて、厳密にはこれはオルタネイトダンベルフロントレイズになるので、ダンベルフライと同様不適切な内容に感じます。
ダンベルフレンチプレスの項において、「注意」の文字と共に「斜めに浅くイスに座る」とありますが、その下の説明文では「腰への負担が軽減、効きもよくなる」とポジティブな内容が示されています。
恐らく「注意」のアイコンは誤りでしょう。
チンニングの項において、上級者向けとして上体をのけぞる様に身体を挙げるチンニングの説明がありますが、ここには上腕二頭筋をより鍛えることが出来ると説明があります。
確かにそうなのですが、このやり方はどちらかというと広背筋下部に効かせるための種目として推奨されるようなフォームで、それよりも上腕二頭筋をピックアップして説明をするのはいささか不適切ではないかと感じます。
バックエクステンションの項において、対角にある手脚を挙げると効果的とありますが、やり方の一例として対角ではない同じ側の手脚を挙げる方法も示されており、この説明文だけでは同じ側の手脚を挙げる方法のメリットがいまいちわかりづらく感じます。
「柔軟性の化学」
ストレッチの節において、唐突にレジスタンストレーニングという言葉が出てくるが、それについての説明がされていません。
要するに筋力トレーニングの事を指すわけですが、こうした言葉に関しての説明をしっかりと、簡易的であっても都度すべきではないかと感じます。
また、PNFストレッチの説明や図解も「画期的な療法」と言い表す一方で、簡易的な説明で済まされておりあまりにも理解がしがたいです。
「索引」
ステロイドという言葉について、索引で示されているページには表記が無く、そもそも本書全体を通じて説明がされたことはありません。
(なお、索引では「ステロイド」と「ステロイドホルモン」は別項となっており、後者については示されているページに説明が"一応"あります。)
2022年7月2日に日本でレビュー済み
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検定には興味はないけど買ってみました、これで2級が取れてしまうなんてことはないですよね?
気になった点
・インターバルは短いほうがいいという記述
・youtubeにアップしてる動画でも思ったけど岡田氏が興味ないせいでケトジェニック食、糖質制限食の扱いがひどい(私は中途半端な糖質制限は否定派です)、今のような立場で本を書き動画を上げるなら、実践した上でとは言わないがいい点悪い点どちらも挙げるような形で取り上げてほしい、個人的にはケトジェニック食に関しては試してみて手応えは悪くなかったので
・初心者をそろそろ抜け出したい私にはわりとためになる本でしたが私以上の方にはとても浅く感じてしまうのではないでしょうか
気になった点
・インターバルは短いほうがいいという記述
・youtubeにアップしてる動画でも思ったけど岡田氏が興味ないせいでケトジェニック食、糖質制限食の扱いがひどい(私は中途半端な糖質制限は否定派です)、今のような立場で本を書き動画を上げるなら、実践した上でとは言わないがいい点悪い点どちらも挙げるような形で取り上げてほしい、個人的にはケトジェニック食に関しては試してみて手応えは悪くなかったので
・初心者をそろそろ抜け出したい私にはわりとためになる本でしたが私以上の方にはとても浅く感じてしまうのではないでしょうか
2022年6月24日に日本でレビュー済み
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中級レベルのトレーニーなら知っていることばかりです。この程度でプロパーソナルトレーナーになれるはずない。1級に期待
2022年4月21日に日本でレビュー済み
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内容は網羅性もあり、とても満足していますが、本当に本当に本当に残念ながら解剖学のセクションで名称が無数に出てくるのですがルビが無く学習効率が最低です。
読み方を調べるだけで膨大な時間を要してしまい、全く先に進みません…
学習書としては本当に残念です…
読み方を調べるだけで膨大な時間を要してしまい、全く先に進みません…
学習書としては本当に残念です…