誰もが幸せを求めて生きている中で、論理的に、体系的に幸福についてまとめている良書です。
幸せって何だっけ、と思っている方や幸福について追究したい方にオススメできます。
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ニコマコス倫理学(下) (光文社古典新訳文庫) Kindle版
なぜ欲望に負けてしまうのか。役に立つ、楽しい人だからと愛するのは、愛なのか。快楽を追究するのは悪いことなのか。下巻では、行為と思慮深さの関係、意志の弱さにかんする哲学的難問、人生における愛と友人の意義、そして快楽の幸福への貢献についてアリストテレスは根源的に考え抜きました。現代的な意味をもつ究極の「幸福論」。
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販売:
株式会社 光文社
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登録情報
- ASIN : B07QS6X57M
- 出版社 : 光文社 (2016/1/20)
- 発売日 : 2016/1/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1810 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 399ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,106位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 164位光文社古典新訳文庫
- - 218位倫理学入門
- - 1,599位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1979年度東京都墨田区生まれ、千葉県千葉市育ち。2012年、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系博士課程修了、博士(学術)。オックスフォード大学研究員(3年)、熊本大学准教授(8年)等を経て、現在は、千葉大学准教授(2023年〜)、ジョージタウン大学メディカルセンター研究員(2015年〜)。専門は、古代ギリシア哲学(特にアリストテレス倫理学)、現代徳倫理学、科学技術社会論、脳神経倫理学、宇宙倫理学。
Twitter/X: @tachibanakoji
茨城大学名誉教授
東京大学大学院比較文学比較文化専門課程博士課程単位取得退学
2012年『アリストテレス哲学における人間理解の研究』(東海大学出版会から同年出版)により、博士(学術)(東京大学大学院総合文化研究科)。
光文社古典新訳文庫からプラトン『メノン』、アリストテレス『ニコマコス倫理学(上・下)』(共訳)、プラトン『テアイテトス』を出版した。
現在、光文社古典新訳文庫からアリストテレス『エウデモス倫理学(上・下)』(共訳)を出版準備中。
茨城大学人文社会科学部元教授
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コストパフォーマンスあり梱包もバッチリ 内容が面白かった
2021年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代の義務教育のなかで培われた倫理感や道徳感、社会的感覚の範疇において理解できる内容でした。むしろ、今まで学んできたそれらを裏打ちするものとして読むべきではないかと思いました。
本書において本文はもちろんのことですが、加えて訳者による解説が非常に秀逸で、有用であることをまず指摘します。
特にこの下巻の核となる、「思慮深さについて」、「分別(ロゴス)について」といった核心的な部分であるにも関わらず、本文の中では抽象的にしか示されない概念について理解するのに非常に役に立ちました。
抜粋すると、「思慮深さ」とは、幸福という大目的の下でその都度の行為の目的のためにいかなることが必要であるか思案できる、専門的技術ではなく一般的実践知に近い、欲求と感情の鍛錬に基づく抜群の知的な優秀さという意味の言葉、としています。
また、思慮深さは、必然性の領域である理論的学問をする力の卓越性•アレテーではなく、普段の行為で人間が他の可能性もある中で選ぶ、行為に関わるような知的なアレテーです。とあります。
「知」について、抑制のなさ、欲望と知覚との関係、愛についてすなわちおもに友愛としての友人問題について、快楽について、最後に幸福論の結論と順に述べられて、「政治学」に引き継がれる形で本書は結ばれます。
(知性、知覚、知恵に関するまどろっこしさは解説を読んでも結局良く分からずもやもやしたものが残りましたが、深くこだわらなくとも本書の理解に差し支えはないように思いました。日本語の限界を感じます。)
一冊を通してなにより非常に簡潔で、よく配慮された本であると感じました。
ただ、その反面プラトンのいくつかの作品のように人生観や精神の根幹を震わせるような感慨を覚える作品ではないのは、極めてシンプルで遊び心が全く感じられないことがその裏返しかもしれません。時代を問わず万人に理解されるべく書かれた教本的な作品だと思います。
と、当たり前のように書きましたが、2000年以上前にアリストテレスによって書かれたこの倫理観が、違和感なく(一部トランスジェンダーや同性愛に対する言及は今の時代の捉え方と大きな違いがあるところはありましたが)、現代教育として世界中で当たり前のように普及していることを改めて考えると、キリスト教以前の世界における人間存在の本質を見抜く力、考え抜く想像力に心から驚かされます。
本書において本文はもちろんのことですが、加えて訳者による解説が非常に秀逸で、有用であることをまず指摘します。
特にこの下巻の核となる、「思慮深さについて」、「分別(ロゴス)について」といった核心的な部分であるにも関わらず、本文の中では抽象的にしか示されない概念について理解するのに非常に役に立ちました。
抜粋すると、「思慮深さ」とは、幸福という大目的の下でその都度の行為の目的のためにいかなることが必要であるか思案できる、専門的技術ではなく一般的実践知に近い、欲求と感情の鍛錬に基づく抜群の知的な優秀さという意味の言葉、としています。
また、思慮深さは、必然性の領域である理論的学問をする力の卓越性•アレテーではなく、普段の行為で人間が他の可能性もある中で選ぶ、行為に関わるような知的なアレテーです。とあります。
「知」について、抑制のなさ、欲望と知覚との関係、愛についてすなわちおもに友愛としての友人問題について、快楽について、最後に幸福論の結論と順に述べられて、「政治学」に引き継がれる形で本書は結ばれます。
(知性、知覚、知恵に関するまどろっこしさは解説を読んでも結局良く分からずもやもやしたものが残りましたが、深くこだわらなくとも本書の理解に差し支えはないように思いました。日本語の限界を感じます。)
一冊を通してなにより非常に簡潔で、よく配慮された本であると感じました。
ただ、その反面プラトンのいくつかの作品のように人生観や精神の根幹を震わせるような感慨を覚える作品ではないのは、極めてシンプルで遊び心が全く感じられないことがその裏返しかもしれません。時代を問わず万人に理解されるべく書かれた教本的な作品だと思います。
と、当たり前のように書きましたが、2000年以上前にアリストテレスによって書かれたこの倫理観が、違和感なく(一部トランスジェンダーや同性愛に対する言及は今の時代の捉え方と大きな違いがあるところはありましたが)、現代教育として世界中で当たり前のように普及していることを改めて考えると、キリスト教以前の世界における人間存在の本質を見抜く力、考え抜く想像力に心から驚かされます。
2018年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいいい訳です。注が同じページについているのがなにより良いです。
2016年3月1日に日本でレビュー済み
(上)に引き続き、(下)も翻訳が読みやすいので、一気読みに徹すれば、2400年前のアリストテレスのお考えがヨーク分る。訳注、解説に邪魔されてはいけない。ページに空白部分が多いのも、21世紀資源浪費の故かな?って考える余裕もないくらい、第八巻、第九巻の「愛について」のところを中心に読み終われば、21世紀平和ジャポンの不倫騒動も「ああ、あるある!」って!
一神教のキリスト教が入ってくる前、何でもありの多神教社会だからこそ、アリストテレスのように自由奔放な考え方も可能なのか、やっぱ多様性は昔も今も大事!
あらためて感じいることだけど、これが紀元前4世紀の講義ノートっていうことがすごい!・・・・今の社会をお見通しじゃないかっていう感じ。
一神教のキリスト教が入ってくる前、何でもありの多神教社会だからこそ、アリストテレスのように自由奔放な考え方も可能なのか、やっぱ多様性は昔も今も大事!
あらためて感じいることだけど、これが紀元前4世紀の講義ノートっていうことがすごい!・・・・今の社会をお見通しじゃないかっていう感じ。
2023年4月23日に日本でレビュー済み
第6巻 知的な徳
学問的に知る部分と推理して知る部分
理論的思考と実践的思考
第7巻 欲望の問題―抑制のなさと快楽をめぐって
抑制のなさにかんして語られる通念
抑制のなさにかんする哲学的難問
第8巻 愛について
愛の必要性と価値にかんするまえがき
愛の三種類の根拠と、愛の成立条件
第9巻 愛について(続き)
愛の不平と友好的取引にまつわる不平について
恩恵に対して、どのようにお返しすべきか?
第10巻 幸福論の結論
快楽論序説
エウドクソスの快楽主義
学問的に知る部分と推理して知る部分
理論的思考と実践的思考
第7巻 欲望の問題―抑制のなさと快楽をめぐって
抑制のなさにかんして語られる通念
抑制のなさにかんする哲学的難問
第8巻 愛について
愛の必要性と価値にかんするまえがき
愛の三種類の根拠と、愛の成立条件
第9巻 愛について(続き)
愛の不平と友好的取引にまつわる不平について
恩恵に対して、どのようにお返しすべきか?
第10巻 幸福論の結論
快楽論序説
エウドクソスの快楽主義
2023年6月19日に日本でレビュー済み
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新刊なのに状態が悪すぎです
2019年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻で、一通りの倫理学(実践学)を教えられたと思っていたら、下巻では「抑制について」、つまり、わかっちゃいるけどやめられない悪習をどうしたらよいかという具体例が現れて、この著者の圧倒的な知恵と親切さに唸った。
そして、終わりの方で「愛について」。人間は一人ではなく、愛をもって社会生活を送らねばならないのだ、ということを深く教えられた。
すばらしい。
そして、終わりの方で「愛について」。人間は一人ではなく、愛をもって社会生活を送らねばならないのだ、ということを深く教えられた。
すばらしい。