その名のおかげで「9」に宿命付けられたバンドの記念すべき9作目のアルバムですね。
僕が初めて9mmを聴いたのはディスクユニオンの試聴機にかけられた1stアルバムの「Termination」でした。その音楽は衝撃的で、すぐにCDをレジに持っていった記憶があります。そこからアルバムが出ると必ず買っています。
18年にわたる長いバンド生活のなかには、滝氏の病気やコロナ禍もありましたし、正直しんどい、という時もあったんじゃないでしょうか。もしかしたら今まさにそうなのかもしれない。でもこうしていいアルバムを作って聴かせてくれる。なんだか聴いていて感謝の念を覚えました。大きくスタイルを変えずにいられるのは、そこに確固たるオリジナリティがあるからでしょう。9mmは、メタル、パンク、オルタナ、そして歌謡曲などを混ぜ合わせたその激しくも美しい音像はもちろん、人間の不条理や儚さ、ロック的ロマンティシズムを端的かつ文学的に表現した歌詞もいいんですよね。
興味のある方は公式YouTubeチャンネルの「9mm Parabellum Bullet 9th Album「TIGHTROPE」Teaser」に短いなかにも魅力がうまくまとまっていると思いますので見てみては。MVとしては「All We Need Is Summer Day」「Hourglass」「泡沫」「白夜の日々」があります。個人的には「One More Time」がキャッチーなのでMVを作ったらよかったんじゃないかな、と思ったりもしますが。
こんなにいい音楽なのに…もっと聴かれてほしい、とハラハラします。改めて9mmの魅力が再発見されてほしいです。
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発売日 | 2019/9/9 | 2019/9/9 | 2019/9/9 | 2019/4/10 | 2019/6/26 | 2019/6/26 |
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製品仕様 | CD+DVD | CD | アナログLPレコード |
発売日 | 2016/4/27 | 2016/4/27 | 2016/4/27 |
曲目リスト
1 | Hourglass |
2 | One More Time |
3 | All We Need Is Summer Day |
4 | 白夜の日々 |
5 | 淡雪 |
6 | Tear |
7 | タイトロープ |
8 | Spirit Explosion |
9 | 泡沫 |
10 | 煙の街 |
商品の説明
内容紹介
【収録内容】
1.Hourglass
2.One More Time
3.All We Need Is Summer Day
4.白夜の日々
5.淡雪
6.Tear
7.タイトロープ
8.Spirit Explosion
9.泡沫
10.煙の街
「TIGHTROPE」は、2019年9月に発売された「DEEP BLUE」から約3年ぶりとなるオリジナルアルバム。
「白夜の日々」「泡沫」「One More Time」「Spirit Explosion」といった既発シングルを含む全10曲が収録される。
リードトラック「All We Need Is Summer Day」と「Hourglass」は8月9日に先行配信される。
ジャケットには作品タイトル「TIGHTROPE」が象徴する緊張感とスリル、
そして9mm Parabellum Bulletが放つ激しくも鮮やかな音像が表現されている。
★初回生産分のみスリーブ&フォトブックレット付き
メディア掲載レビューほか
2019年9月リリースの『DEEP BLUE』以来、3年ぶりとなる記念すべき9枚目のオリジナルアルバム。先行配信された「ONE MORE TIME」「Spirit Explosion」他を収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.4 x 12.5 x 1.2 cm; 120 g
- メーカー : コロムビア・マーケティング
- EAN : 4549767158402
- 時間 : 35 分
- レーベル : コロムビア・マーケティング
- ASIN : B0B3W3K1HH
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 54,848位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 19,293位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっぱり、9mmは最高!!
ずっと、ついていきます。
ずっと、ついていきます。
2022年8月25日に日本でレビュー済み
9mmの記念すべき9枚目のアルバム。
1曲目のHourglassから激しい!暗い!笑
2曲目のワンモアタイムはこれぞ9mm!って感じ。3曲目は爽やかなナンバーでした。
5曲目の淡雪は素晴らしい。コスモスと君は桜を足して割った様な感じですね、名曲。
6曲目のTearはラストラウンドみたいなイントロで今回のアルバムで1番短いかな?
7曲目のタイトロープ、どこか異国感のある曲ですね、9mmってそういう曲作るの上手いなぁと再確認しました。
8曲目はインストのスピリットエクスプロージョン。このコテコテのメタル感、たまりません。
同じくインストのバーニングブラッド、ブレイジングソウルズと一緒に聴きたい。
9曲目は既にリリースされていた泡沫ですが、音がシングルの時より格段に良くなってる気がする!これがアルバムバージョン…
10曲目の煙の街は、物悲しい感じでした。
某麦焼酎のCMに使われても違和感ない感じ。笑
9mmのアルバム最後の曲はめちゃくちゃ激しい曲か早い曲が多いので、これは意外でした。
卓郎さんのソロの時のエッセンスを感じます。
全曲通して聴いたとき、アルバムとしての統一感はないですね笑
でも良曲揃いで良いアルバムだと思います。
1曲目のHourglassから激しい!暗い!笑
2曲目のワンモアタイムはこれぞ9mm!って感じ。3曲目は爽やかなナンバーでした。
5曲目の淡雪は素晴らしい。コスモスと君は桜を足して割った様な感じですね、名曲。
6曲目のTearはラストラウンドみたいなイントロで今回のアルバムで1番短いかな?
7曲目のタイトロープ、どこか異国感のある曲ですね、9mmってそういう曲作るの上手いなぁと再確認しました。
8曲目はインストのスピリットエクスプロージョン。このコテコテのメタル感、たまりません。
同じくインストのバーニングブラッド、ブレイジングソウルズと一緒に聴きたい。
9曲目は既にリリースされていた泡沫ですが、音がシングルの時より格段に良くなってる気がする!これがアルバムバージョン…
10曲目の煙の街は、物悲しい感じでした。
某麦焼酎のCMに使われても違和感ない感じ。笑
9mmのアルバム最後の曲はめちゃくちゃ激しい曲か早い曲が多いので、これは意外でした。
卓郎さんのソロの時のエッセンスを感じます。
全曲通して聴いたとき、アルバムとしての統一感はないですね笑
でも良曲揃いで良いアルバムだと思います。
2022年8月27日に日本でレビュー済み
もうタイトル通りです
。
1つ前のアルバムまでラストの曲はアップテンポの曲で激しさを重点にして終わるというのが9mmだと思っていましたが、このTIGHT ROPEでは違ったようです。
最後を飾るのが「煙の街」という曲なのですが、これが最高に染みますね。今までのアルバムのようにpunishmentや太陽が欲しいだけのようなラストを飾る盛り上がる曲という訳ではなく、じわじわと余韻感に浸るような曲です。しかし、このままループして1曲目のhourgrussに繋がってもすごくいい流れで、そのまま続いて聞きたくなるようなアルバムです。
インタビューや配信などで前作と前々作のDEEP BLUE と BABEL の中間のような作品にしようとメンバーの方が仰っていましたが、ただ単に中間の作品という説明ではつかない作品だと感じました。18年もバンドを続けている分、演奏力や歌唱力が凄まじく上がっている分、深みが凄く濃く出ているなという感想が第一でした。
TIGHT ROPEが発表された当初、私は正直10曲で約35分の収録時間は短いと感じていましたが、この35分の時間の中でもこんなにも深みを出すことができるのか、と脱帽しました。今までの9mmらしさが全面に出ているhourgrussやone more time などはもちろん、深みをプラスした泡沫や淡雪、煙の街といった楽曲が入ることによってこのアルバムは完成されるのではないかと感じました。
結論的に言いますと、深みが出た9mmのアルバムという感想です。ずっと9mmが好きで、少し大人になった方に全力でおすすめします。
。
1つ前のアルバムまでラストの曲はアップテンポの曲で激しさを重点にして終わるというのが9mmだと思っていましたが、このTIGHT ROPEでは違ったようです。
最後を飾るのが「煙の街」という曲なのですが、これが最高に染みますね。今までのアルバムのようにpunishmentや太陽が欲しいだけのようなラストを飾る盛り上がる曲という訳ではなく、じわじわと余韻感に浸るような曲です。しかし、このままループして1曲目のhourgrussに繋がってもすごくいい流れで、そのまま続いて聞きたくなるようなアルバムです。
インタビューや配信などで前作と前々作のDEEP BLUE と BABEL の中間のような作品にしようとメンバーの方が仰っていましたが、ただ単に中間の作品という説明ではつかない作品だと感じました。18年もバンドを続けている分、演奏力や歌唱力が凄まじく上がっている分、深みが凄く濃く出ているなという感想が第一でした。
TIGHT ROPEが発表された当初、私は正直10曲で約35分の収録時間は短いと感じていましたが、この35分の時間の中でもこんなにも深みを出すことができるのか、と脱帽しました。今までの9mmらしさが全面に出ているhourgrussやone more time などはもちろん、深みをプラスした泡沫や淡雪、煙の街といった楽曲が入ることによってこのアルバムは完成されるのではないかと感じました。
結論的に言いますと、深みが出た9mmのアルバムという感想です。ずっと9mmが好きで、少し大人になった方に全力でおすすめします。
2022年12月31日に日本でレビュー済み
約3年ぶりとなる9mm Parabellum Bulletの新作アルバム(前作のようにバンド名に合わせて9月9日のリリースとはなりませんでしたが)。前作では歌詞に関して明るい方面にシフトした彼らですが、今作は「いつまでも いつまでも 凍えているよ」(Hourglass)や「綱渡りをしようぜ ビルとビルの隙間で」(タイトロープ)、「僕たちは水の底で 生まれてすぐにこわれる泡」(泡沫)のように、ダークな雰囲気のものが目立つ印象がありました。
曲調に関しては、「激しくもメリハリの付いたロックサウンドと歌謡性の強いメロディを組み合わせる」というお馴染みのパターン。ただ、どの曲も従来のものに引けを取らないほどのインパクトを持ち合わせており、不思議と「マンネリ感」はありません。また、『All We Need Is Summer Day』では爽やかさを強調させていたり、『Tear』は全編サビのような構成になっていたり、『Spirit Explosion』はメタル調のインストナンバーになっていたり、『煙の街』は終始重苦しい雰囲気で進めていったりと、曲ごとに分かりやすく変化を付けており、良い意味での「器用さ」というものも受け取れます。
最初のギターフレーズから最後のスネアドラムまで、相変わらず聞き逃せない要素で満たされたアルバム。少々妙な表現になりますが、まさに「安定の傑作」という言葉が似合う作品になっているのではないでしょうか。
曲調に関しては、「激しくもメリハリの付いたロックサウンドと歌謡性の強いメロディを組み合わせる」というお馴染みのパターン。ただ、どの曲も従来のものに引けを取らないほどのインパクトを持ち合わせており、不思議と「マンネリ感」はありません。また、『All We Need Is Summer Day』では爽やかさを強調させていたり、『Tear』は全編サビのような構成になっていたり、『Spirit Explosion』はメタル調のインストナンバーになっていたり、『煙の街』は終始重苦しい雰囲気で進めていったりと、曲ごとに分かりやすく変化を付けており、良い意味での「器用さ」というものも受け取れます。
最初のギターフレーズから最後のスネアドラムまで、相変わらず聞き逃せない要素で満たされたアルバム。少々妙な表現になりますが、まさに「安定の傑作」という言葉が似合う作品になっているのではないでしょうか。
2022年8月27日に日本でレビュー済み
やっぱり9mmはすごい。一曲一曲が、今まで以上に緻密に作り込まれている。初めて聴く人も今までのファンも大満足のアルバムだと思います。捨て曲がない。聴けば聴くほど、良い曲が多い。特に白夜の日々と.All We Need Is Summer Dayが好きです。元気になり、日々の仕事の疲れを忘れさせてくれる。ライブが楽しみです。
2022年8月24日に日本でレビュー済み
思わずため息が溢れてしまうほど、 1曲1曲が緻密で、重い。そしてボーカルの伸びのある歌声が曲の情感をより高めており、18年分の年輪が刻み込まれたような、聴き応えのある作品となっている。
それにしても滝さんは妖精を超え仙人を超え天才すらも凌駕して、いったいどこまでいってしまうのだろう…
それにしても滝さんは妖精を超え仙人を超え天才すらも凌駕して、いったいどこまでいってしまうのだろう…
2022年8月27日に日本でレビュー済み
9mmは変わらず良い曲を作ってくれます。
曲のクオリティを落とさず、ずっと期待に応えてくれる数少ないバンドです。
曲のクオリティを落とさず、ずっと期待に応えてくれる数少ないバンドです。