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フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義 単行本(ソフトカバー) – 2020/7/23
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購入オプションとあわせ買い
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
世界は予期せず突然に変わった。最も古くて最も新しい「フードテック」の最新事情が一望できる本書は、これからの進路を指し示す羅針盤のようだ。
(連続起業家・投資家 孫 泰蔵氏)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
まだ間に合う! 「食のアフターデジタル」
フードテックの潮流を知ることは、全産業転換の見取り図を得ること。
この本には、具体とフレームワークが詰まっている。
(IT批評家・尾原和啓氏)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2025年までに世界700兆円に達すると言われる超巨大市場「フードテック」--。
あなたの食体験はどう変わり、どんなビジネスチャンスが生まれているのか?
本物の肉のような「植物性代替肉」「培養肉」、
食領域のGAFAとも言われる「キッチンOS」、
店舗を持たないレストラン「ゴーストキッチン」、
Amazon Goに代表される「次世代コンビニ」・・・・・・。
With&アフターコロナ時代の「食」在り方を探索し、
世界最先端のフードビジネスを徹底解説する日本初のビジネス書が、ついに刊行!
食品メーカーから外食、小売り、家電、IT、不動産まで、
あらゆる業界を巻き込み、「食×テクノロジー」を起点とした新ビジネスが勃興する。
この世界で、日本のプレーヤーが、再び輝きを取り戻すための秘策とは--。
グローバルの変化を深く理解しながら、日本の現状とよりよい食の近未来を考える、
「次のアクション」につながるビジネスのヒントが満載!
<本書のポイント >
●初公開! アフターコロナ時代の羅針盤「Food Innovation Map 2.0」
あなたの会社が目指すのはどこだ?
「生活者体験」「実現する技術/仕組み」「センシング技術/先端素材」の3つの階層で、
食体験を豊かにするキーテクノロジー、新サービス、近未来キーワードを徹底網羅。
アフターコロナ時代を見据えたビジネス戦略のヒントが見つかる!
●業界を代表するキーパーソンが語る「食の未来」
・味の素 代表取締役社長 西井孝明氏、代表取締役副社長/CDO 福士博司氏、専務執行役員/CIO 児島宏之氏
・ロイヤルホールディングス 会長 菊地唯夫氏
・インポッシブルフーズ SVP International ニック・ハラ氏
・不二製油グループ本社 代表取締役社長 清水洋史氏
・ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス 代表取締役社長 藤田元宏氏
・予防医学研究者 石川善樹氏
・HAJIME オーナーシェフ 米田肇氏
・Mr.CHEESECAKE 田村浩二氏 (順不同)
【目次】
序章 フードテック革命に「日本不在」という現実
第1章 今、なぜ「フードテック」なのか
1. 急増する食領域のスタートアップ投資
2. 今求められる「食の価値の再定義」
3. 食のウェルビーイングを実現する旗手たち
第2章 世界で巻き起こるフードイノベーションの全体像
1. そもそもフードテックとは何か
2. 初公開「フード・イノベーション・マップ2・0」
3. 食の進化を見通す「16のキートレンド」
第3章 With&アフターコロナ時代のフードテック
1. パンデミックで見えてきた食の課題とは
2. 新型コロナ禍が変えた食の価値とビジネス
3. アフターコロナで求められる注目の5つの領域
第4章 「代替プロテイン」の衝撃
1. 代替プロテイン市場が急成長したワケ
2. 代替肉の先端プレーヤーが成功した理由
3. 日本にも眠る代替プロテイン技術
第5章 「食領域のGAFA」が生み出す新たな食体験
1. 「キッチンOS」とは何か
2. IoT家電で見える化された食卓の姿
3. 世界で台頭する「キッチンOS」プレーヤー
4. 「食のデータ」がサービス連携の要に
【Column】世界の台所探検家・岡根谷実里氏が見た料理のパワー
第6章 超パーソナライゼーションが創る食の未来
1. 「マス」から個別最適化された世界へ
2. パーソナライズに必要な3つのデータ
3. 「食のネットフリックス」は現れるのか
【Column】AIが未然に回復食を提示する世界(ヒューマノーム研究所寄稿)
第7章 フードテックによる外食産業のアップデート
1. 外食産業を取り巻く「不都合な真実」
2. 効率化を超えた「フードロボット」の可能性
3. 移動型レストランとしての「自動販売機3・0」
4. 急成長フードデリバリー&ピックアップ
5. デリバリーの裏側を支えるゴーストキッチン
6. 外食ビジネスの未来、5つの方向性
【Column】超未来食レストラン OPENMEALSの取り組み
第8章 フードテックを活用した食品リテールの進化
1. 食品リテールの新たなミッション
2. 地盤沈下し続ける食品リテール
3. Amazon Goが示した究極のリテールテック
4. 食業態革新を目指す既存プレーヤーと異業種からの参入
第9章 食のイノベーション社会実装への道
1. 事業創造に向けた5つのトレンド
2. スタートアップ投資もオープンラボ型へ
3. 日本でも始まった「食の共創」
4. 企業の枠組みを超えたフードイノベーション
【Column】世界屈指の「美食の街」から生まれるフードテック(Basque Culinary Centerレポート)
第10章 新産業「日本版フードテック市場」の創出に向けて
1. フードテックの本質的な役割と未来の姿
2. 12項目のフューチャー・フード・ビジョン
3. 求められる食の進化とカギとなる取り組み
4. グローバル視点で日本市場の可能性を考える
【Column】The Future Food Institute(FFI)創業者 サラ・ロバーシ氏(寄稿)
おわりに 改めて思う「日本はすぐ動かねばならぬ」
【2大巻末収録】
アフターコロナ時代の羅針盤「Food Innovation Map 2.0」
あなたなら何を目指す「? Future Food Vision 1.0」
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2020/7/23
- 寸法21 x 14.8 x 2 cm
- ISBN-104296106716
- ISBN-13978-4296106714
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出版社より
●初公開!「Food Innovation Map 2.0(フード・イノベーション・マップ2.0)」
●あなたなら何を目指す?「Future Food Vision 1.0(フューチャー・フード・ビジョン1.0)」
商品の説明
著者について
田中宏隆(たなか・ひろたか)
シグマクシス Director /「 スマートキッチン・サミット・ジャパン」主催。パナソニックを経て、マッキンゼーでハイテク・通信業界を中心に8年間に渡り成長戦略立案・実行、M&A、新事業開発、ベンチャー協業などに従事。17年シグマクシスに参画。食を起点とした事業共創エコシステムを通じた新産業創出を目指す。一般社団法人SPACE FOODSPHERE理事。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。慶應義塾大学経済学部卒。南カリフォルニア大学MBA取得
岡田亜希子(おかだ・あきこ)
シグマクシス Research / Insight Specialist。アクセンチュアを経て、マッキンゼーにて10年間、ハイテク・通信分野のリサーチスペシャリストとして従事。17年シグマクシスに参画。「スマートキッチン・サミット・ジャパン」の創設およびその後の企画・運営に参画する他、フードテック関連のコミュニティー構築、インサイトの深化、情報発信などの活動に従事。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了
瀬川明秀(せがわ・あきひで)
シグマクシス Principal。出版社にて経済記者、編集者として、数々のメディア立ち上げに従事。27年間の編集経験を経て、17年シグマクシスに参画。フードテック関連の情報発信に従事する他、大手企業の組織変革、メディア業界の新規事業などのコンサルティング案件にも参画する。早稲田大学総合研究機構招聘研究員。著書に『アグリゲーター』『ホワイト企業』など。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
外村 仁(ほかむら・ひとし)
スクラムベンチャーズ Partner。Bain & company、Appleを経て、2000年にシリコンバレーで起業。Evernote日本法人会長を務めた後、16年から現職。SFから勃興するフードテックコミュニティーに参加し、早期エバンジェリストとして日本でフードテックコミュニティーを形成、「スマートキッチン・サミット・ ジャパン」を共同創設。総務省の「異能(Inno)vation」プログラムアドバイザー。Basque Culinary Centerのインキュベーション施設「LABe」メンター。東京大学工学部卒。スイスIMD(国際経営大学院)MBA取得
シグマクシス Director /「 スマートキッチン・サミット・ジャパン」主催。パナソニックを経て、マッキンゼーでハイテク・通信業界を中心に8年間に渡り成長戦略立案・実行、M&A、新事業開発、ベンチャー協業などに従事。17年シグマクシスに参画。食を起点とした事業共創エコシステムを通じた新産業創出を目指す。一般社団法人SPACE FOODSPHERE理事。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。慶應義塾大学経済学部卒。南カリフォルニア大学MBA取得
岡田亜希子(おかだ・あきこ)
シグマクシス Research / Insight Specialist。アクセンチュアを経て、マッキンゼーにて10年間、ハイテク・通信分野のリサーチスペシャリストとして従事。17年シグマクシスに参画。「スマートキッチン・サミット・ジャパン」の創設およびその後の企画・運営に参画する他、フードテック関連のコミュニティー構築、インサイトの深化、情報発信などの活動に従事。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了
瀬川明秀(せがわ・あきひで)
シグマクシス Principal。出版社にて経済記者、編集者として、数々のメディア立ち上げに従事。27年間の編集経験を経て、17年シグマクシスに参画。フードテック関連の情報発信に従事する他、大手企業の組織変革、メディア業界の新規事業などのコンサルティング案件にも参画する。早稲田大学総合研究機構招聘研究員。著書に『アグリゲーター』『ホワイト企業』など。『フードテックの未来』(日経BP総研)監修。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
外村 仁(ほかむら・ひとし)
スクラムベンチャーズ Partner。Bain & company、Appleを経て、2000年にシリコンバレーで起業。Evernote日本法人会長を務めた後、16年から現職。SFから勃興するフードテックコミュニティーに参加し、早期エバンジェリストとして日本でフードテックコミュニティーを形成、「スマートキッチン・サミット・ ジャパン」を共同創設。総務省の「異能(Inno)vation」プログラムアドバイザー。Basque Culinary Centerのインキュベーション施設「LABe」メンター。東京大学工学部卒。スイスIMD(国際経営大学院)MBA取得
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2020/7/23)
- 発売日 : 2020/7/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 400ページ
- ISBN-10 : 4296106716
- ISBN-13 : 978-4296106714
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 56,755位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これからの食品業界で考えなければならないことが、良くわかりました。
2021年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今世の中のフード業界で何が起きているか、がわかる一冊。
ただし、重量版。読み応えがある。
コロナの影響も加味されており、詳しくわかった。
特に10章に作者の思いが込められており、色々な可能性を感じられてよかった。
ただし、重量版。読み応えがある。
コロナの影響も加味されており、詳しくわかった。
特に10章に作者の思いが込められており、色々な可能性を感じられてよかった。
2021年1月24日に日本でレビュー済み
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本書は、フードテックの全体像と個別事例からトレンドを理解し、かつ食に関わる事業創造のトレンドを伝える。
まだ類書がなく、まとまった情報源がない中で、国内外の企業・大学・公のフードテック事例が公開されており、参考になる良書。
やや冗長な点も見られ、読み通すのに6時間ほどかかったが、飲食業界の関係者のみならず、周辺業界から食と掛け合わせることにより何かしらの事業機会を検討している人も読んでおくべきだと思う。
例えば、以下のような内容。
■フードテックとは
・狭義では食のシーンにデジタル技術(特にIoT)やバイオサイエンスなどが融合することで起こるイノベーションのトレンドを総称した言葉。
・今後フードテックの市場規模が2025年までに700兆円規模に達するという予測もある。
■食を取り巻く環境の変化
・価値観の広がり:「効率性」「おいしさ」「利便性」という従来の概念を超えて、「発見する喜び」「コミュニティーの育み」「個性の表現」「信頼」「協力」など新しい価値が現れている。
・Food for Well-being(ウェルビーイング)〟という考え方:食を通じてより良く生きる状態。体と心の健康のほか、自分らしさの表現や楽しみ、持続可能な社会の達成といった考え方も。
■国内フードテック企業の例
・スタートアップ:ベースフード(完全栄養の主食)、LOAR&ROAD(IoTティーポット)、スナックミー(アプリと連動した菓子の定期購入)、プランテックス(都心の無農薬植物工場)、デイブレイク(急速冷凍とフードロス削減)、コークッキング(フードシェアリング)、キャンイート(食事制限者の外食サービス)、コネクテッドロボティクス(厨房支援ロボット開発)、ユーボ(レストラン用スマートサービングシステム)
・大手:不二製油、大塚食品(植物性プロテイン)、日清食品HD(培養肉)、ニチレイ(食の嗜好性可視化サービス)、ソニー(ロボティクスガストロノミー)、ロイヤル(外食店舗デジタルオペレーション)、クックパッド(レシピ連動調味料サーバ)、味の素(食関連データのAPI化)
■フードテックのトレンド
・データの見える化:「キッチンOS」と呼ばれる家電製品でデータを吸い上げることで、生活者の行動がより理解できるようになる。
・プラットフォームとアンバンドル:フードデリバリーなどプラットフォームを中心としたエコシステムの形成。そして、食材、シェフ、調理、顧客が1つの場にいて成立していた飲食店が、それぞれの「場」や「機能」が解体されていく。
・エンタメとしての料理:調理そのものを楽しくするような調理家電、またオンラインで繋がるストリーミング型の料理教室など、料理によってより良い時間が過ごせることが重要になる。
・代替プロテインの拡大 :植物性プロテイン、マイコプロテイン(糸状菌)、昆虫食、培養肉、微生物・発酵といった家畜肉に代わるプロテイン開発。
■レストランや食品小売りに求められる役割の変化
・レストラン:美味しいものを提供する場から、より「体験価値を提供する場」へのシフト。顧客にどのような気持ちになってもらうか。レストランがネット通販やテークアウト、デリバリーをする場合は、レストランにつなぐための商品と位置付けとなるよう差別化する。
・食品小売り:「顧客が求めているものを安く提供する」ことではなく「顧客のウェルビーイングを良くする」ことへのシフト。医食同源×パーソナライゼーション、グローサラント(購入した食品をその場で調理してもらう)などを実現するために、新しい価値を創り出すプレーヤーと価値検証しながらつくっていくマインドセットとスキル。
■キーワード
バーティカルファーミング技術、医食同源のエビデンス構築、食に関わるデータ構築・アルゴリズム開発、フードロボット・自販機3・0の開発、次世代プラスチック技術、センシングデバイス開発、代替プロテイン(タンパク質)技術(調味・味付け技術、装置産業としての培養肉製造システム、発酵ベースのプロテイン開発など)、次世代小物家電の開発、急速解凍技術
まだ類書がなく、まとまった情報源がない中で、国内外の企業・大学・公のフードテック事例が公開されており、参考になる良書。
やや冗長な点も見られ、読み通すのに6時間ほどかかったが、飲食業界の関係者のみならず、周辺業界から食と掛け合わせることにより何かしらの事業機会を検討している人も読んでおくべきだと思う。
例えば、以下のような内容。
■フードテックとは
・狭義では食のシーンにデジタル技術(特にIoT)やバイオサイエンスなどが融合することで起こるイノベーションのトレンドを総称した言葉。
・今後フードテックの市場規模が2025年までに700兆円規模に達するという予測もある。
■食を取り巻く環境の変化
・価値観の広がり:「効率性」「おいしさ」「利便性」という従来の概念を超えて、「発見する喜び」「コミュニティーの育み」「個性の表現」「信頼」「協力」など新しい価値が現れている。
・Food for Well-being(ウェルビーイング)〟という考え方:食を通じてより良く生きる状態。体と心の健康のほか、自分らしさの表現や楽しみ、持続可能な社会の達成といった考え方も。
■国内フードテック企業の例
・スタートアップ:ベースフード(完全栄養の主食)、LOAR&ROAD(IoTティーポット)、スナックミー(アプリと連動した菓子の定期購入)、プランテックス(都心の無農薬植物工場)、デイブレイク(急速冷凍とフードロス削減)、コークッキング(フードシェアリング)、キャンイート(食事制限者の外食サービス)、コネクテッドロボティクス(厨房支援ロボット開発)、ユーボ(レストラン用スマートサービングシステム)
・大手:不二製油、大塚食品(植物性プロテイン)、日清食品HD(培養肉)、ニチレイ(食の嗜好性可視化サービス)、ソニー(ロボティクスガストロノミー)、ロイヤル(外食店舗デジタルオペレーション)、クックパッド(レシピ連動調味料サーバ)、味の素(食関連データのAPI化)
■フードテックのトレンド
・データの見える化:「キッチンOS」と呼ばれる家電製品でデータを吸い上げることで、生活者の行動がより理解できるようになる。
・プラットフォームとアンバンドル:フードデリバリーなどプラットフォームを中心としたエコシステムの形成。そして、食材、シェフ、調理、顧客が1つの場にいて成立していた飲食店が、それぞれの「場」や「機能」が解体されていく。
・エンタメとしての料理:調理そのものを楽しくするような調理家電、またオンラインで繋がるストリーミング型の料理教室など、料理によってより良い時間が過ごせることが重要になる。
・代替プロテインの拡大 :植物性プロテイン、マイコプロテイン(糸状菌)、昆虫食、培養肉、微生物・発酵といった家畜肉に代わるプロテイン開発。
■レストランや食品小売りに求められる役割の変化
・レストラン:美味しいものを提供する場から、より「体験価値を提供する場」へのシフト。顧客にどのような気持ちになってもらうか。レストランがネット通販やテークアウト、デリバリーをする場合は、レストランにつなぐための商品と位置付けとなるよう差別化する。
・食品小売り:「顧客が求めているものを安く提供する」ことではなく「顧客のウェルビーイングを良くする」ことへのシフト。医食同源×パーソナライゼーション、グローサラント(購入した食品をその場で調理してもらう)などを実現するために、新しい価値を創り出すプレーヤーと価値検証しながらつくっていくマインドセットとスキル。
■キーワード
バーティカルファーミング技術、医食同源のエビデンス構築、食に関わるデータ構築・アルゴリズム開発、フードロボット・自販機3・0の開発、次世代プラスチック技術、センシングデバイス開発、代替プロテイン(タンパク質)技術(調味・味付け技術、装置産業としての培養肉製造システム、発酵ベースのプロテイン開発など)、次世代小物家電の開発、急速解凍技術
2022年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フードテックに関して、これほど多くの情報や考え方が記載された本は日本ではないのではないか。
非常に興味深く、いろんなことを学ぶことができた。
しかし、非常に読みづらい。読み進めるのが疲れる。
事例の列挙が多いため、章や項目ごとに何が伝えたいのか、パッとわからない。
もう少しロジカルライティングで記載して欲しかった。
著者のレベルから推察するに、これは編集者が悪いのかと感じた。
非常に興味深く、いろんなことを学ぶことができた。
しかし、非常に読みづらい。読み進めるのが疲れる。
事例の列挙が多いため、章や項目ごとに何が伝えたいのか、パッとわからない。
もう少しロジカルライティングで記載して欲しかった。
著者のレベルから推察するに、これは編集者が悪いのかと感じた。
2021年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在から未来において
食品業界がどこを目指すべきなのか
フードテックの視点で書かれている。
全体像をつかむには良い本だと思う。
食品の卸、流通業に従事しているが
この内容を若年層の社員に話した時は
目を輝かせて聞いていたのが印象的だった。
しかし一番の問題は一次産業である
生産者の急激な高齢化と働き手不足。
小規模で手間をかけ単純労働が続く
日本の現場と世界のスタートアップ企業
あるいは巨大生産企業の話とは
必ずしも相性の良い話ではない。
いかに国内零細企業である
彼らの労働を称え
この内容を理解してもらい
協力を促すかというのは
大きな課題であろう。
食品業界がどこを目指すべきなのか
フードテックの視点で書かれている。
全体像をつかむには良い本だと思う。
食品の卸、流通業に従事しているが
この内容を若年層の社員に話した時は
目を輝かせて聞いていたのが印象的だった。
しかし一番の問題は一次産業である
生産者の急激な高齢化と働き手不足。
小規模で手間をかけ単純労働が続く
日本の現場と世界のスタートアップ企業
あるいは巨大生産企業の話とは
必ずしも相性の良い話ではない。
いかに国内零細企業である
彼らの労働を称え
この内容を理解してもらい
協力を促すかというのは
大きな課題であろう。
2021年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は食に関わる産業に従事する者ですが、内容はとても興味深く、勉強になる内容でした。前半部分は食産業に関する現状の課題やトレンド、テクノロジーなどについて書かれていて、後半にそれらを踏まえて日本の食産業について、提言が書かれています。具体的には、今の日本の食産業は電機業界におけるiPhone前夜であり、今フードとテクノロジーと融合する(例えば料理に科学的なアプローチを取り入れる)といった取り組みをしていかなければ、日本が誇る食が世界に遅れをとってしまう、と著者は警鐘を鳴らしています。
ただ、他の方もレビューに書かれているように、編集が機能していない部分があり、同じ話が何度も出てきて、冗長に感じられたり、「食品ロス(まだ食べられるにも関わらず、賞味期限間近などの様々な理由で廃棄される食品のこと。いわゆる可食部のみを対象にしている。)」と「フードロス(食品の量が減ること、もしくは質的な価値(たとえば栄養価など)が減ること。)」という言葉が同じ意味で使われていたりする点が残念です。
ただ、他の方もレビューに書かれているように、編集が機能していない部分があり、同じ話が何度も出てきて、冗長に感じられたり、「食品ロス(まだ食べられるにも関わらず、賞味期限間近などの様々な理由で廃棄される食品のこと。いわゆる可食部のみを対象にしている。)」と「フードロス(食品の量が減ること、もしくは質的な価値(たとえば栄養価など)が減ること。)」という言葉が同じ意味で使われていたりする点が残念です。
2022年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食品業界で新事業を考えている若い方の参考になると思います。
2020年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本はそもそもフードテックが特に遅れている国であり、海外の情報への関心が薄い国です。グローバル・スタンダードの気付きになる一冊です。GAFAも近いうちに乗り出す分野であり、小売・農業・畜産・飲食・宅配・家電・物流といった従来の異業種がリンクされ統合されていくと予想されています。今後のテック企業の伸びしろを考える上で大いに参考になると思います。若干具体例が細かいので読み疲れてしまう感もありますが、最初に目次を眺めておくと効率よく内容を把握できる類の本です。