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日本車は生き残れるか (講談社現代新書) 新書 – 2021/5/19
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購入オプションとあわせ買い
5年後のビジネス構造変化を読み解く、最良の教材は自動車産業だった!
ガソリン車の廃止 世界規模の再編 水平分業の大波 そしてコネクテッド
日本経済の大黒柱は大丈夫か
世界の自動車産業を知り尽くすコンサルタント・ジャーナリストの描く未来
忖度なしに「自動車業界」の現状を描く
(主な内容)
日本車メーカーはなぜ安泰ではいられないのか
100年に一度の大変化――CASEの本当の意味
カーボンニュートラルに出遅れた日本
豊田章男トヨタ社長「渾身のメッセージ」の真意
クルマは「IoT」の「oT」になる
水平分業の大波で衰退した「家電業界」の悪夢再び
自社の技術よりも「社会的課題から考える力」が重要
スマートシティ戦略のフォード、自動運転を取りにいくGM
テスラとGAFAが引き起こした「モビリティ大戦争」
自動運転――日本の技術は本当に世界一か
急遽、会社を一から再編する欧州の自動車産業
下請け(サプライヤー)がメーカーより強くなる時代
もはや大衆車ではない。中国メーカーの高級車路線
「優秀なエンジン」だけでは勝てない現実
トヨタ・日産・ホンダそれぞれの「死角」
日本の自動車産業が克服すべき5つの弱点 ほか
GDPの1割を占める巨大産業の「生存戦略」
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日本の自動車産業が克服すべき5つの弱点 ほか
GDPの1割を占める巨大産業の「生存戦略」
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2021/5/19
- 寸法10.6 x 1.1 x 17.4 cm
- ISBN-104065235294
- ISBN-13978-4065235294
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商品の説明
著者について
桑島 浩彰
1980年石川県生まれ。東京大学経済学部卒業。ハーバード大学経営大学院およびケネディ行政大学院共同学位プログラム修了(MBA/MPA)。三菱商事、ドリームインキュベータ、ベンチャー経営2社を経て、現在K&アソシエイツ取締役、カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院エグゼクティブ・フェロー。 神戸大学大学院経営学研究科博士課程在学中。東洋経済オンラインなどに記事執筆多数。
川端 由美
工学修士。部品メーカーでエンジニアとして勤めたあと、二玄社『NAVI』編集記者に転身。ジャーナリストとして、自動車の新技術と環境問題を中心に取材活動を行う。海外のモーターショーや学会を精力的に取材。戦略コンサル・ファームに勤務後、戦略イノベーション・スペシャリストとしても活躍中。ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー/グリーン・カー・エキスパート、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考員。内閣官房(道路交通ワーキンググループ)構成員、国土交通省(都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会[MaaS懇談会]有識者委員などを歴任。
1980年石川県生まれ。東京大学経済学部卒業。ハーバード大学経営大学院およびケネディ行政大学院共同学位プログラム修了(MBA/MPA)。三菱商事、ドリームインキュベータ、ベンチャー経営2社を経て、現在K&アソシエイツ取締役、カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院エグゼクティブ・フェロー。 神戸大学大学院経営学研究科博士課程在学中。東洋経済オンラインなどに記事執筆多数。
川端 由美
工学修士。部品メーカーでエンジニアとして勤めたあと、二玄社『NAVI』編集記者に転身。ジャーナリストとして、自動車の新技術と環境問題を中心に取材活動を行う。海外のモーターショーや学会を精力的に取材。戦略コンサル・ファームに勤務後、戦略イノベーション・スペシャリストとしても活躍中。ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー/グリーン・カー・エキスパート、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考員。内閣官房(道路交通ワーキンググループ)構成員、国土交通省(都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会[MaaS懇談会]有識者委員などを歴任。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2021/5/19)
- 発売日 : 2021/5/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4065235294
- ISBN-13 : 978-4065235294
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 88位自動車・機械
- - 1,548位講談社現代新書
- - 5,945位その他のビジネス・経済関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院 エグゼクティブ・フェロー
東京財団政策研究所 主席研究員
株式会社K&アソシエイツ 代表取締役
東京⼤学経済学部卒、ハーバード大学経営大学院およびケネディ行政大学院共同学位プログラム修了(MBA/MPA)。三菱商事株式会社、株式会社ドリームインキュベータ、ベンチャー経営2社を経て現職。カリフォルニア⼤学バークレー校ハース経営大学院エグゼクティブ・フェロー及び日本研究所客員研究員。 東洋経済オンライン(日本にはロビイングが足りない!)、日経テクノロジーオンライン(桑島浩彰の日本再発進)、日経経済教室など記事寄稿多数。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程にて破壊的イノベーション下における企業変革について研究中。著書に講談社現代新書「日本車は生き残れるか」、ダイヤモンド社「ESG財務戦略」がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月29日に日本でレビュー済み
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元内燃機関エンジン設計に関わったエンジニアとコンサルタントのコンビでの力作。米国、欧州、中国の自動車産業で起きている事象の記述も興味深いが、最初と最後の章の今後の自動車産業の分析は、さすがに自らが設計に関わった著者だからこそできる分析だと思った。トヨタを含め日本の自動車会社は巨大な組織。特にトヨタについては、他の競合会社のように経営陣の人事刷新がこれまで起きていないがゆえに改革の波に乗り遅れているのではないか、という指摘には納得。日本では、電気化(EVなど)が強調されがちだが、今後は自動運転とコネックテッドによる変化ももっと議論されて然るべきだと思った。
2023年1月17日に日本でレビュー済み
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日本の自動車メーカーが今後どうなっていくのか楽しみになりました。
2022年6月5日に日本でレビュー済み
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EVと日本経済に興味があり、この本と岩波新書の『EVと自動運転』(鶴原吉郎著)を読んだ。わかりやすさとビジネス的なおもしろさはこの本で、自動運転の未来をより深く、かつジャーナリスティックに描いたのが後者。どちらもおすすめです。
2022年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の自動車メーカーと関連産業にお勤めの諸志に是非読んでいただきたい本です。
2021年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳細かつ分かりやすく整理しており大変読みやすい.
センセーショナルなタイトルであるが煽っているのではなく,現状は
日本経済の根幹である自動車産業が直面している危機であることがわかる.
日本企業が危機をチャンスに変えることができるか正念場であり,
数年後に答え合わせをした際に生き残っていることを切に願う.
アップデート版も期待したい.
センセーショナルなタイトルであるが煽っているのではなく,現状は
日本経済の根幹である自動車産業が直面している危機であることがわかる.
日本企業が危機をチャンスに変えることができるか正念場であり,
数年後に答え合わせをした際に生き残っていることを切に願う.
アップデート版も期待したい.
2021年10月31日に日本でレビュー済み
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著書の主張する欧米中の企業戦略が先行していることはもっともと感じる。但し、固体電池の開発等が実現しないことには早晩、コバルトなど金属の確保で行き詰まる。昨今の半導体不足も車載が増加していることもネックに。
2021年6月19日に日本でレビュー済み
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日本の電力系統は火力発電が主体で構成されている。
EV(電気自動車)の燃料は電気である
EVはガソリンエンジン車よりも多くのCO₂を発生させる
熱効率が35%以下とガソリン車40~50%よりも低い
火力発電の電気が一般家庭に届くまでに65%以上の損失が発生する
また、単位距離当たりの燃料コストから見ると、
EVはガソリン車の2倍以上となる
その他、バッテリーの最高効率が90%としても、実効値効率は70%位だろう
2035年までに電力系統の発電構成に占める自然再生エネルギー発電が
大量に増加させ得るのか、電気料金が大幅に低下するのか、大いに疑問である
この極めて重要なことを、本書は分析していない
CASEという最先端技術については、まだ手探り状態ではないか
欧米の商業戦略に「需要の無いところに需要を喚起する」というのがある
日本は島国だから国外の情報が伝わりにくい、変化に対する動きが緩慢
それは違うだろう、国外に大規模生産拠点を稼働させているのだからね
日本では、国の政策や種々の規制が、進歩・変化を阻害しているのである
ところで原発は運転中のCO₂ではなく総合的なCO₂で問題がある
さらに欧米では「汚れた穢いエネルギー」という価値観が圧倒的である
天然ウランの千万倍の放射性核廃棄物をたれ流し続け、安全な処分方法もない
日本海の原発の大事故では、日本が壊滅し、日本人が根絶やしになりかねない
ところで、本書は世界の最先端の技術・情勢について詳しく報告されており、
非常に参考になった
星三つにしてのは書名、表題の大きさと内容との比較から評価したためである
EV(電気自動車)の燃料は電気である
EVはガソリンエンジン車よりも多くのCO₂を発生させる
熱効率が35%以下とガソリン車40~50%よりも低い
火力発電の電気が一般家庭に届くまでに65%以上の損失が発生する
また、単位距離当たりの燃料コストから見ると、
EVはガソリン車の2倍以上となる
その他、バッテリーの最高効率が90%としても、実効値効率は70%位だろう
2035年までに電力系統の発電構成に占める自然再生エネルギー発電が
大量に増加させ得るのか、電気料金が大幅に低下するのか、大いに疑問である
この極めて重要なことを、本書は分析していない
CASEという最先端技術については、まだ手探り状態ではないか
欧米の商業戦略に「需要の無いところに需要を喚起する」というのがある
日本は島国だから国外の情報が伝わりにくい、変化に対する動きが緩慢
それは違うだろう、国外に大規模生産拠点を稼働させているのだからね
日本では、国の政策や種々の規制が、進歩・変化を阻害しているのである
ところで原発は運転中のCO₂ではなく総合的なCO₂で問題がある
さらに欧米では「汚れた穢いエネルギー」という価値観が圧倒的である
天然ウランの千万倍の放射性核廃棄物をたれ流し続け、安全な処分方法もない
日本海の原発の大事故では、日本が壊滅し、日本人が根絶やしになりかねない
ところで、本書は世界の最先端の技術・情勢について詳しく報告されており、
非常に参考になった
星三つにしてのは書名、表題の大きさと内容との比較から評価したためである
2021年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体を俯瞰的に捉えられる点で良書です。それだけで星5つ。
詳細は他のレビュアーの方のコメントに委ねます。
この本を手に取る人は、おそらく自動車産業に関わる人が多いと思うので、
・大局的な捉え方として”そんなことは知っている”というバイアスを如何に除去できるか?
・個々人がどう行動変容できるか?(自分事として捉えられるか?)
が読み手の意識として必要かな…と感じました。
詳細は他のレビュアーの方のコメントに委ねます。
この本を手に取る人は、おそらく自動車産業に関わる人が多いと思うので、
・大局的な捉え方として”そんなことは知っている”というバイアスを如何に除去できるか?
・個々人がどう行動変容できるか?(自分事として捉えられるか?)
が読み手の意識として必要かな…と感じました。