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天災と日本人 寺田寅彦随筆選 (角川ソフィア文庫) Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 86個の評価

地震列島日本に暮らす我々はいかに自然と向き合うべきか――。災害に対する備えの大切さ、科学と政治の役割、日本人の自然観など、いまなお多くの示唆を与える寺田寅彦の名随筆を編んだ傑作選。解説/編・山折哲雄。
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商品の説明

著者について

1878年-1935年。東京生まれ(高知県出身)。熊本の五校で夏目漱石に英語を習う。東大物理学科を卒業し、ヨーロッパ留学後、東大教授。理化学研究所、東大地震研究所の研究員としても活躍。物理学者、俳人、随筆家。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00C7P0ADS
  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2013/4/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/4/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1042 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 124ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 86個の評価

著者について

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寺田 寅彦
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
議員や官僚に聞かせたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の時代の批評をしているようで、天災は忘れた頃にヤッテ来る、ことわざそのものです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和の初めに今起きていることを言い当ててます。
一読あれ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
震災から復興へと力強い歩み。自然と自然災害は切って切り離せないもの、今こそこの一冊が私たちに教訓を与え、自然災害とうまく付き合うことを教えてくれているような気がします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月31日に日本でレビュー済み
寺田寅彦の随筆は東日本大震災以来しばしば話題になる. 気になっているところに,まとめなおされて文庫として出版されたので,読んでみた. 内容は津波などの天災とくに関東大震災や国防,流言蜚語,日本人の自然観などに関する随筆集だ. そこではたしかに,著者の科学的知識と日本文化への理解とが調和している. しかし,自分の体験をそのまま書いたり,とくに調査したりせずに記憶にしたがって書いていることが,現代において特に有用なわけではない. どれもみじかい随筆なので,それほど深く追求しているわけでもない. かるいきもちで,過去のひとりの科学者のかんがえかたをなぞり,震災のひとつの記録を読めば,それなりにえるところがあるだろう.
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治29年の「三陸地震」による大津波による災害、37年後昭和8年の「昭和三陸地震」で発生した大津波による災害が起きた。明治の人はこの災害を忘れないよう後世に伝えようと工夫したが結局人々は「忘れて」低いところに家を建てて大被害を受けてしまった。政府、行政が忘れないようにしっかりしないとダメだと寺田寅彦は昭和9年に警告を発していた。先見のある物理学者である。
私たち平成23年の大震災経験者は体験教訓を忘れないようにし、後世に残すため寅彦が提案しているように小中学校で教え続けなければいけない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月24日に日本でレビュー済み
寺田寅彦氏は、明治生まれの地震学者で、その科学随筆が評価されている方。
名言「天災は忘れた頃にやってくる」の作者でもあり、2009年3月11日の東日本大震災以降、再注目されています。
そんな流れで、この本を手に取りました。

まず、文章が単調で「〜なのである」という言い回しが多く、ちょっと閉口気味。
まあ、科学者だから仕方ないか・・・(苦笑)。

めげずに読み進めると、現在でも通用する鋭い指摘が随所にちりばめられていることに驚かされました。

「津波と人間」では、津波被害を繰り返し経験する地域でも、数十年以上間隔が開いたら人間はそのつらさを忘れてしまうのは仕方ない、としています。忘れた頃にやってくる天災よりも、目の前の米びつの方に目が行ってしまうのが現実だと。
そうかあ・・・では冷静に考えると、千年に一度の「貞観津波」を忘れた日本人を責めても仕方ないのかもしれないな、とも感じたのでした。

最終章に収められている「日本人の自然観」は秀逸です。
小文ですが、日本の自然とそれに起因する日本人気質を西洋と比較しながら大きな枠で捉え、簡潔かつ小気味よく記しています。
ハッとしたのが以下の文章;

「西欧科学を輸入した現代日本人は西洋と日本と出自然の環境に著しい相違のある事を無視し、したがって伝来の相地の学を蔑視して建てべからざる所に人工を建設した。そうして克服し得たつもりの自然の厳父の振るった鞭の一打ちで、その建設物が実に意気地もなく壊滅する、それを眼前に見ながら事故の錯誤を悟らないでいる、といったような場合が近頃頻繁に起こるように思われる。」

まるで、3.11の東日本大震災と原発事故、それを教訓にできず原発稼働を続けようとする日本人の失態を名指ししているようではありませんか!
アメリカのGE社が設計した原発<マーク1>は「ハリケーン対策はしたけど地震津波は想定していない」ものでした。冷却水の取水効率の関係から、土台になる岩盤をなんと34mも削っているのですよ!
もし、津波被害を繰り返し経験してきた東北地方太平洋沿岸の特徴を考慮し、岩盤を削っていなかったら原発事故は起こらなかったはず・・・こう考えると悔やみきれません。

この文章が書かれたのが昭和10年(1935年)と今から80年前。
先人の忠告は、現在の日本人に届くのか・・・。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月6日に日本でレビュー済み
恥ずかしながら寺田寅彦という名前だけは知っていたけれど、著書は読んだことがありませんでした。
今回、題名にひかれて読んでみて、すばらしい人に出会えたことをうれしく思っています。

寺田寅彦さんは、夏目漱石の弟子としても知られる多才な物理学者で、地震の研究者でもあります。
日本という土地の特異性を地質学的にとらえ、そこにすむ日本人がどのように環境に適応していったのか、
なぜ西洋科学が日本になじまないのか
ということを西洋の自然と比較しながら的確に説明してくれます。

文章もすっきりして読みやすいですし、今回の震災の本質にもつながる部分がみられ、
大きな目でみるとものすごくためになる本だと思います。

ほかの文庫本も面白いのですが、この本はとても薄くて活字もくっきりしているので
入門としては最適だったと思います。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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