野太いべースラインと煌めくようなギター、そしてエドウィン・コリンズの渋さと若々しさが入り交じった歌声に導かれる冒頭の(1)から一気に引き込まれる。
リズム&ブルースそしてヴェルヴェット・アンダーグラウンドやボウイの影響を自分たちなりに表現しようとした懸命で若々しい演奏、それに乗せた青春の苛立ちや苦悩を歌ったソングライティングは確実にパンク以後の世代ならではの切実さを表している。
それはグラスゴーであれ日本であれ、いつまでも普遍的に心に刺さる。
ネオ・アコースティックというレッテルでは評価しきれない1982年のデビューアルバムにしてポストパンクの名盤。名曲(5)からアル・グリーンのカヴァー(6)へ繋がるくだりはいつ聴いても胸が熱くなる。
キャント・ハイド・ユア・ラヴ・フォーエヴァー
¥752 ¥752 税込
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 1998/3/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥752 | — | ¥693 |
CD, インポート, 1998/3/9
"もう一度試してください。" | インポート | — | ¥915 |
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曲目リスト
1 | フォーリング・アンド・ラフィング |
2 | アンタイトルド・メロディ |
3 | ワン・ライト |
4 | テンダー・オブジェクト |
5 | ダイイング・デイ |
6 | L.O.V.E.(ラヴ) |
7 | インテュイション・トールド・ミー |
8 | アップワーズ・アンド・オンワーズ |
9 | サテライト・シティ |
10 | スリー・チアーズ・フォー・アワ・サイド |
11 | コンソレーション・プライズ |
12 | フェリシティ |
13 | イン・ア・ナットシェル |
14 | ユー・オールド・エキセントリック |
15 | インテュイション・トールド・ミー |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
NICE VALUE 1750シリーズ、オレンジ・ジュース編。エドウィン・コリンズ率いるオレンジ・ジュースの、`82年発表のファースト・アルバム。「フォーリング・アンド・ラフィング」「アンタイトルドメロディ」「フェリシティ」他、全15曲収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.22 x 11.94 x 1.27 cm; 90.72 g
- メーカー : ポリドール
- EAN : 4988005211941
- 製造元リファレンス : POCP-2613
- 時間 : 44 分
- レーベル : ポリドール
- ASIN : B0000565U9
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,620位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 27,685位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年3月24日に日本でレビュー済み
ネオアコ等言葉は存在していなかった時代のレコード。
全くそう言うムーブメントに乗っかる意識が無いがゆえに
今聴くと独自の孤高の存在になった名盤。
いいメロディーの曲をディストーション無しのエレキギター
のクリアーなサウンドで、タイトにリズミックに聞かせる。
歌は俗に言われるネオアコ的線の細いものでは無く、歌心溢れた
中、低音。中心の歌声。艶のある男前ビブラートで聞かせる。
このバンドは演奏が拙い等を聞きますがそんなことは無いです。
つんのめるような疾走感のドラムスはリズム展開がたくみです。
パステルズの初期のレコードのように本当によたっているのではなく、
独特のタイトさ、引き締まった疾走感があり別格で、
後任のジークとは一線を画する。
ワンコード内を動きまくって色彩を与えるベースは、ビーチボーイズから
ポールマッカートニーへと影響を与えた歌うベースにトーキングヘッズの
もつ妙なファンクベースが混ざった独特のライン。
Falling And Laughingではイントロから
印象的かつ忘れられないラインを生み出している。
ギターサウンドは、折り絡まるようにリズムを刻んだり単音や
アルペジオを巧みに入れてそこがフックになっている。
演奏スタイルやサウンドはトーキングヘッズやベルベットアンダーグラウンドのような
ストイックなタイプなのに楽曲の歌物思考が曲をメロディアスにさせてポップソングたらしめている。
エドゥィンはメロディクなコード主体、ジェイムスカークはトリッキーで
ハネ感があり、尋常では思い浮かないフレーズのオンパレード。
曲をコードだけにしてみてあれほど遊び心溢れたフレーズは作れるだろうか。
似たような楽器編成で演奏してもオレンジジュース風にすらならないのは
その内に秘めたロックやソウルへの造詣の深さにある。
ネオアコを聴いて影響を受け、演奏してもオレンジジュースの
ような孤高の楽曲にはならない。
また、エドウィンコリンズの作る曲はコード進行が優れています。
同時期バンドのアズテックカメラはテンションやジャズのコードを使って
叙情的な曲をつくっていたが、エドウィンコリンズは普通のコードの
連なりのコード進行とそこにつけるメロディラインが優れている。
Dying Dayを聴けばその巧みなコード進行と感動的なメロディライン
がわかる。また、同Dying Dayを歌ってみればわかるが
声域の幅は言われているほど狭くは無く、
意外と広くエドウィンコリンズのように高音、中音、高音と
滑らかにビブラートさせる事は難しい。
あとアコースティックギターは
In A NutshellとIntuition Told Me, Pt. 1
くらいででほんの少ししか使われていないのも
ポイントです。
日本でしか存在しない言葉(ネオアコ)とは
演奏スタイルや楽曲の雰囲気や精神を差すのであって
楽器の事ではないのではないだろうか…
追記。
フランツフェルディナンド等2000年代のバンド
にも大きく影響を与えている。
全くそう言うムーブメントに乗っかる意識が無いがゆえに
今聴くと独自の孤高の存在になった名盤。
いいメロディーの曲をディストーション無しのエレキギター
のクリアーなサウンドで、タイトにリズミックに聞かせる。
歌は俗に言われるネオアコ的線の細いものでは無く、歌心溢れた
中、低音。中心の歌声。艶のある男前ビブラートで聞かせる。
このバンドは演奏が拙い等を聞きますがそんなことは無いです。
つんのめるような疾走感のドラムスはリズム展開がたくみです。
パステルズの初期のレコードのように本当によたっているのではなく、
独特のタイトさ、引き締まった疾走感があり別格で、
後任のジークとは一線を画する。
ワンコード内を動きまくって色彩を与えるベースは、ビーチボーイズから
ポールマッカートニーへと影響を与えた歌うベースにトーキングヘッズの
もつ妙なファンクベースが混ざった独特のライン。
Falling And Laughingではイントロから
印象的かつ忘れられないラインを生み出している。
ギターサウンドは、折り絡まるようにリズムを刻んだり単音や
アルペジオを巧みに入れてそこがフックになっている。
演奏スタイルやサウンドはトーキングヘッズやベルベットアンダーグラウンドのような
ストイックなタイプなのに楽曲の歌物思考が曲をメロディアスにさせてポップソングたらしめている。
エドゥィンはメロディクなコード主体、ジェイムスカークはトリッキーで
ハネ感があり、尋常では思い浮かないフレーズのオンパレード。
曲をコードだけにしてみてあれほど遊び心溢れたフレーズは作れるだろうか。
似たような楽器編成で演奏してもオレンジジュース風にすらならないのは
その内に秘めたロックやソウルへの造詣の深さにある。
ネオアコを聴いて影響を受け、演奏してもオレンジジュースの
ような孤高の楽曲にはならない。
また、エドウィンコリンズの作る曲はコード進行が優れています。
同時期バンドのアズテックカメラはテンションやジャズのコードを使って
叙情的な曲をつくっていたが、エドウィンコリンズは普通のコードの
連なりのコード進行とそこにつけるメロディラインが優れている。
Dying Dayを聴けばその巧みなコード進行と感動的なメロディライン
がわかる。また、同Dying Dayを歌ってみればわかるが
声域の幅は言われているほど狭くは無く、
意外と広くエドウィンコリンズのように高音、中音、高音と
滑らかにビブラートさせる事は難しい。
あとアコースティックギターは
In A NutshellとIntuition Told Me, Pt. 1
くらいででほんの少ししか使われていないのも
ポイントです。
日本でしか存在しない言葉(ネオアコ)とは
演奏スタイルや楽曲の雰囲気や精神を差すのであって
楽器の事ではないのではないだろうか…
追記。
フランツフェルディナンド等2000年代のバンド
にも大きく影響を与えている。
2004年7月24日に日本でレビュー済み
ネオアコ、初期のこのアルバム
CDのあとにアナログでも再販されました。
ネオアコの中でも、かなり素直な演奏とさわやかさが
際立ってます。でも、それだけじゃなくてAL greenのカバー
していたりと、随所にセンスが光ります・・・
つーか、このアルバムが大好きなんです!
CDのあとにアナログでも再販されました。
ネオアコの中でも、かなり素直な演奏とさわやかさが
際立ってます。でも、それだけじゃなくてAL greenのカバー
していたりと、随所にセンスが光ります・・・
つーか、このアルバムが大好きなんです!
2010年9月9日に日本でレビュー済み
80'sネオアコの1stアルバムの名盤には、なぜか本人たちが映っているジャケよりも、印象的な絵や写真などが多い。アズテック・カメラ、プリファブ・スプラウト、ペイル・ファウンテンズ、フレンズ・アゲイン、ギャングウェイなどもそうだ。そしてこのイルカジャケは、その中でも特に印象的だ。フレッシュな弾ける感じが、そのまま音を表しているとも言えるし、中身は結構ねじれた文学的作品なのだよとも言える。You must think me very naiveという、なんともネオアコを象徴するような歌詞から始まる本作は、「ライ麦畑でつかまえて」などに登場する若者の心情が、普遍的で、ありのままの真実であったことを告げている。ソウル風味が、どうこうとかはない。それはただ自然に彼らが取り込んでいただけのこと。例えばペイル・ファウンテンズが映画音楽から影響を受けていたように。しかるにネオアコというか、アンチ・パンクな80年代初期のシーンに共通するのは、文学的な若者の反骨精神だということだ。僕らはそこに惹きつけられた。
2003年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはり1曲目「フォーリング・アンド・ラフィング」でしょうか、面白いのは。
エレアコギターのキラメク音色に乗って、元気一杯のヴォーカル。
でも、私的にこのヴォーカリストの声音はダメだなあ。なんかイヤらしいだよなあ(苦笑)。
エレアコギターのキラメク音色に乗って、元気一杯のヴォーカル。
でも、私的にこのヴォーカリストの声音はダメだなあ。なんかイヤらしいだよなあ(苦笑)。
2010年5月23日に日本でレビュー済み
当時、イギリス盤のこのアルバムが貴重で貴重で・・・
ラブを聞いて、速攻、アル・グリーンのアルバムを買ったのを
思い出します。
ラブを聞いて、速攻、アル・グリーンのアルバムを買ったのを
思い出します。
2004年6月5日に日本でレビュー済み
自分の周りの世界に対する、希望、挫折、妬み、喜び、諦め等が
ひしひしと伝わってくる。
誰にも必ずあった「あの頃」を確実に思い出させてくれる一枚。
自分が世界の中心だった「あの頃」。
演奏が下手でもいいじゃや無いか。このバンドは「至らなさ」こそが
全てであり「究極の若気の至り」を結果として具現化してしまったのだから。
僕らは、彼らのギターの一音一音、ドラムとベースのつたないリズム、
そしてフラフラと精一杯にあがくボーカルにただ身を任せて、
「どうして自分の青春がこんなにも輝いていなかったのか」と歯軋りしていればいい。
誰もが手に入れることが出来たのに手に入れられなかった青春がここにはある。
ひしひしと伝わってくる。
誰にも必ずあった「あの頃」を確実に思い出させてくれる一枚。
自分が世界の中心だった「あの頃」。
演奏が下手でもいいじゃや無いか。このバンドは「至らなさ」こそが
全てであり「究極の若気の至り」を結果として具現化してしまったのだから。
僕らは、彼らのギターの一音一音、ドラムとベースのつたないリズム、
そしてフラフラと精一杯にあがくボーカルにただ身を任せて、
「どうして自分の青春がこんなにも輝いていなかったのか」と歯軋りしていればいい。
誰もが手に入れることが出来たのに手に入れられなかった青春がここにはある。
2006年7月10日に日本でレビュー済み
このアルバムはネオアコと呼ばれていますが、そんな生温いものじゃなく、確実にポストパンクの文脈で語られるべきアルバムです。これに似た音楽は他にちょっと思い付かないくらいアバンギャルド。メロもリズムもギターもとても独特で、彼らなりのパンクロックに対する愛情が聴き取れます。踊り方なんて人それぞれ、自由にやろうぜって感じ。とにかく、名盤のひとつに挙げられる一枚です。
他の国からのトップレビュー
DEAN.
5つ星のうち5.0
A TREASURE.
2014年4月26日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Well deserving of top marks, as fresh today as when it was released, I did take a gamble with this purchase has they seem to have passed me by and I could not remember them, but listening to reviews I bought it and I was so glad I did.
Full of energy but well polished.
Go for it, Deano.
Full of energy but well polished.
Go for it, Deano.
Das Kickerboot
5つ星のうち5.0
Classic Scottish Pop
2000年12月10日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Recorded in less than a week, this album contains wonderful melodies combined with self-effacing lyrics. The spontaneous sound of a new band with a new idea, showing influences of The Byrds, Chic, Velvet Underground.... yet still sounding totally original. This Glasgow band was on the Postcard label, along with Josef K and Aztec Camera. This album remains one of the all-time greatest albums of the 1980s,and is a great moment in the British new wave.
Steve Dawson
5つ星のうち5.0
I'd forgotten how brilliant it is
2015年2月12日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I hadn't heard this album for years, due to my copy being on a home-recorded cassette. I'd forgotten how brilliant it is. Apart from content, the sound quality is excellent.
Blade
5つ星のうち4.0
Juice.
2016年2月7日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Reminds me of The Smiths. Some good songs, vocalist takes a bit of getting used to.
Tait
5つ星のうち5.0
Five Stars
2017年10月25日に英国でレビュー済みAmazonで購入
One of the most underrated bands of all time. A sublime, sophisticated and soulful album.